この記事では、バス釣りルアーとして人気があるソウルシャッドの特徴や選び方を解説していきます。
ソウルシャッドは、釣りを始めたての人には馴染みが薄い釣り具ですが、攻めるレンジやアクションを大きくサポートしてくれるアイテムです。
より身近な釣り具として手を伸ばしやすいよう、ソウルシャッドの数ある種類を紹介していきます。
さらに、ソウルシャッドの選び方も解説していくので、購入の検討に役立ててみてください。
目次

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ソウルシャッドとは
ソウルシャッドとは釣り具メーカー・ジャッカルで発売されているバスルアーのオリジナルモデルです。
外見はミノーに近い形状で、ルアーのようなタダ巻きやしゃくりのようなアクションはもちろん、水中で停止させる変化の富んだアクションが可能です。
シーバス釣りにも適しており、活発に活動する時期だけでなく、海水温度が低い不活性な時期や食わせることへの反応が鈍い時にも活躍してくれます。
常に反応を注視する必要がなく、アプローチ能力の高さを示してくれます。
ソウルシャッドの種類

ジャッカルから販売されているソウルシャッドの種類を紹介していきます。
同シリーズでもタイプが違えば、用途に違いも出てきます。
ソウルシャッドを種類ごとに適した釣りの手法や特徴にスポット当てて解説していきます。
ソウルシャッドの種類を5つ解説します。
- ソウルシャッド45SP
- ソウルシャッド52SP
- ソウルシャッド58SP,58SR-SP
- ソウルシャッド62DR,62DDR
- ソウルシャッド68SP
ソウルシャッド45SP
ソウルシャッド45SPは、同シリーズ最小サイズで、ターゲットは小型サイズの魚や稚魚を捕食するタイプに有効です。
自重は2.7gでカラー種類も豊富にあるので、使い分けやキャスト時における見分けにも困りません。
ただし、小型シャッドであるため、負荷が強くない柔軟性があるロッドを使用することをおすすめします。
ロッドアクションに連動させられるよう、ライン強度が3lbから4lbであれば、バス釣り・トラウトに有効になってきます。
ソウルシャッド52SP
ソウルシャッド52SPは、45SPに次いで小型モデルであり、比較的狭い釣り場で実力を発揮してくれます。
元は、45SPと58SPの中間に当たるサイズへの要望の下で実現したモデルでもあり、愛用するトーナメントプロもいるほどです。
初心者に扱いやすく、自重も4gでタダ巻きにおいてもシーバスによる食いつきが分かりやすいメリットがあります。
サスペンドタイプでは最大深度1.5m、オリジナルモデルは最大深度2.5mに及ぶ深いレンジを果敢に攻められます。
ソウルシャッド58SP,58SR-SP
ソウルシャッド58SPまたはSR-SPは、ソウルシャッドシリーズでのスタンダードモデルあり、様々な釣り場での使用頻度も高いタイプです。
SPはオリジナルモデル、SR-SPはショートリップモデルですがボディサイズに違いはありません。
シャッドで発揮させたいアクションのレベルが高いため、一般的なライトアクション用ロッドであれば難なく使用可能です。
ライン強度は5lbを基準に使用することで、タダ巻きにおける姿勢もアクションも思いのままに操れます。
ソウルシャッド62DR,62DDR
ソウルシャッド62DRまたはDDRは、前記の58SPよりも大型サイズになり、小型シャッドでは攻められない深い水深での勝負を楽しめます。
3m前後の水深を攻略するのに適しており、小さめの号数で当たり感度に対して繊細なタックルが準備できます。
DRであれば水深2.5m、DDRであれば水深3mのレンジで、バスが食いついてくるのに適したシャッドの使い分けがおすすめです。
ディープダイブ仕様のため、迅速に仕掛けるレンジに到達する魅力があります。
ソウルシャッド68P
ソウルシャッド68SPは、同シリーズで最大サイズを誇るベイトキャスティングタックルでの使用に最適なモデルです。
自重も9gと最重量であり、キャスト性能からルアーアクションで見せる安定感に定評があります。
同シリーズで見比べてもボディサイズの違は明確であり、大型サイズのバスを攻める楽しさを体感できる嬉しさが出てきます。
サイズや自重が大きくなることによる巻き取り時の負荷をストレスに感じることはありません。
また、他のサイズと同様スムーズさは変わりません。
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ソウルシャッドのタックル

ソウルシャッドの機能を発揮させるためには、ソウルシャッドを最適に扱えるタックルが必要です。
ロッド・リール・ラインそれぞれの相性も確認しつつ、使い心地の良いタックルを揃えられるよう、選択する基準にもスポットを当てて解説していきます。
主なタックルの構成を解説します。
- ロッド
- リール
- ライン
ロッド
ソウルシャッドを使いこなしやすいロッド選びとなれば、ベイトフィネスロッドが優れています。
自重が軽いソウルシャッドをしっかりキャストするためには、遠投性能に優れたロッドの長さと硬さをポイントから外せません。
ロッドの長さは6フィートを基準にしつつ、長めであれば7フィートを準備しておくのも良いでしょう。
ロッドの硬さは、Lアクションを基準にした上で、MLを検討して使い勝手を試してみるのもおすすめの方法です。
リール
リール選びで重要なポイントは2つあり、1つ目はスピニングタイプかベイトタイプのどちらを選ぶかです。
下記でも紹介するライン操作を考慮するならば、ラインとラブが少ないスピニングリールが適しています。
2つ目はリールに搭載されるギアの選択になりますが、ノーマルギアかハイギアのどちらを選ぶかです。
ソウルシャッドに必要となる高速巻きを行うことを考えて、ノーマルギアの方が巻き取り操作を行いやすく、ストレスも少なくて済みます。
ライン
PE・ナイロン・フロロカーボン・エステルと様々種類がありますが、ソウルシャッドに適したラインはフロロカーボンを基準にすると良いでしょう。
表層ではない深みを探ってバスに食わせるためには、水に馴染んで沈めやすい比重の性質を持つフロロカーボンが適しています。
深みを攻める時に根掛かり等を避けるためには、0.5号前後のラインから試してみるのもおすすめです。
ただし、バスへの誘発に対して動きが鈍い時は、ラインを細くすることも有効です。
ソウルシャッドの使い方・インプレ

