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【大学サッカー革命】僕らはサッカーだけをしていればいいのか? ~筑波大学編~

浅岡大貴

公開日 :2019/01/31

更新日 :2019/03/14

目次

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大学サッカー革命とは?

大学サッカー革命とは、大学サッカーの価値·魅力をより多くの人に届けるべく、関東大学サッカーリーグ1部と2部に所属する24大学の現役学生とその大学のOB、トップアスリート、起業家が集まって、様々な観点から大学サッカーのミライについて語り合う企画です!
大学サッカー革命とは?

今回のゲスト

筑波大学蹴球部 OB

浅岡 大貴

【生年月日】1995年4月21日
【どんな人?】
現役プロサッカー選手×株式会社Aspoleインターン生。中学高校はJFAアカデミー福島、大学は筑波大学蹴球部に所属。卒業後の2018年シーズンはアルビレックス新潟シンガポールでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートし、月間最優秀ゴール受賞、年間最優秀ゴールノミネート。チームタイトルである全冠制覇&公式戦無敗記録達成に大きく貢献。また、新たなアスリート像の創造に向けて「プロサッカー選手×Webマーケティング」に挑戦中。
【SNS】Twitter/Instagram/Facebook

筑波大学蹴球部 現役学生

窪田 翔(2年)

【生年月日】1998年10月17日
【出身高校】星稜高校
【学部・学年】体育専門学群2年
【蹴球部での役割】パフォーマンス局メンタル班プロモーションチーム
【卒業後の進路希望】プロサッカー選手

金井 伸悟(3年)

【生年月日】1997年8月1日
【出身高校】岡山朝日高校
【学部・学年】社会国際学群社会学類3年
【チームでの役割】パフォーマンス局メンタル班プロモーションチーム
【卒業後の進路希望】コンサルティング・人材サービス系の企業への就職

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大学サッカーの魅力を伝えるにはまず自分たちの魅力を知る必要がある

●●●サイトー

今回は第1回目ということでテーマを設けずにザッくばらんにいろんなことを話していけたらいいなと思うのでよろしくお願いします。じゃあ、まずは自己紹介から。

●●●窪田(現役)

体育専門学群2年、星稜高校出身の窪田翔です。スポーツ推薦で筑波大学に入ってきました。部での役割としてはパフォーマンス局のメンタル班とプロモーションチームの2つに所属してます。研究室は筋肉を分子遺伝子レベルで研究する分子筋生理学に入りたいと思ってるんで、今はそのために筋肉や栄養の勉強してます。

●●●金井(現役)

僕は工学とか経済学とか勉強する社会学類3年の金井伸悟です。僕も翔と同じでパフォーマンス局のメンタル班とプロモーションチームの2つに所属してます。

●●●サイトー

二人ともプロモーションチームっていうのに所属してるけど、なんでそこに入ろうと思ったの?

●●●金井(現役)

僕、将来、プロサッカークラブの経営をやりたいと思ってるんですけど、プロモーションチームはスポンサーを獲得するために立ちあがったチームなので、これは絶対に将来に役に立つなと思って入りました。

●●●サイトー

なるほどね。大貴は今はプロサッカー選手しながらうちのAspoleにインターン生として入ってきて、いわばプロモーションチームのようにピッチ外でも他の活動をしてるけどそれはなんで?

●●●浅岡(OB)

不意にこのままサッカーだけしていればいいのかって考えるようになったからです。ずっとサッカー続けられるわけじゃないし、サッカーだけしてる人はたくさんいる。サッカーだけしてることが悪いとかじゃなくて、サッカー以外にも他のことをすることで自分の価値を高められるんじゃないかと思って。それで色々考えて行動していったら、いつの間にかSNSで発信したり、ブログ書いたり、インターン始めたりしてましたね。

●●●中井

金井君はプロモーションチーム入って実際にどういうこと学べた?

●●●金井(現役)

大学サッカーの価値を伝えるにはまず自分たちの本当の魅力がなんなのかを知らないといけないんですよね。それで自分たちの価値を知ることができたら、じゃあ次はどうやってそれを伝えたら、応援してもらえるだろうかっていうのを繰り返し考えて実行に移すっていうことをやってきたので、そういう風に考える力やそれを行動に移す力が身につきましたね。

●●●金井(現役)

実際にやってることでいったら、企業へ電話やメールをしてアポを取ってセールスの交渉をしたり、契約書を自分たちで作って、契約まとめたり、

●●●浅岡(OB)

契約書も自分で作ってんの!?

●●●サイトー

大貴、負けてんじゃね?(笑)

●●●浅岡(OB)

負けてるわー(笑)

●●●金井(現役)

(笑)なので、社会人にならないと経験できないことが、大学生のうちからできているっていうのがよかったことですね。

●●●浅岡(OB)

プレ社会人みたいな感じだ

ピッチ外での活動がプレーのモチベーションに

●●●中井

浅岡君に聞きたいんやけど、今サッカーもやって、インターンとかもやってるけど、大学生だったらそのバランスというか割合とかってどういう風にしたらいいと思う?

