大会で勝ちたい!速く泳げるようになりたい!って競技水泳をしていれば思うことありますよね?
ひたすら泳ぎ続け練習していても、なかなかタイムが伸びず悩んでいる方も少ないかと思います。
しかし、フィンをつけて練習すると足で水を蹴る感覚を得られ、またきれいなフォームで泳げるようになるため、今までよりスピードのある泳ぎをできるようになるかもしれません。
そこで、本記事ではフィンを使うメリットや自分に最適なフィンを選ぶポイントについて解説していきます。
目次

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水泳用フィンとは?

水泳用フィンとは、水泳に必要な脚力や脚の動かし方をトレーニングするために、足に装着するヒレのことを指します。
基本的にフィンは2枚1組のビーフィンと両足をセットにした1枚のモノフィンの2種類があります。ビーフィンはクロールや背泳ぎなどに必要とされるバタ足の動かし方をスムーズにするサポートに、モノフィンはイルカの足ひれのような形状で潜水の足の動かし方を練習できるアイテムと用途が分かれています。
この水泳フィンを使用したフィンスイミングも人気があり、ワールドゲームズの正式種目としても採用されています。
水泳用フィンで得られるメリットとは?

水泳用フィンで得られるメリットを紹介します!
- 泳ぎが上達する
- 水を蹴る感覚を得られる
- 高負荷トレーニングを行える
泳ぎが上達する
水泳のフィンはただキックをうっているだけで正しいキックの動きに修正してくれるフィンが多いです。
そのため、正しいキックのフォームを体感することができます。
もちろんフィンをとっても正しいフォームのキックができなければいけませんが、フィンを利用して正しいキックのフォームを重ねることで、体が徐々に覚えていくことでしょう。
ぜひフィンを利用してキック強化をおこなってください!
水を蹴る感覚を得られる
フィンを利用して泳ぐと水を強く蹴る感覚を得ることができます。
試合ではフィンを使うことができないため、無意味に感じるかもしれませんが、フィンを利用してつかんだ、水を蹴る感覚はフィンを利用していない時でも大切です。
実際に水を強く蹴れている場合は同じような感覚を得ることができるからです。
フィンを使っていない時でも強く水をけれている証拠として、フィンで水を強く蹴る感覚を覚えておきましょう。
高負荷トレーニングを行える
フィンを履くと速く泳ぐことができますが、その分強く水を蹴っているため、パワーが必要になります。
陸で行う筋トレとは異なり、泳ぎに直結する筋肉をピンポイントで鍛えることができるため、おすすめです。後半のバテ防止やスプリント力アップなど、目的に合わせて練習法を取り入れましょう!
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水泳用フィンの種類と選び方!
水泳用フィンの種類と選び方を紹介します。
- トレーニングフィン
- トライタンフィン
トレーニングフィン

トレーニングフィンの特徴はフォームの矯正とパワーアップが同時にできる点です。
メーカーによってフィンの形が変わっており、フォーム矯正のアプローチの仕方が異なりますが、キックが苦手な方はまずはフォームの矯正を目的としたトレーニングフィンがおすすめです。
また、パワーアップを目的とする方は通常よりも硬いフィンを利用することで、より効率的にパワーアップを図ることができます。
トライタンフィン

トライタンフィンはキックの矯正だけを目的としたフィンです。
そのためパワーアップには向きません。
しかし、正しいフォームでキックをしないと全く進むことができないため、正しいフォームかどうかの確認が可能です。
とにかくキックのフォームを直したいという方におすすめのフィンです!
水泳用フィンの人気おすすめメーカー

