様々なメーカーから、多種多彩なバス釣りのリグが販売されています。しかし種類ごとの特徴を理解し使い分けをしなければ、せっかくのリグの良さを活かしきれません。
今回は、バス釣りにおすすめのリグを10種類ピックアップし、それぞれの特徴や使い方などを解説しました。
それぞれのリグの得手不得手を理解することで、リグの良さを最大限に引き出し、バス釣りをより楽しいものにしましょう!また、リグを効果的に使う方法についても解説しているので、参考にご覧ください。

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バス釣りで活躍するリグとは

バス釣りで活躍するリグとは、ソフトルアーを使った仕掛けのことを指します。
リグを大きく分けると、オモリがなく水面のバスに有効なノーシンカーリグ、オモリがあり底付近のバスに有効なテキサスリグの2種類になります。
その2種類の中でも、さらにたくさんの種類に分かれており、それぞれに得意なシチュエーションやワームが異なります。リグを使いこなすためにも、それぞれのリグの本質を知っておきましょう。
リグを使ってバス釣りを楽しむのはもちろん、どのリグを使用するか作戦を立てるのも楽しみのひとつですよ。
バス釣りにおすすめ10種類のリグと特徴

バス釣りに使用するリグは、使い分けが重要となります。しかし、初めてリグを手にする方は、どのように使い分ければ良いか検討もつかないのではないでしょうか。
そんな方のためにバス釣りにおすすめのリグを、以下の10種類に絞って解説していきます。
- テキサスリグ
- フロリダリグ
- キャロライナリグ
- アラバマリグ
- フリーリグ
- ノーシンカーリグ
- ジグヘッドワッキーリグ
- ダウンショットリグ
- スプリングショットリグ
- ネコリグ
テキサスリグ
テキサスリグは、バレットシンカーという、ラインを中に通して使う銃弾型のシンカーを使ったリグで、オフセットフックと一緒に使うことが一般的です。
シンカー部分がカバーやストラクチャーに当たることで、上手に障害物をすり抜けることができる仕様になっています。
バレットシンカーとオフセットフックの間に、ビーズやパールを挟むことで、音でのアピールも可能です。
フロリダリグ
フロリダリグは、見た目はテキサスリグに近いですが、違いとしてシンカーに直接ワームをねじ込み、動かないように仕掛けます。
フロリダシンカーには、真ん中に筒状のチューブとワイヤーのスプリングがついているので、これらを差し込みながらワームをねじ込んでいきましょう。
テキサスリグよりも、さらにすり抜けやストラクチャー回避率がアップし、ヘビーカバーの下に潜り込むことが得意なリグです。
キャロライナリグ
キャロライナリグは、シンカーとワームが離れているのが特徴の仕掛けです。リーダーの長さを調整することで、引いてくる深度を変えることができます。
タックルやシンカーの重さによって、ヘビキャロやライトキャロなど名称がかわるのも特徴的です。
キャロライナリグは、底を取りながら広範囲を素早く探れます。ワームとシンカーが離れていることで、ワームがシンカーの制限を受けずバスが吸い込みやすいメリットがあります。
アラバマリグ
複数のジグヘッドリグを束にして、魚の群れを再現するような仕掛けを、アラバマリグと言います。
公式の試合ではほとんど場合が使用禁止なため、アングラーが趣味として楽しむために使われることがほとんどです。
傘のように開いたワイヤーは4〜5本で構成されているものが多く、ブレードがついているものと付いていないもので、アピール力が異なります。
ブレードが付いていると、ウエイトとアピール力は高くなります。しかしウィードなどを拾いやすくなるというメリットもあるので、注意をしましょう。
フリーリグ
細長いダウンショットリグ用シンカーにフックとワームさえあれば、手軽に作れる仕掛けがフリーリグです。
シンカーは垂直がフォールし、さらにシンカーとワームが離れることでノーシンカー状態になり、ふんわりナチュラルにアクションすることができます。
また、リフト&フォール時にシンカーがストンと素早く落ちることで、自重だけでスローフォールするのも魅力です。
ボトムやウィードのカバー攻略が得意なリグになります。
ノーシンカーリグ
その名の通りオモリを付けないリグで、ラインとフックを直接結んで使用します。
軽いので、ゆっくり水中をフォールしていき、バスが食いつくタイミングを取りやすいのが特徴です。ただ巻きやシェイク、ズル引きなどで巻きながらアクションを行い、バスに食わせましょう。
ノーシンカーリグの派生として、ノーシンカーワッキーリグというものもあります。見えバスに口を使わせたい、というシチュエーションで使ってみると効果的です。
ジグヘッドワッキーリグ
ジグヘッドワッキーリグは、ストレートワームの真ん中にジグヘッドフックをチョン掛けしたリグです。
シンカーがあることでアクションがつけやすく、ワームがボディ全体で水を受け、クネクネとしたアクションを生み出します。
着水後にロッドを瞬間的に煽りリアクションバイトを誘ったり、中層スイミングを誘ったりするのに使うのがおすすめです。
ワームの身切れをしにくくするために、ワームプロテクトチューブを使用するのも良いです。
ダウンショットリグ
ダウンショットリグは、フックにマスバリをメインに使い、フック下に10〜20cm余るようにセット、余ったラインにシンカーを配置したリグです。
バスを狙えるエリアの幅が広く、シャローエリアからディープエリアまで使用可能になります。
シンカーには丸型のものを使用することが多いですが、障害物が多い場所ではナス型のシンカーを使ったほうがすり抜けやすいでしょう。
食い渋るバスと遭遇した際にも有効なリグです。
スプリングショットリグ
ノーシンカーリグのワームから10〜20cm手前に、ガン玉を設置すればスリングショットリグになります。ガン玉をずらし、ワームを泳がせるタナを調節しましょう。
シンカーとワームが離れることで、ふんわりとナチュラルなアクションを生み出しますが、細かなアクションはやや苦手です。
魚に警戒心を与えづらく、初心者でも自然に扱うことができるので、初めてのバス釣りではぜひ使用してみてください。
ネコリグ
ネコリグは、ストレートワームの真ん中にマスバリをチョン掛けし、ワームの先端にネイルシンカーというオモリを埋め込んだものです。
フォールスピードが早く、障害物に強いリグで、小魚やエビが底をついばんでいるようなアクションが特徴的です。
ネコリグは、村上晴彦さんが考案したリグで、バスがねこそぎ取れると言うところから名付けられました。難しい仕掛けではないので、初心者でも挑戦しやすいリグです。
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リグを効果的に使うバス釣りの基本

