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【東京五輪サッカー日本代表候補の三笘薫選手監修】現代サッカーのドリブラーをタイプ別に徹底分析!あなたは何タイプのドリブラー?

三笘薫

公開日 :2019/04/15

更新日 :2019/04/15

パスサッカーの犠牲者とも言えるドリブラー。そのドリブラーが再び必要とされています。

なぜ、現代サッカーにおいてドリブラーは必要とされ始めているのか?

そして、ドリブラーに必要な能力はなんなのか?3つのポイントを挙げて解説しています。

また、現在活躍している世界・日本のドリブラーの分析を行います。

彼らを分析することで、ドリブラーとしてのスタイルを作るヒントが見えてきます。

ドリブラーに対する理解を深め、周囲をあっと言わせるドリブラー誕生の一助になればと思います。

目次

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サッカーにおけるドリブラーの重要性


サッカーにおけるドリブラーの重要性は非常に高いものです。特に守備の発展が著しい現代サッカーでは違いを生み出せる選手として重宝されます。

一時期はバルセロナがティキタカ(ワンタッチ·ツータッチでボールをテンポよく動かす戦術)と呼ばれるスタイルの「パスサッカー」を世に広め、極端な言い方をすれば「パスが正解」という風潮が少なからずあったように思います。

しかし、堅い守備に対して、パスだけで得点を取るのは容易ではありません。というのも、パスサッカーは相手DFのズレであったり、数的優位を作り出すことが必要です。

ですが、現代の整備された守備組織をパスサッカーで崩すことは難しくなりつつあります。守備側は素早くポジションを修正してズレを解消してきますし、様々な守り方も考案され、数的優位も簡単には作らせてもらえません。

しかし、個人のドリブルで相手一人を突破することができれば、すでにそこで数的優位の完成です。場合によっては守備組織はそこから一気に破綻します。

「チームプレーの妨げになる」と敬遠されることもあったドリブラーですが、その価値は再度高まってきています。

ドリブラーになるには?ドリブラーに求められる3つの能力


ドリブラーに求められる能力を3つ解説していきます。この3つはドリブラーとしてのベースとなる部分です。この3つがベースとしてあり、その上に自分らしさを積み上げることで完成されたドリブラーに近づくことができると思います。

①繊細なボールタッチ

②身体操作

③眼の良さ

①繊細なボールタッチ


ボールを自在に扱う技術はドリブラーには必須項目です。細かいタッチも繊細にできなければ自分の思ったところにボールを運ぶことができません。

もちろん、思ったようにドリブルができなければ、相手を抜くことは難しいでしょう。かつ、それをボールと体が一緒に動いているようにできなくてはいけません。

ボールが先に行ってしまうようなドリブルでは細かいタッチも非常にせわしなくなってしまい、ボールを扱っていると言えません。どのような局面であっても、「ボールと一緒にプレーできる」繊細なボールタッチのテクニックが必要です。

②身体操作


ドリブルには方向転換や加速・減速といった様々な動きが用いられており、そのような動作をスムーズにキレのある動きで行えることが大切です。

そもそも体のキレ動作と動作の間に無駄な時間がないことから生まれます。

そのためには自分の体を無駄なくスムーズに動かすことができる身体操作の能力が欠かせません。

そのようなベースがなければ相手の逆をついたところですぐに追いつかれてしまいますし、ボールの動きに体がついてこないため、ボールと体が離れてしまいボールを失ってしまいます。

自分自身の身体能力を最大限に活かせる身体操作を身に付けたいです。

③眼の良さ


ドリブラーとして活躍するためにはが大切です。

それは目の前の選手を見る眼全体を見る眼です。目の前の選手を見ながら、その選手の逆をとることはとても大切な能力です。

しかし、目の前の相手との1vs1だけを意識してしまい、ドリブルする場所であったり方向が適切でない選手などは特に育成年代などでよく見かけます。1vs1で類い稀な突破を見せても、それが例えば自陣ゴール前などで行えばドリブラーとして評価はされません。

目の前の1vs1に勝つだけではなく、ゲームにおいてチームを勝たせるために適切なタイミングで得意のドリブルを行う。それこそが真のドリブラーです。

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あなたはどれ?3つのドリブラータイプ

ドリブラーにも様々なタイプがいます。スピードで勝負する選手もいればテクニックを活かして相手の逆をとるのが得意な選手もいます。

自分の身体的特徴やテクニックレベルなどを正確に把握し、自分に適したドリブルスタイルを作り出すことが重要なポイントになります。

タイプ① スピードとパワーで突破

持ち前のスピード・パワーを生かして相手を抜いていきます。特にスペースがある状況でスピードに乗ることができれば、相手DFはなすすべなく置き去りにされてしまいます。

埋めがたい身体能力の差を生かしたドリブルはDFにとってみれば非常に嫌なものです。

ギャレス・ベイル選手

ベイル選手はスピードを生かしたドリブルが魅力的な選手ですが、足が速いだけで通用するほどプロの世界は甘くありません。ベイル選手はボールを大きく蹴り出して相手を置き去りにするドリブルを得意としています。

