来年の2020年に行われる、東京オリンピックでも実施される競技の一つであるゴルフ。
世界的にも有名で、愛されているスポーツの一つですが、どのくらいの人がゴルフを楽しみ、どの国で盛んに行われているかご存知でしょうか?
この記事では、ゴルフの競技人口に焦点をあて、世界のゴルフ競技人口、国別のトップ3の国におけるゴルフ事情、競技人口からみる問題点、そしてオリンピックゴルフの日程や会場などの情報をまとめました!
目次

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全世界のゴルフの競技人口は?
ゴルフの世界における競技人口は、約6,300万人と言われています。
ゴルフというと、タイガー・ウッズのアメリカや尾崎将司の日本、ジャスティン・ローズのイギリスなどの国で盛んなイメージがありますが、世界でゴルフ場がある国は206カ国あるなど、実は世界中で楽しまれているスポーツなのです。
世界におけるスポーツの競技人口ランキングでも、ゴルフは7位に位置しています。
発祥の地イギリスのゴルフ競技人口は?
ゴルフは、イギリス・スコットランドが発祥の地と言われています。
そんなイギリスのゴルフ競技人口は、約400万人と言われています。
主なイギリス人ゴルファーとしては、2018年に世界ランク1位を獲得したジャスティン・ローズや、22歳という当時史上2番目の若さで全米オープンを制覇したローリー・マキロイなどが挙げられます。
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ゴルフの国別競技人口トップ3
世界の国別に、ゴルフの競技人口ランキングを見ていくと、トップ3は上から、アメリカ・日本・カナダの順番となります。
ゴルフ発症と言われているイギリスは4位で、トップ3圏外となっています。
トップ3、それぞれの国におけるゴルフの現状や、競技人口、主な選手などをピックアップしました!
- アメリカ
- 日本
- カナダ
アメリカ
まず、世界で最もゴルフの競技人口が多いアメリカから見て行きましょう。
アメリカにおけるゴルフの競技人口は、約2,900万人と言われています。
なんと、世界の競技人口の約半分を占めていることになります。
アメリカのゴルフ人気は顕著で、毎年6月に行われる全米オープンは賞金の総額が世界最高額のトーナメントです。
アメリカ人ゴルファーとしては、生涯獲得賞金額歴代一位のタイガー・ウッズを始めとして、マスターズや全米オープンを主催するPGAが運営するPGAツアーで通算7勝を挙げ、現在世界ランク一位に君臨するブルックス・ケプカなどがいます。
また、ゴルフにおいて目立った活躍をした選手、またはゴルフの発展に寄与した人物に対し、功労や功績を称えるために創設された「世界ゴルフ殿堂」の殿堂リストにも、多くのアメリカ人が名をつらねるなど、アメリカにおいてゴルフは、とてもメジャーで人気のあるスポーツです。
日本
日本におけるゴルフの競技人口は約700万人となっており、世界で二番目に多い数字です。
日本人ゴルファーとしては、元プロ野球選手という異色の経歴で、海外の公式ゴルフランキングでも"Masashi Jumbo Ozaki"と記載されるなどジャンボの愛称で親しまれ、世界プロツアー最多の通算優勝回数記録を保持している尾崎将司が筆頭に挙げられます。
また、「ハニカミ王子」の愛称で人気を博し、男子ツアー世界最年少優勝を果たした石川遼や、日本人選手として最年少でアメリカツアーを制覇した松山英樹などの台頭もあり、現在でも日本でのゴルフ人気は健在です。
しかし、日本においては、少子高齢化の影響もあり、ゴルフの競技人口は年々減少していると言われています。
カナダ
ゴルフの競技人口第3位は、カナダです。
アメリカや日本、そしてゴルフ発症のイギリスに比べて、ゴルフと言えばカナダというイメージは薄いですが、カナダのゴルフ競技人口は、約600万人となっています。
アメリカや日本は、総人口に対してのゴルフ競技人口は10%前後ですが、カナダにおいては15%程度もあります。
このことからも、カナダ人にとって、ゴルフがいかに身近なスポーツなのかということを窺い知ることができます。
カナダ人ゴルファーとしては、2003年のマスターズ・トーナメントにおいて優勝を果たし、カナダ人として初めて、メジャー大会優勝者となった、マイク・ウェアがいます。
カナダは、広大な土地を活かして、ゴルフ場の数も世界で4番目に多く所有しており、たくさんの人に楽しまれ、親しまれているスポーツなのです。
ゴルフの競技人口の問題点
ゴルフは、競技人口という観点において、いま大きな問題を抱えています。
それは、競技人口の減少です。
下は、日本におけるゴルフ競技人口の推移を表したグラフですが、明らかな減少傾向にあることが分かります。
20年前に比べ、ゴルフの経済規模が約半分に落ち込むなど、ゴルフの市場自体が縮小しています。
そして、競技人口の減少トレンドは、世界においても同じです。
原因として挙げられているのは、日本においては、少子高齢化に起因した、総人口の減少がそもそもの原因だと言われています。
また、世界では、ゴルフというスポーツは、用具や道具を揃えたり、コースを使用する際の利用料など、比較的費用がかさむスポーツであるため、若者離れが深刻になっていることが原因だと言われています。
出典;https://www.sakuragolf.co.jp/weeklyinfo/show/515
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東京オリンピックでゴルフを見に行こう!
ゴルフは、来年2020年に行われる東京オリンピックの実施競技の一つです。
4年に1度しか行われないスポーツの祭典が、日本で行われるチャンスはもう2度とないかもしれません。
まずは、オリンピックゴルフの競技日程をチェックしておきましょう!
ゴルフは、2020年の7月30日から8月8日まで、埼玉県川越市にある霞ヶ関カンツリー倶楽部にて行われます。
基本的には、どの競技日も朝の7時30分から、夕方の16時頃までの時間帯で行われる予定です。
まだ決定はしていないのですが、日本代表としては、男子では松山英樹選手、女子では畑岡奈紗選手の出場が期待されています!
まとめ
世界中で競技人口の減少に直面しているゴルフ界にとって、オリンピックは人気復興のための重要な一大イベントです。
あなたも、是非世界中で多くの人に親しまれているゴルフの、世界最高峰の戦いを、自分の目で確かめに行きましょう!
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