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Fencing

フェンシングのルールは?東京オリンピック注目3選手も紹介!

スポシル編集部

公開日 :2020/03/24

更新日 :2020/05/11

2020年東京オリンピックではフェンシングもメダル獲得を期待される競技です。日本のフェンシングといえば現フェンシング協会会長の太田雄貴選手が有名ですが、世界大会で結果を出している選手も増えています。

フェンシングの見どころは素早い動きでの攻防や間合いを詰めた状態での剣さばきですが、種目によってルールが変わるので戦い方などが変わります。

この記事ではフェンシングの種目やルール、オリンピック注目の選手を紹介します。

目次

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フェンシングとは

フェンシングとはヨーロッパ発祥の西洋式剣術から発達したスポーツです。フェンシングは剣を片手に持ち、相手を突くか切ることで得点を取るスポーツで、18世紀以降に競技として完成しました。

フェンシングの競技種目は「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種類で、それぞれ使用する剣やルールが違います。「フルーレ」はフェンシングの基本技術などが集約されていて初心者の方でも始めやすく、まずフルーレに慣れてから「エペ」「サーブル」へ移行するのが一般的といわれています。

オリンピック競技としてのフェンシングの歴史は古く、1896年第1回アテネ大会から陸上競技同様に毎回採用され続けています。ヨーロッパ発祥のためフェンシング用語や試合進行の合図などは全てフランス語です。

フェンシングのルール

フェンシングは剣で相手を突くシンプルな競技ですが戦略的なスポーツでもあります。攻撃権や種目の違いなどフェンシングの基本的なルールを知るとオリンピック観戦も楽しめます。
ここではフェンシングの主なルールを紹介します。

フェンシングの主なルールを解説します。


  • 試合について

  • 攻撃権

  • フルーレ、エペ、サーブルの違い

フェンシングの試合はピストと呼ばれる幅1.8m×全長14mの伝導性パネルの上で行われます。ポイント判定は電気審判器が行うため、フェンシングの試合での主審は進行役と攻撃権の判定などを行います。
フェンシング各種目共通のルールは以下の通りです。
・個人戦は3分×3セットで、15点先取、または試合終了時にポイントの多い選手の勝利

・団体戦は1チーム4名(交代選手1名含む)による総当たり戦で3分×9セット行い、45点先取、または試合終了時にポイントの多いチームの勝利

・試合開始や再開時は必ず相手と4m距離を取り、主審の合図で始めなくてはならない

フェンシングは騎士道精神を重んじているため、相手や審判への不敬行為やポイント有効面を隠す、相手にわざとぶつかるなどの行為は厳しい処罰の対象になります。

フルーレとサーブルに存在する「優先権」とも呼ばれるもので、先に攻撃を仕掛けた方が攻撃権を得られます。
フェンシングでは同時に攻撃が決まり、電気審判器で両者に有効ポイントランプが点灯することがあります。フルーレとサーブルでは両者同時ポイントが認められないため、攻撃権の有無で主審がポイント判定をするわけです。

攻撃権を得る方法は「相手より先に剣を持っている腕を伸ばす」「先に相手の剣に触れるか叩く」このど
ちらかですが、攻撃権を持っている時に足が止まる、または逆に叩き返されると攻撃権が相手に移動します。激しい攻防などで攻撃権が判定できない場合、突きは無効になります。

3種目の主な違いは使用する剣と、突きでポイントになる有効範囲です。

フルーレの剣は細くて軽く、剣先のスイッチに500g以上の力(指で軽く押さえる程度)がかかると電気審判器のランプが光ります。ポイント有効範囲は背中も含めた上半身ですが、肩から腕は除きます。有効無効を判別するために銀色のメタルジャケットを着用します。

エペはフルーレの剣よりもひとまわり大きく頑丈に作られていて、剣先スイッチを押すには750g以上の力が必要です。有効範囲は全身で攻撃権もないため、フェンシングの中でも見ていてわかりやすい種目です。

