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テニスは強く鋭いショットだけではない?!「ロブ」について徹底解説!

スポシル編集部

公開日 :2019/04/17

更新日 :2019/04/17

テニスの試合で、例えば錦織圭選手が高くふわっと浮かせたボールで得点を取っているのを見たことはないでしょうか?

思わず「うまい!」と叫んでしまいそうなこの技は、実は「ロブ」と呼ばれることが多く、錦織選手の得意技でもあります。

この「ロブ」は一体どんな時に使うのでしょうか?ロブにはいくつか種類がありますが、その解説をするとともにコラムの後半ではロブを上手く打つコツについても教えちゃいますので、ぜひ目を通してみてください!

目次

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テニスのロブショットとは?!

ロブショットとは、虹のようなアーチを描きながら高い軌道で緩いボールを相手の後方へ落とすショットのことです。
正式名称は「ロビング」と言いますが、一般的には「ロブ」と呼ばれることが多いです。

ロブはどちらかと言うと上級者向けのテクニックと言われ、後ほど詳しく説明しますが、これをうまく使える人ほど背が高い相手でも対抗しやすくなります。ふわりとした優しいボールながらも、点を取りに行くために打つことが多いため、攻撃的なショットとして使うプレイヤーも頻繁に見られます。

テニスのロブの使い方は?!


ロブショットとは基本的には相手の後方に高い弾道で落とすショットのことを言うため、相手が前に出てきたときに使うとより効果的です。

例えばネットプレーを仕掛けてきたときは当然後方のスペースが空くため、できればそこをめがけて点を取れるようにロブを使うわけです。

ロブショットの上ではもちろん軌道も大事ですが、高さを調整するのが難しいと言われています。

相手に触れられないように高い球を打たなければならないので、ギリギリ届かないような場所にボールをコントロールしなければならないのが上級者のテクニックと言われている理由です。

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ロブの種類は?!


テニスのロブショットは高く緩く打つことを目的としているので、打ち方なんて変わらないのではないかと思う人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。

ここではそんなロブの2種類のショットを紹介したいと思います。ぜひ2つとも使えるように練習してみましょう!

の主な2つ種類を解説します。


  • トップスピンロブ

  • スライスロブ

トップスピンロブ


トップスピンロブはその名の通り、ボールにトップスピンと呼ばれる強い回転をかけて高く上げ、ふわりとさせながらも最後に急激に落ちていくようなロブのことです。

これはどちらかと言うと攻撃的なショットのため、相手が前に出てきたときにしっかり振り切ってスピンをかけながら相手の後方に落とすという点を取りに行くテクニックとなり、主に自分の体勢がしっかり整ってテイクバックが取れそうな時に使うことが多いです。

フォアハンドでもバックハンドでも使う傾向があるロブショットで、プロのテニスツアーのATPでもよく見られるショットです。。

スライスロブ


スライスロブはトップスピンロブに比べると守備的なショットで、自分の態勢があまり整っていない時に使うことが多いです。

そもそもテニスでスライスというのは、ストローク戦で相手の方がリズムよく攻撃を仕掛けている際に時間を稼いで立て直すようなショットのことです。

これに準じてスライスロブもまずはふわりと高く上げて返すことだけを目的としたショットで、得点を取るためというよりは、なんとか自分のポジションを取り直すために使われます。

トップスピンロブの打ち方とコツ、練習方法を動画でご紹介!


やはりテニスの試合で勝つならなるべく攻撃的な姿勢でロブショットも仕掛けてみたいものですよね?

ここからはロブショットの中でも点を取りに行くトップスピンロブの打ち方とコツを徹底解説してみます。これであなたも上級者の仲間入りを果たせるかもしれません。

トップスピンロブの主な3つ打ち方、コツを解説します。


  • ラケット面を上目に向けよう!

  • 体のひねりと膝の屈伸運動を使って
    スイングにタメを作ろう!

  • 高さのイメージを大切にスイングしよう!

ラケット面を上目に向けよう!


トップスピンロブを打つときにはラケットにボールが当たった時の面の向きがとても重要になります。

面をなるべく10度から15度に開いた状態にしておき、上目に向けて体の近くで円の形を描くような感覚で振り抜くようにするとうまくボールが上がります。逆に言えばラケット面をまっすぐにしたり、下を向いてしまったりすると当然ながらボールを上げることはできません。

動画ではイメージがつかみにくい方のために、スローモーションでの動作も確認できるので、自分のスイングと比較して改善に役立てましょう!

体のひねりと膝の屈伸運動を使って
スイングにタメを作ろう!


トップスピンロブは最後にストンと相手の後方に落とすことを目的としているので、なるべく鋭くラケットを振り抜かなければなりません。そのためにはラケットのスイングスピードを上げる必要があります。

ラケットのスイングスピードが上がるときというのは、やはり自分の打つ姿勢に十分に余裕があるときです。自分の体勢が整った状態で体のひねりとひざの屈伸運動を使えば、鋭く速いスイングスピードでトップスピンロブのショットを打つことが可能になります。

高さのイメージを大切にスイングしよう!


