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フェンシングのルールを徹底解説!基本ルールから種類まで

スポシル編集部

公開日 :2019/03/29

更新日 :2019/03/29

フェンシングといっても、「種類」「試合形式」など、それぞれに打ち出す特徴が異なります。
試合を観戦する際、わからないことが多いと感じる人も少なくないのではないでしょうか?フェンシングは、騎士道から来る紳士的なマナー、華麗なプレー、駆け引き、テクニックが魅力的なスポーツです。

今回はフェンシングの種類やルールにクローズアップしていきます。フェンシングの試合を観戦する際、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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フェンシングのルールとは

フェンシングのルールとは、フェンシングの種類や個人戦、団体戦によってルールが決められています。

個人戦と団体戦があるのは、男女共通のルール。世界選手権では、「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目、男女別・個人戦・団体戦の12種目が行われます。オリンピックでは、合計10種目です。

大会によっては時間の関係上、12種目すべて行わず、団体は2種目、個人戦のみ、フルーレのみなど、臨機応変に変わることもしばしばあります。

フェンシングの種類

フェンシングには3つの種類があり、ルールが大きく異なります。北京オリンピック個人戦で銀メダルを獲得した太田雄貴さんはフルーレの選手だったので、フェンシングについて詳しくない人でも名前だけは知っている人も少なくないはずです。
以下では、フェンシングの種類にクローズアップしてみます。
フェンシングの主な3つの種類を解説します。


  • フルーレ

  • エペ

  • サーブル

フルーレ

フルーレは「優先権」がカギとなります。
試合開始前は、両選手が剣を持って向かい合いますよね。開始後、先に腕を伸ばして相手に向けた選手が「優先権」を獲得。「優先権」を取られた選手は、剣を叩いたり、払ったりすると、「優先権」を獲得できます。フルーレの有効面は動体のみ(背中を含む)

このように「攻撃―防御―反撃―再反撃」の繰り返しなのがフルーレの見どころといえるでしょう。

フルーレは、瞬発力があれば誰でも挑戦しやすいので、日本では最も競技人口が多いといわれています。

エペ

エペにはフルーレのような「優先権」がありません。
先に突いた選手がポイントを獲得となっています。両選手が同時に突いた場合、両選手にポイントが加算。エペの有効面は全身(足の裏も有効)です。

このように、有効面が全身である分攻撃の形が多彩であり、スピーディーなのがエペの見どころをいえるでしょう。

どちらにポイントが加算されたのかわからないときは、ランプの点灯に注目していればわかるので、観戦している人にもわかりやすいですよ。

サーブル

サーブルもフルーレと同じく、「優先権」があります。フルーレと異なるのは、「突く」という動きの他に、「斬る」という動作が加わる点です。さらに、フルーレでは無効面を突くと審判が反応しますが、サーブルでは無反応な点も異なる点。そのため、試合の進行もフルーレより早いです。

有効面は上半身のみ。上半身のみといっても動作がダイナミックなので、攻守で身体能力の高さが求められます。身長180cm以上の選手の方が有利といえるでしょう。

このように、動きが多彩なので観ている人としては、フルーレよりサーブルの方が面白いと感じる人も少なくないはずです。

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フェンシングのルールの種類・事例

フェンシングの種類によって、ルールが大きく異なるのが先述の紹介でわかりましたよね。さらにフェンシングには、3種類共通のルールだけでなく、個人戦や団体戦によってもルールが決められていますよ。

以下では、フェンシングの基本ルールや個人戦ルール、団体戦ルールにクローズアップして紹介します。

フェンシングのルールの主な3つの種類を解説します。


  • 基本ルール

  • 個人戦ルール

  • 団体戦ルール

基本ルール

フェンシングはマナーを重んじるスポーツ。そのため、マナーに関するルールも決められています。

①主審の「Rassemblez! Saluez!(ラッサンブレ、サリューェ)」 (気をつけ、礼)の掛け声で、選手同士が「気をつけ、礼」を行います。

②主審が「En garde (アン ガルド)」 (構えて)と言ったら、マスクを着用し、スタートラインにつま先を合わせるのが決まりごと。

③再び主審が「Prêts?(プレ)」(準備はいいですか?)と言うので、「ウィ(はい)」「ノン(いいえ)」と返事します。

④主審の「Allez!(アレ)」(開始!)の合図で試合開始です。試合終了後には、お互い握手をして退出するまでが一連の流れ。

⑤試合中は主審が「Halte(アルト)」(止め)と言うときがあります。言われたときは直ちに動きを止めなければなりません。

個人戦ルール

個人戦では、「プール戦」と「エリミナッションディレクト」があります。


  • 「プール戦」

  • 他のスポーツでいうならばリーグ戦。5~7人の総当たり戦で行われます。
  • 「エリミナッションディレクト」

  • トーナメント戦。


「プール戦」を1試合5点先取で、制限時間は3分。勝率、突いた数、突かれた数などをもとに個人順位が決まります。この順位で上位に入れば「エリミナッションディレクト」に進出です。

最初の1試合で勝敗が決まらない場合、1分の休憩を挟み、もう1試合を行います。それでも決まらない場合、さらに1分の休憩を挟み、もう1試合。もし、それでも勝敗が決まらない場合、くじでアドバンテージを決めます。その後、1分の延長戦。1点先取した選手が勝利となります。

延長戦でも勝敗が決まらない場合、くじでアドバンテージを獲得した選手が勝利です。

団体戦ルール

団体戦は、3人対3人。団体戦でも行われる方式が大会によって異なります。日本の場合、紅白方式、総当たり方式、リレー方式の3方式。その反面、世界大会ではリレー方式が用いられることが正式ルールです。

