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【アルビレックス新潟 早川史哉選手 監修】現代サッカーのビッククラブにおいて必須と言われるターンオーバーについて詳しく解説!

早川史哉

公開日 :2019/04/09

更新日 :2019/04/24

現代サッカーは、試合数が増えビッククラブは週に2~3試合こなすのが当然の時代です。しかし、選手は試合を短いスパンでこなす度に疲労が蓄積されます。そのため、如何に主力組を休ませるかテーマになっていますが、そこで多くのビッククラブに採用されているのがターンオーバー制と言われるものです。試合数が多くレベルが高いヨーロッパのサッカーが好きだけど、ターンオーバーはよくわからないと言う方がいらっしゃるかもしれません。今回は現代サッカーのビッククラブにおいて、必須と言われるターンオーバーについて詳しく解説します。

目次

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サッカーにおけるターンオーバーとは?


サッカーにおけるターンオーバーとは、リーグ戦やカップ戦などの試合に応じてチームの先発メンバーを大きく入れ替えることです。

過密日程の中ででの主力選手の疲労等を考慮して行うことを主な目的として使われる作戦の一つになります。

現代サッカーは、スケジュールが過密日程になってしまう傾向にあり、主力組だけでは、対応できる時代ではありません。

サッカーの試合は、1週間に1回がベストと言われていますが、週に複数の試合をこなすと、疲労回復までの時間がなく、選手は怪我のリスクが高まってしまいます。

その問題を解決する為に、先発メンバーを控え組を出場させ、主力組を休ませるターンオーバー制を導入するチームが増えています。

ターンオーバー制の規定

ターンオーバー制に関する規定は、特にありません。日本以外の国々は、スケジュールに合わせて自由に選手を起用することができます。しかし、日本のJリーグにはベストメンバー規定と言う、ターンオーバーを阻害していまう規定があります。

ベストメンバー規定とは、「その時点における最強チーム(ベストメンバー)で試合を臨まなければならない。」と言うルールです。

以前は、

「先発メンバー11人は、当該試合直前のリーグ試合5試合のうち、1試合以上先発メンバーとして出場した選手を6人以上含まなければならない。」

と言う規定があり、リーグ戦とカップ戦を平行しながら、主力組を休ませることが出来ない問題に直面していました。

ベストメンバー規定を破ってしまうと、罰金が科せられてしまいますが、2019年からルールが変わり、ベストメンバー規定は残るものの、罰金の項目が撤廃され、事実上の撤廃となりました。

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ターンオーバーのメリット

ターンオーバー制は様々なメリットがあります。選手を守るために、以下の3つのメリットがあります。


  • コンディションのいいフレッシュなメンバーで戦える

  • 相手にメンバーを予測されにくい

  • 出場機会の少ない選手にとってはチャンス

①コンディションのいいフレッシュなメンバーで戦える


ターンオーバーすることによって、今まで出場機会をあまり与えられていなかったコンディションのいいフレッシュな選手を出場させることができます。

そういった選手は連戦を重ね、疲労が溜まっている選手に比べコンディションが良いです。そのようなフレッシュな選手を起用することにより、ベストパフォーマンスが見込めます。

能力は高いがコンディションが悪い選手を使うよりも、能力に多少差があっても、コンディションが良い選手を使ったほうが、試合に勝つ確率が高い場合もあります。

サッカーは、フィジカルの要素が色濃く出るスポーツなので、コンディションが悪いと相手チームに走り負けてしまい、いくら技術が優れていても、発揮できない場合が多々あります。

②出場機会の少ない選手にとってはチャンス


サッカーは、11人出場できますが、他のスポーツと違い交代枠が3名までと定められています。

その為、レギュラーメンバーがある程度固定されると、控え組は出場機会が少なくなってしまいます。

しかし、ターンオーバー制を採用することによって、主力組を休ませ、出番の少ない控え組を出場させることができます

過密日程から選手を守ることができ、出場機会が少ない選手にも、出場機会をしっかり与えることができます。

また、そういった選手はモチベーションが高いため、良いパフォーマンスを発揮しチームを勝利に導いてくれます。

サッカー選手は、試合に出場してこそ価値があります。そのため、出場機会が少ない選手は出場機会を求めて移籍を希望することがよくあります。

ですが、ターンオーバ制を採用すれば、スタメンで出る機会が増え、チームに必要とされている意識が芽生え、更なるモチベーションアップが見込めます。

③相手にメンバーを予測されにくい


ずっと同じメンバーで戦うというやり方をしていると、次に対戦する相手は出場してくるメンバーを予測でき、それに対応した戦い方やメンバーを準備することができます

しかし、ターンオーバーを採用することによって、どんなメンバーが出場してくるか相手は予測しづらくなり、試合に対する準備も難しくなります。

また、試合に出る機会が少ない控え組は、あまりデータがない為、相手からするとどのようなサッカーをしてくるか予想しづらいという点もメリットとして挙げられます。

サッカーは、戦術的な要素がとても大切なスポーツで、相手に合わせてサッカーをするスタイルのチームに対してはデータが少ない控え組を起用すると、有利に試合を進めることができるかもしれません。

