ここでは、ハタハタパターンの攻略方法を紹介しています。
また、ハタハタパターンにおすすめのルアーも紹介しているため、こられからハタハタパターンに挑戦しようと考えている人は参考にしてください。
ハタハタパターンは国内であればどこでも挑戦できる釣り方ではなく、日本海側で行うことができる釣り方であり、気軽に挑戦することができない釣り方でもあります。
ハタハタパターンの攻略方法をしっかり身につけ、釣果を高めてみましょう。

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ハタハタパターンとは

ハタハタパターンとは、ハタハタの産卵期に捕食するために集まってくるシーバスを狙う釣り方のことです。
ハタハタは普段は水深500mほどの深海に生息している魚ですが、産卵期になると卵を産むために浅瀬に移動する習性があります。
主に日本海側でハタハタパターンで釣りをすることができ、新潟や富山、秋田が有名な釣りスポットです。
そのため、太平洋側や瀬戸内海などではハタハタパターンで釣りをすることができず、特定の地域でしか挑戦することができない釣り方となっています。
ハタハタは産卵期になるとサイズも大きくなるため、捕食するために狙うシーバスのサイズも自然と大きくなり、ビックサイズのシーバスを釣り上げるチャンスが多いことがハタハタパターンの魅力の一つとなっています。
シーバス釣りを行っている人であれば一度は挑戦してみたい釣り方です。
ハタハタパターンの攻略ポイント

ハタハタパターンでは、シーバスを釣り上げることが可能な釣り方ではありますが、正しい攻略法で行わなければ釣果を高めることができなかったり、ビックサイズのシーバスを釣り上げることができません。
そのため、ハタハタパターンに挑戦する前に攻略法を身につけて行う必要があります。
特に、遠出までしてハタハタパターンに挑戦しようと考えている人ほど攻略法の習得は必須事項でもあります。
次に、ハタハタパターンの攻略方法を紹介します。
ハタハタパターン攻略:時期•時間帯
まず、ハタハタパターンで釣りをするのであれば適した時期や時間帯を把握しなければなりません。
適した時期に行わないとハタハタが産卵のために浅瀬に移動してきていないため、当然シーバスも寄ってきません。
ハタハタが産卵する際に適している水温は10℃前後と言われており、12月から1月にかけてがハタハタパターンの最盛期でもあります。
適した時期を知ることでシーバスを釣り上げることはできますが、より釣果を伸ばしたいのであれば時間帯も把握しておくことをおすすめします。
ハタハタが産卵する時間は夜中や日の出前であり、産卵群が一気に沖合に移動するため、シーバスもそれを狙って大きく移動するので可能であれば日の出前にハタハタパターンに挑戦することをおすすめします。
ハタハタパターン攻略:スポット
適した時期と時間帯を把握するだけでは釣果を高めることはできず、おすすめのスポットを把握することも求められます。
ハタハタは産卵するために沖合に移動するため、どこに産卵する習性があるのかを知ることでおのずと適した釣りスポットを選定することができます。
ハタハタは藻などに卵を産み付ける習性があるため、浅瀬で藻が広範囲に生えている場所であればシーバスを狙うことができます。
浅瀬で藻が生えているスポットは限りがあり、同じくハタハタパターンのために訪れている人よりいかに早く場所を確保するかが重要になります。
しかし、なかにはハタハタパターンに適している釣りスポットではありますが、危険な地域も多く存在しているため、注意する必要があります。
ハタハタパターン攻略:ルアー
ハタハタパターンでシーバスを釣り上げる際にはルアーを使用しますが、普段シーバス釣りで使用するルアーでも代用することは可能です。
ただし、ハタハタパターン用のルアーを用意しておくことをおすすめします。
フックの大きさですが、小さすぎるとばらしやすくなるため、大きめのフックのルアーを選ぶようにしましょう。
ハタハタを捕食するために来ているシーバスはサイズが大きいこともあり、フックも大きいほうが良いです。
次に、できるだけ飛距離を伸ばすことができる性能も必要とされます。
ハタハタパターンでは、遠くにシーバスが来ていることもあれば近場に来ていることもあり、どちらの状況でも対応することができるルアーがおすすめです。
アピール力がルアーに求められるため、派手目のデザインに仕上げられているルアーを購入するようにしましょう。
最後にハタハタパターンにおすすめのルアーを紹介しているため、ルアーを購入しようとしている人は参考にしてください。
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大迫力のハタハタパターンを動画で紹介
