コロナ禍で自粛せざるを得なくなり、運動不足で「コロナ太り」という言葉が出てくるほど、健康にも影響が出てくるようにました。
家の中でできる運動をしようと思っても、以前と比べてフィットネス器具の種類が多く、どれを選んでいいのか悩んでしまうと思います。
色んな器具を買って、あらゆる部位をトレーニングするより、一つの器具で全身運動できたほうが効率がいいと思いませんか?
そこで、1つの器具で全身鍛えることができる、おすすめのローイングマシンを紹介します。

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ローイングマシンとは?

ローイングマシンとは、ボート漕ぎをトレーニングとして機械化した運動器具です。
ローイングは和訳すると、ボート漕ぎという意味です。
ボート漕ぎというと、オールを手で押したり引いたりして前に進めていきますが、ローイングマシンは、負荷をかけながら、足の曲げ伸ばしや腕の曲げ伸ばし、それに伴って体幹も使うので、全身の運動ができます。
負荷は変えることができるので、初心者の人でも軽い負荷で運動ができます。
ローイングマシンの効果やメリットは?

色んな運動器具があるなかで、ローイングマシンがおすすめな理由は、筋トレだと部位ごとにするのに時間がかかり、手軽にできるウォーキングや自転車では、脚や持久力を鍛えることしかできません。
ムダな動きをせずに全身を鍛えることができるのが、ローイングマシンのメリットです。
ローイングマシーンの主な3つの種類を解説します。
- 全身の筋肉を同時に鍛えられる
- 有酸素運動にもなる
全身の筋肉を同時に鍛えられる
ローイングマシンは油圧式、磁気抵抗型、空気抵抗型、水抵抗型の4種類あります。
油圧式は、自分に合った負荷を細かく調節できるので初心者に向いています。
4種類の中で、最もコンパクトな設計で低価格の販売が多く、家庭用として人気があります。
気をつけるべき点は、長い間使用すると高温になり、長時間の連続使用ができないことです。
磁気抵抗型は、滑らかな動きが特徴で音が静かなので、マンションに住んでいる方や、音を気にせず使用したい方におすすめです。
ただ、油圧式よりもサイズが大きいので、部屋に置けるかどうか注意する必要があります。また、値段も油圧式より高いです。
空気抵抗型は、プロアスリートが使用するようなローイングマシンなので、本格的にトレーニングしたい方向けです。
難点は、音が大きくサイズも大型で、設置場所を考える必要があります。
水抵抗型は、水の負荷を利用するため、4種類の中で、最も水上でボートを漕いでいる感覚でトレーニングができます。
こちらも本格的にトレーニングしたい方向けですが、水タンクを使用するため、メンテナンスが必要なのと、価格もサイズもグンと上がり、家庭用は難しいです。
有酸素運動にもなる
ローイングマシンは、負荷をかけながらボートを漕ぐ動作をするので、足、体幹、腕、背中、全身を使って運動することができます。
簡単に説明すると、曲げた足を伸ばしていき、手に持っているバーを腕を曲げながら体に引き寄せ、また元に戻るというような感じです。
この一定の動作の繰り返しを短時間ですれば、無酸素運動になりますが、自分のペースでゆっくりすれば有酸素運動になります。
有酸素運動には、色んな運動のやり方がありますが、大抵は歩いたり走ったりなど下半身や持久力を鍛えるばかりで、全身運動にはなりません。
ローイングマシンだと、筋肉も鍛えながら全身運動もできる、効率のよい有酸素運動になります。
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ローイングマシンの選び方

ローイングマシンを購入するにあたって、種類が多くどれを選べばいいのか迷うと思います。
ローイングマシンを選ぶ際にどこに気をつければいいのか、自分に合った使い方ができるかどうか知った上で購入すると、あとで後悔せずに済みます。
ローイングマシンの選び方を以下の4つのポイントから解説します。
- モニターでリアルタイムにデータが見れるかどうか
- コンパクトに収納ができるか
- 足を固定することができる
- 使用する際の音が静かかどうか
モニターでリアルタイムにデータが見れるかどうか
あまり重要性を感じないように思えますが、モニターは重要です。
なぜなら、ローイングマシンの種類によってモニター機能が全く違い、使いづらかったり、欲しい機能が付いていないと、トレーニングのモチベーションも下がってしまうからです。