●●●浅岡(OB)

僕が今大学生だったら何よりもまずサッカーのことを最優先にして生活します。とはいっても、1日の中でサッカーにかける時間ってチームとしての練習2時間、個人の練習や筋トレ、ケアに2時間と考え、さらに大学生は日中は授業があるとしたら、自由な時間て夜の2、3時間ぐらいだと思うんですよ。なんで、僕はその2、3時間をサッカー以外の活動に費やしますね。

●●●中井

サッカー以外のことも俺はした方がいいって思ってるんだけど、サッカーだけしてる人がサッカー以外のこともした方がいいっていう意識になるにはどうしたらいいんかな?

●●●サイトー

サッカー以外のことがサッカーにどう活かされるかがわかればええんちゃうかなー。彼らはサッカー以外に活かされることは必要ないっていう認識なんだと思う。だから、サッカーに繋げられる部分もあるんだよってことを伝えられればみんなも動き始めるんじゃないかな。健介なんかはさ今色々やってるけど、それがサッカーに活かされてるって感じることある?

●●●中井

俺の場合やったら、サッカー以外の活動によって色々な人と関わりを持てたことですかね。そういう人たちの存在を知れたことでその人たちが喜んでくれるためにっていう思いでプレーするようになった。自分のプレーでその人たちの幸せを生むことができるっていうことに気付けたのは自分がプレーをするうえでの大切なモチベーションになったから

●●●浅岡(OB)

それは筑波で言ったらスポンサーさんのためにっていうことになるんだろうね。

●●●金井(現役)

そうかもしれませんね。ただ、Bチーム以下のユニフォームにはスポンサーのロゴが入ってないんで、あんまりそう意識を持ててないっていうのがプロモーションチームの課題でもありますね

●●●中井

そういう課題もあるんや

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自分より他人のために動く人間の方が強い

●●●サイトー

じゃあ、さっき健介がモチベーションって言ったけど、俺がよく思うのが日本と海外ってサッカーに対するモチベーションの持ち方が違うなって思うんだよね。ネイマールとかメッシですらあんなにお金があるのに脱税するわけじゃん?オスカルとかテベスとかもお金求めて中国に行く

●●●浅岡(OB)

それに関していうと、よく「南米の選手のようなハングリーさを持て」っていう指導の声を聞くけど、それで響く選手もいると思うけど響きにくい選手もいると思うんです。なぜなら、南米の選手たちとは過ごしてきた環境や抱えてるバックボーンが違うから。

●●●サイトー

確かにな。向こうは大家族を背負ってるわけやからな。

●●●浅岡(OB)

サッカー選手を形成する要素として技術や頭の中の理解度とかフィジカルなどがあるけど、それらは教わることができる。けどメンタルというか人間的な部分は過ごしてきた文化や環境、経験などによって身に付いていくものだと思うので教わるものではないし、教わることができないものだと僕は思うんです。

●●●中井

確かに、俺もそういうメンタルでやろうと思ったけど、そういうモチベーションではできなかった。実際にそういう状況にいなかったから

●●●浅岡(OB)

じゃあ、僕はどういうモチベーションでプレーしようかって考えたら自分から楽しんでプレーするのがベストなんじゃないかって僕は思うようになったんですよね。

●●●中井

中島翔哉やな。「なんも考えないでプレーするとか楽しむことが大事」っていう彼のコメントを聞いたことがあるけど、その上で彼のプレーを見てるとあれが日本人の理想なんじゃないかって思う

●●●浅岡(OB)

プロなら生活のためにプレーをするというメンタルも持たなきゃいけない。けど、まだプロとしてあまり活躍できていない僕が言うのもアレですけどサッカー本来の楽しむっていうメンタルも忘れちゃいけないと思う。なので人それぞれになってはしまいますけど大枠として日本人には日本人のメンタルの持ち方みたいなのがあるかもしれません

●●●サイトー

南米の選手たちはお金を失いたくないっていう目的があるからメンタルを保てる。中島翔哉の場合はある意味楽しむことを失いたくないっていうメンタルの持ち方をしてるからあういうプレーができるのかもしれへんな。窪田君はどういうメンタルでプレーしてるの?

●●●窪田(現役)

最近思うようになったのは、自分のためにプロになるっていうのは違うなって思うようになりました。小さい頃からプロになりたいっていう思いでやってきた中でいろんな人との出会いがあった。その人たちに自分がプロになった姿を見せて喜んでもらいたっていう気持ちが今は強いし、それが自分のモチベーションになってます。お金のためとか自分のためとかよりも、お世話になった人のため、誰かのためっていう人間の方が強いなって大学に入ってから感じるようになりましたね

●●●サイトー

確かに、他の人のためにっていう方が責任感みたいなものが生まれてより強く行動できるかもしれないね

自分にしかできない使命感を醸成させる

●●●サイトー

金井君は、将来、サッカーチームを運営したいって言ってたけど、具体的にどんな夢なの?

