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【薙刀】日本における伝統武道なぎなたの競技人口と歴史

スポシル編集部

公開日 :2020/04/28

更新日 :2020/05/11

柔道や剣道、弓道や相撲など、数多くある日本武道。
決してメジャーではありませんが、あなたは伝統ある日本武道の一つである「薙刀」をご存知でしょうか?
実は、薙刀は1000年以上の歴史を持ち、未だにたくさんの人に愛されている武道なのです。

この記事では、薙刀の歴史や競技人口について解説を行っています。
まず、薙刀の歴史や起源、流派について触れた後に、競技人口や競技種類、試合方法について詳しく解説していきます。

そして最後には、より薙刀を身近に感じることができる、おすすめ商品の紹介も行っています!

目次

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薙刀(なぎなた)の歴史と流派

まず、薙刀という武器の歴史を紐解いていきましょう。

薙刀は始め、8世紀の奈良時代に寺院の守護を行う際の武器として重宝されました。
そして、14世紀の鎌倉時代の末あたりから、戦場で用いられる武器になりました。

しかし、15世紀の室町時代になると、戦術に変化が生まれ、密集戦が中心となっていったことから、長柄武具である薙刀の出番は減っていきました。

17世紀の江戸時代になり、武器としての有効性がさほど問われなくなると、女薙刀が発展していき、女性の武術としての地位を確立していったと言われています。

流派としては、江戸時代の仙台に起源を持つ鈴鹿流や、明治時代に開かれた直心影流、鍵付き薙刀を使うことで知られる戸田派武甲流などがある。

薙刀(なぎなた)日本競技人口

数多くある薙刀の流派を統合し、競技化することに成功したなぎなたは、今でも日本の代表的な武道の一つとして多くの人に愛されています。

薙刀を競技化に導いた、全日本なぎなた連盟によると、なぎなたの現在の競技人口は、日本国内に約6万人いるとされています。
競技者を性別で見てみると、9割が女性で、男性は1割にとどまっています。

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【試合競技】薙刀(なぎなた)

薙刀の歴史や競技人口について理解が深まったところで、次は競技としての薙刀を見ていきましょう!

薙刀の競技には、「試合競技」と「演技競技」の2種類があります。
まず、試合競技について、どのようなルールで、どのように勝敗を決めるのかなど、詳しく説明していきます!


  • 試合場

  • 試合方法

  • 有効打突

  • 勝敗

まず、試合場について解説していきます。

試合場とは、薙刀の試合競技を行う、いわば"コート"です。
12m四方の正方形が薙刀の試合場となります。

試合場の中央には、線の長さがそれぞれ50cmと決められている×印があり、中央から2m離れた位置に、試合開始時の選手の立ち位置となる開始線があります。

開始線の長さも決められていて、1mとなっています。

薙刀の試合方法は、原則3本勝負となっており、有効打突(ゆうこうだとつ)を2本先に取ったほうが勝者となります。

試合時間は3分となっていて、3分で有効打突が所定の本数に到達していない場合は、延長戦を行います。

延長戦は、制限時間が2分で、1本先取で勝敗が決します。
延長戦でも、有効打突がない場合は、判定となります。

薙刀において、勝敗を決める有効打突は、細かな定義が決められています。

まず、切っ先から15cm程度の「ものうち」が、打突部位に正確に達していること。

打突したときに、正しい姿勢・理にかなった動きであること。
充実した気勢と、気迫に満ち、打ったあとに残心があること。
打突の機会がよく、確実な打突であること。

以上の条件を満たしたときに、有効打突と認められます。

審判は3名いて、3名のうち2名以上が打突を有効と認めた場合にのみ、1本となります。

審判は赤白の旗を持っていて、打突を有効だと認めた場合は旗を斜め上に上げますが、認めない場合は旗を左右に振ることで意思表示を行います。

打突が有効かどうかに関する、審判の判定に対しては、いかなる場合も異議の申し立ては認められていません。

【演技競技】薙刀(なぎなた)

薙刀の試合競技に関する方法や、勝敗の決め方が分かったところで、次は薙刀のもう一つの競技である「演技競技」について見ていきましょう!

