あらゆるスポーツ情報をお届けするスポーツメディア
スポーツは誰のものでもない。みんなのものだ。
soccer

サッカーの試合はオフザボールの質で決まる?オフザボールを徹底解説!

スポシル編集部

公開日 :2019/10/19

更新日 :2020/06/24

オフザボールの質はサッカーの試合を決めると言っても過言ではないほど重要な技術です。
最近では以前に比べてオフザボールの重要性が認知され始め、ジュニア選手であろうと求められるようになりました。

オフザボールと言われても具体的に何をすればいいのか分かりにくいかもしれませんが、本記事を読むことでオフザボールとは何を指し、どういったことを気をつけることで質を上げることができるのかわかるはずです。

現代サッカーで必須の動きであるオフザボールについて学んできましょう。

目次

スポンサードサーチ

サッカーにおけるオフザボールとは?

サッカーには大きく分けて2つの局面、「オンザボール」と「オフザボール」があります。

【オンザボール】
ドリブルやパス、シュートなどボールを持っている選手が行う全てのプレーがオンザボールとなります。サッカーにおける「技術」とはオンザボールの事を指すことが一般的です。

【オフザボール】
ボールをもっていない時のプレーを指します。例えばボールがないところで周囲を見渡し状況を確認してポジショニングを取ることや、相手のマークを外すためにボールのないところでフェイントをすることなどをオフザボールといます。

オンザボール

オンザボールの技術がなければプレーの選択肢がかなり限定されてしまいます。

周囲を状況を把握してどれだけ良いイメージを持っていたとしても、それを表現できる技術がなければ試合で活躍することはできません。

鋭いドリブルができたり、強烈なシュートが打てたりとオンザボールの高い技術があるだけでも活躍する場面は作り出すことはできます。

まず個人として、ボールを持った時に何ができるかということが質の高いプレーをするためには重要なポイントです。

オフザボール

サッカーではオンザボールの局面がクローズアップされがちですが、オフザボールの局面も非常に重要です。良いオンザボールの裏には、ほとんどの場合良いオフザボールの準備があるのです。

どんなに高いオンザボールの技術があっても、受ける前に相手を観察したり、プレッシャーを受けにくいスペースを見つけることができなければ、オンザボールの技術を持て余すことなく発揮することはできません。

逆を言えば、オンザボールの技術が不十分であったとしても、オフザボールの良い準備があれば良いプレーをすることも十分可能なのです。

オフザボールですべき4つのこと

オフザボールですべきことは以下の4つになります。

以下のことを意識することでオフザボールの質を高めることができ、相乗的にオンザボールの質も上げていくことが可能となります。

レベルが上がれば上がるほど必須項目となるので、普段の練習から意識的に実践しましょう。
表題を解説
①状況把握
②コミュニケーション
③次のプレーをイメージしたポジショニング
④スペースへの動き出し

①状況把握

ボールがない段階で周囲を見て状況を把握します。

サッカーでは「ボール・ゴール・味方・敵・スペース」をしっかり確認して、それらの情報を集約して最適な準備・判断を行います。

これらの状況把握がなければ、行き当たりばったりのプレーになってしまいプレーの質も安定性も確保することは難しくなってしまうでしょう。

②コミュニケーション

コミュニケーションを取ることで同じスペースに味方が入ってしまうことを防いだり、出し手と受け手のタイミングを合わせることができるようになります。

せっかく行うオフザボールが非効率にならないためにも、お互い視線を合わせたり声をかけるなどしてお互いの意図を合わせます。

③次のプレーをイメージしたポジショニング

ボールを受ける時には次のプレーをイメージしておかなくてはいけません。

受けた時にどこにスペースがありどのようなプレーをするのか、受けた瞬間にどの味方を関われてスルーパスやワンツーなどどのような関係性を持ってプレーできるのか?