ターンオーバーのデメリット

ターンオーバー制は良い制度で、すべてのチームが採用すれば良いですが、できない場合もあり、決してメリットだけではありません。ターンオーバー制は、以下の2つのデメリットがあります。


  • 戦力ダウン

  • 味方同士のコンビネーションや連携が悪くなる

①戦力ダウン


控え組の選手が、主力組と同等の力を持っていれば、戦力ダウンは最小限に抑えることができますが、力の差があると、戦力ダウンは免れません

その為、主力組と控え組の力の差が大きいチームは、ターンオーバー制を採用してないチームも多々あります。

またそういったチームはターンオーバー制を採用するにしても控え組の力関係を考慮して、主力組全員を入れ替えることはせず、一部の選手のみ入れ替えるという作戦を取ることもあります。

しかし、その場合、一部の主力選手は出場し続けることになるため、その選手は疲労が溜まり、怪我のリスクが心配されるということもあります。

②味方同士のコンビネーションや連携が悪くなる


控え組同士でうまく擦り合わせが出来ていないと、試合で連携が悪く、チームとして良いパフォーマンスが発揮できない場合があります。

サッカーは交代枠に制限があり、出場機会を均等に与えるのが難しいスポーツです。その為、出場機会を求め、移籍が激しく、控え組が固定できない場合が多いです。

新加入したての控え組の選手は、チームのやり方や味方選手を把握するのに時間がかかってしまうため、なかなかベストパフォーマンスを発揮できない場合があります。

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ターンオーバーはどんな時に使う?


では、ターンオーバー制はどんな時に使うのでしょうか?

ターンオーバー制はリーグ戦を重視するチームが採用される場合が多いです。

なぜリーグ戦を重視するかと言うと、カップ戦ばかりに力を入れていても、リーグ戦で結果が出ないと、目標とする国際カップ戦の出場権が取れなくなってしまったり、スモールクラブはリーグに残ることができなくなってしまうからです。

本来、リーグ戦、カップ戦と2つの大会を平行するチームがほとんどですが、週に2試合以上ある場合、ターンオーバーを採用する場合が多いです。

また、ビッククラブはそれに加えて、国際大会のカップ戦もあるので、週に3試合ある場合もあり、ターンオーバー制は必須と言えます。

カップ戦狙いのチームもありますが、基本どのチームもリーグ戦を中心に戦うので、カップ戦はターンオーバーを採用する場合が多いようです。

アルビレックス新潟の早川史哉選手にSPOSHIRU編集部が聞いた!


SPOSHIRU編集部がこの記事の監修者である早川選手にターンオーバーについてお聞きしました!インテリジェンスプレーヤーである早川選手にだからこそ聞けるターンオーバーについての面白い質問をさせていただいたので是非参考みてみてください。





SPOSHIRU編集部



Q.もし、早川選手が監督だったら「ターンオーバー」を採用しますか?







早川史哉選手



うーん、正直難しいですが、もし、僕が監督ならリーグにおける自チームの戦力やチーム内における個人の戦力を考えて採用しますね。対戦相手によって変えたいですし、その試合にベストなコンディションの選手を試合に選びたいです。そのためには、監督がリーグにおける自チームの立ち位置やチーム内の選手をしっかり観て客観視できる能力を持ってないとターンオーバーは採用できないと思います。なので、もし、僕が監督になるならその能力は身に付けたいです。



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【記事まとめ!】この記事で覚えて欲しい3つのポイント

ここまでターンオーバーについて紹介してきましたが、この記事で覚えて欲しいポイントは以下の3つです。

①ターンオーバーとは選手の疲労や対戦相手との力量、控え選手のことを考慮して、試合のメンバーを入れ替えること

②過密日程の中で戦わなければならない現代サッカーにおいてターンオーバーは必須

③ターンオーバーを採用するにはリーグにおける自チームの立ち位置やチーム内の選手をしっかり観て客観視できる能力が監督には必要(早川選手)

この3つを覚えていただけたら、あなたの「サッカーにおけるターンオーバー」はアップデートされたでしょう。

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