この記事では、ショアジギングで活躍する釣り道具の1つであるスナップの使い方を紹介していきます。
ラインにルアーなどの仕掛けを直結することが多いですが、釣り場の状況変化からルアー交換を行う時、釣り経験が浅いともたつくことがあります。。
ショアジギングなどのルアーを使い分けるような釣りを楽しみたい時に、スナップがあれば交換や取り付けをスムーズに行えます。
スナップの特徴や選び方を動画などを交えて解説していきます。
目次

スポンサードサーチ
スナップとは
スナップとは、ルアーなどの仕掛けを使用した釣りの際に用いる釣り具の1つです。
釣り場の状況によっては、食いつきの悪さから別のルアーに付け替えたい時に、スナップの使用で付け替えの作業をスムーズにできます。
スナップにも様々な種類がありますが、取り付け方は難しくはなく、釣り上げるチャンスを逃しません。
ただし、あくまで接続器具としての役割のため、場合によっては釣りスタイルに合わない場合もあることには注意しておきましょう。
スナップを使うことで得られる効果

スナップを使用することは、釣りの準備等でストレスを感じさせないメリットがあります。
特に、ルアーを使用する機会があるショアジギング等で発揮される効果があります。
是非とも知っておきたい2つの効果について解説していきます。
- ルアーの交換が楽になる
- ルアーの動きが良くなる
ルアーの交換が楽になる
スナップを使用する最大の効果と言って良いのが、ルアー交換をスムーズに行えることです。
スナップを使用しない場合は、ルアーをラインに直結させることになりますが、慣れない初心者には時間がかかる作業になります。
スナップを使えば狙い目のタイミングを逃さないために、面倒なルアー交換作業を簡単に行えます。
何よりも、ルアー交換作業に余計な時間をかけずに、そして直結での無駄にリーダーを失うこともない点もメリットになります。
ルアーの動きが良くなる
釣果を上げるポイントの1つがルアーアクションになりますが、スナップを使用することでルアーの動きを良くすることにつなげられます。
スナップを使用しない場合はラインに直結しますが、ルアーの動きが単調になり、魚を誘発するにはインパクトが弱いのが弱点です。
そこで、スナップを使用することで、ルアーアクションが滑らかになり、食いつき確率をアップできます。
またロッドアクションの強弱でも、ルアーの動きにメリハリを付けやすくなります。
スポンサードサーチ
スナップの種類

スナップを選ぶ場合は、これから解説する3つのポイントをつかんでおく必要があります。
オーソドックスなタイプのスナップだけに限らないので、各スナップの種類の特徴やメリットを解説していきます。
- ワイドタイプ
- クイックスナップ
- サルカンスナップ
ワイドタイプ
ワイドタイプは名称通り、オーソドックスなスナップよりも形状がワイドになっているのスナップです。
オーソドックスなスナップよりもルアーアクションを大きくでき、ルアー交換しやすいメリットがあります。
ワイドになって自重は重くなっていますが強度に大差はなく、シーバス釣りや青物といった引きが強い魚種で使うのに最適です。
クイックスナップ
クイックスナップという名前ですが、スナップの中でオーソドックスなモデルです。
使用者が多く、釣り初心者でも簡単に使え、スナップの開閉やルアー交換を素早く行えます。
シンプルな構造なので自重は軽く、ダートやフォールといったアクションも無難にこなします。
アジング・エギングで小型ルアーを使う釣りに適しているでしょう。
サルカンスナップ
サルカンスナップには、ヨリモドシ・スイベルなどの別称があり、糸を結ぶ2つのリングが回転する仕組みになっています。
リングが回転することで使用時に糸がねじれないようになり、ライン回収時にトラブルを回避できるようになっています。
投げ釣り・船釣り・防波堤でのサビキ釣りといった様々な釣り場や魚種に対応できることが強みです。
スナップの選び方

