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【印籠継ぎとは】継ぎ方と外し方&おすすめの商品2選もご紹介

スポシル編集部

公開日 :2020/10/02

更新日 :2020/10/02

印籠継ぎ(スピゴットフェルール)は、持ち運びに便利なマルチピースロッドをセッティングする方法の1つです。

ロッドによって継ぎ方が異なり、間違ったやり方で継ぐとロッド本体が破損するため、印籠継ぎなどの正しい継ぎ方を知っておくことは重要といえます。印籠継ぎのやり方や構造を知っておけば、竹などを使って和竿を自作することも可能です。

この記事では印籠継ぎのやり方や外し方、印籠芯に適した材質、和竿製作におすすめの商品などを紹介します。

目次

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印籠継ぎとは

印籠継ぎとは、釣り竿を分解して持ち運びに特化させたパックロッド(マルチピースロッド)の継ぎ方のことで、スピゴットフェルールと呼ばれます。

印籠継ぎの特徴は、ロッド各ピースに埋め込まれている芯を介して継げるためティップ側とバット側を同じ径にできる点です。

印籠継ぎは曲がり方にギャップが出ず、非常にしなやかな曲がりを実現できるため、マルチピースロッド上位モデルには印籠継ぎが多いといわれます。印籠継ぎの芯は中身部分が詰まったソリッドが多いため、少し重くなることがデメリットです。

印籠継ぎの方法と外す方法

マルチピースロッドの継ぎ方は印籠継ぎと逆並継ぎの2種類あります。印籠継ぎと逆並継ぎでは継ぐ方法が異なるため、継ぎ方を間違えるとロッドを破損させてしまうため注意しましょう。

ここでは印籠継ぎの方法と外す方法を紹介します。

印籠継ぎの方法と外す方法を解説します。


  • 印籠継ぎの方法

  • 印籠継ぎを外す方法

印籠継ぎの方法

印籠継ぎはまずフェルール(継ぎ目部分)の近くを持って軽く継いだあと、さらに奥まで差し込みます。奥まで差し込む時はまっすぐ差し込むようにして、曲がる方向に力が掛からないようにします。

印籠継ぎは継ぎ目の部分には必ず余りが出るため、継ぎ目が全て隠れるように差し込まないように注意です。継ぎ作業が完了したらロッドを下からのぞいて、ガイドが一直線に並んでいることを確認します。

印籠継ぎに限らずマルチピースロッドを継ぐ際は、グリップ側ではなくティップ側から行うと、まっすぐにセッティングしやすいです。

印籠継ぎを外す方法

印籠継ぎの外し方はフェルールの近くを持ち、まっすぐに引き抜くようにします。印籠継ぎをねじって外そうとするとロッドが耐えられずに裂ける可能性もあるので危険です。

印籠継ぎはグリップ側から順に外します。印籠継ぎをロッドの先端から外すとグリップの重みなどでロッドが曲がり外しにくく、負荷が掛かって折れてしまうリスクもあるためです。

もしもフェルールが硬くて抜けない場合は膝の力で抜きます。やり方は膝を軽く閉じた状態で90度ぐらいに曲げ、ロッドを膝の後ろに回します。外側から腕で膝を軽く締めるようにロッドを持ち、脚の力だけでゆっくり膝を開くと抜けやすいです。

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和竿の印籠継ぎに欠かせない芯材

和竿の印籠継ぎ芯材には、竹の根元部分など硬い竹を使うのが一般的です。近年では技術進歩などにより、竹以外の素材でソリッドグラスやカーボンファイバーも使われます。

ここでは和竿の印籠継ぎに欠かせない2種類の芯材を紹介します。

和竿の印籠継ぎに欠かせない芯材について解説します。


  • 矢竹

  • カーボン

  • 差し込みの長さの目安

矢竹

矢竹の特徴は、繊維が緻密で表皮が美しいことや節部分が膨らんでいないこと、弓矢の矢軸として使われるほどの反発の強さです。矢竹は和竿においては芯材としてだけでなく手元部分や胴部分、穂先部分にも使われます。

