リフティングボールはサッカーボールに比べて扱うことが難しく、その分技術の向上が望めます。
サッカーボール以上にリフティングボールはボールの中心を正確に捉えなければリフティングを連続して行うことが難しくなります。そのようなボールでリフティングを行うことによりボールフィーリングを磨き、様々なボールコントロールの技術を高めることができます。
そして、リフティングボールも種類によって大きさや重量が異なり、そのボールの選択も大切です。
本記事では、オススメのリフティングボールを機能の解説とともに紹介しています。
目次

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リフティング ボールとは

リフティングボールとは、ボールタッチを磨くためにリフティングの時に使われる練習用のボールのことです。
サッカーボール(5号球)の直径が約22cm、重量が410g〜450gなのに対して、リフティングボールは直径が15cm前後、重量が軽いものだと100g台となっています。
また、ボールの素材もサッカーボールに多い人工皮革などでは無くゴム製の物もあり、ボールがよく弾みボールコントロールの難易度を上げています。
リフティングボールを使うことでサッカーボールでリフティングを行うよりも技術を向上させることができます。
リフティング ボールの効果

リフティングボールはサッカーボールでリフティングする時と比べて扱いが難しいため、より技術の向上が望めます。
リフティングボールを使うことにより高めることのできる技術は主に以下の3つです。
それぞれの技術の向上に関して詳しく解説していいきます。
- パスやシュートなどのキック精度の向上
- トラップなどのボールコントロール技術の向上
- 芯でボールを捉える能力の向上
パスやシュートなどのキック精度の向上
リフティングボールを使うことで、キック精度の向上を期待することができます。
サッカーボールはリフティングボールに比べて面積が大きいため、「なんとなく」ボールをタッチしてもリフティングの回数を重ねることができてしまいます。しかし、リフティングボールではそうはいきません。
リフティングボールは通常のサッカーボールよりも小さく、正しくボール捉えなければ意図したようにボールは動いてくれません。
リフティングボールでリフティングを連続してできるということは、正確にボールを捉えることができているということです。
小さなリフティングボールで思い通りリフティングすることができれば、実際のサッカーボールになった時もしっかりとボールを捉えることができます。そのようにボールを正確に捉える技術を高めることで、キック精度を向上させることができます。
トラップなどのボールコントロール技術の向上
リフティングボールを使うことで、キックの精度だけではなくコントロールの精度も高めることができます。
正確にボールをコントロールするためには、自分が狙った通りに正確にボールをタッチする必要があります。
サッカーでトラップなどをミスしてしまうのは、早いスピードのボールや回転がかかったボールに対してしっかりとボールタッチができないからです。どのようなボールであったとしても、それ対応したボールタッチをすることができればボールはしっかりと止まります。
リフティングボールを使いボールコントロール技術を向上させることで、あらゆるボールに対応できるようになり、プレー精度の向上やプレーの選択肢を広げることが可能となります。
芯でボールを捉える能力の向上
小さなリフティングボールの芯を捉えることができるようになれば、サッカーボールを芯で捉えることは容易になります。
サッカーでは正確にボールの芯を捉えることは極めて大切な技術となります。ボールの芯を捉えることができれば正確で力強いキックができるようになります。そしてボールの飛距離も伸ばすことができ、試合のあらゆる場面で生きてきます。
リフティングボールは小さく芯を捉えにくい上に反発性も高く、ちょっとのズレがボールの軌道に大きな影響を与えます。
正確に芯を捉えなければ連続してリフティングすることはできません。
リフティングボールで回数をこなそうと取り組む結果、自然とボールの芯を捉える力を向上させることができます。
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リフティングボールの使い方
リフティングボールでリフティングするときに気をつけるべき点は、しっかりとボールの中心を捉えるということです。
ボールが小さいため、ボールの中心を捉えなければリフティングを続けることがでません。
リフティングが得意ではない選手は最初からリフティングボールで行うと難易度が高すぎるので、サッカーボールである程度リフティングできるようになった後に、リフティングボールと併用すると効果的に技術を向上させることができます。