その加速するタイミング・加速前のボールの置き方が絶妙です。

加速するタイミングは主に相手が奪いに来ようとした瞬間相手との距離がある程度近づいた瞬間です。相手が奪いに来ようとした瞬間、相手の重心は一瞬こちらに傾くため、その瞬間に背後に蹴って相手を置き去りにします。

また、相手との距離が近ければ(ドリブルが引っかからない程度の近さ)ベイル選手は抜群のスピードで走り勝つことができるため加速のチャンスです。

そしてそのような状況を作り出すために、わざと相手が取れそうで取れないようなとこにドリブルでボールを運びます。

また、相手から逃げるようなドリブルをし、相手が奪おうとこちらに歩を進めた瞬間に一気に加速して置き去りにします。そうした繊細な駆け引きがあり、あのような爆発的なスピードが生きているのです。

キリアン・ムバッペ選手

ムバッペ選手のスピードに乗ったドリブルは脅威です。そのスピードに乗ったドリブルはカウンター時に特に活かされ、自陣ゴール前からあっという間に相手ゴール前に行きゴールを奪います。

加えてクイックがあるもの大きな特徴です。直線が早くても、細かいクイックを効かせた動きは苦手という選手もいます。しかし、ムバッペ選手は狭い局面であっても巧みなステップ、鋭い方向転換などを駆使して、相手の逆をとることができます。

テクニックも優れており、シザースなどのフェイントも持ち合わせています。圧倒的なスピードとの相乗効果でフェイントも抜群の威力を発揮します。

スピードもパワーもテクニックも兼ね備えた、新時代のドリブラーとも言えると思います。19歳にしてこれほどの能力を兼ね備えたムバッペ選手が今後どのように成長していくか楽しみです。

タイプ② 緩急と鋭角なタッチで突破

相手にとって緩急のあるプレーは非常に嫌なものです。緩急を巧みに使うことで相手に自分の持っているスピード以上のスピード感を与えることもできます。

加えて鋭角なタッチで切り返しなどされてしまえば、DFは完全に逆を取られてしまいます。大型のDFなどはこのタイプの選手が苦手な場合も多いです。

柔らかなドリブラー ネイマール選手

ネイマール選手は非常に大きく柔らかく、しなやかなドリブルを行います。その秘密は上半身にあります。ネイマール選手のドリブルを見ていると、上半身が非常に柔らかく大きく動いているように見えます。

腕の振りを見ていても、日本人は肩が固まったように腕を前後に振っているのに対して、ネイマール選手は肩甲骨から前後左右に大きく柔らかく動かします。

つまり、ネイマール選手は下半身だけではなく上半身を含む体全体を使ってプレーしています。上半身が必要以上に固くかたまり足だけでプレーしている選手と、上半身を柔らかく使い体全体を使っている選手を比較すればそこから生まれるパワーや柔軟性は大きく異なります。

フェイント一つとっても上半身の動きも入ってくるため、DFはその大きなフェイントにつられてしまいます。そしてそのような全身運動から生まれる緩急がネイマール選手のドリブルの大きな武器となっています。

立ち所が世界一 リオネル・メッシ選手

メッシ選手のドリブルの一番の特徴はドリブル中の相手とボールに対する自分の立ち所です。

多くの選手が体の前でボールを触りながらドリブルするのに対して、メッシ選手はボールを体のほぼ真下においてドリブルを行います。

体の真下にボールがあることで、相手が奪おうと足を出しても、自分の足で相手の足をブロックすることができるので、相手はメッシ選手からボールを奪うことができません。他の選手は相手の足が届くところにボールを晒してしまうため、奪われやすいのです。

また、足でのブロックだけでなく体全体でも相手をブロックできるところに立ちながらドリブルをしています。そうすることでボールと相手の間に常に自分の体を入れながらドリブルすることができます。

そして、メッシ選手は圧倒的なクイックネスと細かいボールタッチ技術も持ち合わせているのでそれらと組み合わさるとまさに鬼に金棒。相手の逆をいとも簡単にとり、置き去りにします。

ドリブルは足先でなく、体全体で。

つまり、ボールと相手に対しての自分の立ち所が重要なのです。メッシ選手はその立ち所が世界で一番抜群なのです。立ち所で世界を獲ったと言っても過言ではないかもしれません。