矢竹は淡水の釣り竿には欠かせない材料とされ渓流竿や真鮒竿、鮎竿、江戸和竿関係の竿に用いられることが多い素材です。

カーボン

カーボンとは炭素のことで、特徴は軽くて強い点です。カーボンは鉄と比べても強度が約10倍、弾力性が7倍あり、耐摩耗性などにも優れています。カーボン製の芯材は弾性があり非常に硬く軽いため、ロッドの芯材に適しています。

カーボン素材の印籠継ぎ用に芯にはソリッドタイプとチューブラタイプがあります。ソリッドタイプは中身が詰まっていてチューブラタイプは中が空洞のため、チューブラの内側へソリッドを差し込むことでさらに強度を上げることもできます。

差し込みの長さの目安

差し込みの長さは、仕舞寸法(ロッドを分割した際の最長節の長さ)の6分の1が基準とされます。例として全長1.8m印籠継2箇所の3本継ぎ和竿での印籠芯差し込み長さは10㎝前後が目安です。

印籠芯差し込みの長さは、和竿の継口に巻く補強糸よりも最低5~10mm内側にしなければなりません。仮に印籠芯差し込み長さを11cmにした場合、継口補強糸巻きの範囲は11.5~12cmにする必要があります。

和竿は自作することもできる

和竿は竹や印籠芯などの材料と道具があれば自作することもできます。和竿作成の工程は主に「印籠芯を含めた印籠継ぎ部分作成」「補強糸巻などの補強作業」「竿塗り」「ガイドやリールなどの装着」の4つです。

竹は節ごとに曲がっているため、未加工の竹の場合は炭火で炙りながら「ため木」と呼ばれる道具で伸ばす作業を行います。竹の炙り作業が難しい場合は、加工済である市販の竹を購入しましょう。

補強糸巻き部分には糸や竹を接着させるため、薄めた合成漆を糸巻部分に塗ります。竹は節の真上が1番弱いため、凹み部分をエポキシで埋め補強糸巻も行いましょう。

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印籠継ぎにおすすめの商品

印籠継ぎの芯材は修理や補強などにも使われるため、折れにくく硬いものが望ましいといえます。自作の和竿であれば継いだ部分が外れないようにしっかり接着していることも重要です。

ここでは印籠継ぎにおすすめの商品を2つ紹介します。

uxcellカーボンファイバー製バー直径6mm長さ400mm

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uxcellのカーボン製芯材で中身が詰まっているソリッドタイプの芯材です。重量増に懸念のあるソリッドタイプとはいえ、uxcellカーボン製バーはアルミ製バーよりも軽く、スチール製より丈夫でサビに強い点もポイントです。

uxcellカーボン製バーはそのまま印籠芯として使用できるだけでなく、直径が6mmとさほど大きくないため、竹製印籠芯の中に入れて補強材としても使えます。長さが40cmあるので必要な長さだけをノコギリなどでカットして使いましょう。

東邦産業フィッシングボンドは、釣具全般の製作や補修に使える2液混合タイプの5分型強力接着剤です。竹やカーボンなどほとんどの硬質材をしっかりと接着でき、使用後の体積収縮がないため充填接着や肉盛り接着ができます。

東邦産業フィッシングボンドは、混ぜる割合も1対1なので使いやすく、接着して固まったあとは淡黄色透明なので、接着箇所が目立たないこともポイントです。

ただしシリコン樹脂やゴムといった断面が柔らかい材質には適さないため、使用は控えましょう。

まとめ

印籠継ぎはマルチピースロッドなどの継ぎ方で、やり方を間違えるとロッドが破損したり折れたりするので注意が必要です。

マルチピースロッドは利便性や携行性が高い反面、継ぎ目に負担がかかりやすいので、印籠継ぎを実践して愛用ロッドを長く使いましょう。

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