最後にトップスピンロブは高さを設定することもポイントとなります。

まずは、ボールを高く打つために面やスイングを意識し、重心を少し後ろに持っていきながら、しっかりボールをとらえつつも最後はこすり上げる感覚で打つことがコツです。

次に、軌道の頂点をどこにイメージするかによってトップスピンロブをどこに落とせるかが決まってきますが、軌道の頂点はネットのやや後ろの位置にするのが理想的です。

もしネットよりもさらに後ろやはるか手前の位置であれば、おそらくそのロブはアウトかネットにかかるかのどちらかになってしまいます。

トップスピンロブを使える方は普段からどのようなアーチを描くか想像しながら練習するといいでしょう。

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スライスロブの打ち方とコツ、練習方法を動画でご紹介!


攻撃的なトップスピンロブの一方で、守備的なスライスロブでも打ち方とそのコツはあります。

守備的なスライスロブはどちらかと言えばつなぎのボールの役割を持つと言えますが、これをミスしてしまってはどうにもならないので、以下の動画で打ち方をよく見てみましょう!

スライスロブの主な3つの打ち方、コツ、練習方法を解説します。


  • 高い軌道で回転のかかったボールを上げることを意識しよう!

  • ボールに対して膝を曲げ上体を潜りこませ、伸び上がりながらボールを打とう!

  • フォロースルーは、なるべく上に大きく取ろう!

高い軌道で回転のかかったボールを上げることを意識しよう!


スライスロブをイメージしにくい方は、普段ストロークで使っているスライスを意識するといいかもしれません。

通常のスライスでもなるべくひきつけて打つことが大切ですが、スライスロブに関しても同じ原理を使います。ラケットの面は狙った方向に向け、その時なるべく面が上に向くようにしましょう。

ボールをこすり上げる時はしっかりと回転をかけて高い軌道で上がるように心がけます。回転量が多ければ多いほど急上昇する割には距離が伸びにくいので、アウトになってしまうことも防げます。

ボールに対して膝を曲げ上体を潜りこませ、伸び上がりながらボールを打とう!


スライスロブは上記のように回転をかける方法はありますが、基本的にはそこまで回転をかけなくても十分に可能なテクニックです。しかし、どちらにしてもボールを上に上げることに変わりはありません。

上にボールを上げられるようになるには、やはり膝の力を使った方がより簡単になります。

腕だけでラケットを持っていくのではなく、膝を曲げて上体を沈め、伸びあがった時の力でロブを上げます。こうすることによって高さのちょうどいいロブにならないことを避けられます。

フォロースルーは、なるべく上に大きく取ろう!


膝を曲げ体全体を使ってスライスロブを打てばまず間違いなくボールを上げることはできます。

しかし、スライスロブをより確実に成功させるためには打った後のフォロースルーも重要です。フォロースルーは上に大きく取ることで、腕だけでロブを打ってしまうことを防ぐことができます。

フォロースルーの際も体全体、すなわち体幹の使い方がとても大切になるので、スライスロブは最初から最後までとにかく体のすべてを使ってボールを上げることを意識しましょう!

テニスの対策には、「グランドスマッシュ」を使おう!


相手がロブを上げた時、実はそのロブが得点を取るチャンスとなるケースがあります。

この時に使えるのが「グランドスマッシュ」という技があります。スマッシュには2種類あり、そのうち高いロブをノーバウンドではなく、ワンバウンドで打つのがグランドスマッシュです。

グランドスマッシュを打つ理由は、タイミングを取りやすくするためです。特にロブが非常に高い時はボール地面に落ちてくるスピードが非常に速くなるため、ノーバウンドでスマッシュを試みるとタイミングがずれ、ミスをする可能性が高くなります。

あえてワンバウンドでタイミングをもう一段階遅らせることにより、より強いスマッシュが打てるようになることがあるのです。

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スター選手のロブショットを見てみよう!


それではお待ちかねのATPツアーロブショット集を見てみましょう!

最初の方で説明したことと重なりますが、ロブショットは傾向としてラケットタッチが優れた選手やストロークの技術が高い選手が使える傾向があります。

芸術的なロブショットを使って得点を取ってみたいものですね。

ロブが上手い選手を2人ピックアップして紹介します。


  • シュワルツマン

  • フェデラー

シュワルツマン


アルゼンチンのディエゴ・シュワルツマン選手は身長が170cmとATPツアーでは最も小柄な選手の一人ですが、その巧みなラケットコントロールでファンに勇気を与える選手です。

シュワルツマン選手は過去に全仏オープンでもベスト8という好成績を収めた選手ですが、シュワルツマン選手のロブを見てみると狙った方向にラケットが上を向き、確実に相手の頭を超えるようなショットを打てていることがわかります。

低身長ながら高度なテクニックを繰り出すシュワルツマン選手のロブをぜひ参考にしてみてください!

フェデラー


そして、ATPツアーと言えばこの方、ロジャー・フェデラーです!

フェデラー選手は弱点のない完璧な選手と評価されている選手ですが、ロブも本当に多彩に操ることができる数少ない選手です。

フェデラー選手のロブの特徴はどんなに苦しい体勢からでも打てること、そして相手をよく見てどの位置に落とすのかを瞬時に判断できる能力を持ち、絶妙の位置にプレースメント(コントロール)することです。

身長の高い選手に対しても動じずにロブで点を取れるところは、さすがはレジェンドと称されている選手ですね。

詳しくは以下の動画を見てみましょう。

まとめ


ロブはテニスのショットの中でもある意味洗練されたショットであり、相手がネットプレーに出てきても落ち着いて正確な場所に打てなければいけない非常に難易度の高いショットになることは間違いありません。

かなりの練習時間を費やすことになりそうですが、ぜひ美しい弧を描いたロブで点を奪うことを目指して練習に励んでみてください!

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