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剣道の段位の審査方法や難易度を徹底解説!履歴書への書き方は?

スポシル編集部

公開日 :2019/04/08

更新日 :2020/03/20

剣道の段位について解説しています。それぞれの単位毎の取得方法や審査内容などを詳しく説明していきます。

特にこれから段位の取得を考えている方や、段位について詳しく知りたい方向けに役立ていただけるようになっているのでぜひ参考にしてください。

またこれから剣道を始めてみたい方も参考になる内容なので、自分が目指す先を明確にするために読んでおいてもらうのも良いでしょう。

剣道に興味を持った方が参考にしていただけると幸いです。

目次

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【初段〜三段】


まずは初段から三段の審査内容についてみていきます。ここで紹介する段位は日本剣道連盟によって定められている内容です。

三段までは比較的取得しやすいです。特に二段までであれば保持している方も多く合格率も高いのでまずは二段を目指すと良いでしょう。

初段:剣道の基本を修習し、技倆良なる者


まずは初段について解説します。初段は剣道の基本を修習し、技倆良なる者となっています。

初段の受験資格は1級に合格しかつ中学2年生以上の剣士とされています。試験内容は実技、形、筆記の3つです。

実技は30秒間の試合です。綺麗な構えと積極性、発声と残心を守っていればまず受かります。有効打突を多く獲得することがポイントです。

形は7本のうちから3本が出題されます。大体は左上段対右上段、正眼対正眼と左上段対正眼が出題されることが多いです。ここでポイントとなるのが正しい足さばきです。しっかりと足の動きを覚えることで、上半身がついてくるのです。

筆記内容は竹刀の各部の名称、正しい打突について、剣道の礼について等の問題が多く出されます。しっかり勉強しておけば大丈夫です。

二段:剣道の基本を修得し、技倆良好なる者


次に二段について解説します。剣道の二段は剣道の基本を修得し、技倆良好なる者とされています。初段を取得し1年以上経った剣士が受審資格を持っています。

審査内容は実技、形、学科です。5人の審査員によって審査が行われます。

形は太刀の形7本のうちから5本が出題されます。主に左上段対右上段、正眼対正眼、下段対下段、八相対脇構え、左上段対正眼の5種類が行われます。

筆記試験では気合について、中段の構えの特徴、剣道での礼儀の大切さなどの問題が出されます。

実技試験は初段と同様に30秒の稽古ですがより基本が身についているから見られています。有効打突を正しく打つ、そして大きな声でまっすぐ、残心を残すということを心がけると良いでしょう。

思い切った打突と打ち切りができれば二段も合格できることでしょう。

さらに二段になると所作も大事になってきます。蹲踞などの所作や礼儀などをが見られるので覚えておきましょう。

三段:剣道の基本を修錬し、技倆優なる者


剣道の三段では剣道の基本を修錬し、技倆優なる者とされています。

審査内容は実技審査、形7本、筆記試験となっています。実技審査は各団体によって異なります。切り返しや応じ技の試験がある場合もあります。立会形式の稽古で求められるのは機会を正しく捉えること、攻めのある打突、適正な間合い、有効打突です。

初段二段と異なるのは有効打突があるかどうかです。まっすぐ打つだけでなく機会を捉えて有効打突を出せるかどうかがポイントとなるのです。

特に応じ技にこだわらなくても打てる得意な技で有効打突が打てれば良いでしょう。しかし試合ではないので基本に応じた打ち方をする必要があります。残心もしっかり残しましょう。

三段で気をつけなければいけないのが立ち姿勢が崩れること、自分から攻めないこと、フェイントが多いことです。こういった立ち回りをしてしまうと合格しにくいので注意しましょう。