基本的にハタハタパターンで釣りをする際は大荒れで白波が立つような環境は適していませんが、動画ではあえて悪天の中でハタハタパターンに挑戦しています。
波打ち際でも遠投することができれば十分シーバスを狙うことができ、上記で紹介したおすすめの釣りスポット以外でも時期や時間帯があっていればある程度のシーバスを狙うことができます。
動画のような悪天候の中でもシーバスを釣り上げることができるくらいハタハタパターンでシーバスを釣ることは効率がよく、多くのシーバスを狙うことが可能です。
そのため、シーバス釣り初心者やシーバス釣りに挫折しかけている人におすすめの釣り方です。
また、ビックサイズのシーバスを釣り上げることもでき、引きを楽しみたい上級者にもおすすめできます。
ハタハタパターンにおすすめのルアー11選
上記でも紹介したようにハタハタパターンに挑戦する場合は適したルアーを使用することをおすすめします。
いくら多くのシーバスが集まっていても適していないルアーでは釣り上げることができなかったり、釣果が著しく低下してしまい、釣りを楽しむことができません。
攻略法で紹介したように大きなフックで飛距離を出すことができ、派手なデザインのルアーを購入することをおすすめします。
次に、ハタハタパターンに適しているおすすめのルアー11選を紹介します。
シマノ XM-160Q
ハタハタのデザイン
ハタハタのデザインに仕上げられているルアーであるため、ハタハタを捕食するためにやってくるシーバスを狙うハタハタパターンに適しているルアーです。
そのため、おのずと釣果を高めることができ、適した釣りスポットであれば入れ食い状態になることも夢ではありません。
細く長いデザインでもあることでキャスティングした際に風の抵抗を受けにくく、遠投することも可能です。
遠投することができることでより広範囲にキャスティングすることができ、さまざまな場所にいるシーバスを狙うことができます。
初めてハタハタパターンに挑戦しようと考えている人は購入を検討しましょう。
DUEL HARDCORE
ただ巻きでもアピールできる
カラフルなカラーが使用されていることでアピール力を高めることができ、広範囲のシーバスに気づかせることが可能です。
また、逆風でも遠投できるデザインに仕上げられていることで環境に影響されず遠投することができます。
そのため、ハタハタパターンで遠投する際におすすめのルアーです。
さまざまなカラーバリエーションが豊富に用意されていることもあり、状況に応じてデザインを変えるだけでも釣果を高めることが可能です。
ただ巻きするだけでもローリングフォールするように設計されているため、疑似餌であることに気付かれにくいです。
シマノ AR-C XL-112P
水面近くでアピールできる
X AR-Cシステムが採用されていることで平均50m程度遠投することができ、より遠くまでキャスティングしたい場合におすすめのルアーです。
一般的のルアーはラインを巻くことでアクションを起こし、アピール力を高めることができますが、ラインを巻かなくてもアピールできるデザインに仕上げられています。
そのため、キャスティングの回数を減らすことができ、同じ場所で粘る釣りを行うことが可能になります。
使用されている素材に気泡を作ることで浮力を高めることができ、水面近くを維持することができます。
トップウォータープラグのように完全に水面に出ない微妙な浮力調整がされています。
シマノ XL-180Q
丸みを帯びたデザイン
シンプルなデザインに仕上げられていることでカラーや模様でアピールすることには不向きですが、アクション面で優れているルアーです。
ただ巻きするだけでもテールをふるようにアクションするため、アピール力に優れています。
ただ巻きは初心者でも問題なく行うことができる釣り方であるため、初めてハタハタパターンでの釣りをする際におすすめです。
ハタハタパターン以外の釣りにも使用することができ、シーバス以外のターゲットを狙う際にも活用することができます。
さまざまなターゲットを狙った釣りをする人や色々な釣り方をする人は購入を検討しましょう。
[青嵐ルアー]フローティングミノー
活用幅が広い
ウォブンロールでアクションを行うことで自然に近い泳ぎを再現することができ、警戒心が強いヒラメでも食いつかせることができます。
ハタハタパターンでも使用することができるルアーですが、それ以外の魚を釣る際にも活用することが可能で、さまざまな魚を釣り上げたい人におすすめのルアーです。
特殊な塗装が行われていることでアピール力を高めることに成功しており、釣果を高めることができます。
貫通性の強いフックが採用されていることで力が強いシーバスでもばらしてしまうリスクを下げることができ、ストレスなく楽しく釣りを行うことが可能です。
シマノ ZQ-K11T
フラッシュブーストが搭載されている
フラッシュブーストが搭載されているルアーであり、アピール力に優れています。