リグを効果的に使うためには、ある程度の基礎知識や工夫が必要です。リグの使い方だけでなく、釣り場の選定についても見ていきましょう。
これさえ抑えておけば、初心者でもリグを効果的に使える!というポイントを集めてきたので、ぜひ参考にご覧ください。
- バスが生息しているポイント
- 季節によるバスの生態の違い
- 気づいた水中の状態は細かくメモ
バスが生息しているポイント
ス釣りは大前提として、バスのいるところにリグを落とす必要があります。
流れ込みやワンド、ウィードなどは、バスの釣り場として有名です。また、カバーやオーバーハングなどがあれば、日中でも水温があまり高くならないため、バスが隠れ場所としている可能性が高いでしょう。
杭や桟橋にもバスが居着いていることが多いですが、多くの釣人がキャストし、バスがスレてしまっていることがあります。事前に対策を考えておく良いです。
季節によるバスの生態の違い
バス釣りは、季節によっても大きく変化します。
春は、バスが産卵期に入るため浅場に居ることが多くなります。特に餌が多い場所や産卵場所付近で少しだけ水深がある場所、ハードボトムであることなどを意識して釣り場を選びましょう。
夏になれば、水温が上がりすぎるとバスの活性が下がるので、日中であればカバーやオーバーハングを狙いましょう。もしくは日が落ちはじめて水温が下がり始めた頃がおすすめです。
秋は気温に合わせた立ち回りが重要です。バスが荒食いを始め広範囲に広がるため、ポイントを探るのが難しくなっています。
冬は少しでも水温が上がる日中に、欲を言えば水温が高い湧き水ポイントが理想的です。そこを狙わないと、下がった水温によりバスの活性が下がっています。
気づいた水中の状態は細かくメモ
バスは、目視で見える場所にいることもありますが、障害物やあったり水深が深かかったりしたら、目視での確認は困難です。
水深や底質についても目視での確認は難しいので、釣りの最中に気づいたことやポイントの状況については細かくメモを取っておくのがおすすめです。
メモを見ながら状況を判断し、リグの選択やポイントの移動に役立てましょう。
バス釣りのリグ作りにおすすめのグッズ2選
バス釣りのリグ作りでおすすめのグッズを紹介します。リグ作りに欠かせない、フックやオモリを選んできているので、ぜひ参考にご覧ください。
こだわって作った自慢のリグを用いて、さらにバス釣りを楽しんでくださいね!
がまかつのSFワーム329は、スタンダードな作りで癖のないマスバリです。
SFワーム329は、店頭でも販売している場所も多く、ネットでの購入も可能なため普段遣いとしても重宝すること間違いなしです。
また、サイズのラインナップも豊富で、ワームのサイズやリグ、様々なシチュエーションを想定して作られており、対応力の高さも魅力のひとつです。
粘り強く、素材も丈夫で、スピニングフィネス全般に適していますよ。
扱いやすさを求めた形状と、絶妙な軸線設定で制作されたオフセットフックです。
シャンク部を長めに設定することで、ワームのズレをある程度制御することが可能です。#1/0以上のものはやや太めの軸線設定でオープンエリアからカバーまで幅広く対応できるようになっています。
また、#1以下のものは中軸設定です。ベイトフィネスに使用すれば弱い力でも刺さりやすく、ある程度強烈なファイトで伸ばされない線径設定を採用しています。
プロパック仕様なので、フックの伸びや劣化を感じたら気軽に交換できるのも嬉しいポイントです。
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まとめ
バス釣りでおすすめのリグを10種類ピックアップして解説してきました。
今回紹介したリグは、初めてリグを使用してバス釣りするのであれば、ぜひ試して貰いたいものばかりです。
また、ここでは解説しきれなかったリグもたくさんあるので、リグの扱いに慣れてきたら、ぜひ他のものにも挑戦してみてはいかがでしょうか?
バス釣りのポイントも参考に、ぜひリグを使ったバス釣りを楽しんでくださいね!