卓球を始め、ある程度自分がどのようなプレースタイルなのかわかってきます。
そのときに注目していただきたいのがラケットのラバーです。
そこでこの記事はカットマン向けのラバーを紹介します。カットマン向けの卓球ラバーの選び方を説明し、最後には人気おすすめのカットマン向けの卓球ラバーを紹介します。

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カットマンとは?
カットマンとは、ボールに強い下回転をかけて相手のミスを誘うという立派な戦法です。
カットマンは、フォアに、裏ソフトラバー、バックに粒高ソフト・表ソフトというパターンが多く、特にフォアを裏ソフトのラバー、バックを粒高ソフトのラバーにする選手が多いのが特徴です。
メリットとして、カットマンは意外とカッコいいという人が多いです。
バックサーブはとてもかっこいいです。
憧れる人もいるみたいなので、観客を魅了したりすることが好きな人にはいいかもしれませんね。
また守備型なので、相手の球を瞬時に拾うこともできるので、攻撃重視にシフトチェンジしたときには両方できるのである意味無敵だとおもいます。
デメリットとしてはカットマンは習得するのに時間がかかります。
また完全な守備型なので攻撃重視でいきたい人などには向いていません。
忍耐力が必要になってきます。
また、卓球ラケットやラバーの商品の進化などにより、強い攻撃や回転をかける選手が増えてきているため、現代の卓球ではカットマンは減ってきているというのが現状です。
YouTubeを見てもわかるようにカットマンはとてつもなくラリーがながくなります。
なので瞬時にボールを拾う反射神経が重要になってくるので、そこの練習も必要です。
また先ほども言ったように、長時間ラリーをし続ける忍耐力も必要だとおもいます。
カットマン向け卓球ラバーの選び方

卓球のプレースタイルに合わせて、ラバーの張り替えが必要な場面が出てきます。
あまり積極的には前面へ出ないカットマンの場合、コントロールに直結する安定性だけでなく、ラバーの粒高や暑さにも留意して、カットマン専用のラバーを選ぶ必要が出てきます。
- 安定性
- 粒高のラバー
- 厚さ
安定性
相手の攻撃を抑えるためのコントロールがしやすく、またその感覚を身につけることができます。
そのため、初心者のカットマンはまず安定性のあるラバーを選びましょう。
粒高のラバー
粒高のラバーを選ぶことで軽く切るだけでも、十分な回転を加えることができます。
さらに上達し、しっかり切れるようになると回転数は爆発的にあがり、台上でイレギュラーを起こします。
厚さ
ラバー選びで欠かせないポイントの1つが、ラバーの厚みです。
メーカーにもよりますが、極薄・中・厚・特厚などの種類があり、ボールの弾性や反発力に影響します。厚みがあるほどボールの反発力は大きくなりますが、コントロールが難しくなる欠点が出てきます。
反対に、薄いラバーはコントロールに長けていますが、ボールの反発力が弱くなります。
選び方が分からない初心者は、薄めのラバーでコントロールを磨いて、レベルが上がってきたら反発力を高める意味で厚くするのも良いでしょう。
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人気おすすめカットマン向け卓球ラバーメーカーを紹介!
