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【蹴り方のポイントは股関節】サッカーにおける相手を欺くインサイドキックとは?

浅岡大貴

公開日 :2019/03/27

更新日 :2019/03/30

インサイドキックとは非常に奥の深い技術です。

試合で最も多く使う技術であり、インサイド1つでもパスの強弱など種類は多岐にわたります。

そうしたパスを蹴り分けることができれば、試合において多くの選択肢を持つことができ、プレーの幅はまちがいなく広がります。

どのようにすれば強いパスや弱いパスを蹴り分けられるのか?

パスで相手を騙すためにはどのようなことに気をつければいいのか?

インサイドキックに対する理解を深め、今以上にサッカーが上手くなって欲しいと思います。

目次

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インサイドキックとは?

インサイドキックとは、 足の内側側面、土踏まずの上の部分で蹴るキックのことです。

蹴る方の足の股関節を開き、ボールに対して蹴る足の内側を見せるようにして足を振ってボールを蹴ります。狙った場所にボールを蹴ることに関して非常に長けており、サッカーのゲーム中においても最も多く使われるキックです。サッカー選手にとって必須の技術となります。

股関節を開いてまっすぐ振るという非日常的な動作になるため、簡単なように見えますが、非常に奥が深い技術となります。

インサイドキックの特徴と重要性

インサイドキックはサッカーで最も多く使われるキックです。

インサイドキックの大きな特徴は何と言ってものその正確性にあります。自分の狙った場所に正確に蹴りやすく、サッカーのあらゆるシーンで多用されます。狙ったところに蹴りやすいことに加えて、パスの強弱もとてもつけやすい蹴り方です。

状況によって強いパス・弱いパスを蹴り分けることでプレーの幅が広がります。試合を有利に進めるためにはパスをつなげることが有効で、そのパスを蹴る際に最も使われるインサイドキック。そのインサイドキックがなければパスをつなげることは極めて困難になり、試合が成り立たなくなると言っても過言ではありません。それほどインサイドキックは大切なキックになります。

逆に長い距離のキックであったり、力強いボールを蹴ることに関してはあまり向いていません。浮き玉などで長い距離を蹴ろうとした時、インステップキック(足の甲で蹴るキック)などに比べると圧倒的に劣りますし、蹴るボールのスピードに関してもやはりインステップキックなどには及ばないからです。  

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インサイドキックの蹴り方の4つのコツ

インサイドキックにも基本の蹴り方があり、正しいインサイドキックができればボールのスピード、正確性、球筋が全く変わってきます。正しくインサイドキックができているかどうかはサッカー選手としての質を見極める1つの指標となります。

①体に対してのボールの位置

②軸足の位置

③股関節の開き

④頭の位置をブラさず上体を起こす

①体に対してのボールの位置

インサイドキックを行う際の体に対するボールの位置はボール1〜2個分蹴る足の前となります。

体の真下にあるような状態でキックをすると、しっかりとボールを弾くことができません。引きずるようなインサイドキックになってしまい、無駄にボールが弾んでしまったり、スピードや精度が下がってしまい味方も非常に受けにくいパスとなってしまいます。個人差はありますが、体の少し前にボールを置いて、正しく強いフォームでボールは弾くように蹴ることが大切です。

②軸足の位置

インサイドキックを蹴る際の軸足の位置はボールの横、もしくは半歩後ろあたりが基本の置き所となります。

当たり前ですが軸足がボールから遠すぎて、足が届かなければキックはできません。また、キックする方向に対して、ボールを超えてしまうような場所に軸足を置いてしまえば、詰まったような蹴り方になってしまい、正しいインサイドキックをすることはできません。

そして、軸足のつま先が蹴る方向に向くことも大切なポイントになります。正しい場所に力強く軸足を踏み込むことで、力強く正確なインサイドキックをすることができます。

③股関節の開き

股関節をしっかりと開いて蹴ることも、いいインサイドキックを蹴るためのコツとなります。

中途半端な開きで無理やり振ろうとすれば、ボールが変な回転をしたり、キックが安定しません。ただし、それは股関節の柔軟性が大きく関わってくるため、硬い選手にとっては苦労することもあります。そういった選手は股関節自体の柔軟性を高めることが大切です。

また、キックの際に軸足を若干深めに曲げると股関節が少し開き易くもなります。そうした工夫をしてしっかりと股関節が開くようにしておきたいです。

④頭の位置をブラさず上体を起こす

キックにおいては下半身だけではなく上半身の動きも大切で、頭をブラさないこと・上体を起こすことによりインサイドキックの質は上がります。

頭がブレるということは体の軸がブレるということであり、そのような状態でキックをすればもちろんブレたボールになりやすいです。

また、上体を起こしてキックすることで力の伝わり方が格段に上がり、力強いキックができます。キック時に過度に上体を曲げないため、蹴り終えた後に上体を起こす作業が省かれ、次の動作への移行が早く・スムーズになるからです。

2つのインサイドキックの蹴り方

インサイドキックも全て同等に考えるのではなく、その中でもより正確性を意識したり、強弱を意識したり場面場面で特に意識すべきことは変わってきます。状況によって様々なインサイドキックができることは非常に重要なことです。