サーブルの剣はフルーレに比べて少し細身で、剣先にスイッチがありません。フルーレとエペは剣先での「突き」だけが有効ですが、サーブルは「斬る」ことでもポイントが入ります。フルーレと同じく攻撃権があり、頭部を含む上半身すべてがポイント有効範囲です。

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フェンシングの注目選手

太田雄貴選手のオリンピックメダル獲得などで有名になったフェンシングですが、近年は若い選手も育っていて国際大会優勝などの結果を残しています。ここでは2020年東京オリンピックで活躍が期待される注目選手3名を紹介します。

フェンシングの注目選手を以下の3つのポイントから解説します。


  • 敷根 崇裕

  • 見延 和靖

  • 江村 美咲

男子フルーレの若手選手で、日本オリンピック委員会(JOC)における「2016年 ネクストシンボルアスリート」15選手の一人に選ばれています。ご両親もフェンシング選手で敷根選手は6歳からフェンシングを始めました。
2017年世界選手権では個人で銅メダル、夏季ユニバーシアード団体で金メダル、2019年アジア選手権時には個人団体両方で金メダルを獲得しています。

敷根選手の見どころは剣を下げて突きの瞬間だけ上げる独自の戦い方です。通常の戦い方よりも相手が威圧感を感じ、攻撃権を奪われにくいといわれます。

男子エペの選手で、2019年にはフェンシング全種目を通じて日本人初の年間ランキング世界1位を獲得しました。見延選手は身長177cmですがリーチが197cmあり、その長いリーチを活かした素早い攻撃が見どころです。

輝かしい成績を誇り、見延選手が大学4年生の時には全日本大学対抗選手権や全日本選手権団体戦など主要5大会すべてを制覇しています。社会人になってからもワールドカップなどで個人と団体の両方優勝しており、2020年東京オリンピックでもメダル候補といわれています。

女子サーブルの選手で、元々はフルーレで平均的な成績でしたが、サーブル転向後に世界トップクラスの選手になりました。ご両親がフェンシング元日本代表というエリート一家で、江村選手は小学校4年時に兄の影響で始めました。

江村選手は身長が167cmで手足が長く、試合での見どころは恵まれた体格を活かした多彩な攻撃です。相手と距離を取った状態から仕掛けるロングアタックが江村選手の得意戦法です。

2018年と2019年の全日本選手権を連覇し、2018年ワールドカップは個人で銀メダルを獲得するなど2020年東京オリンピックでも活躍が期待される選手です。

フェンシングの開催日程

東京オリンピックにおいて、フェンシングは、オリンピック開会式翌日から開催され、2020年7月25日(火)~8月2日(水)の期間に実施されます。

日程前半が個人戦、後半が団体戦となっています。

フェンシング開催種目は、以下の12種目となっています。

フルーレ個人、団体(男/女)
サーブル個人、団体(男/女)
エペ個人、団体(男/女)

会場:幕張メッセBホール

7月25日(火)

時間 種目
9:00 - 15:40 女子エペ個人T64
男子サーブル個人T64
女子エペ個人T32
男子サーブル個人T32
女子エペ個人T16
男子サーブル個人T16
女子エペ個人準々決勝
男子サーブル個人準々決勝
17:30 - 21:30 女子エペ個人準決勝
男子サーブル個人準決勝
女子エペ個人3位決定戦
男子サーブル個人3位決定戦
女子エペ個人決勝
男子サーブル個人決勝

7月26日(日)

時間 種目
9:00 - 16:20 女子フルーレ個人T64
男子エペ個人T64
女子フルーレ個人T32
男子エペ個人T32
女子フルーレ個人T16
男子エペ個人T16
女子フルーレ個人準々決勝
男子エペ個人準々決勝
18:00 - 22:20 女子フルーレ個人準決勝
男子エペ個人準決勝
女子フルーレ個人3位決定戦
男子エペ個人3位決定戦
女子フルーレ個人決勝
男子エペ個人決勝

