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剣道の歴史と理念を学ぼう!

スポシル編集部

公開日 :2020/05/23

更新日 :2020/05/23

この記事では、剣道の歴史や理念を紐解き、どのようなルールや流派が存在するかについても紹介していきます。
多くのスポーツがある中でも剣道は、礼節を重んじて剣の技術を磨いていくイメージがあります。

昔から積み重ねられてきた剣道の歴史や理念を知ることで、さらに剣道に対する面白さを知っていけるよう細かく解説していきます。
また、初めて剣道に接する人に興味を持ってもらえるきっかけとして、人気の剣道漫画についても紹介していきます。

目次

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剣道の歴史

剣道の歴史とは、日本刀の出現から始まったと言っても過言ではありません。

平安時代中期に日本独自の刀が出現し、鎌倉・室町といった武士が台頭する時代には、様々な剣術流派も成立されました。

1543年に種子島に鉄砲が伝わってからは、兵法に合わせたより洗練された刀法も確立されたとされています。
けれども、江戸時代になると、戦乱が落ち着いたことを契機に活人剣へと変化を見せるようになりました。

そこから現在の剣道の源流ともされる剣道具を開発した打ち込み稽古法を確立していきました。
明治時代からは武士階級も廃止になり、廃刀令も相まって剣術が下火になりますが、日本刀の代わりに竹刀を使う考えが広がりました。

1919年に剣道という名称が掲げられ、今日の庶民の間に拡がって愛好家も増えていくようになりました。

剣道の理念・心構え

全日本剣道連盟による剣道の理念は、「剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である」とされています。

ただ竹刀を振り回して打ち合うのではなく、剣道を正しく真剣に学んで心身共に磨いていく気力を養うことが修練の心構えとされています。

そのためには、剣道の指導にも大切な心構えも3つ存在します。


  • 竹刀の正しい扱い方を指導する

  • 相手の人格を尊重して礼法を重んじる

  • 剣道を学んでいく中で生涯に渡る人間形成の道を見出す

世代を超えて学び合う道が剣道であるので、文化としての剣道を実践していくことも目標とされています。

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剣道の流派

剣道の流派とは、昔の剣術流派から派生しているものが多く存在し、現在では大小問わず150以上の流派が存在するとされています。

有名な流派では、坂本龍馬の北辰一刀流、柳生十兵衛の柳生新陰流などは時代劇中などでも使用されています。

流派によって剣術内容の分かりやすさや、応用のしやすさに違いがありますが、剣術としての技術だけでなく理論についても説いているものが流派の源流に存在しています。
現在でも剣道の技術を会得する上で欠かせないものの一つであります。

剣道の試合のルール

歴史と伝統を重んじる剣道ですが、実際に試合で適用される最低限のルールを3つ説明します。

所作や立ち居振る舞いなど様々なことに目が行きますが、どのような形式で試合が行われるかに重点を置いて、どのような方法で勝敗を決するのかについても紹介していきましょう。


  • 試合形式

  • 試合時間

  • 勝敗の決し方

試合形式

剣道の試合は一対一で行い、一試合当たり三本勝負で相手から先に二本取った方が勝利となります。

もし制限時間内に一方が一本先取したまま試合が終了した場合は、一本先取側の勝利となります。

また剣道の試合は、個人戦と団体戦があります。

個人戦の場合は、トーナメント戦かリーグ戦で行われ、必ず勝敗を決するために時間無制限の延長戦を行う一本勝負を行う場合もあります。

団体戦は三人制や五人制などで、同じポジション同士対戦の対勝負や先に相手チームの大将を倒した方が勝利となる抜き戦があります。

試合時間

剣道の一試合の試合時間は、年齢や学年によって様々異なります。

例えば、小学校低学年は2分、小学校高学年から中学生は3分、高校生・大学生は4分、社会人の一般になると5分になります。

ただ、団体戦になると、大会の予選試合などでは地方によって多少の違いが出てきます。

例えば、全国高校総体における地方予選では、団体戦の試合時間は4分、延長戦は2分の合計6分とされています。
また、全日本剣道選手権大会では、試合時間が5分、祷準決勝以降は10分にも及びます。