①正確性を意識したインサイドキック

②強さを意識したインサイドキック

①正確性を意識したインサイドキック

正確性を意識したインサイドキックを蹴るためにはとにかく丁寧に足を振る、そして丁寧にボールを蹴ることです。

ボールは正直なので、まっすぐボールを蹴ることができればまっすぐボールは転がっていきます。また、ボールをまっすぐ蹴りたいのであれば、ボールの中心をしっかりと捉えることでまっすぐボールは転がります。特に練習初期段階では、どのように足を振ってボールのどこを蹴るのかということを意識することで思ったところに正確にボールを蹴ることができます。

②強さを意識したインサイドキック

強さを意識したインサイドキックを身につけるために特に重要となることが、力強い踏み込みと、足の振りです。

力強い踏み込みをすることで力強い足の振りができ、ボールにパワーが伝わりやすくなります。

また、その時の足の振り方も重要で、ボールスピードを上げるためにはボールを蹴る瞬間の足の振るスピードが大切です。足をシャープに振ること、特に最後は膝の伸展(のばす動作)をうまく利用して鋭くボールを蹴ることで、強いインサイドキックを蹴ることができるようになります。

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次のプレーを意識したインサイドキック

サッカーの試合を見ていると、パスを出す→走るという動作が分断されているように見える選手もいれば、蹴る動作と走る動作をまるで同時にやっているかのように見える選手もいます。 もちろん、
後者の方が次のプレーに移りやすい蹴り方になるわけですが、その違いは蹴る際の体重移動によるものです。

パスを出す→走るというように動作が分断しているように見える選手は、
蹴る際に軸足に体重を乗せきって蹴ります。そのため自分の重心も後方に傾きがちです。そして蹴った足で着地、次の動作で走り出します。

しかし、パスを出すことと走る事が同時に見える選手は
蹴った足の方に体重移動をしながら蹴るため、蹴った足がそのまま前方に着地し、その足が走り出しの一歩となります。重心も前にあるため、次の動作へとスムーズに移行していくことが可能です。

そのプレーの差は秒数にすれば、ほんの数秒かもしれません。しかし、その数秒の差でマークを外せたり、ゴール前まで行けたりとその後のプレーに与える影響はとてつもなく大きいです。

相手を欺くインサイドキック

サッカーは各局面で「駆け引き」が生じるスポーツであり、インサイドパスも例外ではありません。基本はまっすぐボールに対して踏み込み、まっすぐ振ることに間違いは無いですが、それだけですと相手をだますことは難しくなります。

相手にバレやすい蹴り方とは、ボールを体の真正面に置いたインサイドキックです。

ボールを蹴り分けるためには、体の中心より若干斜め前(蹴る足の前)に置く必要があります。体の真正面に置いてしまえば体の構造上、外側にインサイドキックを蹴ることはほとんどできないと思いますし、内側に蹴ることも窮屈になります。

蹴る足の前にしっかりとボールを置くことで少なくとも内側・正面・外側に蹴り分けることができます。

そこが「相手に読まれにくい」=「相手を欺けるインサイドが蹴れる場所」になってきます。

あとはスイング中にどれだけ相手を観察できるか。上手な選手は本当にギリギリまで相手のことを観察し、蹴る直前に足首だけでパスコースを変えたりすることができます。そうしたことができるようになると、相手との「駆け引き」に勝つことができます。

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世界と日本でインサイドキックが上手な選手

いろいろな知識を吸収することは上達する上で非常に大切なことですが、最も大切なことは数多くキック練習をすることです。 映像を見てキックの上手な選手を参考にインサイドキックのイメージを作り、その真似をして蹴ることはとても有効な練習法です。真似して蹴ることで、わかってくることもとても多くあります。

トニ・クロース選手(ドイツ代表)

世界を代表するパサーといえばトニー・クロース選手です。

トニー・クロース選手のインサイドキックは強さと正確さを兼ね備えた素晴らしいキックです。クロース選手の場合、インサイドキックで蹴れる距離がとても長いです。普通の選手ならインステップで蹴るようなシーンでもその距離をインサイドで蹴れるため正確性は高まりますし、かといってボールスピードも落ちることはありません。

そのために、
非常に基本に忠実に無駄のないフォームでインサイドキックを行っています。また、若干ボールの中心より左右にずれた場所を蹴って回転をかけ、カーブさせるインサイドキックも巧みに活用しています。強さとうまさを兼ね備えた素晴らしいパサーです。

柴崎岳選手(日本代表)

柴崎選手はインサイドパスで強弱を巧みに使い分け、味方選手に大きなアドバンテージを与えてくれます。

映像などで見るとなかなか分かりづらいかもしれませんが、何でもないように見えるパス一本でも微妙にパスの強弱を変えていますし、受け手の右足に出すのか左足に出すのかということまで考え抜かれています。

非常に素直で綺麗な軌道でボールが転がっていくのを見ても、とても丁寧に蹴っているのがよくわかります。

「小事徹底」

それこそが柴崎選手をここまで成長させ、他の選手と一線を画す選手になれた理由だと思います。

【記事まとめ!】この記事で覚えて欲しい3つのポイント

ここまでインサイドキックの蹴り方やコツ、プレー別で使い分けるインサイドキックなどを紹介してきましたが、この記事で覚えて欲しいポイントは以下の3つです。

①インサイドキックはサッカーで最も多く使われるキック

②次のプレーを意識したインサイドキックで数秒の差を生め

③相手を欺くインサイドキックを身につけよう

この3つを覚えていただけたら、あなたの「サッカーにおけるインサイド」はアップデートされたでしょう。

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