本気の殴り合いによる、圧倒的な迫力と緊迫感が魅力のボクシング。
一目見ただけでは、あまり多くの道具を必要としていないボクシングですが、本格的な練習や試合を行うとなると、多くの種類の用具が必要になります。
この記事では、そんなボクシングに必要な道具について詳しく解説しました!
まず、ボクシングに必要な道具をジャンル分けして紹介し、次に選手以外で必須の用品も紹介します。
そして最後に、おすすめのボクシング用品を10個厳選し、それぞれについて詳しく紹介しました!
種類が多く、どのアイテムを選べばいいか悩んでいるボクサーの方におすすめの記事となっています!

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ボクシング選手が必要な道具をジャンル分けして紹介!

ボクシングは、一目見ただけだと、グローブとウェア以外に身につけている物はなく、必要な道具は少なそうに見えます。
しかし、身に付けるもの以外にも、試合や練習に必要な道具は意外にも多いのです。
まずは、ボクシングに必要な道具をジャンル分けして紹介していきます!
ボクシング選手が必要な道具をジャンル分けして紹介します。
- ・ボクシング選手が身に着ける道具とは?
- ・トレーニングに必要な道具とは?
- ・試合に必要な道具を紹介!
ボクシング選手が身に着ける道具とは?
まず、ボクシングをするにあたって、用意すべき道具としては、「トレーニングウェア」と「ボクシングシューズ」の2つが挙げられます。
ボクシングは、物凄く体力が必要とされるスポーツで、1ラウンドこなすだけでも大量の汗をかきます。
そのため、普段着では動きづらく、汗も吸ってくれないので適しません。ですので、必ずウェアを用意する必要があります。
トレーニングウェアに関しては、普通のスポーツウェアで十分です。
伸縮性に優れていて動きを妨げず、吸汗・速乾性に優れているものが良いでしょう。
シューズに関しても、ボクシング用シューズが多数売られているので、用意しておいた方が良いでしょう。
軽量感があり、グリップ力にも優れていて滑りづらいトレーニング用シューズなどがあります。
しかし、初めは普通のランニングシューズでも構いません。
慣れてきて、本格的に取り組んでいこうと思ったタイミングでシューズの購入に踏み切りましょう。
トレーニングに必要な道具とは?
トレーニングに必要とされる道具は、まずジムでトレーニングをする場合と、自宅でトレーニングをする場合で、必要な道具が異なります。
最初に、ジムでトレーニングをする場合は、ミット打ちをするための「ミット」や「パンチンググローブ」が必要となります。
そして、スパーリングをするなら試合で使われる「オンスグローブ」、パンチ力を鍛えるために自主練習を行うなら「サンドバッグ」も必要です。
自宅で練習を行う際は、ジムで行うような技術練習はできないので、筋力や体力を鍛える基礎練習が中心となります。
そのために必要な道具は、瞬発力やスタミナを鍛えるための「縄跳び」や、パンチを繰り出す力を強化するための「ダンベル」などがあると良いでしょう。
試合に必要な道具を紹介!
試合に出場するのであれば、必須の道具がさらに増えてきます。
まず、試合で使えるグローブは体重によって8オンスか10オンスと決まっているので、所定のオンスグローブが必須です。
手首や拳を衝撃から守り、怪我を未然に防ぐためのバンテージも用意しましょう。
より拳を強固に固定したい方は、テーピングで固めるため、テーピング用のテープも用意しておく必要があります。
トレーニングではレンタルで済ませられる道具も多いですが、試合に出るなら自分専用の道具を用意しておきましょう。
また、ボクシングは格闘技なので、護身用のプロテクター類も必要です。
口を守るマウスピースや、頭部を保護するヘッドギアなどが例として挙げられます。
さらに、男性は股間を守るカッププロテクター、女性の場合は下腹部保護用のローブローガードも必要となります。
選手以外で必要な道具を紹介!

ボクシングの試合を成り立たせているのは、選手だけではありません。
ボクシングは危険と隣り合わせの格闘技なので、さまざまな人の協力によって、試合が成り立つのです。
この章では、「カットマン」と「セコンド」にフォーカスし、それぞれの必要な道具について紹介していきます!
