ここでは、アーチェリーの競技について詳しく紹介しています。そのため、アーチェリーに興味がある人は楽しく観戦したい人は参考にしてください。アーチェリーは的に向かった矢を放つ競技であり、射抜いた場所によってポイントが異なります。
弓道と似たような今日であり、ルールも似た部分が多くあります。そのため、日本人にとってルールを理解しやすく、初心者の人でも楽しく観戦することが可能になっています。
アーチェリーのルールを把握してオリンピックで観戦してみてはいかがでしょうか。

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アーチェリーとは

アーチェリーとは、的に向かって矢を放つ競技であり、弓道に似た競技内容になっています。的の真ん中に近ければポイントが高くなります。さまざまな競技内容があり、的までの距離が異なる場合があります。
弓道と同じようにさまざまな道具が必要となり、これから始めるのであればそれなりの金額が必要になります。弓道と違う部分は機械的な要素が多く取り入れられていることであり、弓の素材や形状に大きな違いがあります。
同じ動作で矢を放ちますが、威力はアーチェリーのほうが強いです。弓道は矢を放つまで一連の動作を行う必要がありますが、アーチェリーも同じように決まった動作を行う必要があります。観戦する際に確認してみましょう。
アーチェリーのルール

アーチェリーのルールを詳しく知らない人も多くいるのではないでしょうか。アーチェリーを行う際だけではなく、オリンピックで観戦する際にもルールを把握しておくことをおすすめします。次に、アーチェリーのルールを詳しく紹介します。
アーチェリーの主なルールを解説します。
- ポイントについて
- 種目によってちがう
- 矢を放つ回数
アーチェリーのルールを把握するのであればまずポイントの配分について理解しておくことが必要です。アーチェリーの的は丸い形をしており、中心から黄色・赤色・青色・黒色・白色の順になっています。
また、同じ色でもいくつかに仕切られており、黄色は3つ、そのほかは2つに分けられています。黄色の中心から10点・10点・9点、赤色が8点・7点、青色が6点・5点、黒色が2点・1点であり、白色はミスショット扱いで0点です。
ちなみに黄色に10点が2つありますが、同点になった場合に中心の10点の数が多いほうが勝利になります。射抜かれた場所のポイントだけでも把握することで楽しく観戦できます。
アーチェリーはさまざまな種目に分けることができ、的を射ることは共通していますが、競技を行う環境に大きな違いがあります。そのため、アーチェリーといっても単に的を射るだけではなく、種目によってはより難易度が高まっています。
室内で行う種目や森の中で行う種目などさまざまなあります。一般的な種目はウトドアアーチェリーであり、屋外の平坦な環境で行います。ルールもいたってシンプルであるため、初心者におすすめで、観戦する際も楽しみやすいです。
オリンピックの種目にも選ばれており、日本人選手の多くがアウトドアアーチェリーを行っています。
アーチェリーのルールで矢を放つ回数は種目によって異なり、もっとも多く矢を放つ種目が1440ラウンドです。合計で144射する必要があり、技術だけではなく、集中力も求められます。
単に144射するのではなく、4つの距離別に矢を放ち、それぞれ36射ずつ行います。また、ハーフという種目もあり、半分の回数矢を放ちます。また、大きな大会などで行われるオリンピックラウンドの場合はそれぞれが交互に的を射抜きます。
12射の合計を競う種目であり、決勝戦で行われることが多いです。ちなみに30秒以内に矢を放たなければならないルールが存在しています。
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アーチェリーの注目選手

アーチェリーはオリンピック競技にも採用されており、多くの選手が活躍しています。しかし、どのような選手が活躍しているのか知らない人も多いのではないでしょうか。次に、アーチェリーで活躍している注目選手を紹介します。
アーチェリーの注目選手を以下の3つのポイントから解説します。
- 川中 香緒里
- 古川高晴
- 早川漣
川中香緒里さんは1991年8月3日に生まれ、現在28歳です。鳥取出身であり、高校のときに弓道部に所属しようとしましたが、練習場が遠いことなどを理由にアーチェリーを始めるようになっています。
アーチェリーを始め年に功績を残しており、さまざまな大会で優勝をしています。オリンピックにも出場した経験があり、日本人初のメダルを獲得しました。当時もっとも力がある日本人女性でありましたが、リオオリンピックではメダル獲得を逃しています。
古川高晴さんは1984年生まれで、青森県出身です。高校で弓道部に入りたかったものの、弓道部がなかったことからアーチェリー部に所属しています。過去に4度のオリンピック経験があるため、現在の日本選手の中でもリーダー的存在と言えます。
過去に個人で銀メダルを獲得している人物であり、世界トップクラスの綺麗な射形といわれています。アーチェリーは基本的に年齢があまり関係しない競技でもあるため、まだまだ活躍が期待される選手です。
早川漣さんの経歴は少し複雑です。彼女は元々は韓国出身であり、両親が離婚後も韓国に残り、アーチェリーを行っていました。しかし、実業団で挫折してしまい、一時的にアーチェリーをやめています。
その後、母親がいる日本に来日し、日本体育大学に進学しています。この際に日本国籍も取得しており、再びアーチェリーを始めています。2015年に一度引退していますが、周りからの期待に応えて復帰を果たしています。東京オリンピックの有力選手の一人でもあります。
東京五輪アーチェリーの開催日程

