シートポストは初心者でも簡単に交換することができるパーツで、見た目や乗り心地など違いをすぐに体感することができます。

スポンサードサーチ
シートポストとは
シートポストとは、自転車のパーツの一部で自転車のフレームとサドルを連結する役割をしており、自転車によって0.2mm毎に様々な径や長さの物があります。
また別名でシートピラーと呼ばれることもあり、サドルとは別で販売されるのが一般的になります。
スポーツバイクに限らず、ママチャリなどのシティーバイクも同じなので、
自転車に乗ったことがある人ならば、誰でも一度はサドルの高さをあわすためシートポストの高さの調整をしたことがあるのではないでしょうか。
そんなシートポストの構造ですが、棒状のポストとヤグラからなるシートポストをフレームに差し込むだけと非常に簡単な構造なので、初心者でもすぐに交換することができるため、見た目を変えてみたい人や今の自転車の乗り心地に満足していない人、今の自転車を軽量化したい人におすすめの交換パーツです。
マウンテンバイク用シートポストの選び方
非常にわかりやすく簡単な仕組みのシートポストポストですが、購入するにあたって特に注意しなけれればならないポイントが3つあります。
これを知らないと、せっかく購入したシートポストを取り付けようとしたら取り付けできなかったということも考えられます。
そうならないためにも、ここでは3つのポイントについて詳しく解説していきます。
マウンテンバイク用シートポストの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 直径に注意!
- 固定ボルトのタイプをチェック!
- 素材に注目
直径に注意!
マウンテンバイク用のシートポストを購入するにあたってもっとも注意しなければならないのが、シートポストの直径=太さです。
シートポストの直径は0.2mm毎にさまざまなサイズ展開があるため、これをよくみて自分の自転車にあった径をえらばないと、「シートポストを買ったはよいが、自分のマウンテンバイクには入らなかった」なんてことにもなりかねません。
そんなシートポストですが一応おおまかな基準はあり、
ママチャリやBMXなどは25.4mm
ロードバイクやクロスバイクは27.2mm
マウンテンバイクが27.2mm、30.9mm、31.6mm、34.9mm
そのほかの自転車は基準なし
となっていますが、あくまでもこの寸法は目安程度にして、実寸を測るか調べることをおすすめします。
固定ボルトのタイプをチェック!
サドルとシートポストを固定するボルトですが、チェックしないといけないのがボルトの固定方法のです。
ボルトの固定方法は1本締めのタイプと2本締めの2種類のタイプに分かれています。
どちらのタイプを選んでもそれぞれの良いところがあり、同じようにサドルの角度の調整や前後の調整はできるので間違いではありません。
それぞれの特徴は、1本締めのタイプは重量が2本締めよりも軽く構造がシンプルに作られています。
シンプルで扱いやすいことや、自転車競技では車体の軽さはタイムに大きく影響するため、グラム単位で軽量化するほど重量にはこだわるので、1本締めのタイプをえらぶ人が多いようです。
それに対して、2本締めのタイプは1本締めより安定性が高く、しっかり固定できるため安全性を重視する人に人気があります。
素材に注目
シートポストの直径やボルトの種類を確認したら、最後に見るべき点がシートポストの素材です。
まずシートポストでもっとも一般的な素材なのがアルミニウムです。
アルミニウムといえば、アルミ缶のイメージから柔らかくて薄く、強度が低いイメージの人もいるかもしれませんが、
自転車の素材に使われるものは頑丈かつ軽量なアルミニウムを使用しているので、安心です。
さらに安価で購入できるので人気があります。
続いての素材はカーボンですが、カーボンはアルミよりも衝撃吸収性に優れ、乗り心地がよいためスポーツバイクでは大変人気の素材です。
難点は割れやすいことと、アルミよりも高価なことです。
最後にチタンですが、アルミよりもやや軽量で乗り心地の良いですが価格がカーボンと同じくらいです。
まだあまり浸透しているとは言いにくいですが、腐食に強く良い素材です。
スポンサードサーチ
マウンテンバイク用シートポストのおすすめ10選
マウンテンバイクのシートポストは長さや径などサイズがさまざまです。
また素材で重さも変わります。
購入していざ取り付けようとしたらサイズが合わなかった...。
思ったより重かった...。
そうならないためにもしっかり詳細情報を読んで自分に合うものを購入して下さい。
Fizik(フィジーク) Cyrano(シラノ) 00 カーボン シートポストの詳細情報
材質 | カーボン |
サイズ | 31.6×330mm |
オフセット | 25mm |
重量 | 190g |
カラー | ブラック |
クオリティと軽さを求める人におすすめです!