勝敗の決し方

剣道の勝敗の決し方については、有効打突が一本と審判によって判断された時です。

ただ、フェンシングなどの機械判定ではないため、一本の基準が公正に判断されるよう有効打突の基準を全日本剣道連盟で定められています。

有効打突と認められるためには、気・剣・体に至る体勢や竹刀操作などが基準とされます。
他には残心と呼ばれる出した技の後に相手からの反撃に備えて身構えることも有効打突の必須条件になっているので、一本を取るために審判から判断されることは多く存在します。

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【動画】剣道の試合

この動画は、古川和男選手と氏家道男選手による剣道の試合ノーカットによるものです。

剣道愛好家からは、剣道の模範試合と評される試合の一つとして挙げられています。

闇雲に打ち合う激しい試合ではなく、開始から40秒以上微動だにせず剣先で牽制し合う張り詰めた空気になっています。

剣先で間合いを測り、相手の懐に飛び込むタイミングを読み合う気迫のぶつかり合いを感じられます。綺麗に技が決まったように見えても有効打突とされないレベルの高い試合の動向を収めています。

剣道がオリンピック競技にならない理由

柔道と違って剣道はオリンピックの正式種目採用に消極的だという声があります。

主に3つの理由があります。


  • 1つ目は勝利至上主義になることで武道として本来持っている意味合いが薄れてしまうことです。

  • 2つ目は世界規模の大会になると、剣道具の調達や競技場の確保が難しいことから、競技人口が増えてこないことです。

  • 3つ目はルールが分かりづらいため、観客にとっても勝敗の区別が分かりにくいことです。また、世界大会などの国際化でルールが変わる可能性も少なからず影響を受けるからともされています。

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剣道人気おすすめ本

剣道を知るきっかけが競技からではなく、剣道関連の書物や漫画を入り口にする人も少なくありません。

そこで、剣道との距離を身近にする歴史書と漫画でおすすめできる本を3点紹介します。
漫画に関してはアニメ化されている作品もあるので、剣道をより身近に感じられるチャンスです。

日韓「剣道」: KENDOとKUMDOの相克と未来

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日韓における剣道を通した未来での関係性を考察

日本と韓国における剣道を歴史や文化の観点から、今後未来でどのような関係性を持つようになってくるのかを考察しています。

日本では江戸時代後期に竹刀や防具が開発され、時代を経て発展してきたことで、剣道が親しまれるようになりました。

日韓の剣道に対する見方を考察する中で、未来志向への関係性の結び方を提唱する一冊です。

六三四の剣 コミック 全11巻完結

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根強い人気の正統派剣道漫画

正統派剣道漫画として根強い人気がある、1981年に週刊少年サンデーで連載されていた六三四の剣です。

主人公の夏木六三四は剣道一家のサラブレッドで、メキメキと剣道の腕も上達していくのですが、剣道大会での優勝と引き替えに命を落とす父の仇で剣道を打ち込むようになってしまいます。

ただ、ライバルの東堂修羅との切磋琢磨による成長により、剣道を通して技術的にも人間的にも成長していく過程を描いています。

剣道における基本捌きも解説されている、本格的剣道漫画です。

BAMBOO BLADE 全14巻 完結セット

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リアルな女子高生の部活や恋を描いた剣道漫画

2004年にヤングガンガンで連載されていた土塚理弘原作、五十嵐あぐり作画の作品のBAMBOO BLADEです。

部活に打ち込むだけでなく、リアルな高校生の緩さも表現された剣道漫画ですが、女子生徒の川添珠姫の突出した剣道の強さが光ります。

けれども、珠姫の家業が剣道であることから、心から好きで剣道をやっているわけではないことも紐解かれます。

高校生活の一部である剣道部の活動や趣味などで起こる珠姫の内面の変化や、珠姫以外の個性的なキャラで組まれた剣道団体戦などを描いています。

まとめ

剣道は複雑な所作や分かりづらい試合ルールなど、知るべきことが多い武道の一つです。

けれども、礼節を重んじた中で、張り詰めた緊張感で繰り広げられる剣と気迫のぶつかりを楽しめるスポーツとしても人気があります。
様々なアプローチの中から、剣道について興味を持ってもらえると嬉しいです。

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