そういったことをイメージしておき、ボールを受けた後もスムーズに効果的なプレーをする必要があります。

④スペースへの動き出し

スペースへはタイミングよく動き出さなくてはいけません。

タイミングが遅ければパスコースになれずにボールを受けられないのはもちろんですが、早く動きすぎてしまっても相手にマークされてボールを受けるためのスペースが無くなってしまいます。

ボールがない時間にボールの動きや相手の動きを観察して、出し手がボールを蹴る少し前、もしくは瞬間にスペースに顔を出すことが重要です。

スポンサードサーチ

各ポジションのオフザボールの特徴とコツ

各ポジションでオフザボールで求められることは若干異なりますが、受ける前に周囲の状況を確認してそれに基づいて準備をするという原則は同じです。

観ることによって得た情報を元に、それぞれのポジションに求められる具体的なオフザボールのポイントを解説していきます。

センターバックのオフザボール

センターバックはオフザボールの時に求められることは、攻撃時に深みをもたらすために、ボールルダーに対して後方でサポートをすることです。

ボールホルダーに足して正しい距離・深さをとることで、自分自身もボールを受けた時に相手FWからプレッシャーを受けにくくなりますし、そうすることで相手守備陣を間延びさせ、ギャップを作り出すこともできるのです。

そして、後方にしっかりとポシジョンをとることは、ボールホルダーがボールを失ったとしてもすぐに前向いの守備を行うこともできるため、守備面においても非常に大きなメリットをもたらします。

スポンサードサーチ

サイドバックのオフザボール

サイドバックがオフザボール時に考えるべきことは、いかに相手からのプレッシャー受けずにプレーできるかということです。

サッカーではサイドバックのポジションは「奪いどころ」になりやすいポジションであり、サイドバックにボールが入ったら強くボールを奪いにくるチームも多くあります。
そこでサイドバックは相手から離れるように深さや幅を変えてポジションを調整し、プレッシャーを受けない場所を探す必要があります。

プレッシャーを受けやすいポジションでもありますが、そこで前向きでボールを受けることができればゴールに対して角度が付いているため、一本のパスでチャンスを作り出すこともできます。
ですので効果的なパスを出すために、ボールを受ける前に周囲のポジションを確認し、ゴールをイメージした選択肢を見つけておくこともとても重要です。

ボランチのオフザボール

ボランチはゲームを組み立てるためにボールを味方から引き出すことが求められますが、その時に360°の情報をタイムリーに集め続けなくてはいけません。

1度周囲を見て情報を見たとしても、次の瞬間には状況が変わり、予期せぬ場所からプレッシャーを受ける可能性もあります。

そのような状況を回避するために、常に首を振り情報を集めます。
そして、目の前で実際に起きている情報に加えて数秒後の状況も予測しておきます。

そうすることで、ボールを失わず受けることができます。

また、さらにレベルが上がれば相手のプレッシャーを入れ替わるようにかわし、スペースにボールを運ぶことも求められます。よりハイレベルなオフザボールの質、そしてコントロールのスキルを磨いておく必要があります。

スポンサードサーチ

サイドハーフのオフザボール

サイドの選手はボールを受けた時にゴールに向かってプレーできるかどうかが重要なポイントです。

サイドの選手はラインを背にするため、後ろ向きでボールを受けてしまうとかなりプレーの選択肢が限定されてしまい、バックパスをせざるをえない状況になってしまいます。

そのようにならないため、受ける前に相手との距離を取り、ゴールに向かってプレーできる体の向きとプレーエリアを作っておく必要があります。

また、状況次第では内側にポジションを取ることでフリーで受けれる状況も多々あります。
そういったゴール近くの有効なスペースを使えるとプレーの幅が広がります。

そして受けた後にカットインなのかワンツーなのか?そうしたイメージを持って準備をしておくことで、より効果的な攻撃が可能となります。

トップ下のオフザボール

トップ下の選手が意識するべきことは相手の背中側でボールを受けるということです。
背中のポジションを取ることで、DFは視野から消えることができますし、背中のポジションでボールを受ければ、その瞬間に相手を置き去りにすることができます

