ハンドボールは他の球技と比べて動きの激しいスポーツであることから、ハンドボール専用のハンドボールシューズが存在します。
このハンドボールシューズを使用しないと、足に怪我が発生する可能性が高まルため、特に成長期である中学生や高校生には必需品となります。そのため、自分に合ったハンドボールシューズをきちんと選ぶということが重要です。
この記事では、サルミングハンドボールシューズの選び方を用途・足の形・デザイン・性能といった面から解説し、それらを踏まえたサルミングハンドボールシューズ人気おすすめ10選を紹介しています。サルミングハンドボールシューズに興味があり、購入を考えている方の手助けになれば幸いです。

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サルミングハンドボールシューズの選び方を紹介!

用途(室内、外用)で選ぶ!
ハンドボールというと、室内で行うイメージが強い球技です。ただ、実は屋外でハンドボールを行うこともあり、日本の場合では中学や高校の部活で屋外の土のグラウンドで活動しているところも多くあります。
当然ですが、屋外のグラウンドでハンドボールを行うと室内で行うより、シューズの消耗は激しくなります。そのため、室内・屋外のそろぞれの使用環境に合ったハンドボールシューズを選ぶことが重要です。
屋外用のハンドボールシューズは激しい消耗に耐えるためにソールがイボイボになっていて、固い地面でもしっかりとグリップできるようになっています。そのため、安いシューズだとすぐにそのソールが消耗して買い替えが早くなってしまいます。
屋外用のハンドボールシューズは、多少価格が高くてもそのソールの耐久性が良いシューズを選びましょう。ただ、サルミングでは屋外用のハンドボールシューズは販売していません。
室内で行うハンドボールでは、室内特有の問題としてシューズ内の通気性の問題があります。シューズの通気性が悪いと、足がムレてしまうのです。
足の形(足の幅)で選ぶ!
ハンドボール以外の他のスポーツでもいえることですが、自分の足の形(足の幅)にフィットしていないシューズを履き続けると思わぬ故障につながります。そのため、ハンドボールシューズを選ぶ際も実際にきちんと自分の足のサイズを測定するのが理想です。
日本人の足のタイプは、一般的に甲が高くて幅が広いタイプが多いといわれています。そのため、横幅の狭いハンドボールシューズを作っているメーカーの場合、足にフィットしない可能性が高くなります。
その場合は通常履いているシューズのサイズよりも、1サイズ大きくしたシューズを選ぶなどして工夫しましょう。ちなみに、サルミングはスウェーデンのメーカーですので若干幅が細めのハンドボールシューズを作っています。
そのため、もし自分の足にフィットしない場合は通常よりも1サイズ上のシューズも試し履きしてみましょう。
デザインで選ぶ!
ハンドボールシューズはもちろんプレー中にずっと履いているものですので、そのデザインが自分の気に入ったものでないとプレーのモチベーションの維持にも影響を及ぼします。
しかし、ハンドボールは日本ではまだマイナースポーツの域を出ていません。そのため、ハンドボールシューズを販売しているメーカーも少なく、そのデザインの選択肢も限られてしまいます。
ハンドボールは海外では人気が高いスポーツですので、海外のメーカーのハンドボールシューズの方がデザインが豊富に揃っています。サルミングでは、例えばコブラというモデルではブラックとホワイトの2色展開をしています。
また、ナインティワンというモデルでもホワイト、ネイビー×オレンジ、ブラック×ゲッコーグリーンという3色展開をしており、国内のメーカーと比較するとデザインの選択肢が増えています。
性能(安定性、敏捷性)で選ぶ!
ハンドボールには様々なポジションがあるため、そのポジションに求められる性能を持ったハンドボールシューズを選ぶ必要があります。
例えば、ハンドボールにおけるゴールキーパーは、シュートに合わせて急にスライディングしたりすることから、他のポジションとはシューズに求める性能が違ってきます。
サルミングは、ゴールキーパー専用のハンドボールシューズを販売している、おそらく世界唯一のメーカーです。
サルミングのナインティワンというキーパー専用シューズのモデルは、キーパーにあまり必要ではないジャンプやダッシュに必要な機能を削ぎ落としています。ただ、その代わりにキーパーがセーブ時によく当たるつま先などが衝撃を吸収するような構造となっています。
サルミングのハンドボールシューズ人気おすすめ10選!