数あるスイムブランドの中でも、水泳用フィンを取り扱うおすすめメーカーを3社取り上げていきます。
競技用と練習用だけでなく、オープンヒールであるフィンなど、好みの仕様に合わせた独自の開発や製造を行っているメーカーも含まれているので、水泳用フィン購入の基準にしてみるのも良いでしょう。
- dmc swim
- スピード
- ソルテック・スイム(SOLTEC-SWIM)
dmc swim
DMC社はオーストラリアで展開しているスイムブランドであり、カラフルなカラーデザインを豊富に取り揃え、多岐に及ぶトレーニングスタイルに合わせたスイムフィンも提供しています。
DMCスイムフィンの特徴としては、長時間のトレーニングでも足を痛めにくいよう素材に注目しつつ、しっかりと水を捉えたフィンの形状が強みです。
特に、特許も取得しているVレールについてはフィンの形状を維持した上で、水の抵抗にも負けないようスピードトレーニングにも適しています。
スピード
スピードは、1951年に設立されたカブス機会社ゴールドウィンの関連にもなるスイムスポーツブランドで、世界のリーディングスイムウェアとしては圧倒的な地位を得ています。
スイムフィンは競技用から練習用まで幅広く扱っていますが、単純に脚力を身に付けるだけに限りません。
正しいフォームを身に付けて推進力をアップさせるフィンから、オープンヒールである足首の使い方にまで工夫加工されたフィンまで、使用用途に合わせたスイムフィンを開発しています。
ソルテック・スイム(SOLTEC-SWIM)
ソルテック・スイムは、ソル・インターナショナル株式会社によるスポーツブランドであり、主に水泳で必要とされる商品を展開しています。
初心者からトップスイマーまでターゲットも幅広く育成用品を提供しています。特に、使用時に靴擦れを起こしにくかったり、窮屈さを感じさせない履き心地名であったりなど、初めて使用する人にとっては違和感なく使いこなせるアイテムが多いです。
軽く使いやすい以外にも、足と一体化した水泳フィンの開発を続けています。
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水泳用フィンの人気おすすめ10選!
速く泳げるようになるだけでなく、安定感ある泳ぎやキック力を鍛える上でのサポートアイテムになるのが水泳フィンです。
おすすめできる水泳フィンを10点紹介しますが、水泳フィンの素材や機能性といった特性に注意しながら吟味してみてください。
サイズ | XS~L |
色 | グリーン、ピンク、オレンジなど5種類 |
素材 | シリコン |
左右の異なる形状でねじれが生じないよう設計
ソルテックスイムのハイドロテック2フィンは、従来のソフトタイプに更に磨きをかけてソフト化したことで、パワーフィンとしての機能性をしっかり引き出してくれます。
2フィン仕様によって左右で異なる形状になっており、動力源となる足首や脚部に不自然なねじれが生じないよう設計されています。
ドルフィンキックの強化練習で水中での長期使用においても、つま先裏に水抜け用の穴があるため、キック時に起こる不自然な対流が起こりにくいです。しっかりとした蹴り足で水をハイスピードで排出します。
サイズ | SS~L |
色 | パープル、イエロー、グリーン、ブルー |
素材 | シリコン |
フィン本体にも改良を加えてキック矯正にも役立つ改訂版
新トライタンフィンは、ソルテックスイム社が日本で初めて発売以来10年振りにして一から作り直した、リニューアル・グレードアップ版になっています。
フィン本体にも改良を加え、装着や使用において負荷がかかり過ぎない最適な硬度と柔軟性を実現しています。
つま先部分には排水穴を設けており、重量抵抗にもなっていた水の抵抗を激減させることに成功しています。そのため、より切れ味の良いキックパフォーマンスが可能となり、正しいキックの矯正にも役立ちます。
サイズ | 19.5cm~29.5cm |
色 | ブラック/ゴールド |
素材 | 天然ゴム |
自分の足とフィンが一体化したような感覚
ソルテックスイムのZ2フィンの特徴は、各パーツにおいてキックが早くなる工夫設計を施していることです。
先端では、両端が下に向かってカーブ形状になり、上部分は流体分離体である突起物を施しています。また、フィンの下降線とフルイド・セパレーターで、下方向へのキックを簡単にしました。
形状における2つの特徴が負荷になる余計な水を落として抵抗を抑えるため、下方向へのキックが速くなる仕組みになっています。まるで自分の足の延長としてフィンを動かしているようにも感じられる構造になっています。
サイズ | XS~XL |
色 | グリーン/ブラック、オレンジ/ブラック |
素材 | シリコン |
様々なスイムスタイルに合わせて使用可能
DMCのスイムフィンは、ボディボード・ボディサーフィン・オーシャンスイミング等の様々なスタイルに合わせて使用できる優れものです。
