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昔のサッカーボールは豚や牛の膀胱が作られていた!?サッカーボールの面白い歴史

スポシル編集部

公開日 :2019/10/26

更新日 :2019/10/26

サッカーの技術の進化とともにサッカーボールの質も進化をしてきました。

サッカーの起源当初は動物の膀胱を利用してサッカーを行っていたなど、今では考えられないような素材でサッカーボールを製造していました。

ボールの進化で言えばここ数年の短い間でも大きな変化を見せています。現在ではポピュラーな五角形・六角形で作られたオーソドックスの白黒サッカーボール意外にも最新テクノロジーを駆使した高機能なボールも多く製造されています。

そのようなサッカーボールの歴史と具合的にどのような進化を遂げてきたのかを本文で解説していきます。

目次

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サッカーボールの始まりは豚と牛の膀胱から(1930年代)

サッカーボールは最初は豚と牛の膀胱を膨らませたものを利用していました。その膨らませた膀胱に外側から布などを巻きつけて製造していたのです。

このように作られたボールはサイズはまばらになってしまいますし、耐久性も決して高くはありません。
撥水性などの機能面も今と比較すれば雲泥の差で、雨の日などはボールの重さが倍増したそうです。

そのような理由から試合当日には予備として牛や豚を一緒に連れて行ったという説もあります。

12枚か18枚の細長い革のボール(1950年代)

現在の五角形と六角形が組み合わさったサッカーボールの形では無く、1950年代では12枚か18枚の細長い革をつないで作られていました。
形でいうと現在のサッカーボールの形では無く、バレーボールに近いような形をしていました。
カラーリングも真っ白のものであったり、茶色のものが使用されており、現在で多く用いられているような白黒のデザインではありませんでした。

1958年にはFIFAが始めてコンペによってサッカーボールを採用し、「Top Star」というボールが使用されました。
このボールもやはり細長い革をつないで作られた真っ白なサッカーボールでした。

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白黒ボールの誕生1960年〜1970年代

1960年代に入って現在でもポピュラーなサッカーボールのカラーリングである白黒ボールが誕生しました。

それまでは茶色のボールを使ったりしていましたが、実際プレーしている選手や観客が見づらいという難点がありました。
特に当初は人工芝のピッチなどは無く、土でプレーする機会がほとんどだった当初ではなおさら見づらいという状況でした。

そこに広島に本社を置くモルテンが目をつけて、白黒のサッカーボールを作ったところ大人気となり、世界的に流行り始めて行ったのです。

デザイン性が追求された1970年~1990年代

出典:amazon.co.jp

1970年代になるとデザイン性も追求されるようになってきました。
ワールドカップの公式試合球も1970年のメキシコワールドカップからアディダスのものとなりました。そして、作られたボールが「テルスター」です。
この時普及し始めた「テレビジョン」と「スター」を合わせてそのように名付けたという説や、ワールドカップを世界に放送したテルスター衛生にちなんで付けられたという説もあります。
その後はボールに三角形の模様が描かれたり、様々な色のボールが登場したりと多用なデザインが採用されるようになっていきました。

その後、ワールドカップでも採用され現在でも使用されているアディダスのサッカーボール「タンゴ」もこの時期に作られました。

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重さが改善された2002年

出典:amazon.co.jp

2002年は日韓ワールドカップが行われた記念すべき年であり、その時にワールドカップ公式球としても採用された「フィーバーノヴァ」はあらゆる面で進化を遂げました。

特に重量を減らすために軽量かつ高強度のシンタクティックフォームをボールの内側に使用することでボールの軽量化に成功したことは大きな変化でした。

また、ボールのデザインもそれまで採用されていた「タンゴ」シリーズではなく、ワールドカップを意識した新たなものに変更されたのも特筆する変化です。

継ぎ目を縫うのではなく熱融着で(2006年)

サッカーボールと言えば手縫いのものが一般的でしたが、熱融着で繋ぎあわせる手法が登場しました。

それまではほとんどのサッカーボールが五角形の革12枚と六角形の革20枚で構成されていましたが、この手法によりプロペラ状のパネル6枚とローター状のパネル8枚の計14枚で構成することが可能となり、より真球に近い形状のサッカーボールを作り出せるようになりました。

この手法はサーマルボンディングと言われるもので、モルテンが開発し、アディダスに技術提供を行いました。

この手法で作られた代表的なサッカーボールが「チームガイスト」であり、2006年ドイツワールドカップの公式球として採用されています。

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魔の無回転ボールの誕生(2010年)

出典:amazon.co.jp

この年に行われた2010年南アフリカワールドカップの公式球となった「ジャブラニ」は大きな話題を呼びました。

以前作られた「チームガイスト」の全14枚からさらに6枚減らし、トライポッド型のパネル4枚、トライアングル型のパネル4枚を組み合わせた、計8枚でサッカーボールを形成しています。

しかし、このサッカーボールはこれまでのボールに比べて反発力は非常に大きく、コントロールがままならない。また、蹴ったボールも予測不可能な変化を起こすなど、選手からの評判は良くなくサッカーボールの歴史の中でも嫌われているボールの1つとなってしまいました。

初の十字形のパネルを採用(2014年)

出典:amazon.co.jp

サッカーボールの進化は止まらず、2014年にはボールを構成するパネルの数はさらに少なくなり、十字形のポリウレタン製のパネル6枚で構成されるサッカーボールが登場しました。

これまでにない十字形のパネルを用いることによって、ボールの形状維持を向上させました。

その一つが2014年ブラジルワールドカップの公式球にもなった「ブラズーカ」です。

ブラズーカのボールテストには2年半もの月日が費やされており、世界トップレベルの選手600名以上がテストをしたデータをもとに作成されたサッカーボールとなっています。

かけた時間・かかわる選手の数は今までのサッカーボールのボールテストの中で最大規模です。

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初期と現代の融合のデザイン(2018年)

出典:amazon.co.jp

進化の歴史をたどってきたサッカーボールの最新作が「テルスター18」です。

このサッカーボールはアディダス製のボールで始めてワールドカップの公式球となった「テルスター」のインスピレーションを受けて製造されています。
当時のモノクロ放送でも見やすいようにデザインされた白黒のカラーリング、そのデザインを踏襲しています。

「新形状の6 枚均一」パネルを採用しボールバランスの向上を図ることや、熱接合技術によりどこを蹴っても同一の反発力が生じるようにしているなど高機能なボールとなっています。

しかし、最も特筆すべき点はテクノロジーとの融合です
公式球にはNFCタグが埋め込まれており、スマートフォンとのリンクも可能で様々なキャンペーンに参加できたりするなど、いままでのサッカーボールの歴史からは想像もできない機能を搭載しています。

まとめ

サッカーがどんどん進化していくように、サッカーボールも今後進化し続けていくのは間違い無いでしょう。
サッカーボールの質が高まることは、サッカーそのものの質も高まることにつながっていきます。


サッカーの進化とともにサッカーボールの進化からも今後は目を離せません。

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