あなたはバドミントンを始めてから、なかなか上達しないと落ち込むことはありませんか?
バドミントンを購入してから、グリップを新しく巻きなおしたことがありますか?実は、古いグリップのまま使い続けてもプレーは向上しません。
グリップを巻きなおすことで、バドミントンの上達につながるのです。グリップは、自分で巻くことができます。しかしグリップの巻き方が悪いと、凹凸ができて握りにくいなどの支障が出ることもあるでしょう。
そうなれば、なかなか上達できません。そこで今回は、グリップの上手な巻き方をご紹介します。
ぜひ参考にして、自分でトライしてみてください。

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バドミントンのグリップについて

バドミントンのグリップは、ラケットの手で持つ部分のことを言います。購入時はもちろんきれいですが、使っていくうちにどんどんグリップは劣化していきます。
劣化したままのグリップを使うと、汗でグリップが滑りやすくなり、なかなかプレーが上達しません。バトミントンが上手な人は、グリップを自分で巻いています。いろいろな種類のテープがある中で、自分が使いやすいように調整しています。
グリップの種類や巻き方を上手く合わせることで、ラケットの振りが格段に良くなり、バドミントンの上達につながるのです。
グリップの種類

バドミントンのグリップには、様々な種類があります。どれを選べばいいのか、迷う方もいるでしょう。ラケットを握った時のフィット感を強めたい、手の汗を吸収するものがいい、すべり止めが欲しいなど自分が求める目的によって、グリップの種類も変わってきます。
グリップの主な種類を解説します。
- ウェットタイプ
- ドライタイプ
- タオルタイプ
- 凹凸タイプ
ウェットタイプは、握った時の感触を重視しています。バトミントンプレイヤーがよく使っている、ベーシックなタイプです。
表面がツヤツヤしていて、握った感触がしっとりしているのが特徴です。吸着性に優れているので、滑りにくさを実感できます。プレイヤーは、手に吸い付くようなフィット感も味わえるでしょう。ラケットをよく落としやすいという方は、しっかり握れるのでもうラケットから手が滑るということはありません。ウェットタイプは、バドミントンを始めたばかりの方がよく使用しているタイプでもあります。厚みの種類も多く、柄の種類も豊富なので自分に合ったものが見つけられるでしょう。
シーズンに関係なく使いやすいので、特に初心者の方におすすめです。
ドライタイプは、サラサラとした感覚を保つことを重視しています。
バドミントンは室内でするスポーツなので、夏の暑い時期は手にかく汗もすごいでしょう。手に汗が多いと、グリップが滑ることもあります。
そのような時に、このタイプを使うと重宝します。
素早く汗を吸収し、速乾性があるのでずっとサラっとした感覚が味わえます。大事な試合の時に、緊張からくる手汗でグリップが滑るということもありません。ウェットタイプのように種類は多くありませんが、コストパフォーマンスには優れています。
なぜなら、耐久性が非常に高いので交換する回数が減るからです。手に汗をかきやすく滑りやすい方、グリップが手に吸い付きすぎることが苦手な方におすすめです。
タオルタイプは、手汗をより吸収することを重視しています。
その名の通りタオル生地でグリップを巻いている感覚なので、汗を素早く吸収することに優れています。
同じように汗を吸収するドライタイプとの違いは、タオルタイプの方が長時間プレーに向いていること。タオルのように柔らかく、使えば使うほど自分の手の形に馴染んでくることが理由です。多くのプロの選手も、このタイプを支持しています。
デメリットは、耐久性と速乾性が劣ること。生地の特性上、使いすぎて生地が毛羽立ってきます。また、大量の汗を吸収すると乾くのに時間がかかり、濡れたままの感じになることも。頻繁な交換が必要となるので、マメに交換することが嫌でない方は手汗に強いこのタイプをおすすめします。
凹凸タイプは、グリップのフィット感を重視しています。グリップを巻くと表面が凸凹するので、凸凹タイプと呼びます。
凸凹する部分が手にしっかりフィットして、グリップ力が上がります。
特に初心者の方から、手に負担がかからずほどよく手にフィットするのでとてもしっくりくると評判になっています。握力が弱くてラケットを落としてしまうと悩んでいた方も、これなら強く握らなくてもしっかり握れるので大丈夫。安心してプレーができます。
また、多くの方が支持している凸凹タイプ+ウェットタイプのグリップは、しっとりとした触り心地にフィット感がより高められると人気です。コストも他のものよりかからないので、バドミントンを始めたばかりの初心者の方におすすめのタイプです。
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グリップの人気おすすめメーカー