そこで、それぞれのニーズに合ったモニターを解説します。
運動不足解消やダイエット目的の方は、細かい機能がなく、シンプルに時間やカロリー消費などが表示できるものがおすすめです。
ダイエット目的の方は、モニターの位置がトレーニングしながらでも見えるところにあったほうが、今どれくらいカロリーを消費しているか分かります。
本格的にトレーニングする方は、モニターの位置や機能が充実していることもそうですが、表示切替を手でしなくていいモニターのほうが、トレーニングを止めることなく集中できます。
コンパクトに収納ができるか
使わない時にそのままでは部屋のスペースをとってしまい、くつろぐことができません。折り畳みが可能かどうかも大切なポイントです。
長さのあるローイングマシンだと、折り畳んでも縦に長く収納されるので、物に引っかからないか周りを注意する必要があります。
また、ローイングマシンは重いので、折りたたんでも収納場所までの持ち運びが大変です。
キャスター付きのローイングマシンだと、移動もラクにすみます。
足を固定することができる
一見同じように見える足のペダルは、ローイングマシンの種類によって様々です。
まず、ペダルが固定されている型とペダルが動く型があります。
そして、足の固定部分では、足の甲だけにマジックバンドを留めるタイプ、ペダルにかかとが元々付いており、そこにかかとを置いて足の甲にマジックバンドを留めるタイプ、があり、マジックバンドの太さもローイングマシンの種類によって違います。
一番安全なのは、ペダルが固定され、かかと部分がついており、太いマジックバンドで足の甲を留めれるタイプです。足の踏ん張りが必要なので、足をしっかりと固定したほうが初心者にも安心です。
使用する際の音が静かかどうか
住んでいる場所がマンションや、一戸建てでも隣の家と近いと音が気になると思います。
静かに使用できるのは、磁気抵抗型のローイングマシンです。
空気抵抗型は、フライホイールが付いているので回る時に音がしますが、種類によっては、音を最小限に抑えたフライホイールを付けているローイングマシンもあります。
水抵抗型は、水の水圧を利用するので、バシャバシャと波のような音がします。
油圧式も静かだと言われていますが、使用しているとギシギシ音がなることがあり、やはり動作も滑らかな磁気抵抗型のローイングマシンがおすすめです。
ローイングマシーンの人気おすすめ8選
今までローイングマシンの説明をしてきましたが、種類が多く、値段も低額から高額と幅広くあるので、購入に失敗したくないと思います。
そこで、迷いのない選び方ができるよう、ローイングマシンのおすすめ8選を紹介します。
本体サイズ | W52×L180×H547(cm) |
本体重量 | 23kg |
負荷方式 | 磁気抵抗型 |
折り畳み | 可 |
音も収納も心配なし!安心できるローイングマシン
運動器具メーカー大広株式会社のローイングマシンです。
マンションや住宅街にある家で使用するときは、やはり音が気になります。
大広のDK-7107A 家庭用ローイングマシンは、磁気抵抗式なので静かに運動ができ、折り畳み可能、そしてキャスターも付いているので収納時の移動も楽にできる、まさに家庭向きのローイングマシンです。
負荷も8段階あり、自分に合った負荷に調節しやすくなっているので、家で手軽に運動したい初心者の方におすすめです。
本体サイズ | W76×L142×H56 |
本体重量 | 15.5kg |
負荷方式 | 油圧式 |
折り畳み | 不可 |
低価格で気軽に運動したいならコレ!
アルインコのローイングマシン2000 FA2000Aは、両サイドにあるバーを引くタイプですが、全身を引き寄せる動きをするので、バーで胸元まで引くタイプでと同じような運動ができます。
折り畳みはできませんが、その分シンプルなデザイン設計になっており、省スペースで運動ができます。
さらに、負荷調整が12段階とかなり細かく調節できるのにもかかわらず、価格は他のローイングマシンと比べて低価格なのが魅力的です。
ただ、油圧式のため連続でできる時間は10分間です。
軽く運動したい、手頃な値段で購入したい方におすすめです。
本体サイズ | W91×L129×H50 |
本体重量 | 16kg |
負荷方式 | 油圧式 |
折り畳み | 可 |
好みの負荷調整で運動能力UP!