カットマン向けの卓球ラバーでおすすめできるメーカーを紹介していきます。
プレースタイルに合わせてラバーを張り替える際に、カットマンが必要とするラバーの特徴を加味した開発や製造を行っているメーカー揃いなので、購入時に必ず確認するようにしてみましょう。
- XIOM
- バタフライ
- ニッタク(Nittaku)
XIOM
XIOMのラバーは、オメガとヴェガの2種類があります。
そのなかでもヴェガがおすすめです。このヴェガは初心者から上級者までそれぞれに合うカットマン向けのラバーが揃っています。
バタフライ
バタフライという名前通り、羽をモチーフにしたかわいいらしいロゴが印象的です。
バタフライの魅力はもちろんロゴ以外にもあります。バタフライの定番商品としてカットマン用のラバーが長年販売されています。
ニッタク(Nittaku)
ニッタクは日本大手の卓球用品メーカーのブランド名で、卓球にまつわる用具の開発・製造・販売まで展開しています。
ラバーにおいては攻撃型ラバーが多い中で、スピン性能を備えたカットマン専用ラバーも取り扱っています。特に、しっとり系の高いスピン性能を備えたシートや柔らかいスポンジ素材を組み合わせて、カットの安定性をより高めています。
スピンに強力な回転を生み出す秘訣は、ラバーに微粘着成分を配合させているからであり、従来品と比較しても強力なスピンカットを繰り出せます。
カットマン向け卓球ラバー人気おすすめ10選
カットマン向けのおすすめ卓球ラバーを10点紹介します。
主には前記で触れたおすすめメーカーのカットマン専用ラバーになりますが、他メーカーのおすすめラバーについても取り上げます。
機能の良さだけでなく、スピードやスピンの数値も比較しながら操作性の良いラバーを見つけてみましょう。
色 | 赤、黒 |
スピード | 7 |
スピン | 12 |
カットマンのために生まれたカットマン専用ラバー
カットマンのパフォーマンスを向上させるために生まれたラバーとして開発されました。
様々なカットマンのプレーの分析を重ね、硬度57.5という非常に硬いスポンジがカットだけでなく攻撃との両立を可能にします。
DFとは、「ダイナフリック」と呼ばれるラケットとボールの摩擦力を高める機能です。表面が滑りやすいボールに対して、ラバーによる摩擦力でボールを捉える機能を備えています。カットマン特有のラケット捌きにも無理なく返球を行えます。
色 | 赤、黒 |
スピード | 8.7 |
スピン | 8.8 |
攻撃型にもカットマンにも使い勝手良し
エクシオンのラバーの中でも、ヴェガは扱いやすさとスピード性能に優れたラバーを提供しています。
ラバー1枚とはいえ、硬めのスポンジと軟らかいシートの組み合わせた加工を施しているため、ボールの反発性だけでなくしっかり前方へ打ち返すスピードを兼ね備えています。
そのため、前陣での攻撃型に加えて、カットマンが使用する分にも使い勝手が良いため、ボールに対する回転もかけやすいバランス重視となっており、戦況に合わせた使い分けをこなせます。
色 | 赤、黒 |
スピード | 6.5 |
スピン | 10 |
中硬度・中弾性のスポンジがボール変化を引き出す
バタフライのラバー・タキネスチョップシリーズで、カットマンに特化した守備力アップの粘着性高摩擦ラバーになっています。
対戦相手が鋭く撃ち込むドライブを抑え込み、しっかりとスピンをかけたカットを送り返すプレーを目指すプレーヤーに最適なラバーとして提供されています。
柔らかめのシートに中硬度・中弾性のスポンジを組み合わせることで、ボールに対して最大限の変化を生み出します。ドライブだけでなく、サービスやレシーブにも威力を発揮する頼もしいラバーです。
色 | 赤、黒 |
スピード | 11.75 |
スピン | 11 |
カットマンだけでなく攻守のバランスにも発展
テンション系カット用ラバーとして販売されており、カットマン以外にも攻守のバランスを目指す選手にもおすすめラバーになります。
ボールに対する高いスピン性能を備えたシートと、ソフトなスポンジの組み合わせにより、常時安定したカットボールを返球できるスキルも磨かれていきます。
ラバーの厚みは3段階から選択でき、現状の守備力やカットスキルに合わせて選択することで攻撃とのバランスにもつなげられるようになります。