これまでは、グリップの種類を紹介してきました。
ですが、いざ購入となった時、どのメーカーを使えばいいのか迷うことも
あるでしょう。
各メーカー、それぞれ特徴が異なります。
そこで、グリップの人気おすすめメーカーを3つご紹介します。
- YONEX
- ミズノ
- GOSEN
YONEXは、商品の種類が豊富なことが特徴です。子供から大人まで、様々な商品を展開しています。
YONEXは、バドミントンラケットからスポーツ事業を始めました。世界最高水準のカーボン成形技術で、軽量かつしなやかなバドミントンのラケットを開発した先駆者です。バドミントン用品に関しては、世界的に圧倒的なシェアを持っています。
バドミントンといえばYONEXというイメージがあるくらい業界ではとても有名で、ほとんどの商品に当たり外れがありません。
ロングセラー商品があることからも、多くの方から信頼されているメーカーです。もちろん、グリップテープの種類も豊富。自分のプレースタイルに合ったタイプが選べるので、すべての方におすすめのメーカーです。
ミズノは、性能にこだわりを持っていることが特徴です。
「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」を経営理念に、プレイヤーひとりひとりに合わせた商品を提供しています。
最近では、新しいカーボン素材を採用することで、軽量化や耐衝撃性そして剛性の向上したラケットを開発しました。
多くの世界レベルのプロの選手がミズノの商品を使用していることからも、品質の良さがうかがえます。
また、プロのプレイヤーと契約するだけでなく実業団も多くかかえています。
バドミントン業界の中でも、バドミントンに対する熱意を強く感じられるメーカーです。グリップの種類はやや少なめですが、こだわりのある中級者や上級者におすすめです。
GOSENは、ラケットの使いやすさをとことん追求していることが特徴です。
「ラケットスポーツをより楽しく、 より熱く」をモットーに、初心者から上級者までそれぞれに合ったラケットを提供しています。
また、日本で最初にラケットのガット、シンセティック・ガット(人工のガット)を製造したメーカーとしても有名です。ガットのパイオニア企業と名乗るほど、ガットに力を入れています。性能やバランスの良さを保ちつつ、比較的安い価格で手に入れられるのも魅力。
プレイヤーからは、コストパフォーマンスが良いと評判です。グリップもフィット感だけでなく、ヒノキチップを配合した消臭・除菌効果のある商品もあるほど。
自分に合った性能を求めている方におすすめです。
グリップの巻き方