7月27日(月)

時間 種目
9:00 - 16:20 女子サーブル個人T64
男子フルーレ個人T64
女子サーブル個人T32
男子フルーレ個人T32
女子サーブル個人T16
男子フルーレ個人T16
女子サーブル個人準々決勝
男子フルーレ個人準々決勝
18:00 - 22:20 女子サーブル個人準決勝
男子フルーレ個人準決勝
女子サーブル個人3位決定戦
男子フルーレ個人3位決定戦
女子サーブル個人決勝
男子フルーレ個人決勝

7月28日(火)

時間 種目
10:00 - 15:55 女子エペ団体T16
女子エペ団体準々決勝
女子エペ団体5-8位決定戦
女子エペ団体準決勝
女子エペ団体5-6位決定戦
女子エペ団体7-8位決定戦
18:30 - 20:35 女子エペ団体3位決定戦
女子エペ団体決勝

7月29日(水)

時間 種目
10:00 - 15:55 男子サーブル団体T16
男子サーブル団体準々決勝
男子サーブル団体5-8位決定戦
男子サーブル団体準決勝
男子サーブル団体5-6位決定戦
男子サーブル団体7-8位決定戦
18:30 - 20:35 男子サーブル団体3位決定戦
男子サーブル団体決勝

7月30日(木)

時間 種目
9:00 - 16:50 女子フルーレ団体T16
女子フルーレ団体準々決勝
女子フルーレ団体5-8位決定戦
女子フルーレ団体準決勝
女子フルーレ団体5-6位決定戦
女子フルーレ団体7-8位決定戦
女子フルーレ団体決勝

7月31日(金)

時間 種目
10:00 - 15:55 男子エペ団体T16
男子エペ団体準々決勝
男子エペ団体5-8位決定戦
男子エペ団体準決勝
男子エペ団体5-6位決定戦
男子エペ団体7-8位決定戦
18:30 - 20:35 男子エペ団体3位決定戦
男子エペ団体決勝

8月1日(土)

時間 種目
10:00 - 15:55 女子サーブル団体T16
女子サーブル団体準々決勝
女子サーブル団体5-8位決定戦
女子サーブル団体準決勝
女子サーブル団体5-6位決定戦
女子サーブル団体7-8位決定戦
18:30 - 20:35 女子サーブル団体3位決定戦
女子サーブル団体決勝

8月2日(日)

時間 種目
9:00 - 16:35 男子フルーレ団体T16
男子フルーレ団体準々決勝
男子フルーレ団体5-8位決定戦
男子フルーレ団体準決勝
男子フルーレ団体7-8位決定戦
18:30 - 21:15 男子フルーレ団体3位決定戦
男子フルーレ団体決勝

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フェンシングの人気おすすめ雑誌

2020年2月時点で日本国内にはフェンシング専門誌はなく、フェンシングの情報源は主にwebサイトやスポーツ全般を扱う総合雑誌になっています。

東京オリンピックを控え、近年は世界で活躍する選手も増えたため、総合雑誌や新聞などでのフェンシング記事も多くなっています。
ここではフェンシングの情報が得られる人気雑誌を紹介します。

隔週木曜日発売の「Number」と大きく表記されたスポーツ総合雑誌です。Numberの内容は選手インタビューや対談など選手の内面や競技のある部分を深掘りした記事が中心で、スポーツをやらない方にも楽しめる内容になっています。

まとめ

フェンシングは種目によって少しルールなどが違いますが、スピード感があり見応えのあるスポーツです。フルーレやサーブルなど種目やルールの違いがわかると、フェンシング観戦は一層楽しめます。
2020年東京オリンピックでもメダル獲得が期待されるフェンシング日本代表をぜひ応援しましょう!

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