実際にソウルシャッドを使用する際のポイントを事前に知っておくことで、実践での対応もスムーズにいくものです。
ソウルシャッドの使い方はもちろん、インプレを参考にすることで、ソウルシャッドの持ち味を最大限に引き出せる手法を紹介していきます。
- 使い方
- インプレ
使い方
ソウルシャッドの強みは、高速で巻き上げた時でもルアーアクションが安定していることにあります。
従来のタダ巻きであれば、ルアーの動きを見慣れたバスであれば警戒心を持ちますが、高速巻きすることでバスを誘い出せます。
タダ巻きや底層でのボトムノックなどの手法で楽しむのも良いですが、ソウルシャッドの特徴を最大限に活かした高速巻きでバスをどんどん誘発してくのが最適な方法です。
仕掛けに対して鈍いバスを攻略していくのにも有効な手立てになります。
インプレ
ジャッカル公式動画においてソウルシャッドの実際の使用感や釣果を公開しています。
橋脚付近でのバス釣りでソウルシャッド68SPを使用したインプレでは、タダ巻きだけではないメリハリを付けたアクションで誘発させます。
また、川や湖においても一点集中で同じスポットを連続して攻めることで、バスの当たりがより強力になります。
他には、周辺に障害物があるスポットを攻めてみることでも、バスの釣果を効率的に狙えることにもつながります。
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ソウルシャッド人気おすすめ5選!
上記で触れたソウルシャッドの種類を網羅しながら、おすすめの5点を紹介していきます。
既に、各種ソウルシャッドを解説はしましたが、色選択や形状などの特徴などをより掘り下げて紹介していきます。
理想の釣果に結び付けられるよう、様々なソウルシャッドを試す機会にしてみてください。
全長 | 45mm |
自重 | 2.7g |
潜行深度 | 1m |
最小サイズでもパフォーマンスを維持
ソウルシャッド最小モデルでも機能性は十分で、状況に左右されないパフォーマンス力の高さが証明されています。
デッドスロー・ファーストリトリーブ、トゥイッチ・ジャークなど手法にフィットし、ターゲットに食わせるアクションにも安心感があります。
サスペンドタイプになっており、バスに向けてピンポイントにキャストすることでも食いつき確率アップの期待大です。
ナチュラルカラーだけでなく、ピンクを使用することが視認性アップに加えて攻略をサポートします。
全長 | 52mm |
自重 | 4.0g |
潜行深度 | 1.2m |
釣りの可能性を広げる次世代シャッド
ソウルシャッドシリーズの中で、次世代タイプとして釣りの可能性を広げてきました。
同シリーズのオリジナルとされる58SPから受け継がれたバランス設計により、スイミングアクションのレベルもアップしています。
高速巻き取り時においても、シャッドの安定感に優れ、ボディに秘められたマグネット式重心移動が想定以上の飛距離を発揮します。
バスの食いつきに対する反応も良いため、ジャーク&ポーズ等のアクションでの誘発力も高いです。
全長 | 58mm |
自重 | 5.5g |
潜行深度 | 1.5m |
初心者がまず手に取る価値あるオリジナルモデル
ソウルシャッドのオリジナルモデルになるため、購入に悩む初心者にとってまず手に取る価値があります。
自重5.5gにフロロカーボンと組み合わせることで、2mを超える水深を探るようにバス釣りを果敢に攻めることができます。
タックルとの連携により、軽快なロッドアクションを加えることで、中層から表層にかけた広いレンジに積極的にアクションを仕掛けていきましょう。
ベイトフィネスタックルとの相性の良さで釣果をさらにアップさせていきます。
全長 | 58mm |
自重 | 5.0g |
潜行深度 | 1m |
表層で誘発させるシャローモデル
既出のソウルシャッドのオリジナルモデルである58SPとは別タイプに当たる、シャローモデル58SR-SPです。
攻める水深は表層に当たる1.0mであり、ロッドアクションにおけるシャッドでの誘発でバスに食わせます。
常に求められる高速タダ巻き、ストップ&ゴーといったテクニックを駆使することで、58SR-SPと58SPとの違いを感じられます。
中層や底層を攻められない分、ワカサギカラーを使用することでバスの食いつき確率を上げて主導権を握っていきましょう。
全長 | 62mm |
自重 | 6.2g |
潜行深度 | 2m |
深いレンジ・広範囲の距離を果敢に攻める
さらなる水深を攻められる62DRとして、アクションだけでなく飛距離にも申し分ない実力を発揮してくれます。
DRタイプなので2.5mの水深を的確に攻める上に、マグネット固定による重心移動が広範囲に向けた飛距離が実現可能です。
また、外見から分かる細身のフォルムとタックルとの連携により、ターゲットの誘発を高めてフッキングさせやすい状況を作り出します。
サイズが大きくなった分、大型サイズを狙えることも魅力の1つです。
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まとめ
釣り人をサポートするソウルシャッドを使いこなすことができれば、従来のルアーよりも快適な釣りを楽しめます。
バス釣りにも有効であるなど、シャッドの用途は幅広いため、様々なモデルを試しながら釣りスキルを磨く手立てにしてみましょう。