中旺ヘルスのローイング・フィットP-3は、両サイドにバーが付いているタイプで、負荷調節が12段階と細かく合わせることができ、さらに後部の傾斜を3段階に調節できます。
負荷を細かく調節できるので、これから運動を始める方や、普段から運動している方におすすめです。
初心者の方でも、慣れていけば細かく負荷を変えられるので、物足りなさを感じず長期的に運動ができます。
シンプルな設計でありながら、コンパクトに折り畳める優れものです。
本体サイズ | W56×L200×H85 |
本体重量 | 38kg |
負荷方式 | 水抵抗型 |
折り畳み | 可 |
コンパクトながらリアルな感覚を再現
リーディングエッジのウォーターローイングマシンLE-WR200は、数ある水抵抗型のローイングマシンの中では、サイズが小さめで値段も比較的安いのが特徴です。
バーには滑り止め加工してあり、座る部分にはクッションが入っているので、運動しやすさをサポートしてくれます。
重さがありますが、折り畳めてキャスターも付いているのでスムーズに収納できます。
実際にボートを漕いでいるような感覚でできるので、動かすだけの運動では物足りない人におすすめです。
ただ、水のタンクを利用するので水漏れが気になるところです。
本体サイズ | W62×L211×H110 |
本体重量 | 41kg |
負荷方式 | 磁気抵抗型 |
折り畳み | 可 |
快適さを考えた世界が誇るローイングマシン
OXFORD 6は、世界中で人気を誇るジョンソンヘルステックが作った家庭用ローイングマシンです。高価格ですが、人気があるのには理由があります。
まず、モニターには12種類のプログラムが用意されており、トレーニングに飽きず、ゲーム感覚で運動もできます。そして、スマホと連動でき、データは自動で入力されて手が入りません。
またOXFORD 6の賢いところは、自分の運動能力によって自動に負荷が変わることです。自分では、どのくらいの負荷がちょうどいいのかわかりませんよね?
自動で変わることによって安心して運動ができ、慣れてもまた自動的にレベルを上げてくれるので続けていくうちに、運動能力が上がります。
その負荷調節も20段階あるので、初心者から中級者まで鍛えることができます。
室内で使用するときに気になることも、OXFORD 6は対応できています。
磁気抵抗型のため静かに運動でき、使用後も折り畳み可能、キャスター付で楽に移動ができます。また使用時は、アジャスター付きで床に固定できグラつきを防ぎます。
本体サイズ | W61×L244×H36 |
本体重量 | 26kg |
負荷方式 | 空気抵抗型 |
折り畳み | 可 |
アスリートも認める人気のローイングマシン
ローイングエルゴメーター モデルD/PM5は、コンセプトツーの製品の中で最も人気のあるローイングマシンです。国内外のプロアスリート選手がトレーニング用に使用するので、本格的にトレーニングしたい方におすすめです。
世界中で支持を得ている理由は、コンセプトツーの製品は耐久性や機能性に優れており、ローイングエルゴメーター モデルD/PM5も、適応体重が227kg以下と申し分ない耐久性で作られています。
そして空気抵抗の力が水の力と似た感覚を生み出すので、より高いレベルでのトレーニングができ、USBメモリでデータを保存ができるので、日々積み重ねの運動をする人にはメリットのある機能です。
空気抵抗型ですが、音は最小限に抑えられていて、長さはありますが、組み立ては簡単で折り畳みもできます。
本体サイズ | W52×L212×H53 |
本体重量 | 33kg |
負荷方式 | 水抵抗型 |
折り畳み | 不可 |
デザイン重視で運動したい人に
中旺ヘルスの清流・ローイングマシン SR-888は、他のローイングマシンとは違いナチュラルテイストな木目調のデザインが特徴です。
使用中は、波のような心地よい音で運動ができます。バーのゴムが丈夫に作られているので、すばやい動きでトレーニングしたい方にもおすすめです。
負荷の変化は、タンクに付けられたつまみを回すだけなので簡単に調整できます。
デメリットは、組み立てが大変なことと、大きいので広い設置場所が必要なことです。
本体サイズ | W46×L246×H97 |
本体重量 | 36.7kg |
負荷方式 | 空気抵抗型+磁気抵抗型 |
折り畳み | 可 |
もっと見やすく!を解決してくれるモニター重視の人に
ダイヤコのERG700 ローイングマシンの特徴は、何と言ってもモニターの見やすさにあります。
数あるローイングマシンの中でも5.5インチサイズのちょうどいい大きさの画面で、ブルーバックライト表示を搭載しています。
11種類のプログラム機能が付いているので、見やすいモニターなら快適に画面を見ながら確認できます。
また、空気抵抗型と磁気抵抗式を16段階で負荷調整できるので、磁気抵抗型だけのローイングマシンでは物足りない、中級者レベルの方におすすめです。
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まとめ
ローイングマシンはたくさん種類があるので、自分が求めている運動レベルと、家に置けるスペースや音を考慮して選ぶ必要があります。
1台で手軽に全身運動ができるのが、ローイングマシンの最大の特徴です。