ボルダリングを楽しむ為に最低限準備すべきアイテムはシューズとチョークです。
そして、今回はチョークの中でも液体チョークについて詳しく紹介いたします!
この記事では、液体チョークのメリット、デメリットや、人気のおすすめ液体チョークを5つを徹底解説を行なっています!
人気ブランドも合わせて紹介しているので、チョークを購入する際にぜひ参考にしてみてください!
目次

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ボルダリング液体チョークとは?!

ボルダリングで使用するチョークはさまざまな種類がありますが、液体チョークの人気が高いです。
液体チョークのメリットは手汗を吸収してくれることあり、手汗が酷い人は液体チョークを使用するようにしましょう。
また、滑り止め効果も高く、しっかりつかむことができるメリットもあります。
しかし、ボルダリング教室によっては使用が禁止されている場合もあり、利用する際には確認しましょう。
肌が弱い人には不向きなチョークの種類で、肌がかぶれてしまう原因になります。
粉チョークは粉が舞うデメリットがありますが、液体チョークであれば舞うことがありません。
一方で、液体が乾くまでしばらく時間がかかるデメリットが液体チョークにはあります。
ボルダリング液体チョークおすすめの選び方!

ジムによってはロジンフリーの液体チョークを選ぼう!
まず液体チョークを選ぶ際に気を付けたいのが含有成分です。
一般的に液体チョークは、粉チョークにエタノールを混ぜたものを指します。
しかし、液体チョークの中にはロジン(松ヤニ)を混ぜてグリップ力を高めたタイプもあります。
高いグリップ力を発揮するロジン混合タイプですが、ホールドを汚してしまいます。
ジムによっては、ホールドの汚れを理由にロジン混合の液体チョークを禁止しているジムあるため、通っているジムに確認しましょう。
尚、禁止だった場合はロジンフリー(ロジンを含まない)液体チョークを選びましょう。
フリクション性能が高い液体チョークがおすすめ!
粉チョークももちろんフリクションを高める為に使う訳ですが、よりフリクションを高めたいのであれば液体チョークがおすすめです。
液体である事から、指先にある指紋のすき間までチョークが入り込みます。
また、液体チョークはエタノールを含むため手汗を飛ばす効果も期待できるからです。
手荒れに気をつけよう!
高いフリクションを期待できる液体チョークですが、デメリットもあります。
それは、手汗を飛ばす効果を期待して含まれるエタノールが起因しています。
揮発性の高いエタノールによって水分が飛ぶ為、乾燥肌の人にとっては乾燥を悪化させて手荒れの原因になってしまいます。
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ボルダリング液体チョーク人気おすすめメーカー4選

PD9(ピーディーナイン)
PD9のPDはポールダンスから名付けられています。
その名の通り、アクロバティックな動きをポールで支える事を要求されるポールダンス業界の滑り止めをクライミング用に開発した液体チョークです。
フリクション性能はポールダンス仕込みと言える高い効果を発揮し、少量でも十分な効果が得られます。また、持続性にも優れています。
アルミナという成分が配合されているのが特徴で、制汗効果があり乾燥を持続させてくれます。
ロジンフリーという事もあり、幅広いクライマーから高い支持を集める液体チョークです。
MAMMUT(マムート)
MAMMUTの液体チョークを紹介します。
まさに、フリクション性能を追求した液体チョークと言えるでしょう。
抜群のフリクション効果を発揮し、持続時間も長い液体チョークです。
一方で、ロジンを含有する液体チョークなのでジムでは使えない所もあります。
手荒れも心配されるので、手荒れが気になる方には不向きと言えます。
BOULDER-X(ボルダーエックス)
BOULDER-Xの紹介です。
BOULDER-Xは、ロジンフリーの液体チョークです。
手荒れが気になる方にはおすすめの液体チョークと言えます。
手頃な値段と肌への負担が少ない事が魅力です。
注意したいのは、シリーズの中でHALはロジンを含むという点です。
BEAL(べアール)
BEALの液体チョークを紹介します。
BEALの液体チョークはロジンを含みますのでジムで使用する際は確認が必要です。
ロジンを含む事もあり、高いフリクションを発揮します。
また、粘度が高く手に馴染みやすい事も大きな特徴の一つです。
乾燥肌や手荒れが気になる方には不向きですが、MAMMUT同様にフリクションを追求するクライマーにとっては強い味方になる液体チョークですね。
やはり、ジムでの使用はしっかりと確認を取る必要があります。
液体チョークを自作してみよう!

