この記事では、砂浜などでの投げ釣りを楽しむために必要となるサーフロッドについて解説していきます。
サーフロッドには、数多くある他の種類のロッドと比べた際に、違った特徴や選ぶ際の目の付け所が存在します。
これからサーフフィッシングデビューしたい人にとっても、知っておきたいサーフロッドに適したつりやロッドの選び方など知っておきたいことを学んでいきましょう。
後半では、サーフロッドでおすすめできる商品についても紹介していきます。
目次

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サーフロッドとは

サーフロッドとは、海岸や砂浜などから遠投する投げ釣り用の釣り竿のことであり、錘やロッドなど含めたしっかりした装備の下で釣りを楽しむことが多いです。
ルアーやリールを使い分けることで季節問わず釣りを満喫することができます。
例えば、春先にはヒラメ、夏のマゴチ、冬にはブリやカンパチといった大型魚まで釣り上げられます。
また、アオリイカなどのエギングも楽しめるなど、多くの釣りスポットで幅広い釣りをサーフロッドで楽しめるのが醍醐味です。
サーフロッドは他のロッドと何が違う
釣り用ロッドはサーフロッド以外にも種類が豊富にありますが、用途によって使い分けることが必要になります。
そこで、サーフロッドが他のロッドとの違いで注目すべきことは、使用時のしなりやパーツの硬さに出てきます。
例えば、ライトショアジギングロッドよりは柔らかく、パワーが少し弱くなります。
またティップはシーバスロッドよりも硬くバットは力強いキャストを重視した張りの強さも注目する点です。
ただ、基本的にはメインで楽しむ釣りに合わせてロッドを準備することになります。
サーフロッドの人気おすすめメーカー

サーフロッドを買い替えたり、初心者がこれからサーフフィッシングデビューを考えたりする時に、メーカー選びに迷うことが必ず出てきます。
そこで、今から紹介する2つのメーカーは、釣り具有名ブランドになるので、迷った時に選んでおけば間違いがないメーカーを特徴を交えて説明します。
ダイワ
ダイワは1958年に創業の老舗釣り具メーカーで、釣り製品の開発を進めてきた中で「リールのDAIWA」と高く評価を受けています。
今までに豊富な種類の釣り製品を開発・販売を行い、高密度カーボン素材にした釣り具製品の開発にも成功しています。
また、パワーを余すことなく伝えられるように、グリップには濡れた手でも滑りにくい表面加工を施しています。
しっかりぐらつかない、安定性のあるサーフロッドを製造することで、釣りへのモチベーションに応えてくれます。
シマノ
シマノは2021年に創業100周年を迎えようとする老舗釣り具メーカーで、金属加工技術で高品質な釣り具を数多く手がけています。
シマノバランスロックやシマノ独自のマイクロモジュールギアを搭載したリールも製造されています。
サーフロッドの種類は多い方ではありませんが、スパイラルXとハイパワーXによるダブルX構造などの独自技術が盛り込まれていることで、ロッドの機能を引き出してくれます。
ロッドの軽さ・しなやかさ・遠投性能にもこだわったロッドを取り揃えています。
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サーフロッドの選び方

実際にお気に入りのサーフロッドを手にしてみたいとなっても、購入時に目を付けておきたいポイントがあります。
ロッドの使い勝手や馴染み具合、サーフフィッシングへの適応性も踏まえた上で、3つのポイントについて押さえておくようにしましょう。
ロッドの長さは長め、それとも短め?
サーフロッドの長さは、約2.92mから335mに当たる9.6フィートから11フィートがメインで選ばれる基準になります。
例えば、サーフロッドでヒラメを狙うとなると、ロッドでルアーを遠くへ投げる機能が求められるため、従来よりも長めのロッドを求めていきます。
ただし、11フィート以上の長さのロッドでは、遠投能力に長けていても、ロッドの操作性がうまく付かない恐れが出てきます。
遠投性だけでなく、ロッドのコントロールにも目を向けた長さを求めていきます。
ロッドの硬さは何がおすすめ
サーフロッドの硬さは、耐久性だけに限らず釣り上げる際の力の伝動性にも大きな影響が出てきます。
選ぶ時に目安になる硬さはMからMHの幅で硬さの基準を考えるのが良いでしょう。
例えば、ヒラメを釣り上げる場合、他の魚種よりも平べったいため、水の抵抗を受けることからパワーが必要になります。
そのため、サーフロッドに適度な硬度は必要ですが、食いついた際の反発も考慮に入れる必要があります。
ロッド先端においては、しなりでパワーをためられる程の柔らかさも考慮しておきましょう。
軽量のロッドがおすすめ
ロッドの重量は種類に問わず軽量であるロッドがおすすめです。
軽量であるメリットは、長時間の使用でも疲れにくいこと、ロッド操作を行いやすいこと、ルアーアクションなどのシャクリなどを与えやすいなど様々あります。
特に、特定のターゲットではなく、幅広い魚種をサーフロッドで狙うとなれば、魚種によって大きさ、形状、重量も変わってきます。
釣りスポットに問わず柔軟に対応する上でも、ロッドの重量は軽いに越したことはありません。
サーフは飛距離も重要