スウェーデンのスポーツブランド「サルミング」。さすが、スウェーデンのブランドだけあり、非常にオシャレなデザインのハンドボールシューズを手掛けています。
デザイン性では抜群の存在感ですが、やはり気になるのは、その履き心地や機能性です。
そこで、サルミングシューズの非常に独特の機能性を解説しながら、人気のサルミングハンドボールシューズ10選を厳選して紹介していきます。
カラー | ホワイト |
サイズ | 27.0cm |
重量 | 298g |
超軽量で人気のサルミング「コブラ」シューズ
インドア競技全般に使える「コブラ」シューズです。このコブラシューズには、横方向の高速で不規則な動きを安定させるサルミング独自の機能性「LMS」があります。
また、その横方向への動きを安定させ、足指関節への負担も軽減できる「EXOスケルトン」も魅力の1つです。この「EXOスケルトン」は、左右のシューズ側面に骨格のように施されており、インドアスポーツには非常に重要な機能です。
また、「コブラ」シューズは、非常に軽量化されており、27.0㎝で298gと言う驚きの重量になっています。非常に人気のため、アマゾンでも26.0・26.5・29.0㎝サイズのみの在庫となっていますので、サイズの在庫確認をした上でご検討ください。
カラー | ホワイト |
サイズ | 25.0cm |
重量 | 248g |
超軽量で高いクッション性の最先端モデル「コブラ」
高いクッション性と安定性を兼ね備えた「コブラ」シューズのウィメンズ用です。サイズ展開は、22.5~27.5㎝までと幅広く展開されています。
ソール部分が「ヴァイパー」シリーズと比較してみると、厚めの設計になっています。また、シューズの外側に8°の傾斜を作り、ねん挫などの足のケガ予防対策もバッチリです。
また、25.0㎝サイズで248gと驚きの軽量化が実現化されています。「バレーライン」と呼ばれている拇指球から前方部分を屈曲75°に設計してあるため、足の自然な前後左右の動きが安定します。
このシステムが、トーション・ガイド・システムです。最先端の機能性を体感できるシューズに仕上げられています。
カラー | フルオグリーン |
サイズ | 28.0cm |
重量 | 324g |
クッション性と接地感を兼ね備えた奇跡の「ホーク」
クッション性と接地感は、基本的に相反する関係で、2つの機能性を兼ね備えるのは奇跡的なことなのです。そのまさに奇跡的なシューズが「ホーク」と言うわけです。
弾力性とフロアからの高い反発力をしっかりと感じさせてくれます。また、足を守る安定感とグリップ力を現実化したシューズでもあります。
そんな「ホーク」は、28.0㎝サイズで324gと超軽量化されています。基本的には「コブラ」よりも更に少しだけ軽くなっています。
また、通気性も抜群ですが、アッパーは6層構造で耐久性にも優れています。そんなホークのサイズ展開は、25.5~30.5㎝となっています。
カラー | フルオグリーン |
サイズ | 26.5cm |
重量 | 324g |
ナチュラルな姿勢で”かかと”から”つま先”まで7㎜傾斜の「ヴァイパー」
ナチュラルな前傾姿勢を保つため、かかとからつま先にかけて、なだらかな7㎜の傾斜の「ヴァイパー」。
また、足首への負担軽減やねん挫などの怪我予防に「LMS+」機能もあります。この「LMS+」はサルミング独自のシューズ内部に傾斜を作ると言う構造です。このヴァイパーは傾斜11°と大きめの傾斜になっています。そのため、履いた感覚は他のシューズとは異なるかもしれません。
ヴァイパーシューズ表面は、メッシュ3層構造で足全体を包み込んでいます。このように、機能性に富んだシューズですが、そのデザイン性もかなりおしゃれになっています。
因みに、ヴァイパーは毒蛇を意味し蛇の動きの追求から誕生したと言われています。また、サイズ展開は22.5~27.0㎝までの取り扱いとなっています。
カラー | ブルー |
サイズ | 26.0 cm |
最もフロアとの距離が近い接地感「ファルコ」
今までで一番接地感が感じられる「ファルコ」は、「ヴァイパー4」をベースに開発されたシューズモデルです。そのため、「ヴァイパー4」と同じメッシュ構造を採用してあります。
接地感が非常に高いロープロファイル(薄型)で、モデル側面部分には、「EXOスケルトン」構造が施されています。
その構造により、ハンドボールの左右の激しい移動でも、シューズ内の足の位置が正しく維持できるように設計されています。そのため、しっかり踏み込むことが出来ます。
「ファルコ」の基本重量は、メッシュ構造と言う事もあり28.0㎝サイズで346gとしっかり軽量化もされており、サイズ展開は、25.5~30.5㎝と充実しています。
カラー | ゲッコグリーン |
サイズ | 26.0〜28.0cm |
インドアシューズ最高傑作の名高いヴァイパー2.0シューズ
