錦織圭選手や大阪なおみ選手を筆頭に、世界で活躍する日本人テニスプレーヤーが増え、ここ最近日本のテニス界は盛り上がっています。
この記事ではテニスの競技人口にスポットを当て、卓球やバドミントンなどのラケットスポーツとの比較をデータを元に解説していきます。
また、日本でのテニス競技者はどんな人が多いのか、カテゴリー別での比較も紹介しましょう。
更に世界で見たテニスの競技人口にも触れるので日本と比較してみて下さい。

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日本のテニス競技の人口は?

2018年時点で日本テニス協会に選手登録している成人は約2万人です。
同じラケット競技であるバドミントンの一般登録者数が約6.7万人、卓球の大学生以上登録者数が7万人であることを考えるとテニスは少なく感じるかもしれません。
しかし、2016年の日本テニス協会の調査によると、週に1回以上テニスをする成人競技人口は146万人で、バドミントン104万人、卓球104万人よりも40万人近く多くなっています。
つまり、テニスは趣味や習い事としてプレーする愛好家が多いスポーツといえそうです。
カテゴリー別のテニス競技の人口は?

2018年に日本テニス協に選手登録している1.2万人を男女比でみると、男性はプロ・一般・ベテランのどの登録枠でも女性の約2倍です。
都道府県別で見ると東京都を筆頭に一都三県で半数を占めているのがわかります。
次いで兵庫・大阪・福岡・愛知と人口の多い大都市に競技者がかたまっているといえるでしょう。
また、10代でテニスを年1回以上している人は97.5万人で、そのうち週5回以上プレーしている人は14.5万人です。
10代の人口は約118万人なので、いわゆる「テニスガチ勢」が100人に1人以上いることになります。
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世界のテニス競技の人口は?

世界でのテニスの競技人口は約1.1億人です。
全世界の人口が76億人であることを考えると、世界の約1.4%の人がテニスをしている計算になります。
これは全競技スポーツの中で4位の数字で、上位3競技がバスケットボール(4.5億人)、サッカー(2.5億人)、クリケット(1億数千万人)など団体競技であることを考えると、個人競技としては破格の数字であることがわかるでしょう。
同じ個人競技である5位のゴルフですら半分の6500万人です。
まとめ
競技人口世界第4位のテニスを日本で競技している成人は146万人で、本格的な競技というよりも趣味で行っている人が多い傾向があり、本気度で行くと10代の方が高いようです。
また、テニスは人口の多い大都市圏で特に盛んなスポーツと言えるでしょう。
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