多くの日本人が、外反の歪みなど足が崩れたポジションになっており、様々なトラブルを引き起こしていると言われています。
インソールを装着することにより、本来の正しいポジションに補整され、トラブルが解消されます。
さらに、スポーツにおいては、運動パフォーマンスの向上、足の痛みの軽減、怪我の予防などが可能となり、より楽しいスポーツライフへと導いてくれます。
そこで、今回は、スキーインソールに関して、装着の効果、おすすめのメーカーと商品などを説明します。

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スキー用インソールの効果とは?
スキーブーツにインソールを装着するとどのような効果があるかご存じですか?
スキーインソールを装着するだけで、ブーツの履き心地だけでなく、スキーの滑り心地も変わってきます。
主な効果として3つあります。一つ目は、フィット感が上がり、安定感が得られることです。二つ目は、疲労が軽減され、疲れにくくなることです。三つ目は、足の動きを確実に伝えることができて、スキーのコントロール性が向上することです。
スキー用インソールの効果を解説します。
- ・フィット感が上がる!
- ・疲労軽減効果
- ・コントロール性の向上
フィット感が上がる!
まず、なぜブーツについているインソールではダメなのでしょうか。付属のインソールを取り出して見てみるとわかるのですが、柔らかく、全体的に平らです。
これだと、土踏まずとは間が空いてしまい、逆に母指球にはかなりアタリが強くなってしまいます。対して、スキー用のインソールは立体的な形をしていて、土踏まずのところはアーチを描いています。
またインソール自体の硬さも選ぶことができ、本当に自分に合ったブーツになります。このフィット感がこれ以降に紹介する、様々な効果が得られる理由となるのです。
疲労軽減効果
皆さんはブーツを履いていて足が痛くなったことはないですか?
多くの人がなったことがあると思います。その原因は、インソールが足の形に合っていないからです。
先ほど述べたように、人の足は凹凸があります。インソールが平らだと、この凸の部分にばかり体重が集中してしまい、足の痛みの原因になります。
他に足が痛くなる原因は、普段あまり使わない筋肉を無駄に使っていることです。これも、インソールが合わないために自分の力をうまくスキーに伝えられず、必要以上の力を使ってしまっているからです。
しかし、足の形に合ったスキー用のインソールを使うことで、まんべんなく体重が足にかかり、自分の力を100%スキーに伝えることができます。こうすることで、足が痛くなるのを軽減することができます。
コントロール性の向上
スキー用インソールで足にフィットすることの利点の1つに、コントロール性の向上があります。スキーというのはご存知の通り足元を支点に行うスポーツです。
そこで重要視されるのが、「細かな足の動きを100%スキーに伝えること」です。これを行うには、やはりフィット感のあるスキー用インソールが一番適しています。
多くのワールドカップ選手も、「しっかり足裏からスキーに力を伝えられるようになった」という感想を残しています。
自分の思い通りにスキーを動かすには、しっかりとインソールが足の動きを無駄なく伝えることが重要です。
スキー用インソールの人気おすすめメーカーを紹介!
スキーインソールのメーカーは複数ありますが、おすすめのメーカーとして、SIDAS、HOSHINO、BMZを紹介します。
SIDASは、上村愛子選手や里谷多恵選手も愛用しており、インソールとしては申し分ないと言えます。
HOSHINOは、足の骨格の補整を目的としたB+(バランスプラス)というインソールで知られています。
BMZは、数多くのスキー選手が使用している実績があるメーカーです。
スキー用インソールの人気おすすめメーカーを紹介します。
- ・SIDAS
- ・HOSHINO
- ・BMZ
SIDAS
SIDASは、スキーのインソールから始まった会社ですので、スキー用のインソールの種類が多いです。
主にテクノロジーはかかとをしっかりさせること、土踏まず(アーチ)を支えることに重きを置いています。
足のアーチをしっかりと支えてくれるため、安定感が得られ、多くの有名選手が使用しています。また、成型方法が、熱成型のインソールが多く、より快適なフィット感を体感できます!
HOSHINO
HOSINOは、商品面としてはB+(バランスプラス)というインソールを出しています。名前の通り、足の違いをインソールで調節することで、体全体のバランスを整えるというコンセプトを打ち出しています。
またつま先とかかとに高低差が無いように作られていたり、靴側にも優しい素材で作られていたりなど、細かな配慮が多いです。
公式ホームページでは、自分がどのサイズを買えばよいか、詳しく解説しており、初めてでも自分に合ったサイズを見つけやすくなっています。
BMZ
BMZは、土踏まずを支えすぎない、というコンセプトがあります。
あまりに土踏まずを支えすぎると運動性を損なってしまう、という理論のためです。そのため、「立方骨」という骨を支えることに重きを置いています。
スキーでは、土踏まずを支えすぎないため内足が使いやすい、という意見も耳にします。
かなりの研究を行っているようで、立方骨を支える理論で特許を取得しています。また、素材にカーボンを使うなど、かなりテクノロジーを売りにしていると言えます。
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【最新】スキー用インソールのおすすめ5選を紹介!