まず最初におすすめするのが「Fizik(フィジーク) Cyrano(シラノ) 00 カーボン シートポスト」です。
Fizik(フィジーク)とは、熟練の職人たちが一つ一つ手作業で生産しているイタリアの代表的なブランドです。
そのなかでも00シリーズは最上位のモデルとして君臨しており、高いクオリティと高級感あるデザインが評判です。
素材は自転車パーツの素材として、その軽さから大人気のカーボンを使用しています。
軽量化のこだわりは素材だけでなく、チューブ内面の厚みを変えるディファレンシャルウォールや、先端の肉厚を薄くし斜めに加工することで重量わずか190gと軽量化を実現しています!
また7mmの円形レールから、高さ10.3mmの楕円形状のレールにも対応しているので様々な車種に対応可能です。
NITTO(日東) S92 φ27.2×250 SILVER 295g ゼロ オフセットシートポスト
NITTO(日東) S92 φ27.2×250 SILVER 295g ゼロ オフセットシートポストの詳細情報
材質 | アルミニウム |
サイズ | 27.2×250mm |
オフセット | 0mm |
重量 | 295g |
カラー | シルバー |
安心と信頼の歴史ある国内ブランドです!
NITTO(日東)は金属チューブ加工を得意とする、日本国内で生産されている非常に安心と信頼性の高い自転車パーツの専門ブランドです!
その歴史は古く、なんと大正12年創業と今から約95年前に始まり、大正時代から今までずっと自転車のパーツを作り続けています。
かつての社名は「日東ハンドル製作所」で、その社名からもわかるように自転車のハンドルなど金属管を曲げる技術にとても定評があり、競輪用のハンドルバーは競合メーカーがおらず、すべてNITTO(日東)が手掛けています。
そんなNITTO(日東)が作るシートポストはハンドルやステムとならんで昔から高い人気を誇っています。
ロードバイクやクロスバイクとは違い、マウンテンバイクはオフロードでの傾斜や路面の衝撃をさけるために身体を浮かせたり状況に応じて様々なポジションをとりますが、そんなにマウンテンバイク乗りのポジション出しに好まれやすいようにオフセットは0mmになっています。
また調整ボルトはM7の二本ボルトを採用しているので、路面の衝撃で簡単にボルトが緩むといったトラブルも少なく、確実に締め付けられるので安定感を増すとともに調整しやすい仕様となっています。
エイカー サスペンションシートポスト カラー/クランプ径/長さ:ブラック/27.2/350mmの詳細情報
材質 | 材質の情報 |
サイズ | 27.2×350mm |
重量 | 435g |
カラー | ブラック |
サスペンションが衝撃からお尻をまもってくれます!
マウンテンバイクなどのオフロードバイクにつきものなのが衝撃によるお尻の痛みですが、「エイカー サスペンションシートポスト」は一般的なシートポストとは異なり、地面の衝撃に対して衝撃吸収性を高めるサスペンションが使用されているのが特徴のシートポストです。
プラスチック素材のクッション材が内蔵されたサスペンションシステムを搭載することで、荒れたオフロードでの衝撃からくるお尻の痛みを軽減してくれ、快適な乗り心地を実現しています。
ただ一つ残念なのはサスペンションシステムを搭載することで重量が435gと重く、軽さも求める人には不向きです。
お手頃価格で購入出来るため、興味がある人は気軽に試すことができます!
