この記事では、マイクロジギングロッドについての特徴や素材や機能性についてのポイントを紹介していきます。
手軽に始められる上に、魚種に捉われない釣りを満喫できることで人気が高まるマイクロジギングです。
釣りを始めるのに必要になる用具の一つ、マイクロジギングロッドが様々あるロッドの種類の中で、どのようなタイプかをつかんでおくことが大切です。
長さや重量といった感覚だけでなく、機能性にも踏み込んだロッドの特性についても触れていきます。
目次

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マイクロジギングとは

マイクロジギングとは、最近人気が高まっているジギングゲームの中でもよりライトです。
元は魚が釣れない時間帯を無くすコンセプトで生まれたとされ、海底から海底付近を平行に誘い出す釣りのため、従来のジギングより広範囲を攻めることが可能です。
全長約50mmのマイクロジギング専用のメタルジグを使用し、潮止まりや水温が低い時に魚の動きが低活性になる時を狙い目にしています。
使用タックルはエギングでもシーバスでも可能で、使い便利の良さでも注目を集めています。
マイクロジギングのターゲット魚
マイクロジギングは簡単に釣りを行えるだけでなく、様々な魚種を狙えることも楽しめるポイントです。
釣りスタイルや用具で基本的にターゲットは絞られますが、マイクロジギングでは季節問わず、豊富な魚種が釣れるため、釣り上げてみるまで何が掛かっているかが分からない時もあります。
メジロやクロダイ、場合によっては真鯛やヒラメも釣り上げられます。
マイクロジギングどんな人におすすめ?
マイクロジギングは、最低限の釣り具を揃えることさえできれば、初心者や女性によらず簡単に楽しめる釣り手法とされています。
釣り方の難易度も高くなく、基本的な釣り方をマスターしやすいハードルの低さにあります。
大きなロッドアクションを必要としない分、経験を踏んでいくほどマイクロジギングの魅力に惹き込まれます。
マイクロジギングロッドの人気おすすめメーカー

手軽に始められるマイクロジギングだからこそ、スタートは高品質で間違いのない製品を手にしたいです。
そこで、マイクロジギングロッドを手にする上で知っておきたい人気メーカーを3つ紹介するので、購入基準の一つとして商品選びをしてみましょう。
ジャッカル
ジャッカルは1999年に設立された比較的新しい釣り具メーカーで、企画開発から販売に至るまで全てを手掛けています。
同じ釣り具メーカーのシマノとも業務提携を結んでおり、日本だけでなく世界にも展開している釣り具メーカーとして注目されています。
ロッドはフォルムのデザインの良さに加えて、手を伸ばしやすいリーズナブルな価格帯のロッドが揃っています。
港湾・河川・砂浜と様々な状況での釣りを想定した、岸からのルアーフィッシング専用のロッドも数多く取り揃えています。
シマノ
シマノは2021年に創業100周年を迎えようとする老舗釣り具メーカーで、金属加工技術で高品質な釣り具を数多く手がけています。
シマノバランスロックやシマノ独自のマイクロモジュールギアを搭載したリールも製造されています。
手掛けてきたロッドの機能性は高い評価を受けており、スパイラルXとハイパワーXによるダブルX構造などの技術が盛り込まれていることで、ロッドの機能を引き出してくれます。
ロッドの軽さ・しなやかさ・遠投性能にもこだわったロッドを取り揃えています。
メジャークラフト
メジャークラフトは2002年に設立された釣り具メーカーですが、経験者から初心者まで手を伸ばしやすい価格帯の釣り製品が充実しています。
ベースには、バスパラなどのエコノミークラス、ソルシアなどのマスターグレード、さらに上位クラスとなるMCWといった階級の細分化がなされています。
カーボン素材を使用した技術開発にも優れており、軽さ・使いやすさには定評がある上に、コスパにも良い製品が多いことから、快適なゲームを演出してくれる機能が高いです。
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マイクロジギングロッドの選び方

手軽に始められるマイクロジギングではあっても、釣り具選びは重要です。
特に、ロッドに関しては、操作性が良いだけでなく、長時間使用しても疲れにくいこともポイントに挙げたいものです。
押さえておきたい3点のポイントを解説していきましょう。
長さ
ロッドを選ぶ上での長さの基準は、6フィートから8フィート(約182㎝から243㎝)であるとされています。
マイクロジギングがオフショアを軸にした釣りの手法でもあることから、主に船上で釣りを行うことが多いです。
そのため、魚のアクションに合わせて操作性に優れたロッドでないと、魚からロッドアクションがばれやすくなってしまいます。
また、船上では複数人で釣りを行うことも出てくるため、近隣のアングラーとのライントラブルを回避することにも立ち回りやすくなります。
ロッドパワー
魚を釣り上げる際の目安としたいロッドのパワーに関しては、ティップに柔軟性があり、バットパワーがあれば十分対応しやすくなります。
マイクロジギングは簡単に始めやすいことから、釣り経験者だけでなく女性や子供でも手軽に行えるよう、ロッドに適度な張りの強さがあって柔らかすぎなければ十分です。
極端なシャクリを必要とせず、小型サイズのメタルジグを使ってリールで巻き上げて釣り上げるだけでなので、極端なパワーも必要としません。
ルアー重量
ルアーも現在は素材や重量などが豊富にありますが、マイクロジギングで使用するルアーの重量は20gから40gが適合範囲とされています。
マイクロジギングでは、海底付近を探りながらルアーを這わせることもあり、時としては水深50mまでの底を取る場合もあります。
メタルジグを使用することで、小型サイズながら掛かる感覚を十分満喫できます。
ただ、タングステンジグもありますが、重量の大きさはルアーの大きさにも比例することには注意しましょう。
タイラバロッド・エギングロッドで代用は可能?