●●●金井(現役)

サッカーチームを運営したいっていうのもそうなんですけど、一番の僕の大きな夢サッカー界で働きたいっていう人を増やしたいです。

●●●サイトー

なんで、サッカー界で働く人たちを増やしたいの?

●●●金井(現役)

今の日本のサッカー界で働くって普通の社会人と比べてお金にならないじゃないですか。だから、筑波の蹴球部の人たちってみんなサッカー好きなんですけど、卒業後の進路はプロに行く人以外はほとんど会社に就職していくんですよね。それってやっぱりサッカーに関わる仕事で食べていくことが難しいからだと思うんです。

●●●浅岡(OB)

確かに僕の同期でも指導者の道に進む人はいるけどそれでも数人。あと最近だとテクニカルや分析官と呼ばれるポジションの人たちも増えてきたけど1、2人程度。それ以外でサッカーに関わる仕事の道に進んでる人はほとんどいない。卒業後の進路一覧がほとんどサッカーに関わってる仕事であってほしいなと個人的には思ったりする。

●●●金井(現役)

本当にそうしたいです。サッカー界で働きたいっていう人が増えれば、その分だけ優秀な人材が集まって、日本サッカーがもっと発展すると思う。ピッチ外から日本サッカーを変えるってなると僕はビジネス的な面で色々できるんじゃないかと思うので、そういう角度から日本サッカー界をもっと働きがいのある業界にしたいですね。

●●●浅岡(OB)

それで言うと、Jクラブのフロントスタッフだよね。大学サッカーだと学連とか各大学の主務とかかな。サッカーをプレーするっていう形ではないかもしれないけど、みんなサッカーが好きなのは変わらないと思うから、そこの職業の価値が上がって働きがいがあるものになれば、その道に進む人は増えるはず。好きなことを仕事にしようという流れがある今の社会だからこそ、そうなっていくといい。

●●●サイトー

なるほどね。窪田くんは?

●●●窪田(現役)

僕はジムとカフェとアパレルが一緒になった場所を作るために会社を立ち上げたいっていう夢があります。逆に起業の先輩であるサイトーさんにお聞きしたいんですけど、起業するにあたってこれだけは自分の中でブラさなかったものってありますか?

●●●サイトー

ブラさなかったものかー……。今の仕事をするに至った経緯は少し長くなるから別の機会にするけど、僕が掲げる「サラリーマンJリーガー構想」に対しては大きな使命感を持っている。その使命感は大きな軸になってるかな~、Jリーグを盛り上げるために必要やな、これはオレがやるしかないな、って。

●●●窪田(現役)

なるほど

●●●サイトー

使命感みたいなものが自分の中で醸成されてくると強いのかもしれないね。そのためには自分のビジョンを描き続けていろんな人に話すといいよ。その先にどんな世界がある?なぜそれが必要?どうやって成し遂げる?ってことをね。アホな絵空事でも自信満々に話す。話すことで常に意識し続けられるし、仲間が集まってきたりもするんだよね。今の会社の仲間もそうやって集まっていった。もちろん笑われることもたくさんあるよ(笑) でも、そんな意見の中にビジョンを磨くチャンスがあると思ってる。

●●●窪田(現役)

常に想い描くこと、使命感……。すごく勉強になります、ありがとうございます。

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座談後の現役学生の声

●●●窪田(現役)

自分にしかできないという使命感があるから仕事ができているというサイトーさんの言葉が自分は、印象に残ってます。自分もそういったものを見つけたいしそれを達成し、世の中の人を幸せにしたいと強く思いました。何のきっかけでそれに気付けるかわからないしもう見つけているかもわからないですが心の声や自分の根底にあるものを大切にして働きたいと思います。

●●●金井(現役)

プロモーションチームの活動が自分のパフォーマンスにつながっているとはなかなか感じられていないので、それこそサッカーだけに熱中してきた人がそこに気づくというのは至難の業だなと思いました。そこをうまくロジカルに説明できたり、根拠を示したりすることができないと、アスリートの価値は今以上に向上していかないかなと感じました。

浅岡編集長のつぶやき

大学サッカーをより多くの人たちに見てもらう、応援してもらうためには筑波大学がやっているプロモーションチームのように「まずは自分たちの価値や魅力を知ること」が大事になる。その価値や魅力はピッチ内でのサッカーだけでなく、ピッチ外での活動にもあるのではないだろうか。サッカーをしていない時間にどれだけピッチ外で大学生たちが自分の価値や魅力を高められるか。それに気づき、高められることができれば目には見えない心の部分や意識の部分でそれらがピッチ内にも反映されるのだと思う。窪田君が言っていたように他人のため、チームのために動くといったように。大学サッカーはピッチ内外どちらおいても年々、魅力あるものになってきていると本当に感じる。この魅力をこういうカタチでもっと多く人に伝えることが今の僕にしかできない使命感なのかもしれない。そうすることできっと日本サッカーが世界一を獲る日はそう遠くはないはずである。

 

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