選手以外が必要な道具を紹介します。
- ・カットマン
- ・セコンド
カットマン
カットマンとは、格闘技の試合中に選手が負傷した場合、切れた箇所を1分間のインターバルで治療する役割を担っている、治療のプロフェッショナルのことです。
ボクシングは、相手のパンチを避けきれなかった時や、接近戦となり頭をぶつけた際に、まぶたや鼻が切れ出血しやすい競技です。
出血がひどく、インターバルの治療を経ても血が止まらない場合、選手自身は続行可能を訴えても、ドクターストップが入り、TKO負けを喫する可能性があります。
出血を止め、選手を可能な限り万全な状態でリングに送り出すことが、カットマンの重大な責務です。
そんなカットマンは、脱脂綿や綿棒、ワセリンやアドレナリンの希釈液、エンスウェル(腫れ止め用の金具)などを使って、止血を図ります。
これらの道具は全て、傷口が広がってしまうのを防いだり、目の腫れを周辺に逃がしたりするために使われます。
セコンド
セコンドは、チーフセコンド・サブセコンド・カットマンの3人の総称です。
チーフセコンドは、選手に具体的・戦術的な指示を与える役割を担っています。
そしてセコンドの中で唯一、試合前及びインターバルの間にリングに入ることが許可されています。
サブセコンドには、チーフセコンドとカットマンの2人をサポートする役割があります。
選手のために水を用意したり、マウスピースを洗ったりします。
日本において、チーフやサブはジムの会長やトレーナーが行うことが多いです。
チーフセコンドとサブセコンドが必要する道具としては、うがい用や補給用の水、バンテージを調整・カットするためのハサミなどが挙げられます。
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【最新版】ボクシング用具のおすすめ10選!
練習や試合の際にボクシングに必要な道具や、セコンドやカットマンにとって必須のアイテムについて理解できたところで、次は具体的なおすすめボクシング用品を紹介していきます!
それぞれのアイテムの特徴を踏まえて詳しく紹介したので、是非参考にしてみてください!
素材 | ポリエステル 100% |
サイズ | XXS,XS,S,M,L,XL,XXL |
カラー | ブラック×ホワイト |
重量 | 100g |
世界的人気のボクシングウェア!
優れた機能性とフィット感、シンプルながらも存在感のあるデザインで世界的人気を誇るボクシングパンツです!
まず、ウエスト部分はゴム仕様となっているので、内側の紐でサイズ調整を行うことができ、フィット感を高める手助けをしてくれます。
ウエスト以下の黒い部分はメッシュ素材を用いているので、軽量感だけでなく、通気性や吸汗・速乾性にも優れています。
また、黒と白というシンプルな色使いにも関わらず、たくましさを感じさせるデザインも人気の理由です!
素材 | メッシュ(アッパー)ゴム(ソール) |
サイズ | 25.0-28.0cm |
カラー | ブラック |
重量 | 210g |
軽量感とグリップ力で動きやすさを実現!
動きやすさにこだわり、片足わずか210gという超軽量化の実現に成功したボクシングシューズです!
アッパー部分のメッシュ素材、ソールのゴム素材と、従来よりも軽い素材を用いることで、20%以上の軽量化に成功しました。
そして、このシューズは軽い素材を使いながらも、機能性が劣らない点が最大の特徴です。
特に、グリップ力の高いラバーソールを足裏全体に施しているので、しっかりとリング上で踏ん張りが効く設計となっています。軽量感とグリップ力で、華麗な足さばきを導いてくれるシューズです!
素材 | 合成皮革 |
サイズ | フリー |
カラー | ブラック×イエロー、ブラック×ピンクなど5種 |
重量 | 255g |
着脱カンタンなリーズナブルグローブ!
着脱が簡単ながらも、拳や指をしっかりと保護してくれる、初心者向けのパンチンググローブです。
手首部分がゴムベルトになっていて、着脱がワンステップのみで行えるので、圧倒的な手軽さを備えています。
軽くて扱いやすく、手になじみやすいソフトタイプなので、初心者の方でもすぐに使いこなすことができます。
また、手のひら部分の握り棒が拳を作りやすくしてくれて、親指の二重カバーが衝撃を和らげてくれる点も、経験が浅い方には嬉しいポイントです!
素材 | ポリウレタンレザー |
サイズ | 4,6,8,10,12,14,16oz |
カラー | イエロー、ブラック、ホワイトなど14種 |
コスパ抜群のオンスグローブ!
試合やスパーリングでも使える、本格的なオンスグローブでありながら、圧倒的な低価格で手に入れることができます!
ボクシングに慣れてきたら、やはりパンチンググローブではなく、オンスグローブでミット打ちやスパーをやってみたくなりますよね。
しかし、オンスグローブは値が張るものが多く、購入に踏み切りづらいとお悩みの方も多いと思います。
しかしこのグローブは、サイズやカラーにもよりますが、最安で1,000円台で購入出来る圧倒的な低価格が魅力のグローブです。
通気性や耐久性など、機能性も申し分ないので、初めてオンスグローブを買うのであれば、とてもおすすめのアイテムとなっています!
