ラグビーは、発祥地のイングランドを始め、英国、オセアニア、南アフリカなどで人気が高い競技です。
日本では、他の人気競技と比べると競技人口が少なく、普及率も低いほうです。また、実力の面でも強豪国より劣ります。
しかし、2019年に行なわれたワールドカップで、日本は大活躍をしました。日本のラグビーは今後人気・実力ともに期待できる競技と言えそうです。
そこで、今回は、日本及び世界各国のラグビーの競技人口の状況について解説します。

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日本のラグビー競技人口はどれくらい?

日本のラグビーの競技人口は、2019年3月時点で公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の登録選手数として、95,042人となっています。
チームの役員など関係者を含めると108,583人がラグビーに携わっていることになります。
国内で人気のある競技と比較をしてみましょう。野球やサッカーの競技人口はどちらも700万人を超えています。人気競技の人口とは非常に大きな差があることがわかります。
しかし、2019年に行なわれたワールドカップで日本は大活躍をしたことにより、今後競技人口の増加が期待できると言えるでしょう。
ラグビー人口の推移

日本のラグビーの競技人口を見ていきましょう。
同じく公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の公表データをもとに、過去3年間の総人口の推移を紹介します。
2017年が96,049人、2018年が95,200人、2019年が95,042人となっています。
次に男女別の人数を紹介しましょう。男性の競技人口は、2017年が91,852人、2018年が90,764人、2019年が90,370人です。
女性の競技人口は、2017年が4,197人、2018年が4,436人、2019年が4,672人です。
男性は減少傾向となっていますが、逆に、女性は増加傾向となっています。
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世界でラグビー人口が多い国とは?

ラグビーの国際組織であるワールドラグビーの公表値をもとに、ラグビーの競技人口の多い国を見ていきましょう。
尚、競技人口は各国のラグビー協会の登録選手数です。
最も多い国が南アフリカで63.5万人です。2位のイングランドが35.5万人、3位のオーストラリアが27.2万人となっています。
以下は、4位のフランスが25.8万人、5位のニュージーランドが15.6万人です。
尚、ラグビー大国であるニュージーランドの競技人口が少ないのは意外な結果と言えます。
ランキング順からみた世界のラグビー人口とは?

2019年に行なわれたワールドカップ直前の世界ランキング順のラグビーの競技人口を見ていきましょう。
データは同じくワールドラグビーの公表値です。
当時の世界ランキング1位はアイルランドで、競技人口は9.4万人です。他の強豪国と比べると少なく、日本よりも若干少なくなっています。
2位がニュージーランドで15.6万人、3位がイングランドで35.5万人となっています。
4位は最も競技人口が多い南アフリカで63.5万人、5位はウエールズで10.8万人です。
数字を見る限りでは、競技人口とランキングの関係性は低いと言えそうです。
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まとめ
ここまでラグビーの人口についてご紹介しました。
近年ラグビーはワールドカップをへて人気が高まっています。
その影響により人口が増えていくと思いますのでこれからさらにラグビーは盛り上がっていくでしょう。