メドレーリレーは水泳の花形種目の一つと言っても良いほど盛り上がる種目とされています。
各種目のエキスパートがチームのために全力を尽くして泳ぐメドレーリレーですが、種目の順番に違和感を覚えている人も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、メドレーリレーの順番や個人メドレーの違いについて紹介していきます。
メドレーリレーの順番に疑問を持ってる方はぜひ読んでみてください!

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メドレーリレーとは?

メドレーリレーとは、水泳の4泳法をそれぞれ4人のメンバーが1種目ずつ泳いでリレー形式で継なぐ種目を言います。
日本もオリンピックなどでは決勝の常連国になっており、メダル獲得の期待もされています。
多くは大会の最後の方で組み込まれるプログラムですが、一番最初に行われることもあります。
個人種目の印象が強い競泳ですが、フリーリレーに並ぶチーム種目ということで、チーム内でメドレーリレーに選ばれるために毎日頑張っている選手は多いでしょう。
メドレーリレーって何メートル泳ぐの?

メドレーリレーの距離は2種類あり、200mと400mのメドレーリレーで分かれています。
200mの場合、1人50mずつ泳ぎますが、これは体力がまだ完全に出来上がっていない小学生などが対象の種目と言えますが、大会によっては高校生や大学生も200mメドレーリレーのエントリーが可能です。
主に400mメドレーリレーは中学生以上が対象で、1人100mずつ泳ぐことになります。
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個人メドレーとの違い

個人メドレーとの大きな違いは泳ぐ泳法の順番です。
バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→クロール
【メドレーリレーの泳法の順番】
は背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→クロール
この順番の違いに関しては、引き継ぎスタートが大きく関わってきます。
みなさんご存知、背泳ぎのスタートは水中に入った状態で後ろ向きにスタートします。
これを個人メドレーの順番で行ってしまうと、バタフライの泳者がどのタイミングでタッチするのか?また、バタフライの泳者はタッチをするときに、背泳ぎの泳者を避けるためにレーンの端っこに寄らないといけませんよね。
0.01秒を競う水泳にとってわずかなレーンのブレであっても勝敗に左右してきます。以上のような理由で背泳ぎが順番の一番に最初にきているのです。
メドレーリレーの自由形は自由じゃない!?

水泳の大会でよく聞く自由形。
実は自由型と言っても、メドレーリレーの場合だと認識が違うんです。
ここでは下記の点を解説します。
- 自由型とは?
- メドレーリレーにおける自由形とは?
自由型とは?
自由形とはその名の通り、自由に泳ぐことができる泳ぎで、競泳界では「フリー」とも言われています。
実際にフリーリレーなどでクロール以外の種目を泳いでいる選手を見ることも稀にあります。
メドレーリレーにおける自由形とは?
実際メドレーリレーにおける自由形は自由ではありません。
メドレーリレーにおける自由形は、「バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ以外の泳法で自由に泳ぐことができる」というルールがあるのです。厳密においては潜水も禁止になりますが、これは競泳全体で禁止となっている泳法です。
そのため、実質的にメドレーリレーの自由形で泳がれるのはクロールということになるのでしょう。
犬かきなどの泳法もありますが、スピードを考えるとクロールが選ばれるのは必然的と言えるでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
メドレーリレーについての疑問は解決されましたでしょうか?
意外と当たり前な理由でメドレーリレーと個人メドレーの順番が違かったのですね。
同じような疑問を持っている方がいたらぜひ説明してあげてくださいね!