あらゆるスポーツ情報をお届けするスポーツメディア
スポーツは誰のものでもない。みんなのものだ。
judo

【柔道】センス光る高難度燕返しを徹底解説

スポシル編集部

公開日 :2020/04/20

更新日 :2020/05/25

『燕返し』という技の名前だけは聞いたことのある人も多いかもしれませんね。
柔道や少林寺拳法の技名として知られていますが、その由来は剣術にあります。

あの宮本武蔵の宿敵である巌流・佐々木小次郎の得意技として有名です。
目にも留まらぬスピードで相手を仕留めることができる『燕返し』は華麗な空戦における連続攻撃を表現するのにぴったりの技名なのです。

ですので『燕返し』は今でも様々な架空のフィクション作品の中で必殺技の名前として登場します。

『サムライスピリッツ』『テニスの王子様』、そして日本が世界に誇る一大エンターテイメントである『ポケモン』にまで『燕返し』という技名が登場するのです。
『燕返し』の何が私たち日本人を魅了するのか?その謎を紐解いて、やり方にまで迫っていきましょう!

目次

スポンサードサーチ

燕返しとは

燕返しとは、
剣術の技。江戸時代の剣豪・佐々木小次郎が得意としたと言われている。一度、振りぬいた剣を反転させ、もう一度、振りぬく。
柔道の足技。相手が掛けてきた足技の勢いを利用して返すカウンター系の技。
少林寺拳法の技。相手の突きを内受で受けた後、その手で相手の首元に手刀で反撃するもの。

また、上記のように燕返しという言葉は武道の技名として用いられてきましたが、その華麗な技のイメージから架空のフィクションやゲームなどでも技名として用いられることがあります。

動画で比較!柔道と剣術とポケモンの関係性?

さて、燕返しという技が使われている代表的な事例として柔道・剣術・そしてポケモンが挙げられます。

ポケモンにまで波及する『燕返し』について動画で詳しく見て比較していくとその核心に迫れます。その核心とは、小さき者が大きな者を倒す、武士道精神だったのです。


  • 【柔道】燕返し

  • 【剣術】燕返し

  • 【ポケモン】つばめがえし

  • 3つの共通点

【柔道】燕返し

動画で柔道の燕返しのポイントを見てみましょう。

動画冒頭、向かって右側の男性が左足で足払いの技をかけようとしてきたところ、左側の男性が相手の技を避けつつタイミングを合わせて相手の力を受け流し、その勢いを利用して右側の男性のバランスを崩しています。

相手の力を無駄なく利用して勝つことができる。自分より大きな者に立ち向かい、華麗に倒すためのテクニックなのです。
まさに柔能く剛を制す。柔道の・・・否、武士道の真髄が詰まっている技なのです。

【剣術】燕返し

こちらの動画では剣術の燕返しを見ることができます。

そもそも燕返しという技名は宙を舞う燕を逃さずに捉えるような目にも留まらぬスピードで太刀を繰り出して連続攻撃をするために編み出された技です。

ポイントとしては右手の甲を上に向けた形で一太刀入れ、そのあと手の交差を解いて右手の甲を下に向けた状態で次の太刀を入れていますね。
手首を返すという工夫した動作を入れることでスムーズに連続攻撃が可能になっています。

勘の鋭い方はお気づきでしょうが、力を無駄なく利用することで大きな攻撃力を引き出すのが大きな特徴で、その点は柔道とも共通しています。柔道の燕返しも実は剣術の燕返しに由来しているそうです。

【ポケモン】つばめがえし

最後はポケモンのつばめがえし(燕返し)を見てみましょう。

この動画でルビーサファイアからサンムーンまでストライクが繰り出す『つばめがえし』のグラフィックを確認することができます。

共通しているのは
①連続攻撃であること
②攻撃の流れが往復していること
この2つですね。

紛れもなく剣術の『燕返し』を忠実に再現しています。
それにしても世界の子供達を魅了するポケモンワールドの中にまで燕返しを紛れ込ませるなんて、どんだけ『燕返し』好きなの?日本人!?笑

3つの共通点

さて、ここまで柔道・剣術・ポケモンと3つの『燕返し』を紹介してきましたが、共通しているのは小さな者でも技術と工夫で力を引き出して大きな敵を倒せるという武士道精神です。

スポーツでもビジネスでも強い敵と相対した時に臆せずに目にも留まらぬ早業を打ち込んで、涼しい顔で華麗に相手に勝つというのは我々日本人の大好きな要素です。

剣術から端を発した燕返しという技がここまで愛されているのは、燕返しという技の中にこの武士道精神を垣間見ることができるからでしょう。

スポンサードサーチ

【柔道】燕返しのやり方とコツ解説

動画を見ながら、柔道の燕返しのやり方を習得してみましょう。

【練習】かかとをお尻にくっつける。くっつけて払う→くっつけて払うの繰り返しの動作

【初級編】相手が繰り出してくる出足をスルーして、払う。最初は払う意識ではなく相手の出した足が戻ってくるのを止めるという意識で!