スナップ選びに重点を置きたい3つのポイントがあります。
スナップの形状や仕組みが違うことで、使用上での強度や目的に違いがどのように生まれるかを知っておくべきです。
釣り場に合わせたスナップを選んで、釣果につなげられるようにしましょう。
スナップの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 強度
- 種類
- 目的
強度
スナップ選び最大のポイントと言っても良いのが、スナップの強度です。
ラインやリーダーとルアーをつなぐ器具であり、魚の食いつきによる負荷に耐える必要があります。
もしスナップの強度が弱い場合、引きが強い魚のパワーに耐え切れずにスナップが開いてしまう恐れがあります。
特に、引きが強い青物も狙えるショアジギングの場合は、強度は欠かせないポイントになるので、ターゲットの性質も踏まえた上で選ぶようにしましょう。
種類
スナップの種類は前述した3種類以外に、ゲームでの使い分けにつながるよう様々なタイプがあります。
大型魚や引きが強い青物はワイドタイプやソルトフィッシング向けスナップは、サイズも一回り大きくなっています。
一方、ライトゲームやエギング向けスナップは、ワイドタイプに比べて一回り小さいサイズです。
スナップトラブルを軽減したい人には、8の字スナップもあり、楽しみたいゲームや趣向に合わせることで、スナップの種類やサイズに影響が出てきます。
目的
スナップそのものに各種で強度に大きな違いがない場合は、釣りたい魚によってスナップを使い分けることも重要です。
前記でのスナップのサイズにも関係してきますが、クイックスナップのような標準的なスナップであれば、小型ルアーを使うアジングやエギングに適しています。
ワイドタイプは、シーバスや青物など引きが強い魚に使用するようにします。
サルカンスナップは、釣り場や魚種問わず使える万能タイプです。
スポンサードサーチ
動画で解説!スナップの結び方
釣り初心者にとっても重要であるスナップの結び方を、漁師結びよりも簡単な方法で習得できる解説動画です。
クイックスナップを使った結び方で、まずはスナップ上部にラインを2回通していきます。
その時に輪を作った状態から、ラインの端をもう一方の固定してあるラインに4回巻き付けていきます。
しっかりテンションを張るように注意しましょう。
最後に、通したラインの端を輪の中に通して締め上げることで、スナップへの結びつけは完了です。
動画を参考に実際にスナップを結んでみましょう。
ショアジギングにスナップは使って良い?

ここまでスナップの特徴や選び方について触れてきましたが、実際の所はショアジギングにスナップを使わない方が良いこともあります。
スナップを使用することでルアーアクションがよりスムーズにはなりますが、釣り場によってはかえってルアーアクションが悪くなる場合もあります。
例えば、水域環境に影響を受けない閉鎖された場所では、スナップの形状や自重が大きく響いてきます。
ルアーの動きを妨げることになり、ラインに直結した方がよいことになってしまいます。
スポンサードサーチ
人気おすすめのスナップ紹介
消耗品ですぐに変えなくてはならないからこそ、少しでもいいスナップを紹介します。
ぜひ実践で活用してみてください。
とにかくコスパがいいスナップ!
スタンダードなクイックスナップ100個セットで、釣り経験等関係なく使いやすいことがポイントです。
ルアー交換をスムーズに行えることで、1日分の釣果に良い影響をもたらしてくれます。
使用するごとに金属疲労が起こり、強度が落ちるといった劣化や損傷も増えてくるため、大ボリュームの100個セットで思う存分釣りを楽しめます。
最小サイズであればメバリングやアジングに、大型サイズであれば青物からシーバスまで対象にできる幅広さが強みです。
安定性のあるスナップ!
ルアーアクションだけでなく、リーダーの固定にも威力を発揮してくれるワイドタイプのスナップです。
トップはスリムな形状ながら、ルアーの動きを妨げないようにするボトムはワイド形状で工夫されています。
またルアー交換に便利な広角アウトフック形状が、スナップの開閉を行いやすいよう加工されています。
使用感においてルアーの動きに安定性を持たせられるよう、左右対称形になっていることがより良い釣果をもたらす期待大です。
まとめ
ルアー交換をスムーズにする等メリットが様々あるスナップを紹介してきました。
釣り経験者は、スナップを使用しない釣り方を会得していますが、初心者にとってはありがたい心強いアイテムです。
様々な種類のスナップを試した上で、釣果を望める釣りスタイルを見つけてみましょう。
スポンサードサーチ