攻めて打つという剣道の論理から大きく外れることなので、これを試験中にやらないようにしましょう。

ちなみに三段の受験資格は二段合格から2年後です。年齢によって特例があり地方団体の団長が直接の理由を認めた場合は、二段合格後すぐに三段を受験することが可能です。

【四段〜五段】


次は四段、五段についてみていきます。三段までで獲得するのも割と難しいですが、四段となるとますますレベルが上がります。

ここから先は本当に剣道を真面目に取り組んだ人しか獲得できないレベルです。四段からは指導者レベルに入るので立場が変わってくるのも大きいでしょう。

四段:剣道の基本と応用を修熟し、技倆優良なる者


四段は、剣道の基本と応用を修熟し、技倆優良なる者とされています

四段の受験資格は三段を取得してから3年以上経過したものとされています。つまり大人から始めた場合剣道歴7年は必要ということになります。

四段の審査内容は1次の実技試験、2次の剣道形、そして3次の学科試験となっています。ちなみに四段になると高確率は40から50%まで下がります。

四段の審査ポイントは構えた状態での攻防と、相手にできるだけ打たれないこと、先に一歩前に出ること、縁を切らないようにすることです。

三段までは打たれてもガンガンと打っていく必要があります。しかし四段になると打たれないことも大切になってきます。

ちなみに四段になると審判もできます。三段までが教わる側、四段からが指導者という立場になっていくのです。

このように三段と四段ではガラリと審査内容も立場も変わってくるのでそのぶんハードルが上がっていると言っても過言ではありません。

五段:剣道の基本と応用に錬熟し、技倆秀なる者


五段は剣道の基本と応用に錬熟し、技倆秀なる者とされています。受験資格は四段を取得してから4年以上修業することです。

審査内容は実技と学科です。6人の審判によって審査されます。実技試験で必要なのが構えた状態で攻め合うことです。そこで機会を見つけて打ち込みます。なので有効打突にならない無駄打ちを避ける必要があるのです。

形の内容は太刀の形7本と小太刀の方3本です。ちなみに四段も同じ内容です。

筆記試験の内容は、心止について述べる、先の技について説明する、剣道と礼儀の関係を述べるなどがあります。ここまで来ると筆記の内容も相当マニアックなものになります。

合格率は2~3割ほどだと言われています。五段を獲得すると先生と呼ばれるようになるので頑張りたいところです。

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【六段〜八段】


六段から八段になるとさらにレベルが上がります。ここまで来ると日本中の剣士の中でのトップクラスになってきます。

特に八段までになると、全日本選手権などの大きな大会で審判長を務めるなど様々な役職を任せられたりします。

技術、指導に優れたレベルの剣士が六段以上なのです。

六段:剣道の精義に錬達し、技倆優秀なる者


六段は剣道の精義に錬達し、技倆優秀なる者となっています。五段習得でかつ5年以上使用したものが受審資格を得ることができます。

六段以上になると全日本剣道連盟による審査になります。年齢によって受診会場が分かれています。

若い受信者が集まる会場では全日本選手権に出ているような有名な選手も数多くエントリーしているそうです。

審査内容は実技と日本剣道形です。実技は6人は3人の審査員によって審査が行われます。

実技試験では有効打突をしっかりととりたいところです。数多く打つことでなく1本2本で十分なのでしっかりと気を見て打つことが大切です。後は打たれすぎないことが重要です。何でもかんでも打つのではなく、打たれないタイミングで打つことがやはり大切なのです。

形は四段五段と同じく、太刀の方7つと小太刀の方3つが課題になっています。しかしそのレベルが高くなっています。

合格率は1割程と狭き門になっています。

七段:剣道の精義に熟達し、技倆秀逸なる者


七段は剣道の精義に熟達し、技倆秀逸なる者とされています。六段取得後6年以上修業したものが受審資格を得られます。

審査内容は剣道形と実技です。審査員は実技が6人、形が3人となっています。実技試験では六段までに求められていたこと+美しさが求められます。さらに品も求められるのでより美しく技を決めることが大切です。

形は六段と同じで太刀7本と小太刀3本です。合格率は1割を切ることもあり8%から10%と言われています。

技法よりも心に重点を置いた剣道をやることが求められます。自然な姿勢や態度はもちろんですが攻防においても不動の体勢を保つことが求められます。相手の心まで読み取り打突では気力で相手を動かさせることなく、打ち込めるまでになるとこの七段が与えられるのです。

より日々の鍛錬が求められる段位となります。

八段:剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なる者


八弾は剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なる者とされています。八段になるためには七段を取得しておく必要があります。さらに七段になってから10年以上経ったら八段に挑めるのです。

初段を取得してから31年以上経たなければ八段受審資格をそもそも得られないのです。

八段の審査は合格率が0.8%と言われています。司法試験よりも合格率が低く日本最難関の試験と呼ばれることもあります。試験内容は実技と形です。

実技は1次と2次に別れ、1次が6人2次が9人、形は3人の審判員によって審査されています。

多くのベテラン剣士がこの八段のの壁に阻まれるほど難易度が高いのです。剣道八段は経験者にとってまさに神様と言えます。

この上の9段10段というのも昔あったのですが現在は廃止されており、獲得できる単位としては8段が最高位とされています。

余談ですがこの八段の先生との稽古はとても苦しく、構えあっているだけでも相当疲れます。

剣道の段位を取るためにどのくらいお金がかかるの?