スキーの操作では足裏の感覚が大切なので、スキーインソールは非常に重要です。
スキーインソールはダイレクトにスキーに力を伝えるので、スキーの滑りを変えると言っても過言ではありません。
そこで、スキーのパフォーマンスを向上させるために、おすすめしたい商品を5点紹介します。気に入った商品があれば、Amazonなどのネットショップも利用して、税込価格なども調べてみてください。
厚さ | つま先 約3,0mm |
カラー | オレンジ |
サイズ | 22-23cm/23.5-24.5cm/25.0-26.5cm/27-28cm/28.5-29.5cm |
存在を忘れる快適さと抜群の使用感をもつインソール
「ウインター 3D」は、スキー用やスノーボード用として、初心者から上級者までおすすめできるインソールです。
かかととアーチをしっかりと支えるために、ナイロンアーチフレックスシェルという素材を採用しています。足の裏に隙間ができず、適度な硬さでピッタリとフィットします。
フィット感がアップすることで、パワーが雪面に伝わりやすくなり、雪面からの情報をより多く得ることにもつながります。
かかとの部分の安定感も向上し、力をスムーズに伝えやすくなっています。足の動きを妨げることなくインソールが連動するので、足の動作がスムーズになります。
表面はメッシュ素材によりソフトな足当たりを感じさせてくれ、前足部に取り付けられたアルミフィルムは保温性をアップしてくれます。
素材 | EVA樹脂、吸湿発熱素材 |
カラー | オレンジ |
サイズ | 21.5-23cm/23-24cm/24-25cm/25-26cm/26-27cm/27-28cm |
足の動きに対する連動性と保温性が高いインソール
「バランスプラス ウインターヒート」は、(株)ホシノが開発したバランスプラスシリーズの商品です。
足の骨格バランスを補整するために開発されたスキーやスノーボード向けのインソールです。足の歪みを抑えることにより、身体のバランスを整えてパフォーマンスを向上させることがコンセプトです。
強い圧力がかかるスキーやスノーボードの特性を踏まえ、剛性の高い構造になっています。
吸湿発熱素材をサンドイッチにしたような作りで、表面の素材はドライに保たれるように工夫されています。足の冷えによる運動能力や足裏感覚の低下を防いでくれるので、保温性を重視する方におすすめです。
土踏まずのアーチは若干弱いような感じがしますが、足の動きにしっかりと反応してくれるインソールです。
厚さ | 前足部 約3.8mm |
重量 | 約27g(基準25cm) |
素材 | EVA樹脂 |
カラー | オレンジ |
サイズ | サイズ |
運動力学のテクノロジーにより生み出されたインソール
「キュボイド パワー スキー」は、BMZ社独自のキュボイドバランス理論により、スピードやパフォーマンスのアップが期待できるインソールです。
立方骨(キュボイド)を中心に足を支えることで、足の骨格バランスを整えて、足が本来持っている機能を回復させます。足の運動性と安定性を両立させることが可能となり、骨盤や上半身の骨格も適正な状態へと矯正させることができます。
土踏まずを圧迫しない構造により、足や足指が動きやすく、連動性は抜群です。
また、疲れにくい構造のため、足・膝・腰などの疲労軽減や怪我の予防効果が高いです。
BMZ社のインソールは、オリンピックのメダリストやプロ野球選手・Jリーガーなど多くの トップアスリート が愛用していることで知られています。初心者からアスリートまで安心しておすすめできるインソールと言えます。
厚さ | つま先 約3.5mm |
重量 | 約50g |
素材 | ベース=EVA、表面=POLY MICRO SUEDE 、カップ=TPR |
カラー | ベース部=黄色、表面=濃グレー |
サイズ | 22-23cm/23.5-24.5cm/25-26.5cm/27-28cm/28.5-29.5cm |
幅広い用途で使用できる万能タイプのインソール
「アスリートスキン」は、多くのスキーアスリートが使用しているインソールです。
Bane社製のインソールは、スキーやスノーボードの専用インソールを多数開発しているので、ウインタースポーツの愛好家には最適と言えます。特徴は、体軸・足元の安定性・パワーの伝達・俊敏性のアップが期待できることです。
アスリートスキンは、スキーアスリートが愛用するモデルの薄型タイプで、日本人の足裏に合った理想の形状を目指して開発されたインソールです。
足裏の3点アーチをサポートし骨格のゆがみを矯正し、骨格の安定により、関節が安定し、筋肉をリラックスさせます。
スキーなどのスポーツシーンだけでなく、日常生活でも活躍できる用途の広さが魅力です。
カラー | グリーン、ブルー、ブラック |
サイズ | 21-23cm/23-25cm/25-27cm/26-28cm/27-30cm |
足医学が生み出したサポート性・衝撃吸収性が優れたインソール
「 トリムフィット」は、足医学の基礎知識をもとに設計されたインソールです。
深いヒールカップとかかとをすっぽりと包み込む形状が特徴です。深いヒールカップは、足を強力にサポートして、足本来の衝撃吸収性能を導き出します。
バイオメカニクスに基いた設計構造により、足元の安定化や足首・膝へのストレスを軽減してくれます。さらに、かかとのゆがみを矯正し、しっかり支えることにより、膝・腰・上体をサポートします。
一般のインソールの2倍以上の圧力で作られたヘタリのない本体が、 足をしっかり支えます。
また、高密度のフォーム材が、足の衝撃を受け止めてサポートし、スキーブーツの中で長時間履き続けられる快適性をもたらします。
スキー以外のスポーツ用やアウトドア用としても使用したい方におすすめです。
SPOSHIRU編集部のおすすめ
本来の足の機能を取り戻す矯正インソール
TENTIAL INSOLE liteは、従来の『土踏まずを持ち上げる』インソールとは異なり、足の外側にある『立方骨』に着目!
立方骨を支えることで、「運動性」と「安定性」の両立を実現させています。
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足に悩みのある方や疲労の蓄積を抑えたい方にオススメです!
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まとめ
スキーでは、体重だけでなく、遠心力がかかってくるので、足裏は非常に大きな力を支えることになります。従って、スキーにとって、インソールは非常に重要なアイテムです。
インソールを選ぶ場合は、まず自分の足にフィットするかどうかをチェックすることが大切です。必ずショップへ行って、自分の目で詳細を確認したり、店員の話を聞いてみましょう。