【中級編】相手が繰り出してきた足が自分の軸足に当たらないように、すっと後ろに引いて自分の姿勢を入れ替える。これを払うのと同時に行う。

【上級編】ぶっ飛ばす!!

上級編はかなり乱暴な説明になりましたが、スポーツは反復練習で動きを体で覚えるのが基本ですね。かの長嶋茂雄さんの打撃理論『ビュッときて球をバーンと打つ』は紛れもない真理。

何はともあれ、練習あるのみ。
やってみることが上達の近道ですね。

【特集】動画で見る柔道足技集

さてさて、日本の武士道精神を代表する技として燕返しを紹介してきましたが、柔道において燕返しにも負けず劣らずカッコいい足技はたくさんあります。

出足払、膝車、支え吊り込み足、大外刈り、大内刈り、大外刈り、小内刈り、小外刈り、etc・・・
どれも決まればスカッとすること間違いなしのカッコいい技です。
なんだか見ているだけで足がウズウズしてきますね。笑

スポンサードサーチ

柔道はやるだけじゃない!おすすめ本紹介

ここまで読んでいただいて、華麗な燕返しを決めたくなってきたそこの貴方。
気持ちはわかりますが、ちょっと待ってください!

街に飛び出して見知らぬ人に急に燕返しを繰り出そうものなら、それは紛れもなく武士道精神の名に恥じる行為です。
そこで、自宅に居ながら柔の道を疑似体験できる気分になれる本やマンガをご紹介しましょう。

主人公の三五十五が日本一を目指すストーリー。

柔道家としての信念は一切曲げない十五の鉄の心はまさに武士道精神そのもので痛快。

長く愛されている作品ですのでストーリーが面白いのは当然ですが、柔道経験者である作者・小林まことが描く技のリアルさやディテールは連載時から柔道家たちの間でも話題沸騰。

柔道家にとっても技術の参考になりつつ、柔道をしていない人ももちろん楽しめる、そんな作品です。

上記の柔道部物語はいわゆるスポ根マンガの金字塔的な作品でしたが、こちらは現代版・柔道マンガの金字塔になる可能性を秘めている作品。

仲良しの女子高生が緩く女子柔道部を立ち上げる青春群像劇。

血と汗と涙の王道スポーツ漫画とは対局ですが、それでいて少女たちがのほほんと戯れ合うばかりの日常系マンガとも一線を画している。

柔道という題材の上で青春の人間関係が繰り広げられている絶妙なさじ加減がまさに柔よく剛を制していて、思わずのめりこんでしまいます。これは一本取られた気分。

名作『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の著者である増田俊也さんの自叙伝。
北海道大学柔道部での汗と涙と笑いに満ちた青春の日々が描かれています。

読んでいるだけでも辛くなるような壮絶な練習。
決して華々しい成功を納めたとは言えない戦歴。

それでも柔道に魅了された主人公の生き様こそまさに柔の道。
これぞ武士道精神ですね。

まとめ

華麗な技の中に秘められたポイントを読み解いていくと、古来から受け継がれる日本の武士道精神にたどり着きました。

いまだにこの精神が愛され世界に発信されているなんて、なんとも誇らしいですね。
日本人なら、いつかどこかで華麗な会心の一撃として燕返しをバシッと決めてみたいものです。

スポンサードサーチ

合わせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

SPOSHIRUおすすめ情報!

こちらではSPOSHIRU編集部がおすすめするお得な情報をご紹介します!

ストレスフリーの超快適マスク!

すぐ乾くからムレにくい

スポーツメーカーの高い基準を合格した速乾性マスク。ムレを防ぎ、通勤・移動の道のりを快適にします。

何度も洗えるから臭わない

毎日洗濯できるから、においを気にせず使い続けられます。2ヶ月使えば1日33円。もう使い捨てマスクを買う必要はありません。

購入はこちら!

整骨院院長も推奨のインソール!足元から日々の疲労を軽減

崩れた足型を整え、悩みZEROの体ヘ

TENTIAL INSOLEは、従来の『土踏まずを持ち上げる』インソールとは異なり、足の外側にある『立方骨』に着目!

立方骨を支えることで、足の骨格を修正。直立姿勢での身体のバランスを整え、歩行時の推進力や俊敏性を実現したインソールです。

また、全面に『ポロン素材』を使用。衝撃吸収性と反発性の両方を兼ね備ているので、疲労を軽減することができます。

足に悩みのある方や疲労の蓄積を抑えたい方にオススメです!

購入はこちら!

監修アスリート

アスリートをもっと見る
スポーツエールカンパニー認定Sport In Life認定東京都スポーツ推進企業認定Fun Walk Project認定