色 | 赤、黒 |
スピード | 9 |
スピン | 9 |
広く愛用されている日本卓球協会検定品
日本卓球協会検定品かつ国際卓球連盟公認として広く愛用されています。
カットマンがラバーに要求する反発力が適度であることから、主にシェークハンドプレイヤーにおすすめです。
光SR7のラバーシートの特徴は、打球に対して与えたいスピン効果と打球が持つパワーの吸収度を大きくしてくれることです。もちろん、4種類に及ぶラバーの厚みによって変化は出てきますが、安定したカットマンとしてのスキルを引き出してくれる安心感を与えてくれます。
色 | 赤、黒 |
スピード | 9 |
スピン | 10 |
カットマン・松下浩二氏も開発に携わった新カール
既に販売されているカールP1をベースに開発・製造されたラバーです。
カットマン専用ラバーであるカールシリーズは、最大の変化製造ラバーとも称されていますが、世界で活躍したカットマン・松下浩二氏も開発に加わり作り上げた、カットマンのための新カールです。
柔らかめのスポンジを採用することで手元での操作性を高めていますが、従来の切れ味と変化を維持させています。カットでの専守から攻撃へ転換した時の安定性が格段にアップしています。
色 | 赤、黒 |
スピード | 8 |
スピン | 10 |
変化・操作・安定に富んだカットラバー
ラバーの規定で定められた範囲では最も細長い粒形状で製造されています。
ボールを捉える面積も従来よりも広くなるため、ボールに与える操作性にも安定感が生まれる仕様になっています。
粒の高さは、P-1Rよりやや低い設計の粒高になっており、変化をそのものはP1-Rに近いですが、相手に与える変化とプレーの安定性を求めるカットマンに有効なラバーです。また、ボールの反発性だけでなく変化を加えたい前陣攻守型にもおすすめできます。
色 | 赤、黒 |
スピード | 7 |
スピン | 10 |
カットコントロールに攻撃力を兼備
現代卓球におけるカットマンに求められるボールへのカットコントロールといざという時の攻撃力を両立させています。
攻守に圧倒的な使いやすさを誇ります。使いやすさを選びやすいよう、スポンジの厚さは4種類から選択でき、カットマンのラバーに必要とされる操作性と反発性にも良い影響をもたらします。
また、カットマンだけでなく、攻守兼備スタイルにも向いているので、カットコントロールに攻撃力を兼備した強力ラバーです。
色 | 赤、黒 |
スピード | 8 |
スピン | 11 |
攻守兼備にも活かせる待望の裏ソフトラバー
ビクタスから遂にカットマン待望の裏ソフトラバーが開発製造され誕生しました。
世界を代表するカットマンである松下浩二氏による使用試験を反復して行われ、こだわりの裏ソフトラバーが完成しました。
ドイツと日本の英知を結集させて開発されたことで、徹底してカットと攻撃の安定性を追求しています。返球として放たれたカットは低く安定した放物線の弾道を描いて相手コートに沈み込むよう加工されています。
微粘着性トップシートがカットの安定性を、硬いスポンジが高い攻撃力を生み出します。
色 | 赤、黒 |
スピード | 2 |
スピン | 3.5 |
粒高初心者でも扱いやすい守備専任ラバー
粒高ラバーの定番としても評価が高く、粒高初級者にも使いやすくおすすめできます。
カットマン専用ラバーとして選択に頭を悩ませている人にとっても扱いやすく、柔らかめのトップシートが打球処理の操作性の良さを促してくれます。
また、粒を支えている厚めのゴムシートは、表面が滑らかであるプラスチックボールとの相性も良く、ボールに対する対応力を発揮してくれます。主にカットマン専用ですが、オールラウンドに至るまで幅広く使用可能です。
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まとめ
この記事ではカットマン向け卓球ラバーの人気おすすめ10選を紹介しました。
冒頭では、カットマン向け卓球ラバーの選び方やおすすめカットマン向け卓球ラバーメーカーを説明しました。選び方やメーカーは何が自分に合うのかを知り、適切なラバーを選んで卓球の競技レベル向上につなげましょう。