形状デザインは、ボディサーフィン世界チャンピオンのドン・マクレディ氏により、インターロックラグによって2つのフィンを1つにしたモノフィンとしての使用も可能です。
実際の使用感についても、他に販売されている従来の水泳フィンに比べて水の抵抗が抑えられ、よりスピードに乗った快適な泳ぎを実現できるアイテムとしても推薦されています。
サイズ | XS~L |
色 | カーボン、グリーンカモ、スカル、ゼブラ |
素材 | シリコン |
拘ったフィンの加工形状により推進力がアップ
DMCのリペラーフィンで、形状加工の際にキックパワーにより付加をかけられる仕組みが光ります。
他のスィムフィンよりも少ない水抵抗でスピードを発揮できますが、その理由は両サイドに施した逆VEEレールによって多くの水量を確保する機能があります。
その際にもライディングがより安定するよう、キックパワーを加えた時に、前への推進力と安定した直進を演出してくれます。また、蹴り出した後のキック後半においても、V字スタビライザーが元の形に戻ろうとする力で推進に力を加えてくれます。
サイズ | SS~L |
色 | ブラック/レッド |
素材 | ポリプロピレン、サーモプラスチックラバー |
フォーム定着とキックパワーを付ける練習用フィン
スピードのキックフィンは練習用としての販売ではありますが、正しいフォームを身に付けるだけでなく、より強いスイマーとして力を付けるためのサポートグッズとして提供されています。
水中でのキックパワーを効率良く伝導させるために、サイドのV字レールが必要な力だけを推進力につながるよう設計されています。
素材として使用されるポリプロピレンとサーモプラスチックラバーは、高い強度と適度な柔軟性を実現したことで、練習での長時間の使用にも足が疲れにくくなっています。
サイズ | S~L |
色 | ブルー/グリーン、グレー |
素材 | ポリプロピレン |
足の使い方を矯正して推進力を身に付ける
スピードの練習用フィンとしてフライトレーニング仕様となっており、オープンヒールタイプになっています。
足の使い方の練習において難点の一つになる足首の使い方がうまく定着しない時に、オープンヒールタイプを使用することで足首の自由度を与えながらも、足の正しい使い方を矯正できます。
フィンに設けられた左右の溝や前面の形状による加工は、水中での動きに対する水流を整える効果があり、蹴り出しに対する推進力をアップさせるため、、適度な力の入れ具合を体に馴染ませられます。
サイズ | S~L |
色 | ピンク、ブルー |
素材 | シリコン |
人間工学に基づいたパワーを生み出すトレーニングアイテム
スピードのフィットネスフィンの特徴としては、最先端の人間工学による開発を踏まえて、水中での足の使い方に必要なテクニックの上達をサポートしてくれることです。
水中で足を柔らかく使える意識を生み出せるよう、足を入れる部分は柔らかく、先端部分は固い素材を使用したことで、よりパワーを生み出しやすくなります。
そのため、フィンを付けることによって足への負荷が増すだけでなく、パワーを生み出す脚力も身につくため、効率良くトレーニング効果を引き出すアイテムになってくれます。
サイズ | XS~ML |
色 | ブラック、ピンク |
素材 | シリコン |
脚力に加えて足首の使い方も意識できる
アリーナのスイムフィンには、右足・左足それぞれに合うように設計されていることがポイントになっています。
トレーニング用として使用する場合に、足へ装着して負荷をかけるだけでなく、繊細な足首の向きなどにも対応が利くよう、自由度を上げるオープンヒールタイプになっています。
フィンに加工されている短いブレードによってキックの頻度を高められ、力のある推進力を引き出せるようブレードの傾きが硬化を発揮します。脚力に自信がなく、水中でのキックに磨きをかけるトレーニングにおすすめです。
サイズ | XS~L |
色 | イエロー |
素材 | 天然ゴム |
脚力以外に体全体を効率良く鍛えるモノフィン
フィニスの1枚用水泳フィンであるモノフィンは、練習用として水泳で必要とされるドルフィンキックをトレーニングできるアイテムです。
ボブ・ジレット氏によって有名になったフォイルを使用した体の動きから取り入れられたとされ、余すことなく脚力を推進力に変換することを意識して開発されています。
特に、ドルフィンキックで必要とされるアップキックとダウンキックの力の使い方にも意識を向けられるよう、同等に力を使って脚力に加えて体全体の強化にもつなげていきます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
水泳用フィンについて、選び方やフィンの種類の特徴を紹介しました。
目的によって選ぶべきフィンは様々です。また、人気おすすめのフィンも紹介したので、ぜひ自分にあったフィンを利用してベスト更新を目指してください!