素材 | 本革 |
サイズ | 2.9m |
カラー | ブラウン |
重量 | 550g |
自分で好みの長さに調節可能な本格派革製縄跳び!
100%革製で、通常の縄跳びよりも重く、トレーニング効率が高い本格派の縄跳びです。
好みの長さにカットできるので、自分に合ったサイズ感を実現することができます。
そして、人間工学に基づいて設計された木製グリップは、快適な握り心地を導いてくれます。
重めの縄跳びなので、初心者の方にとっては手を出しづらいかもしれません。
しかし、グリップの重量が調整できるので、初心者の方でも自分に合った効率的なトレーニングをすることができる縄跳びです!
素材 | マイクロ弾性ナイロン綿 |
サイズ | 2.5m,4.5m |
カラー | ブラック、ブルー、レッド |
重量 | 90g |
フィンガーループとマジックテープで初心者でも巻きやすい!
バンテージは、初心者にとって扱いが最も難しいボクシング用品のひとつですよね。
特に、巻き始めと巻き終わりを上手く行うためには時間がかかります。
しかしこのバンテージは、巻き始めはフィンガーループに指をかけるだけ、巻き終わりはマジックテープで止めるだけなので、初心者でも簡単に巻くことができます!
拳や手首を衝撃から守り、ケガを予防するためにもバンテージは必須のアイテムです。
ボクシングに慣れてきたら、バンテージの巻き方を覚え、安全に怪我なくボクシングを楽しんでいきましょう!
素材 | EVA |
サイズ | 大人用 |
カラー | クリア |
重量 | 20g |
可変素材のマウスピース!
素材にEVA樹脂を使っているので、熱湯に浸けることで簡単に自分の歯型に合わせた形に変えることができる、可変型マウスピースです!
形を変えられないマウスピースだと、サイズが合っていても、微妙に噛み合わせがズレていたり、自分にフィットするものを選ぶことが難しいので、可変型は本当にありがたいですよね!
ボクシングの試合やスパーリングの際はもちろん、筋トレ時や就寝時の歯の保護や、歯ぎしり防止にも使用することができます!
素材 | ポリ塩化ビニル |
サイズ | 160cm |
カラー | ブラック |
重量 | 760g |
自宅で使えるサンドバッグ!
自宅でもパンチの練習を行うことができる、エアースタンディングサンドバッグです!
本体には空気を、根元には水や砂を注入することにより使えるサンドバッグで、パンチの後には勝手に戻ってくるので、一人でも思う存分練習に励むことができます。
素材は、軽量で耐久性にも優れているポリ塩化ビニルを使っており、弾力性にも優れているので、手を怪我してしまう心配もほとんどありません。
自宅でサンドバッグを打つことを望みながらも諦めていた人は多いと思います。
スロートンのエアーサンドバッグは、そんな人の夢を叶える、コンパクトタイプのサンドバッグです!
素材 | 綿、特殊合成繊維、PP |
サイズ | XS,S,M,L,XL |
カラー | 黒、白 |
重量 | 100g |
外から目立たない内蔵型ファールカップ!
ボクシングは、あくまで格闘技なので、やはり相応の危険性をはらんでいます。
故意ではないとしても、ローブローが入るリスクはあるので、やはり安全を考えると、ファールカップの着用は必須です。
しかし、どうしてもビジュアル的にファールカップの着用が苦手だという方も多いですよね。
このファールカップは、パンツの中に着用する内蔵型なので、外から見えることはありません。
ビジュアルと安全性の両方を担保できる、おすすめのアイテムです!
素材 | 合成皮革 |
サイズ | フリー |
カラー | ホワイト、ブラック |
重量 | 300g |
安全にボクシングを楽しみたい女性におすすめ!
最後に紹介するのは、女性用ローブローガードです!
金的ガードは男性のみが必要とすると思っている方も多いですが、性別に関係なく、女性にとっても股間は急所のひとつです。
さらに言えば、女性にとっては股間だけでなく、下腹部にある子宮も急所となります。
ですので、下腹部には男性よりも女性の方が、保護されるべき部位が集中しているのです。
この女性用ローブローガードは、股間はもちろん、ウエスト部に子宮ガードが内蔵されているので、二つの急所をしっかりと保護してくれます。
安全にボクシングを楽しみたい女性の強い味方となってくれるアイテムです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ボクシングは、見た目以上に必要とされる道具が多いスポーツです。
練習が本格的になればなるほど危険性も高まるので、必要とされる道具も増えていきます。
しっかりと最低限の道具は揃えるようにして、安全に怪我なくボクシングを楽しむようにしましょう!
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