サーフロッドに求められるのは、素材以外にも機能性が求められ、その一つが遠投時の飛距離です。
高低差がある場所や、波が穏やかな場所で行う釣りではなく、浅い砂浜で波が打ち寄せる場所で行います。
少なくとも50mの飛距離を出せるサーフロッドであれば、手元から遠い広範囲を攻めることができます。
おまけに、ルアーを50m飛ばして多少戻されたとしても、30m分を探って当たりを見つける確率を上げられます。
飛距離が増えるほど、広範囲を探れることにつながります。
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サーフにはロッドホルダー・スタンドが便利

サーフフィッシングを楽しむ際の便利アイテムとして、ロッドホルダーやロッドスタンドが重宝します。
ロッドホルダーやスタンドを使う目的は、ロッドやリールといった釣り具の保護にあります。
釣りスポットは主に砂浜であるため、魚を釣り上げた際にサーフロッドを直に置いてしまうと、リールが壊れてしまう恐れがあるからです。
バッグやベルトに取り付けられるロッドホルダーや、地面に備えられるロッドスタンドが1つあるだけで大切な釣り具がダメージから守られます。
サーフルアーゲーム
この動画は、シマノの公式チャンネルとして鹿児島県東シナ海を舞台にサーフルアーを満喫する内容になっています。
堀田光哉氏による釣り用具の解説も行われており、今回使用されているロッド、リール、300mのライン、ルアーの紹介をしています。
その中でも、ライン切れのトラブルが起こった時の対処や、遠浅だからこそ用具の使用に注意すべき点も解説されています。
15分30秒頃の状況を見てルアーを変えて約70cmのブリを釣り上げるシーンは圧巻です。
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サーフロッド人気おすすめ8選
機能性に優れたサーフロッドでおすすめできる商品を紹介していきます。
また、前記でも触れたロッドホルダーやロッドスタンドも取り上げるので、サーフフィッシングに必要な用具に目星を付けて、おめがね叶ったサーフロッドを見つけてみてください。
全長 | 3.6m |
重量 | 265g |
錘負荷 | 6号~15号 |
使用時の安定感と操作性が扱いやすさの魅力
ダイワのスピニングロッド・リバティクラブサーフで、安定感のある操作性とぐらつかない扱いやすさが魅力です。
独自技術ブレーディングXでロッドにパワーが漏れなく伝わるように構造が強化され、細身のロッドであっても高強度を誇ります。
グリップにはゴム製加工で濡れた手でもしっかり握り込め、竿を立てかけた時も安定しています。
ロッド先端部は、ルアーなどの仕掛けを快適にキャストできるようガイド仕様になっています。
安定性が高いため、使用時の使いやすさを得られます。
全長 | 4.5m |
重量 | 475g |
錘負荷 | 25号~35号 |
ダイワの技術を搭載した張りや強さを発揮
ダイワのスピニングロッド・プライムサーフで、投げ釣りの醍醐味を十分に味わえるダイワの技術を搭載した1本です。
振り出し竿に必須とされるロッドの張りやコントロールについては、釣り場や魚種を問わず機能を発揮してくれます。
またダイワのカーボンテクノロジーでもある高密度HVFカーボンを使用することで、ロッドの外見で分かる細さに関わらず、軽量で強い釣りを実現してくれます。
また、ステンレスリールシートでリールを固定でき、アクションにもぐらつきません。
全長 | 4.05m |
重量 | 390g |
錘負荷 | 23号~30号 |
反発力や操作性がさらに向上して使いやすさもアップ
シマノのサーフランダーは、遠投する際の投げやすさを追求することで、よりマイルドなチューニングを行ったサーフロッドです。
軽量さやしなやかさだけではなく、スパイラルX構造を採用することで、しなりが効く反発力をより体感できます。