日本で用いられている3方式について紹介します。


  • 紅白方式

  • 1人1試合。行われる試合は3試合のみです。剣道や柔道の団体戦をイメージするとわかりやすいでしょう。

  • 総当たり方式

  • 1人3試合。つまり3人だと3人×3試合=9試合となります。1人が連続して試合にでることはできません。

  • リレー方式

  • 戦い方は、総当たり方式と同じ。1試合目がAチーム5点で、Bチーム3点で終わったとします。選手交代後、2試合目はAチーム5点、Bチーム3点から試合開始です。


3分経つか、決められた点数(1試合目5点、2試合目10点、3試合目15点)に達すると次の選手と交代となります。

フェンシングのルールの反則

フェンシングは、フェンシングの種類や個人戦、団体戦でルールが異なるのが先述の紹介の通りです。それに加えて、攻撃時やマナーにおいてもルールが決められていますよ。

以下では、フェンシングのルールの反則について、攻撃の反則やマナーの反則にクローズアップして紹介します。

フェンシングのルールの反則についての以下の3つを解説します。


  • 攻撃の反則

  • マナーの反則

攻撃での反則

簡潔に言うと、突いたり、斬ったりすればポイントが加算されるスポーツなのがフェンシング。ただし、単に攻撃すればポイントが加算されるのではありません。

攻撃するにあたって、ルールが決められています。攻撃による反則を取られてしまうのが、フェンシングのルール違反として代表的といえるでしょう。

ピスト(フェンシングのコート)のサイドラインを越えてしまったまま攻撃した場合、ポイントが加算されません。
剣で攻撃するのが大前提なので、相手選手の体にわざと体当たりするようなプレーもルール違反です。

当たり前のことですが、マスクで覆われていない部分を攻撃するのもルール違反。そのため、頭を下げる、後ろに振り向くといった危険行為も許されません。

マナーの反則

先述の通り、フェンシングもマナーを重んじるスポーツ。このような点は、柔道や剣道と同じですよね。

試合開始前の「気をつけ、礼」から始まり、試合終了後の「礼、握手」は必須!このようなマナーを無視した行為をすると、退場・出場権の剥奪などが言い渡される場合もあります。

たとえば、主審のジャッジに不服として、試合終了後の「礼、握手」をしないで退場してしまう、主審にリスペクトを欠いた暴言を吐いてしまうなど、問答無用でルール違反です。

最悪の場合、即座に退場となり、試合出場停止が2試合以上にもなる場合もあります。当たり前のことですが、フェンシングがマナーを重んじるスポーツである以上、守るべきルールだとわかるはずです。

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フェンシングの懲罰

フェンシングのルールとして、懲罰に値するプレーをした選手にはカードが提示されるのが決められています。

サッカーのルールと同じく、「イエローカード」「レッドカード」がある他に、フェンシングには「ブラックカード」まで存在します。

以下では、「イエローカード」「レッドカード」「ブラックカード」について紹介します。

フェンシングの懲罰についての以下の3つを解説します。


  • イエローカード

  • レッドカード

  • ブラックカード

イエローカード

イエローカード(警告)は、以下のようなプレーをした場合に提示されます。


  • 頭を下げる(マスクでガードされていないため)

  • 相手選手に体当たりなど接触とみなされる行為(両選手にとって怪我に繋がるおそれがあるため)

  • 攻撃せず、防御にまわるような消極的な試合の場合(紳士的ではないため)

  • ベンチにいる人が試合中の選手にアドバイスしすぎ(うるさくしているとみなされるため)



有効面以外を複数回突くのもイエローカードの対象となります。

レッドカード

レッドカードは、以下のようなプレーをした場合に提示されます。


  • イエローカードの項目で紹介したプレーによって、1試合に2枚のイエローカードを提示された場合

  • イエローカードよりも悪質なプレーだと主審が判断した場合



レッドカードが提示された場合、相手選手に1ポイントが加算されます。
試合前の武器チェックで、劣化した用具だと2回指摘されてもレッドカードが提示されるので、試合前に自分の用具をチェックしておかなければなりません。

ブラックカード

ブラックカードは、以下のようなプレーをした場合に提示されます。


  • 非常に悪質なプレーを繰り返した場合

  • レッドカードよりも悪質なプレーだと主審が判断した場合



ブラックカードを提示された場合、問答無用で即刻退場となり、失格扱い。さらに、シーズン2か月間の出場停止処分を受けます。

試合終了後にマスクを投げつけたせいで、シーズン2か月間の出場停止処分を受けることもあります。やはりこのような点からも、フェンシングはマナーを重んじるスポーツだというのがわかるでしょう。

フェンシングのコート(ピスト)解説

フェンシングのコートをピストと呼ぶのは、先ほど紹介しました。このピストは、長さと横幅が国際フェンシング連盟による競技ルールによって決められています。

実はこのピストですが、以前はフェンシングの種類によってサイズが異なっていました。現在は、3種類ともに同じサイズです。

以下は、現在のピストのサイズについて紹介します。

長さ:14m
横:1.5m~2m

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まとめ

フェンシングの種類とルールについて紹介しました。フェンシングにまだあまり詳しくない人には、ルールが簡単なのでエペの観戦がおすすめです。

エペでフェンシングの魅力を理解できたら、日本で最も競技人口が多いフルーレを観戦すると良いでしょう。

そうすると、試合観戦がグッと面白くなるかもしれませんよ。

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