新たに開発された高いグリップ力と耐久性を兼ね備えた複合素材シューズです。オリジナル版のエックスファクターから25%ものグリップ力がアップしています。
また、ミッドソールに特殊な「耐摩耗インジェクションEVA」を採用することで接地性までもアップしています。
接地性がアップしたミッドソールで踏み込むと柔軟な感触が実感でき俊敏性が高まるとも言われています。このミッドソール機能こそサルミングのランライト機能なのです。
因みに、こちらのヴァイパー2.0のサイズ展開は25.5~30.5㎝となっています。
カラー | ライトブルー |
サイズ | 25.5 cm |
蛇の外皮のような新素材アッパーで抜群の安定感
ヴァイパー5は、蛇の外皮のような新素材ヴァイパースキンで覆われたアッパーが特徴的です。足の保護や抜群の安定性を提供してくれます。
ヴァイパーシリーズには、欠かせない高いグリップ力と耐久性を持つ複合ゴム素材で、接地感と安定感を提供しています。
また、シューズ着用時には、かかとを安定させフィット感と快適性も実感できます。この「エルゴヒールカップ」は、以前の従来商品よりも長い保護素材による新機能です。この機能性は、人間工学に基づいて開発されています。
カラー | ネイビー |
サイズ | 25.5 cm |
素材 | メッシュ |
フロアからのエネルギー反発力が驚異的に80%アップしたレースシューズ
シューズ前方部分には「RE35」という素材を採用し、従来の素材よりも80%もフロアからのエネルギー反発力がアップしています。そのため、足への接地性がかなりアップし感じやすくなっています。
また、X型に広がる中央デザインにより、足の左右の動きが安定します。この安定が足指関節への負荷を大きく軽減します。更に、足裏前方の柔らかく痛めやすい部分に生じる摩擦が大きく減少します。
その他にも、Xデザインと靴ひもの蹄鉄型形状により、足指関節の圧迫感を抑え、つま先部分を固定することが出来ます。そのため、足指などのつま先が窮屈に感じにくい構造になっています。
レースR2 のLMS+機能は、捻挫を防ぐ自然な5°の傾斜を実現しています。微量な調整をすることで大きな効果につながります。
因みに、サイズは、25.5~30.5㎝で26.5㎝サイズで305gとメッシュを多く使い軽量化されています。
カラー | ホワイト |
サイズ | 27.0cm |
重量 | 298g |
人気コブラシリーズミッドシューズ
人気のコブラシリーズのミッドタイプシューズです。27.0㎝サイズで298gとミッドでありながら驚異的な軽量化を実現したコブラシリーズ。
サルミングが誇る「LMS+」では、外側に8°傾斜構造になっています。この傾斜で足首を捻挫から守ってくれます。また、非常に軽量で耐久性にも優れたHX120素材を6角形のパターン配置し、最大のグリップ力を引き出しています。
こちらのサイズ展開は、25.5~32.0㎝で幅広い方にお使いいただけます。ミッドデザインは、足首をしっかり固定してれるので、怪我予防の観点からもおすすめです。
カラー | ブラック+グリーン |
サイズ | 27.0cm |
重量 | 270g |
ゴールキーパーのためのサルミング「スライド4」でスライディング
ゴールキーパーは、ハンドボールプレイヤーの中でも、まったく動きが違います。その特徴を捉え考えられた「スライド4」です。
フロアを滑らかにスライディングできる、引っかかりにくい薄いソールが特徴の1つです。走る機能をカットし、ハイカットで足首保護などを重視しています。
その他にも、足への密着感と軽さ、コントロール性が飛躍的に向上したシューズと言えるでしょう。サイズ展開は。23.0~30.5㎝まで幅広くユニセックスタイプになっています。例えば、27.0㎝で270gと超軽量クラスです。
また、ゴールキーパーに合わせて、ボディの耐久性を重視し強化ナイロンを採用しています。ボールを受けとめるインサイドとつま先は保護強化しているので足の動きを妨げません。
このように、ゴールキーパーならではの機能性を重視した「スライド4」も目が離せません。
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まとめ
ここまで、サルミングのハンドボールシューズを選ぶにあたって用途・足の形・デザイン・性能で選ぶことの重要性を解説してきました。また、それを踏まえたサルミングハンドボールシューズ人気おすすめ10選を紹介してきました。
サルミングは、ハンドボール世界最強のスウェーデンで1991年に創設されたメーカーです。そのハンドボールシューズには、最高クラスのグリップ力と軽さが兼備されており、最先端の技術が導入されています。
今のところゴールキーパー専用のハンドボールシューズを取り扱っているメーカーはサルミングだけであるため、ハンドボールのゴールキーパーを務めている方には特に購入をおすすめします。