マイクロジギングロッドの代用品としてタイラバロッドやエギングロッドが挙げられますが、併用することは特に問題はありません。
元々マイクロジギングは手軽に行える上に、前記のルアー重量の範疇になるので、代替用ロッドとして持ち合わせておくのも問題ないでしょう。
ただし、使用のマイクロジギングロッドよりもグリップが短かったり、全長が長かったりすると、操作の違いで疲れやすくなったり操作のしづらさに影響が出たりすることには気を付けましょう。
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マイクロジギングの釣り方
この動画では、2017年8月に放送されたマイクロジギングで良型マダイを釣り上げる様子を伝えた内容です。
従来の釣り手法にはない新たな方法としてマイクロジギングを取り上げており、タングステン製の小型ジグと極細のPEラインとを使用したライトタックルでの攻め方で、マダイをターゲットにドンドン釣り上げていきます。
また、マイクロジギングに必要とされるタックルなどにも触れていき、マイクロジギングデビューにも打って付けの解説になっています。
マイクロジギングロッド人気おすすめ5選
マイクロジギングロッドでおすすめの商品を5選紹介します。
メーカー、機能性、使いやすさなどにも重点を置いた人気商品を取り上げてみました。
マイクロジギングデビューを果たしたい人にとっても、使い勝手が良いエントリーロッドも含まれています。
全長 | 7フィート |
重量 | 145g |
ルアー重量 | 7g~35g |
ジャイアントキリングにも登場したマイクロジギングロッド
メジャークラフトのマイクロジギングロッドがジャイアントキリングにも登場し、釣れる魚は全てがターゲットとして活躍してくれます。
船上からの岩釣りやフラットフィッシュなど釣りスタイルに左右されることなく使用でき、青物から根魚までターゲットの魚種も幅広く狙えるのが魅力です。
メタルジグは最大80gまで扱えるので、広範囲をアグレッシブに攻め入れます。また、リトリーブからジャークにも対応できるフレキシブルなブランクデザインです。
全長 | 7フィート |
重量 | 145g |
ルアー重量 | 7g~35g |
ルアー釣りに幅広く対応できる器用さ
シマノのルアーマチックは、マイクロジギング以外にもシーバスやヒラメといった様々な魚種にも合わせられるマルチロッドです。
シマノの技術をいかんなく搭載させたロッドであり、カーボン素材で軽量ながらルアー重量35gまで耐えられる力強さと高性能がポイントです。
外観にはゴールドのメタルリングを配置させて重厚感が際立つ上に、バスでもトラウトでも実力を発揮してくれる信頼度の高いロッドです。ルアー釣りならば、幅広く対応できる器用さも魅力の一つです。
全長 | 6.1フィート |
ルアー重量 | 最大60g |
適合ライン | 0.6号~1.5号 |
汎用性の高いエントリーロッド
ジャッカルのマイクロジギングロッド・ビンビンスティックで、ベースには鯛ラバを投げて広範囲を探るキャスティングに適しています。
ベーシック仕様にはなっていますが、価格に対して軽量でロッド捌きも繊細であることから、エントリーロッドとしても重宝します。
様々なライトゲームへの汎用性の高さがあることはもちろん、ジャッカルのノウハウを盛り込んだハイスペックもポイントです。
釣りにおける幅広いフィールドで活躍してくれる専門性の高いロッドとしても充実しています。
全長 | 7.6フィート |
ルアー重量 | 最大45g |
適合ライン | 0.4号~1号 |
キャストも楽にこなせて広範囲を攻略
メジャークラフトのクロスステージは、ルアーをキャストしてから広範囲を攻めてアプローチを仕掛けるのに向いています。
釣り初心者には慣れるまでキャスト方法に苦労させられますが、アンダーハンドでもキャストしやすいグリップレングスを搭載しており、女性でもキャストのストレスに苛まれる心配がありません。
魚の引きにも力強く対応できるよう強度に優れたリングを採用し、高強度のEVAを使用することでロッドバランスを考慮した1本になっています。
全長 | 2.9m |
重量 | 7号~35号 |
ルアー重量 | 129g |
軽さ・感度・操作がハイグレードになった新生ラテオ
ダイワのマイクロジギングロッド・ラテオで、従来のシーバスロッドを進化させての登場です。
軽さ・感度・操作がグレードアップした新生ラテオでありながら、標準モデルとしての使いやすさは健在です。
ルアーを操作するためのキャスト精度も向上させたことで、釣りの一挙手一投足を味わえます。高強度のHVFナノプラス製プランクや、軽量かつ高感度のエアセンサーシートを搭載したことで、楽しめるだけでなく軽快なジギングを演出してくれます。
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マイクロジギングは、タイミングに問わず誰でも気軽に始められる釣り手法です。
まずはマイクロジギングロッドを手にすることから第一歩が刻まれるので、必要な装備を揃えて気軽にマイクロジギングを楽しむことから始めてみましょう。
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