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1年に4回のセーリングワールドカップ。次回の開催や注目選手は?

スポシル編集部

公開日 :2019/12/01

更新日 :2019/12/01

「セーリング」というスポーツを知っていますか?
100年以上前からオリンピックの種目として採用され、世界中に競技者のいる海上スポーツです。エンジンを使わない小型ヨットを利用し、競技者は風や波を読んだり考えながら船を操って、自由自在に海を走ります。

日本におけるセーリングの競技人口は1500人ほど(日本セーリング連盟登録者数は1万人)。船の質や風・波の読み方ですぐに順位が変わったり、選手には高い技術と体力が必要とされるため、非常にシビアで難易度が高く、ほかの種目に比べるとマイナーなスポーツです。しかしながら「海のF1」とよばれるほど、その面白さに惹きつけられる人々は後をたちません。

今回は1年に4回行われるセーリング大会の最高峰、「セーリングワールドカップ」について紹介します。

目次

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セーリングとは

セーリングとは、エンジンのない小型ヨットで海上の定められたコースを回り、順位を競う競技です。コース内には「マーク」と呼ばれるブイが設置されており、決められた順序・回数で回り、着順に点数(低得点方式)が付けられます。1つのヨットは1~2人。使用するヨットの種類によって出場種目が分けられ、10回程度の予選を通して獲得点数が少ない上位10チームが、メダリストを決める最終レース(メダルレース)の出場権を得ます。

1900年のパリオリンピックから1996年までは「ヨット」の名称でオリンピック競技となっており、2000年のシドニーオリンピックで初めて「セーリング」という名前が競技名となりました。

こちらの記事でも詳しく書いていますので参考にしてください。

セーリングのワールドカップとは?

セーリングには国際セーリング連盟が主催する「セーリングワールドカップシリーズ」があります。これはセーリングの世界大会で、世界ランキング上位のセーリング選手たちがオリンピックと同じ種目(10種目)で1年間に4大会を戦い、総合ポイントによってチャンピオンが決定します。ワールドカップという名前ですが、サッカーやラグビーなど4年に1度のワールドカップと異なり、セーリングは1年に4回あるのが特徴です。

年によって開催国は様々ですが、2018年、2019年、2020年と3年連続で、日本の「江の島ヨットハーバー」を拠点に「セーリングワールドカップシリーズ江の島大会」が行われます。詳しくは公式サイトもご覧ください。

セーリング ワールドカップの主な情報を解説します。


  • 参加資格・参加国

  • 競技種目

ワールドカップシリーズにはどんな国の選手が参加できる?強豪国は?

ワールドカップシリーズの出場資格は世界ランキングの上位者のみ。「1か国につき●名」という出場制限ではなく、これまでの大会で実力のあるハイレベルな選手たちのみに参加権が与えられるため、オリンピックよりもレベルが高い試合が繰り広げられるのだとか。

前大会の「セーリングワールドカップシリーズ江の島大会2019」では46か国から496人の選手、前々大会の「セーリングワールドカップシリーズ江の島大会2018」では44か国から465人の選手が参加をしました。

現在セーリングの強豪国はヨーロッパ勢。ヨーロッパは競技ヨットの発祥地でもあり、特にイギリスとオーストラリアが2強と有名です。地域全体で選手の育成に取り組んでおり、素質があれば学生のうちからスポンサーがつき、技術を磨いています。

日本のセーリング競技レベルは発展途上中ですが、2018年のワールドカップでは女子チームが銀メダル、男子チームが金・銅メダル、2019年には女子チームが銀、男子チームが銅メダルを獲得するなど、近年、開花のそぶりをみせています。風や海の影響を受けるヨット競技はがっしりとした体格よりも小柄な体型の選手が適しており、日本人は適していると考えられます。今後の活躍に注目です。

セーリングの種目とは

セーリングワールドカップの種目は全部で10種。オリンピックにおけるセーリング競技と同じ種目数で行われています。船の種類によって分かれており、男女別や男女混合のものもあります。

・470級(男子/女子):読み方は「ヨンナナマル級」。3枚の帆を持つ全長470cm(4.7m)の小型のヨット使う2人乗り種目
・49er級(男子):読み方は「フォーティナイナー」。全長4.995mでセールは2枚の2人乗り
・49erFX級(女子):船の大きさは49er級と同じで、セールが女性用に短くなっている
・レーザー級(男子):全長4.23m、幅1.37m、2本つなぎマストの1枚帆船による1人乗りクラス
・レーザーラジアル級(女子):船はレーザー級と同じで、帆の面積が小さい1人乗りクラス
・フィン級(男子):全長4.5m、セール1枚。後述するレーザー級のヘビー版
・ナクラ17級(混合):
・RS:X級(男子/女子):ウィンドサーフィン種目

