バドミントンについて、みなさんはどのくらいの知識がありますか?レクリエーションや学校のスポーツ大会で少しプレーしたことがあるという方はとても多くいらっしゃると思います。
バドミントンはオリンピックの協議に採用されるほどスポーツとしては非常に発展しており、シャトルを打った打球は最速初速493km/hで、ギネスブックにも最速のスポーツとして認定されています。
そんなバドミントンの競技人口やこれまでの歴史についてみなさんも学んでいただければ幸いです。

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バドミントンの競技人口はどれくらい?

バドミントンは諸説あるものの、最も有力とされている説はイギリス植民地時代のインドで1820年代に行われていた、皮の球をラケットでネット越しに打ち合う「プーナ」という遊びを、インド帰りのイギリス人兵士が1873年に本国に伝えたのが始まりとされています。
その後ルール統一の必要性から、1893年イギリスにバドミントン協会が誕生してルールの統一が進んでいきました。1899年にはロンドンで第一回全英オープンが行われ、1934年には世界バドミントン連盟が誕生しました。
そして1972年のミュンヘンオリンピックからオリンピックの公開競技とされ、その次のモントリオールオリンピックから正式競技になりました。
世界各地で競技人口も増えてきており、日本では1921年に横浜YMCAの体育主事をしていた広田兼敏氏がアメリカから用具一式を寄贈されたことが始まりとされており、
その後、在日欧米人よりバドミントンについて学び、1937年にバドミントンクラブを設置しました。
ここ10年での日本バドミントン協会の会員登録人数は増加傾向をたどっており、人気のスポーツとなっているようです。
2014年度以降の伸びが高くなっており高校生や中学生の競技人口が増加しています。
カテゴリー別!競技人口の比較

バドミントンの競技人口の比較について、平成30年度の日本バドミントン協会のデータでは、小学校が全国で24,741名、中学校が、85,495名、高校生が114,736名、大学生は7,514名、社会人になってももプレーしている人も67,649名と日本全国で多くの人々がバドミントンをプレーしていることがわかります。
学生時代については部活やサークルでプレーする方が多いかと思いますが、社会人になっても地域のバドミントンクラブや、トップ選手であれば企業のチームに所属したり、現在は日本唯一のプロ選手として活躍している奥原希望選手や、マレーシアのプロリーグ・パープルリーグに所属する田児賢一選手のようにプロとして活躍する場もあります。
ヨーロッパやマレーシア、インド、インドネシアにはプロリーグが存在し、バドミントンの盛んな海外に渡り活躍する選手も現れるかもしれません。
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世界におけるバドミントンの競技人口は?

日本バドミントン協会には約27万5千人が登録していますが、サッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球、陸上競技に続いて多い数字です。
世界におけるバドミントンの競技人口は5000万人以上で、アジアの特に東南アジアには強豪国が多く、インドネシアやマレーシアでは国技に認定されているほどメジャーな競技であり、他にも中国、韓国、タイ、シンガポールも強敵としてしられています。
ヨーロッパでは発祥のイギリスよりもデンマークのほうが盛んでプレーされており、デンマークも強豪として知られています
まとめ
今年開催される東京オリンピックでもメダルの獲得が期待されるバドミントンですが、国内だけでなく海外でも盛んに競技されており、特にプロリーグのあるインドネシアやマレーシアでは国技とされているほどの競技です。
オリンピックに向けてバドミントンに興味を持たれた方は公式ルールなども学んでみてはいかがでしょうか。
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