ジカリグは、バス釣りなどに非常に有効だとされ、近年人気になってきている釣りの仕掛けです。聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ジカリグは市販でも買うことができますが、手作りしている方も多いようです。
そこでジカリグの自作方法、おすすめ商品などを紹介しました。ロックフィッシュなどに特に有効な仕掛けで、初心者の方にもおすすめです。
比較的簡単に作ることができますので興味がある方は自作してみてはいかがでしょうか。
目次
- 01 ジカリグとは
- 02 ジカリグの特徴
- 03 ジカリグ使用におすすめの魚
- 04 ジカリグの自作方法
- 05ジカリグの自作におすすめの部品
- 06まとめ
- 07合わせて読みたい!

スポンサードサーチ
ジカリグとは

ジカリグとは韓国から発祥したもので、シンカーをフックに直接つけた釣りの仕掛けです。
ゼロダン、ショートリーダーダウンショット、パンチショット、スルーリグなどの別名もありますが、これらはすべてジカリグと同じです。
市販のものを買うこともできますが、比較簡単に手作りができることから、近年人気になってきたようです。
また、ジカリグは飛距離が出ること、バス釣りだけでなく、根魚やヒラメなどにも効果があることから、人気になっているようです。
ジカリグの特徴

シンカーをフックに直接つけたことによる一体感がジカリグの大きな特徴です。
フック、シンカー、スイベルが単体としてまとまっているため糸がからまりにくく、自由度も持っています。
そのため、ずる引きなどの細かいアクションがしやすく、根がかりもしにくいというメリットがあります。
着水後はシンカーが先行し、フックが上向きになるため、魚がかかりやすく、垂直の攻めがしやすいというメリットもあります。
テキサスリグも同じような特徴を持っていますが、ジカリグは垂直にワームが落ちていくのに対し、テキサスリグは先にシンカーが先行し、ワームは後から落ちていくという違いがあります。
また、ジカリグは手作りもできることから、近年人気になってきているようです。
ただし、障害物の数ないところではその真価を発揮できず、また、シンカーなどを組み変えるのが大変というデメリットもあります。
スポンサードサーチ
ジカリグ使用におすすめの魚

ジカリグは一般的にはバス釣りに有効だとされています。
バスのほかに、海にいるカサゴやメバルなどのロックフィッシュ(根魚)ヒラメ、チヌ、マゴチ、キジハタなどにも有効でよく使われています。
ジカリグはワームが垂直に落ちていき、狙いが定めやすいことから、カバー撃ちなどで真価を発揮します。(カバー撃ちとは木や植物の周辺、またはその中にルアーを落とし釣る釣り方です。)
バス釣りでは非常に有効な釣り方です。
テキサスリグに反応しなかったバスが、ジカリグには食いついてきたということもあるほどです。
また、ずる引き(カバー撃ちをした後にボトムでワームを転がすアクションです)もしやすいため、チヌなども釣りやすいのです。初心者の方も扱いやすいのではないでしょうか。
ジカリグの自作方法
ジカリグの自作方法を説明します。
まず、縦アイのフック、ダウンショット用シンカー、スプリットリング(強度は弱くてもよい)、好きなワーム、リング用のプライヤーを用意します。
ジカリグを使う場合カバーを狙うことが多いため、フックはある程度強度のあるものをおすすめします。
また、フックは縦アイでなくても構いませんが、非常に使いやすいので縦アイをお勧めします。次に、リングオープナーでスプリットリングを開き、そこにフックやシンカーのアイを通します。
これにワームを付けたら完成です。ここまででジカリグ自体は完成です。
非常に簡単に作成できるため現地で組んでもよいですが、部品が細かくなくしてしまうというトラブルも想定できるため、家で組むのをおすすめします。
スポンサードサーチ
ジカリグの自作におすすめの部品
ジカリグは市販のものを購入することもできますが、自作をするのがおすすめです。
しかし、いざ作ろうとなってもどの商品で作ればいいのか迷う方も多いはず。そこで自作におすすめの商品を紹介します。
フックにはデコイのキロフックワーム17がおすすめです。ジカリグはカバー撃ちやずる引きなどで使うため、ある程度の強度が必要です。
細身のフックだと曲げられて逃げられてしまう可能性もあります。
それに加え、根がかりしにくいとはいえ、万が一根がかりした際に少ししなるような作りになっていないといけません。
そのどちらもかなえたのがこのキロフックワームです。
ベビーワイヤーを採用し、バス釣り用であるこの商品はジカリグを作るうえで欠かせません。
シンカーはデコイのダウンショットシンカー タイプスティック DS-6がおすすめです。
ジカリグの特徴である着水後垂直に落ちていくにはスティックタイプ望ましいです。
このダウンショットシンカー タイプスティック DS-6はスティックタイプであり、(バレットタイプもあり)重さも3.5g、5g、7g、9g、11gから選ぶことができます。(ジカリグに使うとしたら7gか5gがおすすめ。)
また、スイベルがついているため糸よれがしにくく、使いやすいです。
スプリットリングには主に丸型、楕円型、卵型の三種類の形があり、ジカリグの自作においては丸型がおすすめです。
丸型はまるいめシンカーやフックのアイを通しやすく、凡庸性が高いからです。
そこでお勧めしたいのがこのオーナー スプリットリングレギュラーワイヤーN2。スプリットリングの中では定番ですが、オールラウンドに使える商品です。
サイズもいくつか用意されており、用途に合わせて買うことができます。迷ったらこの商品を買えば間違いなしです。
プライヤーとは金属でできたハサミ型の、挟んでつかむための道具です。
ジカリグの自作方法でも紹介したように、釣りには欠かせない道具です。スプリットリングを開くために使います。
これを使うと使わないとではスプリットリングの消耗速度が全然違います。
その中でもお勧めなのはスプリットリングオープナーがついているシマノのパワープライヤーです。大きめのプライヤーで、力を加えやすいため、魚の口からフックを外すときなどに役立ちます。
ジカリグに使うワームは、エビやザリガニなどの甲殻類に似せて作られたパドルテールワーム(クロー系ワームなどともいう)がおすすめです。
ジカリグ特有のカバー撃ちやずる引きなどのアクションをするときに、エビが沿っている様子や、ザリガニが這っている様子などを再現することができます。
エビやザリガニなどを捕食するバスにはとても有効です。その中でもお勧めしたいのはこちらの商品、OSPのドライブビーバー3.5センチです。
ザリガ二など甲殻類の生物の体を忠実に再現しており、色の種類も豊富で自分好みのものを目的に沿って選ぶことができます。
まとめ
いかがでしょうか。ジカリグの作成方法やおすすめの商品をご紹介しました。
これから釣りをしてみようと考えている方、仕掛けを変えてみようと思っている方、ジカリグを自作しようと思っている方などの参考になればうれしいです。
スポンサードサーチ