あなたは、バレーボールが東京オリンピックの実施種目であることを知っていますか?
2016年リオオリンピックでは、バレーボール女子日本代表は大健闘したももの惜しくも5位という結果に終わりメダルには手が届きませんでした。
この記事では、バレーボールになじみがない人やバレーボール初心者でもわかりやすいように、バレーボールのルールのわかりづらい部分や2020年東京オリンピック男子、女子日本代表の中から注目の選手などについて解説していきます。
目次

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バレーボールとは

バレーボールとは、1チーム6人で編成され、中央に二分する形で長さ約10m、幅1mのネットが張られたコートでネット越しにボールを打ち合うスポーツ競技です。
コート中央のネットの高さは、男子が2.43m、女子が2.24mと規定されています。
国内大会、国際大会ともに、25ポイント先取の5セットマッチで行われ、3セットを先に取ったチームの勝利となります。
バレーボールは、女性や子供でも気軽に楽しめるインドアスポーツとしてアメリカのマサチューセッツ州でウィリアム・G・モーガンによって考案されました。
考案当初の名称は、バドミントンに由来した「ミントネット」というものでした。
日本にバレーボールが紹介されたのは1913年のことでした。
日本語や漢字圏では、「排球(はいきゅう)」と訳されます。
バレーボールのルール

2020年東京オリンピックの正式種目であるバレーボールですが、日本代表男子女子ともに出場が決まっています。
ちなみに東京オリンピックでは、ビーチバレーボールも開催されますが、ここでは、室内で行われる6人制バレーボールのルールを解説していきます。
- タイムアウトについて
- プレー中の動作について
- リベロについて
バレーボールでは、各チームにタイムアウトを取ることが認められています。
タイムアウトとは、1セットにつき30秒間、試合を止めることができます。
30秒の間に、各チームは作戦会議をしたり、選手を休憩させるなどの時間として使用することができます。
タイムアウトは、1セットに2回まで使うことができますが、使わなかった場合でも次セットに持ち越すことはできません。
また、タイムアウトを取るタイミングは、試合の流れの中でかなり重要です。
例えば、相手チームが連続得点をして勢いにのっているときなどに、嫌な試合の流れを一度リセットするためにタイムアウトを取ったりします。
バレーボールでは、ネットの向こう側にある相手コートにボールを落すことでポイント獲得となります。
攻撃の際は、ボールが自チームのコートにあるのですが、このときに相手コート側にボールを返すため、3回までボールに触ることが許されています。
但し、同じ選手が連続してボールに触ることはできません。
相手チームのスパイクに対してブロックをしますが、このときにブロックにボールが当たった場合は、1回として数えません。
また、レシーブの際は体のどの部分を使っても良いことになっています。例えば、サッカーのように足でボールを返すことも、現行ルールでは認められています。
現在のバレーボールには、リベロと呼ばれる選手が存在します。
リベロは、同じチームの選手たちとは違った色をしたユニフォームを着用しています。
リベロを簡潔説明すると「守備のスペシャリスト」です。
レシーブ専門の選手でスパイクを打つことは認められていません。
リベロは、ローテーションで後衛にいる選手と交代してコートに入ることができます。
そしてローテーションが進んで前衛にまわるときに元のプレーヤーと交代します。
リベロは、後衛に認められたプレー以外のフロントゾーンでのトス、ネットよりも上方でのボールタッチで相手コートにボールを返すことなどのプレーは禁止されています。
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バレーボールの注目選手

東京オリンピックの正式種目であるバレーボールですが、2016年リオオリンピックでは、男子は出場できなかったものの、女子は決勝トーナメント初戦で敗退し5位という結果に終わりました。
ここでは、東京オリンピックに出場する男女バレーボール日本代表の中から注目の選手を紹介していきます。
- 石川祐希
- 黒後愛
- 荒木絵里香
石川祐希(いしかわゆうき)選手は1995年生まれ、身長191cm、体重84kg、日本の大黒柱といえる選手です。
2020年時点では、バレーボールイタリアリーグのパドバに所属しています。
高校時代には、エースとして2年連続で高校総体、国体、全日本高校選手権の高校3冠を達成という素晴らしい成績を残しています。
その後、中央大学に進学し、在学中からイタリア1部リーグに入団とバレーボールエリートと言っていいほどの経歴の持ち主です。
高校3年まではセッターも兼任、器用さと頭脳もトップクラスです。
黒後愛(くろごあい)選手は1998年生まれ、身長180cm、体重69kg、日本のバレーボールリーグであるVリーグの17~18年シーズン最優秀新人賞を獲得した選手です。
2020年時点では、Vリーグの東レアローズに所属しています。
高校時代は名門下北沢成徳高校でエースとして活躍、全日本高校選手権連覇を果たして、18歳で全日本入りした逸材です。
4大会連続でオリンピックに出場した元全日本の木村沙織とは、高校とVリーグでの所属チームが同じということもあり、後継者として期待されています。
荒木絵里香(あらきえりか)選手は1984年生まれ、身長186cm、体重81kg、2012年ロンドンオリンピックではキャプテンとして銅メダル獲得に貢献した経験豊富な選手です。
2020年時点では、Vリーグのトヨタ車体クインシーズに所属しています。
ロンドンオリンピック後の2013年に結婚、出産を経て2014年に現役復帰し2016年リオオリンピックにも出場しています。
オリンピックという大舞台を2度も経験している荒木選手は、全日本の精神的支柱としてチームを勝利に導きます。
バレーボールの開催日程

2020年7月24日に開幕する東京オリンピック。
バレーボールの開催日程は7月25日から8月9日までとなっています。
男子、女子ともに予選ラウンドを戦い、準々決勝からはトーナメントの試合が行われます。
8月8日、9日にメダルの獲得チームが決定します。
東京五輪延期のため未定
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バレーボールの人気おすすめ雑誌
ここでは、まったくバレーボールの知識がないという方のために、バレーボールの人気おすすめの雑誌を2種類紹介していきます。
ここで紹介したバレーボールの雑誌を読むことで、バレーボールについて理解が深まることでしょう。
東京オリンピックでは、ぜひバレーボール日本代表を応援しましょう!
月刊バレーボール2020年3月号は、2020年東京オリンピックの女子日本代表チームの選手名鑑が全選手のコメント付きで掲載されています。
この選手名鑑があれば東京オリンピックのバレーボールが10倍楽しめるのではないでしょうか!
VOLLEYBALL HEROES Vol.1 では、東京オリンピック男子日本代表のエースである石川祐希選手のスゴさの秘密を徹底分析しています。
東京オリンピックでの男子日本代表チーム躍進のキーマンである石川祐希選手を知ることができます。
まとめ
ここまで、バレーボールのルールや、オリンピックで注目の選手について解説してきました。
女子バレーボール日本代表は、2012ロンドンオリンピックで銅メダル、2016年リオオリンピックで5位という結果を残しています。
一方、男子は2008年北京オリンピック以来大会ぶりの出場となります。
はたして2020年東京オリンピックでは、日本代表はメダルを獲得することができるのでしょうか?
ぜひみんなで応援しましょう!
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