しなやかさと合わせ見たロッドの硬さは操作においても無理はなく、ルアーアクションなどにおいてのコントロール性能もアップしています。
ロッドの全長は4mを超えますが、重量390gでおもり負荷も30号まで耐えうる力強さもあります。
全長 | 4.15m |
重量 | 520g |
錘負荷 | 30号~40号 |
釣り場で発揮される対応力とパワーを体感
シマノの振り出し式ロッド・プロサーフで、釣り場での幅広い対応力と魚種を問わないパワーが大きな特徴です。
ルアーを投げる際のブレが少なく正確な遠投を実現するダブルX構造を採用し、その際の放出されるラインの抵抗もスムーズに行える遠投を可能にしました。
4m以上の長さであっても操作しやすいよう軽量に設計されていますが、かけ上がりや根を回避して魚を浮かせるだけのパワーを持っています。
そのため、スポットに幅広く対応する機能を持ち合わせています。
全長 | 3m |
重量 | 260g |
錘負荷 | 15号~40号 |
様々な釣りタイプに対応できる機能性の高さ
アイループのサーフ万能ロッドで、投げにも船竿にも臨機応変に対応できる機能性の高さが魅力です。
ロッド全長が3mになりますが、260gと軽量でカーボン仕様の高強度で仕上げられており、振り出し式でコントロールもスムーズに行えます。
ガイドはステンレス製で錆びにも強く、54cmのコンパクトサイズに仕舞って簡単に持ち運びも可能です。
サーフ以外にも浮き釣り、船釣りなど1本のロッドで用途が幅広いので、季節問わずにターゲットを狙える面白さがあります。
全長 | 3.23m |
重量 | 798g |
錘負荷 | 10号~45号 |
しなやかさとパワフルさを兼ね備えるロングロッド
メジャークラフトのサーフモデルロッドで、しなやかさとパワフルさが魅力の1本です。
釣りを満喫するためにはルアーの操作性を重視しますが、ロッドのしなやかさがルアーの操作性にストレスを与えません。
また、投げ釣りを行う際も、遠方へ投げるパワフルさも兼ね備えており、ルアーをフルキャストできる爽快感を満喫できます。
特に、遠浅のサーフや満潮時などの多少ラフなコンディションであっても、抜群の振り抜けと操作性を感じながら釣りができます。
全伸長 | 11cm |
素材 | アルミ |
カラー | ホワイト |
持ち運びに便利な軽量アルミフレームスタンド
ダイワのサーフスタンド・ミニサイズで、全長114cmのスタンドを51cmサイズに仕舞って持ち運びもしやすい形状になります。
軽量なアルミ素材で製造されていますが、細い上部に太い下部の逆テーパー形状で安定する設計になっています。
スタンドの脚はワンタッチロックで簡単に調整でき、おまけにロッドを立てかけた角度によってアームの角度も変えられる可変アームを採用しています。
収納時は、持ち運びしやすいよう3本の脚をまとめられるホルダーが付録されています。
素材 | ガラス繊維入ナイロン樹脂 |
カラー | グレー、ネイビー、ブラックなど6色 |
重量 | 80g |
両手をフリーにできる携帯型ロッドホルダー
ゴールデンミーンのロッドポストは、フィッシングベスト・ベルトなどに携帯して使用できるロッドホルダーになっています。
様々な釣り場に持ち合わせたいロッドを準備するのに、簡単に取り付けて携帯できる手軽さがあります。
移動の際も両手が塞がらないためストレスにもならず、ルアーチェンジなどの状況にも冷静に対処できます。
付属品には、ポスト落下防止の2mのオリジナルスパイラルロープがあり、サイズに対応したロッドを移動させるのに最適です。
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まとめ
サーフロッドは他の種類のロッドと違って、釣り場の状況や魚種によって細かくロッドの機能を知っておく必要があります。
最初は扱いに慣れない部分もありますが、機能や感触がつかめてくることで、サーフフィッシングの面白さに気付いてくるようになります。