これまで液体チョークの選び方やおすすめメーカーを紹介してきましたが、液体チョークは道具さえ揃えれば簡単に自作することができます。
そこでここでは、液体チョークの作り方や自作にかかる値段、注意点などを解説していきます。
オリジナルの液体チョークを作りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
用意するもの
液体チョークを自作する際に用意するものは以下になります。
・液体チョーク
・アルコール
容器
アルコールは消毒用などで使用されているもので大丈夫です。
また容器はボルダリングの最中に使用することを考え、使いやすい容器にすることをおすすめします。
100円ショップなどにさまざまなタイプの容器が販売しているので、100円ショップなどで選んでみることをおすすめします。
作り方
1. 用意した容器に粉→アルコールの順番に入れる
2. 振ってよく混ぜる
たったのこれだけです。
あとは粉やアルコールの量を調節しつつ、自分好みの濃さにしてみてください。
また、チョークは粉末チョークでなく、ブロックチョークでも自作することができます。
ブロックチョークの場合は粉末状に砕いた後に、先ほど紹介した作り方通りに作ってみてください。
どのくらいの価格で作れる?
自作液体チョークを作るのにかかる値段ですが、粉末チョーク(300g)が1,800円、アルコール(500ml)が300円、容器が100円だとすると、全部で2,200円ほどかかります。
個人の好みにもよりますが、粉末チョークとアルコールの重さの割合を、溶けなくなるギリギリの割合である、1:3にした場合、1gにおける値段は3.3円(1g=1mlで計算)になります。
対してショップなどで販売している液体チョークは平均100mlにつき1,000円ほどで販売しているため、1mlにつき10円ほどかかります。
そのため、値段で考えた際、もっとも濃い液体チョークを自作したとしても、1/3ほどの値段で液体チョークを使用することができます。
自作液体チョークの注意点
自作の液体チョークですが、アルコールを使用しているため、肌が弱い方や、アルコールが体に合わない方は使用には注意が必要です。
また自作の液体チョークは、粉末タイプのチョークよりも持続力がありますが、その分たっぷりと使用する必要があります。
そのため値段は安くとも、ショップなどで販売している液体チョークよりも消費が早くなるでしょう。
値段を考慮して自作の液体チョークを作ろうと考えている方はその点も注意が必要です。
自作液体チョークはこんな方におすすめ!
一定量における値段が、市販の液体チョークより安い自作液体チョークですが、1回における使用量が多いため、「安さ重視の方におすすめ!」と言い切ることはできません。
しかし、好みの濃さや1回使用する際の量は人それぞれであるため、値段を気にされる方は1度は自作液体チョークに挑戦してみても良いかもしれません。
さらに友人などと一緒に材料を購入・作製すれば、1人にあたりにかかる値段も抑えることができます。
また値段をあまり気にされない方でも、自分好みの液体チョークを作れるという点では、非常にメリットとなるため、1度自作液体チョークを作ってみることをおすすめします。
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ボルダリング用液体チョークの人気おすすめ5選!
サイズ | 100ml |
素材 | 炭酸マグネシウム・エタノール・ロジン・アエロジル |
速乾性に優れている
Spunk 液体チョークは高品質炭酸マグネシウムとアルコール成分は含まれていることで速乾性に優れている液体チョークです。
液体チョークは乾くまで待つ必要があるデメリットがありますが、速乾性に優れているおかげで比較的すぐにボルダリングを開始することができます。
そのため、チョークを付けて早くボルダリングに挑戦したい人におすすめです。
また、浸透力にも優れている液体チョークであり、シワの中まで成分が浸透し、滑り止めとしての効果が長持ちします。
サイズ | 60ml |
松ヤニが使われていない
PD9 クライミング液体チョークは松ヤニ成分が一切使用されておらず、アルカナと呼ばれている金属が素材の中に含まれています。
アルカナは人体に悪影響が出ないことが認証実験で証明されているため、金属でも抵抗感なく使用することが可能です。
松ヤニで作られている液体チョークと比べると使用する量が少なく、一回数滴たらせばグリップ力を得ることができます。
容器が非常にコンパクトに作られており、ポケットに入れることも可能です。
サイズ | 200ml |
べたつかない
BoulderX 液体チョークはボルダリングジムで好まれる液体チョークです。
液体チョークがボルダリングジムで嫌われる原因は施設が汚れてしまうからです。
しかし、ロジンが使用されていない液体チョークであるため、べたつきがなく、施設を汚してしまうことがありません。
使用した後の手の平も水洗いだけで簡単に落とせれるメリットもあります。
BoulderX 液体チョークは粉タイプのチョークを液体化し、さらに防水性を付加したことで他の液体チョークとは全く違う性質に作られています。
サイズ | 250ml |
容器から出しやすい
BEAL ピュアグリップは松ヤニ成分が多めに含まれている液体チョークです。
そのため、滑り止めの効果が高く、滑ってしまうことを抑えることが期待できます。
容器から出しやすく、手になじみにやすいこともあり、使いやすいです。
また、早めに乾いてくれるため、乾かす時間を短縮することができます。
しかし、長期間使用しないと容器の中で液体が固まってしまうこともあり、なかにビー玉などを入れて固まらないような工夫をしましょう。
サイズ | 60c |
水分をはじく
マクダビッド GP001はサラッとしたローションの形状に仕上げられている液体チョークであり、塗りやすいメリットがあります。
サラッとした塗り心地で手の平がべたついてしまうことがありません。
そのため、触った場所がべたついてしまうこともなく、迷惑をかけることを極力控えることが可能です。
汗や油を素早く吸収する性能に長け、チョークの効果をより効率よく得ることができます。
水分をはじく効果もあり、滑り止めの効果を多が持ちさせることも可能です。
まとめ
一言に液体チョークと言っても、体質や成分によって様々なタイプがあります。
今回は、タイプ別の特性を含めておすすめの液体チョークをご紹介しました。
手の発汗や肌の強さなどは、人それぞれ違います。
自分のコンディションや体質によって、適した液体チョークを選ぶようにして下さい。
ボルダリングは、己の肉体を極限に使い切るスポーツです。
だからこそ、ポテンシャルを最大限に発揮する為にも相性のよい液体チョーク選びをすればさらなるトライへと繋がっていきます。
ボルダリングを始めてみたいという方も、是非参考にしてみて下さい。
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