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腸骨筋とは?役割やストレッチをすることで得られる効果を徹底解説!

スポシル編集部

公開日 :2021/05/27

更新日 :2021/05/28

怪我や疾患が発症しているわけでもないのに、腰が痛くて仕方がない人は腸骨筋が硬くなっている可能性を疑ってみましょう。
腸骨筋インナーマッスルの一種であり、腸腰筋を構成する筋肉としても知られています。

こちらの記事で取り上げるのは、腸骨筋の定義や役割についてです。
腸骨筋が硬くなることで肉体に生じる3つのデメリットや、ストレッチによって腸骨筋の柔軟性を確保する重要性についても詳しく解説していくので、興味が湧いた人は参考にしてみてください。

目次

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腸骨筋とは?役割を紹介!

腸骨筋とは、骨盤と大腿骨を繋ぐ筋肉のことです。専門的にいえば、腸骨窩及び下前腸骨棘から大腿骨小転子下方にかけて起始停止しています。

実際に視認することが困難なので、自分の身体の中に存在することを意識しにくい傾向にある筋肉です。

腸骨筋は股関節の屈曲や外旋という動きに対応しています。脚の付け根付近の動きに大きく関係しているため、年齢を重ねたときに腸骨筋が衰えていると、上手く歩くことができなくなる可能性もある点に注意が必要です。

多くの神経が通っている腸骨筋には、腸骨筋膜下ブロックという神経ブロック注射を打ち込むこともあります。年齢を重ねた人は、疼痛や発熱を伴う腸骨筋膿瘍を発症する場合があることを覚えておきましょう。

腸骨筋が硬いとどんなデメリットがある?

腸骨筋がどれだけ重要な役割を担っているのか知ることは、効果的な鍛え方やケアを考えるきっかけになります。特に注意したいのが、腸骨筋が硬くなってしまうことです。将来にわたって健康な肉体を維持していくために、腸骨筋の重要性を学んでおきましょう。

腸骨筋が硬いと起こる主な3つのデメリットを解説します。


  • 身体のバランスが悪くなる

  • 下腹が出てくる

  • 腰痛になる可能性がある

身体のバランスが悪くなる

腸骨筋は大腰筋と共に腸腰筋を構成する筋肉として知られています。

どちらも上半身と下半身を繋ぎ合わせる重要な役割を果たしている点に注目です。骨盤と太腿を連結している腸骨筋が硬くなると身体全体のバランスが崩れて、様々な悪影響に悩まされる可能性があることを覚えておきましょう。

具体的には、歩き方の歪みが大きな問題として浮上します。右の太腿と骨盤を繋ぐ腸骨筋と、左の太腿と骨盤を繋いでいる腸骨筋の硬さが異なる場合、足を踏み出したときの感覚が変わってくるのです。

足を踏み出したときの感覚の変化を放置し続けると歩き方が歪になって、腰をはじめとした全身に歪みが波及します。下半身だけでなく上半身の筋肉もバランスが崩れ、体調不良を引き起こすことにも繋がるのです。

下腹が出てくる

腸骨筋が硬くなることによるデメリットの中でも、見た目に大きく関わるのが下腹部の突出です。腸骨筋が硬い人の多くは、腹直筋を含めた腹筋や、腹横筋などのインナーマッスルが鍛えられていないことが理由といえます。

腸骨筋の柔軟性を確保する運動は少なからず腹筋を刺激するため、腸骨筋が柔らかい人は下腹部が飛び出る可能性が低くなるというわけです。ただし、ストレッチだけで下腹部の突出がすべて解決できるわけではない点に気を付けましょう。

あくまでもインナーマッスルの観点から下腹部に作用し、引き締まったスタイルを形成する手助けをしているに過ぎません。下腹部を本格的にケアしたいのであれば、食生活の見直しや筋トレ、有酸素運動にも着手しましょう。

腰痛になる可能性がある

太腿と骨盤を繋ぎ合わせている腸骨筋は、長い時間座り続ける習慣を持つ人の方が硬くなりやすい傾向にあります。座り続ける習慣を持つ人によく見られるのが腰痛です。実は、腸骨筋の強張りは腰痛の一因と考えられています。

なぜなら、腸骨筋が硬くなると上半身と下半身がスムーズに連動しなくなるからです。座っている状態から立ち上がる場面や、デスクワークの合間に用を足そうと思ったとき、腰周辺の筋肉が硬くなっていた経験がある人もいることでしょう。

筋肉の強張りは伝播するものであり、腸骨筋と腰の筋肉は近い位置にあります。つまり、長時間座り続けたせいで腸骨筋が硬くなると、腰の筋肉も強張って腰痛に繋がるのです。さらに、上半身と下半身の連動が上手くいかなくなることで身体が歪んでいき、腰痛を助長する恐れがあります。

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腸骨筋のストレッチで得ることの出来る効果を徹底解説!