特に470級(ヨンナナマル)はメダルの期待が高まる日本の得意種目。小型ヨットのため搭乗者2人の体重は合わせて130㎏前後が望ましいとされており、小柄な日本人が適したセーリング競技なのです。ワールドカップでのメダルはもちろん、1996年のアトランタで女子が銀、2004年のアテネでは男子が銅と、オリンピックでのセーリングで唯一日本がメダルを獲得した種目です。

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ワールドカップの次回開催は?

直近のワールドカップは「セーリングワールドカップシリーズ江の島大会2019」で、8月25日〜9月1日まで日本の神奈川県藤沢市で行われました。

4年に1度ではなく、1年に4大会行われるセーリングのワールドカップ。次回はどこで行われるのでしょうか。

ワールドカップの次回開催情報を以下の3つのポイントから解説します。


  • 開催地・期間

  • 注目選手

  • テレビ放送

開催地・期間

次回の2020年大会は6月14日〜6月21日、「江の島ヨットハーバー」で開催されます。参加国数は約50か国、総人数600名の予定です。

ここでの開催は2018年から引き続き3年目。これは前回、前々回の大会が2020年のオリンピックに向けた"プレオリンピック"として位置づけられていたためです。特に2019年大会は、翌年の東京オリンピック(TOKYO2020)の選考会も兼ねており、非常に注目を集めました。

開催地の「江の島ヨットハーバー」は1964年の東京オリンピックでヨット競技のために日本初に整備された最大級の競技用ハーバー。神奈川県藤沢市にあり、毎年100回以上のレースが開催されています。

応援したい!注目の選手は?

「セーリングワールドカップシリーズ江の島大会2020」の公式サイトで、開催情報や選手情報をチェックすることが出来ます。
今回のセーリングワールドカップ、注目の選手を紹介します。

まずは2人乗り種目。
もっとも注目を集めているのが470級(ヨンナナマル)の選手ペアです。

470級
・岡田奎樹(おかだ けいじゅ)/外薗潤平(ほかぞの じゅんぺい)ペア
5歳の時からセーリングを始め、小学3年生で全日本OP級選手権大会の小学生部門で優勝している岡田選手(1995年生)。470級は外薗潤平(1991年生)とともに2017年と2018年の全日本で2連覇を達成、ワールドカップシリーズ2018(江の島)で優勝。世界選手権6位、東京オリンピック代表でもある期待のペア。

・吉田愛 選手・吉岡美帆 選手ペア
1980年生まれの吉田選手は2008年北京、2012年ロンドンをどちらも470級で戦ったオリンピック経験者。2013年、吉岡選手(1990年生)と組み始めたリオでは5位入賞。2018年にはワールドカップシリーズ、アジア大会で優勝し、2019年のワールドカップシリーズ江の島で2位となり、東京オリンピックの特別選手権を獲得。

つづいて1人乗り種目の注目選手。

RS:X級
・富沢慎(とみざわ まこと)
1984年生まれのベテラン選手。イタリアで行われたセーリングのRS:X級世界選手権で10位に入り、東京オリンピック選手権を獲得。2008年の北京から続いて4大会連続出場となる。2010年の広州アジア大会では4位、2014年仁川アジア大会では5位、2018年ジャカルタ・アジア大会で4位。ロンドンとリオ両オリンピックの銀メダリストであるニック・デンプシー氏がコーチ。

テレビ放送やライブ中継はある?

ワールドカップシリーズは、現地の大型ビジョンでレースが生中継されます。また、2019年大会はJ:COMのコミュニティチャンネル「J:COMテレビ」での生中継と、地域情報アプリ「ど・ろーかる」でのライブ配信が行われていました。2020年大会の配信情報は現在非公開ですが、公式サイトの大会イベント情報からチェックすることが可能です。

おすすめセーリング関連グッズ

ここまでセーリングワールドカップについて解説してきました。セーリングの魅力を感じられたと思います。
さらに、セーリングを楽しむことができるのは現地観戦です。迫力ある競技を肌で感じることができます。
そこで、現地観戦に役立つグッズを紹介します!

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まとめ

自然を相手にした頭脳プレーや、空にはためく帆の迫力、滑るように進む疾走感が魅力的なセーリング。日本人選手の成長が目覚ましい今こそ、セーリングワールドカップシリーズから目が離せません!

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