フラッシュブーストとは、表面に反射板が取り付けられていることで太陽光を反射させ、近くの魚にアピールできる機能のことです。
そのため、釣果を高めることができ、生き生きとしたベイトであることを意識づけることも可能です。
フラッシュブーストの最大のメリットは止まった状態でもアピール力が失われないことです。
また、AR-Cシステムが搭載されていることでキャスティング時の飛行姿勢がブレにくく、遠投することができたり、狙った着水ポイントに着水させることも可能になります。
メガバス KONOSIRUS
コノシロに似たデザイン
ハタハタのデザインに仕上げられたルアーではなく、コノシロに似せたルアーになっています。
そのため、ハタハタパターンに適したルアーではないと考えられやすいですが、コノシロもシーバスが好む魚でハタハタパターンでのルアーとしても十分活用することができます。
サイズが大きいルアーでもあり、小型魚が食いつきにくくすることで大型のシーバスだけに狙いを絞った釣りを行うことができ、ビックサイズのシーバスを釣りたい人やより強い引きを楽しみたい人におすすめのルアーです。
強靭なヘッドシェイクが採用されていることでばらしにくいルアーでもあります。
メジャークラフトJPS
バランスの良いルアー
さまざまな魚のデータの元開発されたルアーであるため、多くの魚をターゲットにすることができます。
そのため、ハタハタパターン用のルアーとしても活用することができますが、特定の魚をターゲットにしない釣りをする方にもおすすめできます。
販売価格が低く設定されていることもあり、コストパフォーマンスに優れて、安くハタハタパターンのルアーを購入しようと考えている人にもおすすめです。
シンプルなデザインであるため、デザインやカラーでアピール力を得ることには不向きですが、釣りのテクニックが身についていればしっかりアクションを行い、アピールすることが可能になります。
ダイワ フラットジャンキー サーフハリケーン
水中をかき乱す
名称にハリケーンとつけられている通りに回転させながらアクションすることができるルアーです。
水中をかき乱すようにアクションすることでアピール力を高めることができ、周りに本物のハタハタがいてもそれ以上にアピールすることができます。
そのため、産卵期でハタハタの大軍の中でも高確率で食いつかせることができます。
思うようにハタハタパターンで釣果を伸ばすことができていない人におすすめです。
シーバスや警戒心が強いヒラメ釣りには適していますが、臆病な性格の魚ではかき乱した水流に驚いてしまい、逃げて行ってしまうこともあり、使用できるターゲットが限られています。
ダイワ ソルティガ オーバーゼアー
弱っている演出ができる
頭を下にして泳ぐように設計されているルアーです。
頭に下にして泳ぐ魚は弱っている証拠であり、捕食者でもあるシーバスにとっては格好の餌食になります。
狙われやすくすることで食いつかせる確率をより高めることができ、釣果を伸ばすことも期待できます。
また、アクション性にも優れていることでラインを巻き取るようにするだけでもユラユラとアクションさせることが可能です。
いかに弱っている魚であることを演出することができるかによっても釣果に影響がでます。
細長いデザインに仕上げられていることで遠投の際に風の抵抗を受けにくくなっています。
ダイワ サムライ メタルバイブ
操作性に優れている
顎の部分に鉄板が内蔵されているルアーです。
鉄板の効果は耐久性を高めることに一役かっており、長くルアーを使い続けたい人におすすめの機能です。
また、耐久性に優れるようにするだけではなく、ボトムと接触した際の感度を高める役割も果たしています。
アクションはバイブレーションをするタイプであり、センターバランスが取られています。
しっかりセンターバランス設計になっていることでバイブレーションをしている時に起きやすいライントラブルを防ぐことができ、操作性にも優れています。
そのため、初心者でも比較的扱いやすいルアーでもあります。
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まとめ
ハタハタパターンはシーバスを釣る際のおすすめの釣り方であり、ビックサイズのシーバスを狙うことも可能です。
しかし、ハタハタパターンで釣りをする場合は特定の釣り場に移動する必要があり、住んでいる場所によっては遠出しなければならない可能性もあります。
ハタハタパターンに挑戦するのであれば正しい攻略法を身につけることはもちろん、おすすめのルアーを使用することも忘れないようにしましょう。
ハタハタパターンに適したロッドに仕上げるだけでも釣果を高めることができ、シーバス釣りをより楽しむことも可能になります。
ハタハタパターンでのシーバス釣りを行うのであればしっかり準備をすることが大切であり、行き当たりばったりで挑戦しないようにしましょう。