腸骨筋はプロによるマッサージやストレッチなどのケアを繰り返すことで、少しずつ柔軟性を取り戻します。自宅でケアするならストレッチの方が手軽です。激しい痛みを感じない程度の強さで筋肉を引き伸ばし、柔軟性を確保していきましょう。

腸骨筋のストレッチで得ることの出来る効果は以下の3つです。


  • 身体のバランスが良くなる

  • スタイルの改善

  • 腰痛予防

身体のバランスが良くなる

腸骨筋が柔らかくなると、身体の歪みが解消されます。

特に実感しやすいのが歩き方の変化です。左右の腸骨筋の硬さが異なっていた人がストレッチを習慣にすると、歩くときの足幅が同じ長さに近づくだけでなく、フォームも美しくなる傾向にあります。

歩き方が改善されると、身体全体のバランスが整う点が最大のメリットです。お尻や太腿といった歩くときに負荷がかかる筋肉の左右差が小さくなり、バランスの悪化によって身体の各部位に加わっていた負荷が解消されます。

どこか怪我をしていたわけではないけれど、何となく身体が痛いといったレベルの体調不良も、身体の歪み改善と共に見られなくなるのです。腸骨筋は自覚がなくても硬くなっている場合が多いので、気になった人はストレッチに取り組んでみましょう。

スタイルの改善

腸骨筋の柔軟性がスタイルに良し悪しに関わっている理由として覚えておきたいのが、人間の肉体は偏った使い方をすると、左右差が簡単に生じてしまうという事実です。

右脚にばかり体重をかけて歩いていると、そちら側だけ筋肉が発達する可能性があります。

この状態を放置した結果、右脚ばかり太くてスタイルが悪く見えてしまうのです。腸骨筋の柔軟性を取り戻して身体の歪みが改善されると、身体の左右差も小さくなります。

脚の話でいえば、右脚と左脚が同じ細さに近づいた結果、それまでよりもスタイルがよく見えるというわけです。

自覚できないレベルの左右差でも、見た目に大きな影響を与えることがあるため、定期的に腸骨筋の柔軟性を向上するストレッチに取り組みましょう。

腰痛予防

腸骨筋が硬くなると腰痛が生じるということは、腸腰筋を柔軟性が高まるほど腰痛に悩まされるリスクが低下することと同義です。

太腿やお尻といった下半身の筋肉が硬くなりがちなデスクワーカーは、特に腸骨筋の柔軟性に配慮しましょう。

インナーマッスルである腸骨筋が硬くなると、太腿やお尻の表層にある筋肉が上手く動かなくなり、強張りを促進します。その結果、お尻や太腿と地続きになっている腰の筋肉の血行が悪化し、腰痛を引き起こすのです。

腰痛といえば腰周辺の筋肉のマッサージやストレッチが効果的と思われがちですが、実は腸骨筋のようなインナーマッスルが根本的な原因であるケースも見受けられます。今現在腰痛に悩まされていない人も、将来の健康を維持するために腸骨筋のストレッチを習慣にしていきましょう。

まとめ

腸骨筋は身体の内側にある筋肉の一種であり、大腰筋と共に腸腰筋を構成しています。

目に見えない筋肉ではありますが、日常生活の中でお世話になることが多い部位であることを覚えておきましょう。

骨盤と大腿骨を繋ぎ合わせている性質上、腸骨筋は股関節や腰周辺の影響を与えることがあります。

影響の中でも特に重大なのが、腸骨筋が硬くなることによって引き起こされる体調不良です。具体的には、身体バランスの悪化や下腹部の突出、腰痛などの症状が挙げられます。

一方で、腸骨筋の柔軟性を確保するストレッチが習慣になると、腰痛予防やスタイルが良くなるといったメリットを実感しやすくなる点に注目です。腸骨筋の働きを理解したうえで、日々のケアを積み重ねていきましょう。

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