どのような観点で判定を下し、どのように勝敗を決めるかについて、詳しく解説を行っていきます!


  • 判定基準

  • 演技場

  • 勝敗

二人一組となって行われる薙刀の演技競技において、判定基準となるものは、演技者の姿勢や服装、態度や発声、呼吸と気持ちが調和しているかどうか、打突部位を正確に打突できているか、気迫に満ちた打突か、残心や間合いが理にかなっているかどうか、と言った点です。

薙刀は、単に技だけでなく、気や体と技が一体となることを目指しているので、正確な剣捌きだけではなく、満ち溢れた気迫や気持ちの調和も求められるのです。

薙刀の演技競技を行うコートである、演技場に関して説明していきましょう。

演技場は、試合競技と同じく、12m四方の正方形の中で行います。

赤と白2組の演技者が同時に演技をする形で行われ、端から4m、中央から2m離れた位置に、それぞれの組の開始線があります。
それぞれの組の演技者が立つ開始線の中央には、×印が書かれています。

演技競技の勝敗の決め方は、5名の審判員によって決められます。

薙刀の演技競技は、演技を披露しますが、2組同時に行われるため、採点ではなく、勝敗という形で優劣を競っていきます。

5名の審判員は、それぞれ赤と白の旗を持っていて、演技者の充実した気合や、適正な姿勢、技の良し悪しなどを基準として厳正に判定を下し、過半数をもって勝敗を決します。

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薙刀(なぎなた)大会映像

この映像は、2015年に行われた、「皇后杯全日本なぎなた選手権大会」の決勝戦の模様です。

日本最高峰の戦いだけあって、試合開始から、距離を取った戦いにおいても、接近戦においても、緊迫したハイレベルな攻防が繰り広げられています。

白は主に面部を狙い、赤は白の出足に反応する形で、面部や胴部、すね部など幅広い攻めを繰り出しています。

どちらも譲らず、延長戦に突入した試合は、最終的に判定で赤が勝利を収めています。

薙刀(なぎなた)をもっと身近に!おすすめ商品

ルールや試合方法、歴史など、薙刀に関する知識がかなり増えたとは思いますが、それでもやはり多くの人にとって、薙刀はまだ身近なものではないと思います。

そこで次は、薙刀をもっと身近に感じることができる、おすすめ商品を紹介していきたいと思います!

あさひなぐ (ビッグコミックス)

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『あさひなぐ』は、薙刀を題材にしている人気漫画です!

武道としてもメジャーとは言えない薙刀ですが、この作品では高校生の主人公が、学校の部活として薙刀にのめり込んでいく姿を描いています。

自分に自信がなく、これといって誇れるものも特技も持っていなかった主人公・東島旭が、薙刀を通じて精神的にも、人間的にも自立していく様子が、軽妙に、そしてスピーディーに描かれています。

著者は、薙刀未経験者であるため、精通していない人でも十分に楽しめる内容となっています!

映画『あさひなぐ』 DVD

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映画『あさひなぐ』DVDスペシャル・エディションは、先ほど紹介した漫画『あさひなぐ』の実写で映画化した作品です!

元々は、『あさひなぐ』が2017年5月に舞台化され、全公演合計で約4万人を動員し、その後映画の公開が行われました。
舞台・映画ともに、人気アイドルグループの「乃木坂46」が、主要キャストを務めています。

見所は、何と言っても本格的にガチンコで挑む、圧巻の薙刀シーンです。
映画本編は105分と見やすい長さとなっていながら、本格的な薙刀シーンもあるので、手軽に薙刀に触れられる作品構成となっています!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

奈良時代に起源を持つ薙刀は、1300年以上の歴史を持ちながら、未だに多くの人に愛されている武道です。
肉体や技術だけでなく、精神も鍛えることができる薙刀に、あなたも挑戦してみてはいかがでしょうか?

合わせて読みたい!

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