バドミントンを始めたばかりの人は、グリップを巻くことにちゃんと巻けるか不安を感じることでしょう。グリップの巻き方が良くないと、グリップ力も劣ってしまいます。そこで、正しいグリップの巻き方をご紹介します。
参考にしながら、ぜひ挑戦してみてください。
グリップの巻き方を以下の3つのポイントから解説します。
- 三角部を貼り付ける
- 巻きつける
- 仕上げ作業
- 剥がす
購入した時のグリップテープは、多くの商品が斜めにカットされています。
なぜかというと、巻き始めの段階で斜めに巻き付けていくので、余分なテープがグリップの端(グリップエンドと呼びます)からからはみ出さないように考えて作られているからです。
まず表面の透明フィルムを取り、グリップエンドにグリップテープの三角部を貼り付けてから巻き始めます。テープの太さが同じ幅になるまで巻いて下さい。その際、テープの巻き始めの部分をずらさないことがきれいに巻くコツです。親指でガードしながら、巻くことをおすすめします。
テープが同じ幅まできたら、次は下(キャップ部分)へ向かって巻いていきます。
巻く時は、テープの幅を3分の2くらい重ねるようにして斜めに巻いていきましょう。巻き方にもいろいろあり、細く巻きたい方はテープの幅2ミリくらい、太く巻きたい方はテープの幅を2分の1くらい重ねるように巻いてください。
巻きやすいやり方は、ラケットのグリップを持つ手の方で角度を調整しながら巻くことです。特に初心者は、巻き方がゆるみがちになります。注意することは、しわができそうなくらいの強さでテープをひっぱって巻くこと。あまり強く引っ張ると細くなってしわがよってしまい、ひっぱらないで巻くとゆるんでしまうので気を付けましょう。
キャップの部分までたどり着いたら、グリップテープを斜めにカットしていきます。
その際、ラケットに元からついているレザーの部分にそって斜めに切っていくようにすることが大事です。そうすれば、しっかりと巻けます。最後に付属の黒い止めテープで、グリップテープのキャップ部分を固定するように巻いて終了です。この時、付属のテープを少し強めに引っ張って貼ると、更に粘着力が高まります。
また、巻き終わった後に、グリップをギュッギュッと手で握って押さえつけながらなじませると、取れる心配もないので安心です。左利きの方は、巻き方をどうすればいいのか不安に感じる方もいるかもしれません。ですが、左利きの方も、グリップテープの巻く方向が違うだけで巻き方は同じです。
ぜひお試しください。
グリップテープを交換する前は、まずは交換するグリップテープを剥がします。
手順は、簡単です。付属の黒いテープから剥がし、次にグリップテープを剥がすだけ。
最初の巻き方にもよりますが、粘着性のないテープを使っていた場合は簡単に剥がすことができます。ですが、もし粘着性のあるテープをグリップに直接貼り付けていた場合は、グリップに跡を残さないようゆっくりと丁寧に剥がすように心がけましょう。粘着が残っていると、交換する新しいテープが巻きにくくなってしまいます。購入してから早めに交換するとそれなりに剥がれますが、一度も交換せずに使い込んでいくと、剥がれにくさが増します。
ゆえに、定期的に交換することが必要となるでしょう。
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おすすめのグリップ3選
バドミントンのグリップの巻き方が分かったら、次はグリップ選びです。
ですが種類が多いので、どのグリップがいいのか迷ってしまう方も
少なくないのではないでしょうか。
そこでおすすめのグリップを3つご紹介します。
ヨネックスのウェットスーパーストロングの特徴は、程よいウェット感でグリップ力が優れているところです。ベタつくような感じがなく滑りにくいので、握った時のフィット感が良いと多くの方から支持されているヨネックスのロングセラー商品です。また、耐久性もいいので長く使えることも魅力です。
初心者から上級者までおすすめのグリップです。
ヨネックスのスーパー凸凹ツイングリップの特徴は、2つの凸凹によって滑りにくいことです。滑りそうになっても、手に引っかかるので安心してプレーができます。またメッシュの効果で、手に汗をかいてもすぐに乾きます。
ゆえに、汗の心配もいりません。
バドミントンを始めたばかりの初心者の方や滑りやすくて悩んでいた方におすすめのグリップです。
ゴーセンのタオルグリップの特徴は、綿100%なので汗をしっかり吸収してくれるところです。汗を吸ってもタオル地なので、滑りません。安心してプレーが楽しめます。また、ロングタイプでグリップ全体をカバーしてくれるのもメリットです。色も7種類あるので、自分の好きな色を選べるのも魅力的。汗をよくかきやすい方におすすめのグリップです。
まとめ
いかがでしたか?
ラケットをしっかり握れるかどうかは、グリップによって変わってきます。
自分に合ったものを選ぶことがプレーの質を向上させるで、グリップ選びはとても大切です。
もし今のグリップでプレーしにくいと感じる方は、ぜひグリップを交換することをおすすめします。
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