水中ウォーキングは非常にメリットの多い代表的な有酸素運動のひとつです。
基本、ウォーキングなので長く続けやすい運動ですが、やはり最大のメリットは体にかかる負荷のわりに消費カロリーが多いことです。
水中ウォーキングは歩く速度により変わりますが、一般的に陸上でのウォーキングよりも消費カロリーが高いことが特徴です。
後半で簡単に計算できる「消費カロリーの計算式」を紹介しますので、運動をするときは実際に消費したカロリー量を知って、楽しく運動しましょう!

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水中ウォーキングの特徴

水中ウォーキングとは、プールなど水の抵抗を受ける環境で普段歩くのと変わりなくウォーキングをすることです。
また、陸上での運動と比べ膝や腰への負担が小さく、からだを痛める可能性が少なく、転倒の可能性がないこともメリットではないでしょうか。
また、気候や天候に左右されないことも特徴のひとつです。
心臓に疾患のある人など注意が必要な人もいますが、大多数の人にメリットの多い水中ウォーキングの消費カロリーについて詳しくみていきましょう。
水中ウォーキングの消費カロリーは?

水中ウォーキングの消費カロリーとは、具体的にどのくらいなのでしょうか。
消費カロリーのまえに、運動強度の単位であるメッツ(Mets)を使って説明をしていきたいと思います。
このメッツとは安静状態を“1”としたとき安静時と比べ何倍のエネルギーを消費するかを数値化したものです。
陸上ウォーキングでは3.0~3.5メッツほどですが、水中ウォーキングは陸上でのウォーキングと比べて負荷が大きいことが特徴で、軽度なウォーキングで4.0メッツ、早く歩くと5.0~6.0メッツ程度になります。
ちなみにジョギンクするように軽く走ると、1時間に8km走るランニングと同等の8.0メッツとなり、とても多くのカロリーが消費されることになります。
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水中ウォーキングのカロリー計算式
水中ウォーキングのカロリー計算式とは、どのようなものなのでしょうか。
先ほどの運動の強度・自分の体重・運動した時間の3つの数値により決定され、以下の式で消費カロリーは計算されます。
消費カロリー(kcal) = メッツ × 体重kg × 運動時間 × 1.05
ちなみに、軽度の水中ウォーキング4.0メッツ、体重60kg、運動時間1時間の消費カロリーは消費カロリー(kcal) = 4.0メッツ × 60kg ×1 × 1.05 =360kcalとなります。
体重が変わらないのであれば、運動強度が上がり運動時間が増えれば当然消費カロリーは高くなります。
また、体重が関係してきますので同じ運動でも一般的に女性の方が消費カロリーは低くなります。
まとめ
運動による消費カロリーの計算について説明してきました。
この計算式で運動したときに消費するカロリーを知って、目的にあった運動の強度と時間を設定し、無理をせず継続的に水中ウォーキングができるようにしましょう。
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