リフティングボールはあくまでもコントロールの技術を高めるという点で効果的であり、リフティングボールでリフティングができればサカーの全ての能力が向上するわけではありません。
あくまでもサッカーを上達させるための1つのツールとして効果的に取り入れることが重要です。
リフティングボールの人気おすすめ10選
リフティングボールといっても様々な大きさや重さのボールがあり、技術レベルに応じて自分に適したものを選ぶことでより高い効果的を得ることができます。
オススメのリフティングボールを紹介し、そのボールの特徴など詳しく解説していきます。
直径 | 18cm |
重量 | 400g |
サッカーボールメーカーとして有名なモルテンが作成し、蹴りごごちが良いサッカーボールとして高評価のヴァンタッジオシリーズのリフティングボールです。
独自の熱接合技術によって、なめらかでつなぎ目のない表皮構造となっています。
真球性に優れ、どこを蹴っても同じ感触でプレーすることが可能です。
また、超低吸収のため、水分位によってボールが重たくなることもなく、常に良好なボール状態を保ちます。
リフティングボールとしては決してサイズは小さくなく、18cmと初心者向けのサイズとなっています。
初心者の方でもそれほどストレスを感じることなく、リフティングのトレーニングを行うことができます。
上級者の方で難易度に物足りなさを感じる場合には同じタイプのボールでもう1サイズ小さい15cmのリフティングボールも用意されています。
直径 | 15cm |
重量 | 240g |
サッカーに限らず、様々なスポーツ競技のボールを制作しているモルテンが製造したリフティングボールになります。このリフティングボールは、ゴムを使用して制作されています。
非常によく弾むゴム素材で作られているため、ただ中心をとらえればいいのではなく、ボールを正しく、かつキックの強弱を繊細に微調整しなくては連続してリフティングすることはできません。
通常のボールよりもキックの調整力が求められ、このボールでリフティングをすることで、そうした力を自然と身につけることができます。
また、柔らかい素材を使用しているため、怪我のリスクも最小限に抑えることができますし、雨天時なども室内で取り組みやすいリフティングボールとなっています。
直径 | 18cm |
重量 | 410g-430g |
サッカーボールとほぼ同じ重量のリフティングボールです。
サイズは小さいですが、サッカーボールと同じ重さでリフティングが出来るため、リフティングボールを使った後でも違和感なくサッカーボールを扱うことができるというメリットがあります。
リフティングボールを使った後にサッカーボールを使うとそのサイズ感以上に重量の違いに違和感を感じ、リフティングボールの練習の成果を実際のサッカーの練習や試合にリンクさせにくいという選手もいます。
しかし、このボールを使用することでそのような違和感を解消することができます。
重さによる感覚の違いをなくし、サッカーボールに近い感覚でコントロールの練習をしたい選手に適したリフティングボールです。
直径 | 18cm |
重量 | 390g |
世界を代表するサッカーメーカー、アディダスから販売されているリフティングボールです。
直径18cmとリフティングボールにしては大きなサイズとなっており、初心者の方でも扱いやすく、最初に扱うリフティングボールとしても適したボールとなっています。
特殊な素材を使っておらず、サッカーボールで多く使用される人工皮革で作られており、耐久性もしっかりと確保されています。サッカーボールと同様の感覚で扱うことができ、リフティングボールのボールタッチの感覚をそのままに、サッカーボールを扱うことができるというメリットがあります。
また、カラーリングもレッドで非常にデザイン性も高いボールとなっており、デザイン性を重視するプレーヤーにもオススメのリフティングボールです。
直径 | 12.7cm |
重量 | 240g |
日本が世界に誇るスポーツメーカー、ミズノが製作したリフティングボールです。
ミズノのリフティングボールはステップ1〜3まであり、ステップが上がるにつれて難易度が徐々に上がっていきます。
ステップ1のリフティングボールは初心者向きに作られたリフティングボールです。初心者向きとは言え、他のリフティングボールよりも大きさは小さく、重量も軽く作られています。ボールの素材は人工皮革では無く、ゴム製のためよく弾む構造になっており、決して難易度は低く無く、選手のボールタッチを磨いてくれます。
初心者はもちろん、それ以外の選手にとってもボールコントロールの技術を十分に高めることができるリフティングボールとなっています。