タイプ③ 足は遅いがタイミングと相手の逆を突いて突破

スピードはなくてもタイミングで変化をつけたり、逆を突いて相手をかわしてという選手も多くいます。

そういう選手はボールの持ち方であったり、切り返しなどで相手の逆をとるプレーが非常に巧みです。

特徴の違いはあるにしても、相手の動きをよく観察する能力であったり、相手の次の動きを予測する力が非常に長けている選手達です。

イニエスタ選手

イニエスタ選手はスピードがあるわけではありませんがスルスルと相手をかわしていきます。イニエスタ選手のドリブルの特徴はインサイドでボールを引きずるように運ぶドリブルです。

このドリブルは、先に体が移動して、その後にボールが付いてくるというような感じになります。普通のドリブルは体よりボールが前にあります。しかし、イニエスタ選手のドリブルは体がボールより前にいってる状態でドリブルをします。

この違いが非常に大きく、体がボールより前にあるがためにDFの懐に潜り込むドリブルができます。

また、このような持ち方をするとボールは体の中心にくるため、奪いにきたDFを体でブロックしやすいです。
そして奪いにきたらその相手の力を利用し、反転して相手の逆を取ります。

奪いに行かなければ潜り込まれるし、行ったら反転されて逆を取られる。非常に駆け引きの上手なドリブルを行っています。

世界に誇る歴代の日本代表ドリブラー!

日本にも世界に誇るドリブラーはいます。日本人はテクニックと俊敏性に優れていると世界から評価されており、そのことを彼らは証明してくれています。持ち前のテクニックと俊敏性で体の大きな海外選手をキリキリ舞いにする彼らの姿に勇気をもらいます。

乾貴士選手

乾選手はドリブルに必要なテクニックを高水準で兼ね揃えています。ボールを扱うテクニックが非常に優れているのはもちろんですが、スピードも水準以上のものがあります。

その中でも乾選手は自分の体を無駄なく動かす身体操作の能力が特に高いという印象を受けます。

乾選手は方向も変える時も、あまり力んで方向を変えていないように見えます。おそらく、どのタイミングでどのように体を動かせば効率的なのかということを感覚的にわかっているのだと思います。

その動きの動作と動作の間がほとんど無い、キレのある動きができるため、相手が縦を切れば中に、中を切れば縦にという相手の動きを見てから抜くドリブルをすることができます。

松井大輔選手

松井選手は非常にトリッキーなドリブルをします。相手の動きを見てその逆をとることも上手ですが、相手の予想を上回ることをして、反応を遅らせて突破するといった印象です。

DFは自分の予想外のことが起きると反応が遅れますし、対応することができなくなります。松井選手はそういったプレーを自ら仕掛けていくタイプの選手です。

逆を取るというよりも、相手の予測を上回り、反応される前に突破しきるという強気のドリブルとも言えると思います。

そのようなプレーをするためにはイマジネーションあふれるアイディアが必要です。

また、ヒールキックや相手を欺くような非日常的な動きの中であっても繊細なボールタッチ/ドリブルをできることが必要となります。松井選手はどのような部位でも、どのような状況でも繊細なタッチができるとても技術の高い選手です。

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将来の日本代表を背負う若手ドリブラー 三笘薫選手に聞いた!


この記事の監修者でもある三笘薫選手は2020年東京五輪のサッカー日本代表候補の選手です。その三笘選手に今後どのようなドリブラーになりたいかお聞きしました!





SPOSHIRU編集部



Q.今後、どんなドリブラーになりたいと考えていますか?







三笘薫選手



僕はどんなディフェンダーにも「こいつに持たせたら怖いと思われる」ドリブラーになりたいと思っています。それはただ相手を抜くだけじゃなくて、チャンスも作れるし、局面も打開できるし、ゴールも奪える選手であると思ってます。



また、AFCアジアカップUAE2019の直前の日本代表の国内合宿にも大学生ながらトレーニングパートナーとして、参加し、動画のようなドリブルからゴールを決めています。

現在は筑波大学蹴球部に所属していますが、川崎フロンターレにもすでに特別指定選手として内定しており、将来の日本代表を背負う若手ドリブラーとして注目すべき選手です。

【記事まとめ!】この記事で覚えて欲しい3つのポイント



ここまでドリブラーの重要性や求められる能力、ドリブラーのタイプや日本を代表するドリブラーなどを紹介してきましたが、この記事で覚えて欲しいポイントは以下の3つです。

①ドリブラーには様々なタイプがあり、それぞれ特徴がある。

②ドリブラーの共通要素としては3つのポイントがある。

③3つのポイントを踏まえた上でオリジナリティーを加えることでドリブラーとして成長していける。

この3つを覚えていただけたら、あなたの「サッカーにおけるドリブラー」はアップデートされたでしょう。

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