マッド BORDER ZERO アルミシートポスト ブラックマット 27.2mmの詳細情報
材質 | アルミニウム |
サイズ | 27.2×400mm |
オフセット | 0mm |
重量 | 250g |
カラー | マットブラック |
イタリア発のマウンテンバイクに特化したブランドです!
ロードバイクのハンドルやステム、シートポストなどのパーツが有名なイタリア発のブランド、DEDA ELEMENT社から展開されるマウンテンバイクコンポーネントブランドが今回紹介するMUDです。
マウンテンバイクやクロスカントリー向けでサドルポジションをより前方にセッティングしたい人におすすめのシートポストです。
「マッド BORDER ZERO アルミシートポスト」の特徴としてはとてもシンプルで軽量な2つのボルトのデザインで、安全性にすぐれ、簡単にサドルを調整できます。
素材は軽量アルミを使用しているので軽量化に最適です。
さらに衝撃吸収性が高く、アップダウンの激しい悪路走行でも疲労が少なく衝撃強度にも大変すぐれています!
300字以上で執筆
EASTON(イーストン) EA70 ZERO シートポスト 2032071 27.2Φ 400mmの詳細情報
材質 | アルミニウム |
サイズ | 27.2×400mm |
オフセット | 0mm |
重量 | 285g |
カラー | ブラック |
テーパーウォールテクノロジーで軽さと強度を兼ね備えた商品です
アルミニウムチューブ加工技術で高い評価を得ているのがトータルスポーツバイクブランドのEASTON(イーストン)です。
アルミニウムだけでなくカーボンでも高い技術力を誇り、マウンテンバイク用のパーツも充実しています。
そんなEASTON(イーストン)から発売されているマウンテンバイクに最適なシートポストが「EASTON(イーストン) EA70 ZERO シートポスト」です。
部分別に厚みや形状を変えるイーストン独自の技術、テーパーウォールテクノロジーを採用してるため、アルミニウムながらもとても軽いのが特徴です。
またアルミニウムのメリットである強度もテーパーウォールテクノロジーのおかげでより強いものとなっています。
シートポストに高さの目盛りがないのがやや残念ですが、総合的に優れた商品です。
RITCHEY(リッチー) WCS LINK TRAIL 30.9 30.9mmの詳細情報
材質 | アルミニウム |
サイズ | 30.9×400mm |
オフセット | 15mm |
カラー | ブラック |
元祖マウンテンバイクブランドの本格的なシートポストです!
RITCHEY(リッチー)とは当時高校生だった創業者でマウンテンバイクの生みの親の一人、トム・リッチーが自宅のガレージで強度を犠牲にせずに軽量な自転車を制作したことから始まったブランドです。
「新技術はそれが確実にメリットをもたらさなければ意味がない」とのトム・リッチーの哲学はRITCHEY(リッチー)の哲学であり、最新テクノロジーよりも信頼性と実績のある技術を採用する、流行にながされない姿勢は多くのコアなファンから絶賛されています。
そんなRITCHEY(リッチー)から発売されているのが、マウンテンバイク向けのTRAILシリーズのシートポスト、「RITCHEY(リッチー) WCS LINK TRAIL」です。
軽量アルミを使用することで軽さと丈夫さを両立させています。
さらにやぐら位置を反転することができるため、サドルポジションを前寄りにセッティングした場合でも、サドルレールにかかる負担を均一化できます。
プロ(PRO) LTシートポスト 27.2mm/400mm/20mm ブラック
材質 | アルミニウム |
サイズ | 27.2×400mm |
オフセット | 20mm |
重量 | 265g |
カラー | ブラック |
世界のシマノからプロライダーの意見を積極的にとりいれたおすすめのモデルです
日本が世界に誇るトップ自転車パーツブランドのSHIMANO(シマノ)から発売されている人気のシートポストがプロ(PRO) LTシートポストです!