直径 | 10.2cm |
重量 | 170g |
ミズノの中級者向きのリフティングボールです。
ミズノにはこのさらに上の難易度のステップ3のリフティングボールが存在しますが、ステップ2のこのリフティングボールもかなりの難易度をほこります。
多くのリフティングボールが300g〜400gという重さであるのに対してこのリフティングボールはわずか170g、約半分ほどの重量しかありません。
ただボールの芯を捉えるだけではなく、力加減も微調整しなければリフティングを続けることは不可能です。
実際にこのステップ2のリフティングボールを十分に扱うことができれば、サッカーボールでのコントロール技術はかなり向上するはずです。
ステップ1では満足できずにさらにレベルの高いボールタッチを身に付けたい選手は手に入れるべきアイテムです。
直径 | 7.7cm |
重量 | 120g |
ミズノが販売しているリフティングボールのステップ3となり、上級者向きのリフティングボールとなります。
このリフティングボールは何と言ってもその小ささ、そしてその軽さが大きな特徴です。
通常のリフティングボールもサッカーボールに比べれば小さく、多くが15cm〜18cmほどとなっています。
しかし、このリフティングボールは7.7cmとリフティングボールの中でも特に小さい作りとなっています。重量もたった120gと群を抜いて軽くなっています。
また、ボールの素材もゴム製の物を使用しており、非常に反発性も高くよりリフティングの難易度を引き上げます。
まさにリフティングボールの中でも最高難易度を誇るリフティングボールと言っても過言ではありません。
通常のリフティングボールでは満足できない選手はオススメのリフティングボールです。
重量 | 170g |
サッカーに取り組む初期段階の選手に対してはカイザーが出しているゴムバンド付きのリフティングボールがオススメです。
リフティング中、キックミスをしたとしても反動でボールが戻ってくるためどこかに飛んでいく心配がありません。ボールを取りに行く時間を減らすことができ、競技導入期に最も大切な反復量の確保をすることができます。
また、リフティング中も蹴ったボールがどこかに飛んで行ってしまうという心理的な不安を取り除くことができ、ストレスなく練習に取り組むことができるため、選手の競技力向上に良い影響を与えます。
ボールが予期せぬ方向に飛んでいくリスクも無いため、室内でも気兼ねなく使用できるリフティングボールとなっています。
色 | 黄色 |
素材 | 合成皮革 |
ビジョンクエストが製作しているリフティングボールです。
このリフティングボールは低価格で購入できることが大きな魅力です。
特にリフティングボールを初めて購入する際は自分に合っているかどうか見極めることは難しいですし、せっかく購入してもそれほど使用頻度が高くないといったことにもなりえます。
そのような場合、いきなり高価なリフティングボールを購入することはためらわれますが、このリフティングボールは価格が抑えられているため、悩んでいる選手も購入しやすくなっています
また、低価格ですが、合成皮革を使いサッカーボールに近いボール感覚を再現されているなど、デザインも含めてシンプルですが確かな機能性も備えているリフティングボールです。
直径 | 15.3cm |
重量 | 290g |
重量・サイズ・素材など非常にバランスが取れたリフティングボールで、初心者の方にも扱いやすいリフティングボールとなっています。
ボールの素材もゴムのみを使用しているのでは無く、合成皮革も使用しています。
ゴムのみを使用しているリフティングボールだと非常にボールが弾むため、コントロールするためにより繊細なタッチが求められます。しかしその反面、その反発力の違いがサッカーボールとの違いを生みすぎてしまい、リアリティに若干欠けると感じる選手もいます。
しかしこのリフティングボールは合成皮革も使用しているため、弾みすぎずにサッカーボールと近い感覚でリフティングすることが可能です。
反発性を抑えて、サッカーボールに近い感覚を求める選手には適したリフティングボールです。
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リフティングボールは技術の向上には非常に有効で、うまく日々のトレーニングの中に組み込むことで高い効果を得ることができます。
リフティングボールをしっかりコントロールできれば、サッカーボールをコントロールすることが容易になります。積極的に利用してコントロール技術を向上させ、試合で活躍できる技術を高めていきましょう。
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