剣道の段位を取得するためにはお金がかかってきます。そこでどのくらいのお金がかかるかまとめてみました。


  • 初段:審査料3,500円+登録料6,000円

  • 二段:審査料4,500円+登録料7,500円

  • 三段:審査料5,500円+登録料10,500円

  • 四段:審査料7,500円+登録料15,000円

  • 五段:審査料9,000円+登録料21,000円

  • 六段:審査料13,000円+登録料48,000円

  • 七段:審査料14000円+登録料71500円

  • 八段:審査料18,000円+登録料105,500円


このように料金がかかります。また六段以上になると全日本剣道連盟による審査になるので審査会場が限られます。そのため移動費もかかってくるのです。

このように段位を極めるのは多くのお金がかかるのです。

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履歴に段位を書くときは資格の欄?趣味・特技の欄?


履歴書には資格を記入する項目があり、取得している資格を記入することで企業側に好印象を与えることが可能になります。一見資格であれば何でも記入してよいと考えてしまいやすく、剣道の段位も資格の欄に記入してしまいやすいです。

しかし、履歴の資格欄に記入できる資格が基本的に国家資格だけになっています。剣道の段位は国家資格ではないため、趣味の欄に記入することが適切です。趣味の欄に剣道の段位を記入しておくことで警察官になりたい人や警備員になりたい人にとっては有利になります。

そのほかの職業であればそこまで有利になることはありませんが、努力することができるという人柄を評価してくれる場合が多く、段位を取得しているのであれば趣味の欄に記入しておきましょう。

段位はあなたの努力や人柄を証明する


上記でも紹介したように剣道の段位を取得していることで相手に努力できる人や一つの物のごとに対して集中して取り組むことができる印象を与えることができます。また、剣道は礼に始まり礼で終わることでも有名なスポーツであり、作法を重要視している特徴があります。

そのため、剣道の段位を取得している人であれば礼儀が身についている人物だということを知らせることが可能になります。以前と比べると正しい礼儀作法ができていない人が増えてきており、入社してトラブルになることも少なくありません。

しかし、面接などではその人の人柄まで把握することができないため、剣道の段位を記入しているだけで礼儀ができる人物である印象付けることができ、大手企業や営業職ではかなり有利になります。

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それぞれの段の合格率は?


剣道の段位は初段から八段まであり、合格率が段位が上がることに下がっていきます。これから剣道の段位を取得しようと考えている人は参考にしてください。また、段位を取得するためには条件も課せられているため、誰でも挑戦できるというわけではありません。

初段の合格率は90~80%であり、多くの人が合格する段位です。二段の合格率は60~70%であり、初段取得から一年経過する必要があります。3段は40~50%であり、二段取得から2年経過している必要があり、四段は30~45%であり、狭き門になっています。五段は20~30%であり、地方試験の最高段でもあります。

六段は10%程度であり、七段は8~10%になっており、10人中誰も合格できないこともあります。最高段位である八段の合格率は1%を切ってしまうこともあり、場合によっては0.8%の時もあります。

最難関の八段を取得した人数はどれくらいいるの?


上記でも紹介したように剣道の八段の合格率は圧倒的に低く、誰でも獲得できる段位ではありません。現在の八段を取得している人数は600人程度です。剣道の競技人口は全体で100万人を超えていますが、その中で八段の人はたった600人であり、0.06%の人しかいません。

並大抵の努力ではなることができない八段であるため、実際に稽古してもらえれる機会も限られています。ちなみに八段を取得している最年少は46歳であり、多くの方が中年層や高齢の人が所持していることになります。

そのため、若い人であれば勝つことができると考えてしまいそうですが、スピードやパワーがあってもまともに戦うことさえできない場合が多いです。一握りの人しか八段になることはできませんが、多くの人が目指している段位でもあります。

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有名芸能人に剣道の段位取得者はいる?

芸能人の中にも剣道経験者や有段者がいます。今回はそんなに有名芸能人の中の有段者を紹介します。

初段には女性芸能人が多いです。歌手の高橋ひとみさん釈由美子さん稲森いずみさんなどが該当します。また戦場カメラマンの渡部陽一さんも剣道初段です。

さらにプロレスラーの小川直也さんも剣道初段を取得しています。

二段になると小柳ゆきさんや、原口あきまささん森田健作さんなどがいます。さらに元NHKアナウンサーの有働さんや、草野仁さんなども二段を獲得しています。

三段では Wエンジンのチャンカワイさんが有名です。他にもはんにゃの金田さんCHAGE and ASKA の Aska さんも三段を獲得しています。三段になると人数も若干減ります。

四段ではNHKアナウンサーの森花子さん元NHKアナウンサーの道伝愛子さんも四段を獲得しています。

五段はあの有名な渡辺正行さんが取得しています。五段になるとかなりなものです。

まとめ

いかがでしたか?これから剣道を始める方にとっても剣道経験者にとっても、段位を取得するというのは一つのモチベーションになることでしょう。

特に練習時間が限られる社会人の場合、このようなモチベーションを保つことで剣道熱が冷めず日々の稽古に取り組むきっかけになるのです。

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