アーチェリーの大会はさまざまな場所で開催されていますが、まじかに迫っている東京オリンピックでの開催日を知りたい人も多いのではないでしょうか。
東京オリンピックのアーチェリーは7月26日の日曜日に行われる予定であり、一日で団体戦のすべてを行います。
会場:夢の島公園アーチェリー場
7月24日(金)
時間 | 種目 |
09:00 - 11:00 | 女子個人ランキングラウンド |
13:00 - 15:00 | 男子個人ランキングラウンド |
7月25日(土)
時間 | 種目 |
09:30 - 12:05 | 混合団体1回戦 |
14:15 - 17:25 | 混合団体準々決勝 |
混合団体準決勝 | |
混合団体3位決定戦 | |
混合団体決勝 |
7月26日(日)
時間 | 種目 |
09:30 - 11:05 | 女子団体1回戦 |
13:45 - 17:25 | 女子団体準々決勝 |
女子団体準決勝 | |
女子団体3位決定戦 | |
女子団体決勝 |
7月27日(月)
時間 | 種目 |
09:30 - 11:05 | 男子団体1回戦 |
13:45 - 17:25 | 男子団体準々決勝 |
男子団体準決勝 | |
男子団体3位決定戦 | |
男子団体決勝 |
7月28日(火)
時間 | 種目 |
09:30 - 13:25 | 男子個人1回戦・2回戦 |
女子個人1回戦・2回戦 | |
16:00 - 19:55 | 男子個人1回戦・2回戦 |
女子個人1回戦・2回戦 |
7月29日(水)
時間 | 種目 |
09:30 - 13:25 | 男子個人1回戦・2回戦 |
女子個人1回戦・2回戦 | |
16:00 - 18:40 | 男子個人1回戦・2回戦 |
女子個人1回戦・2回戦 |
7月30日(木)
時間 | 種目 |
09:30 - 13:25 | 男子個人1回戦・2回戦 |
女子個人1回戦・2回戦 | |
16:00 - 18:40 | 男子個人1回戦・2回戦 |
女子個人1回戦・2回戦 |
7月31日(金)
時間 | 種目 |
09:30 - 11:15 | 女子個人3回戦 |
14:45 - 17:20 | 女子個人準々決勝 |
女子個人準決勝 | |
女子個人3位決定戦 | |
女子個人決勝 |
8月1日(土)
時間 | 種目 |
09:30 - 11:15 | 男子個人3回戦 |
14:45 - 17:20 | 男子個人準々決勝 |
男子個人準決勝 | |
男子個人3位決定戦 | |
男子個人決勝 |
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アーチェリーの人気おすすめ雑誌
アーチェリーのことを詳しく知るためには雑誌を参考にすることをおすすめします。雑誌にはアーチェリー選手のインタビューなども掲載されていることが多く、あまりメディアに取り上げられることがない選手のことを知ることが可能になります。
アーチェリー2019年9月号では、東京オリンピックやパラリンピックの情報が多く掲載されている雑誌です。そのため、東京オリンピックを楽しみにしている人や実際に観戦する人は事前に購入してアーチェリーのことを知りたい人におすすめです。
アーチェリー2020年1月号はアーチェリーの用具やトレーニング方法を多く掲載されています。そのため、アーチェリーを本格的に行っている人から初心者の方まで幅広い人に役立つ情報が多く紹介されています。
アーチェリーに関わっている人すべてにおすすめの一冊です。
まとめ
アーチェリーという競技名は知っているものの詳しくルールまで把握していない人も多いんではないでしょうか。アーチェリーはオリンピック競技として採用されており、今年に各国の選手が集まります。
このような機会は滅多に体験できることではないため、アーチェリーのことを把握して観戦しましょう。
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