SHIMANO(シマノ)が手掛けるプロ(PRO)シリーズは、最新のテクノロジーやプロライダーの意見や一流のエンジニアたちのアイデアを積極的に取り入れることで生み出された高い技術と性能が評判です。
そのなかでもプロ(PRO) LTシートポストはマウンテンバイクコンポーネントに属しており、タルシスなどで評価の高いワンボルトサイドクランプをトリクルダウン採用しているのが特徴です。
シートクランプ部が横から締めるタイプなので調整がしやすく、目盛りも細かいため調整がスムーズにおこなえます。
さらに逆付けした場合でも十分角度調整することができます。
TIOGA タイオガ Scepter SeatPost セプター シートポストの詳細情報
材質 | アルミニウム |
サイズ | 31.6×350mm |
オフセット | 10mm |
重量 | 255g |
カラー | ブラック |
アルミで軽さを求める人におすすめです
元々はBMXを主に扱っていたTIOGA(タイオガ)ですが、現在は総合自転車パーツブランドとして確固たる地位を確立しています。
非常に先進的なブランドとして知られており、すぐれたデザインと高い機能性を両立させることを信念としています。
そんなTIOGA(タイオガ)のおすすめのシートポストが「TIOGA タイオガ Scepter SeatPost セプター シートポスト」です。
この商品はヘッド部とチューブ部を一体成型することで255gまで軽量化を可能にしてるので、アルミ素材でも軽量化にこだわりたい人におすすめです。
乗り心地も抜群で、多少の衝撃はしっかり吸収してくれるのでお尻が痛くなりにくいです。
ボルトは安定性の高い2本締めを採用しています。
TIOGA(タイオガ) ポスト TIG AL2000 ブラックの詳細情報
材質 | アルミニウム |
サイズ | 30.9×300mm、31.6×300mm |
オフセット | 23.5mm |
重量 | 290g |
カラー | ブラック |
コストパフォーマンスの高いシートポストはコレ!
先進的で、すぐれたデザインと高い機能性を両立させている総合自転車パーツブランドとして地位を確立しているTIOGA(タイオガ)ですが、そんなTIOGA(タイオガ)から発売されている非常にコストパフォーマンスの高いシートポストがTIOGA(タイオガ) ポスト TIG AL2000です。
コストパフォーマンスの高さだけでなくどんな自転車にも合わせやすいシンプルなデザインが特徴です。
こんな低価格なのに素材はしっかりワンランク上の6000系アルミを使用しているのが驚きです。
純正のシートポストを交換したいけど予算はあまりかけられない初心者におすすめのシートポストです。
ブラックにシルバーのデザインは全体が引き締まった印象になり、派手さはないもののシンプルでどんなスポーツバイクにも似合うのでおすすめです!
THOMSON(トムソン) シートポスト ELITE SEATPOST 330×27.2mm BLACKの詳細情報
材質 | アルミニウム |
サイズ | 27.2×330mm |
オフセット | 0mm |
重量 | 241g |
カラー | ブラック |
高品質、低価格で大人気の実力派ブランド!
最後に紹介するのは、オフロードバイク用のパーツを手掛けるブランドとして高い評価と信頼性を誇るTHOMSON(トムソン)の「THOMSON(トムソン) シートポスト ELITE SEATPOST」 です!
高品質、低価格で高い評価を得ているブランドといえば日本を代表するブランド、SHIMANO(シマノ)ですが、THOMSON(トムソン)は高品質、低価格は当たり前でさらに洗練されたデザインで多くのオフロードバイクファンを魅了しています。
航空機技術を用いた美しさや軽量ながらも高強度なアルミの技術は他の追従を許しません。
「THOMSON(トムソン) シートポスト ELITE SEATPOST 」にもしっかりその技術がとりいれられていて、シートポストの重量は241gと大幅に軽量化されています。
ボルトは、衝撃の多いオフロードでもずれにくい安定性を考慮した二本締め構造です。
クオリティの高さでえらぶならTHOMSON(トムソン)のシートポストがおすすめです!
まとめ
マウンテンバイク用のおすすめのシートポストを10本厳選して紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
それぞれの特徴をしっかり理解して自分にピッタリのものを見つけましょう!
くれぐれもシートポストの径を間違えないようにしてくださいね。