例えば相手のMFの背中のポジションを意識することで、受けた瞬間に一気にゴールに迫れる可能性は高まります。
また、相手のDFラインの選手が前に飛び出すその背中側へランニングすることで、最終ラインの裏をとることができます。

ただ単にボールを受けに寄っていくのではなく、相手の急所となる背中のスペースを狙い続け、チャンスメイクすることが求められます。

スポンサードサーチ

トップ・フォワードのオフザボール

FWは多くの場合相手DFにマークされているため、いかにそのマークを外すかということがオフザボールでは重要となります。

有効なのは受ける前に受けたいスペースと逆方向に動いておき、パサーが出すタイミングで本来受けたいスペースへ動き出すことです。
その時に気をつけるポイントは緩急と体の向きです。最終的に受けたい場所の方ばかり見てプレーすれば、相手はその誘いを読んでうまく対応してきます。
また、すべて同じスピードで行ってしまっても相手は対応しやすく効果的なオフザボールとなりません。

上記のポイントを意識してマークをしっかりと外し、相手のプレッシャーを軽減した状態でボールを受けることでよりゴールに直結したプレーが可能となります。

【基礎編】オフザボールを身につけるための練習メニューや方法

マーカーを使った練習方法


【練習メニュー】
基準のポイントなる場所へマーカーを置き、さらにそこから様々な角度にマーカーを置いて状況に応じたサポートの方法を確認します。 

【意識すべきポイント】
状況によって幅(横の距離)と深さ(縦の距離)を調整しなくてはいけません。
前方にサポートに行くときも斜め45°前にサポートをすることで、前進することもできますし、万が一相手にパスカットされたとしてもそのまま自分は前向きで守備することが可能となります。
距離はキャッチボールできるくらいの距離がいいでしょう。
サポートが近すぎてしまえばDFは何度も追いやすいですし、遠すぎてもパスミスになってしまう原因にもなってしまいます。

また、ボールホルダーが厳しいプレッシャーを受けた時には斜め後方にサポートすることが望ましいです。
斜めに後方に立つことで、相手にDFは斜めに走る必要性が出てくるためプレッシャーをかけにくくなります。
また、現在のボールホルダーがキープできずにボールを失ったとしても後方にサポートに入った選手がそのままDFに入ることができるため、一気に攻め込まれるリスクを減らすことができます。

「4v4 + フリーマン」の練習

【練習メニュー】
「4v4 + フリーマン」の練習を行います。攻撃側はフリーマンを含めた5人で前方のサーバーを目指してポゼッションを行います。
一方のサーバーにボールが渡ったら、今度は逆方向のサーバーを目指してポゼッションを行います。

【意識すべきポイント】
ボールを受けた段階で前進できるかどうかはある程度決まってくるため、その前段階のオフザボールで相手の状況を見定めて前進を狙えるポジションを探すことが重要です。
オフザボールでパサーに対して斜めのパスコースを作るように意識をして、進行方向に対して体の向きを整え、視野を確保します。
また、縦パスを引き出すときにはできる限り高いポジションを取ることが理想ですが、そこで相手のプレッシャーを受けてボール失ってはいけません。取ったポジションでプレッシャーを受けそうなら、相手から離れるように降りていき、前向きの状態を作ってボールを受けて次の縦パスを狙います。

スポンサードサーチ

まとめ

サッカーの練習といえばオンザボールのイメージが強いかもしれませんが、オフザボールの練習もとても大切です。

オンザボールの技術を高めることも大切ですが、オフザボールの技術を高めることで結果的にオンザボールでより質の高いプレーにつながることも多々有ります。

オフザボールの質が試合を決める、そのような認識を持ち日々の練習の中でオフザボールの質を高めていって下さい。

合わせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

SPOSHIRUおすすめ情報!

こちらではSPOSHIRU編集部がおすすめするお得な情報をご紹介します!

ストレスフリーの超快適マスク!

すぐ乾くからムレにくい

スポーツメーカーの高い基準を合格した速乾性マスク。ムレを防ぎ、通勤・移動の道のりを快適にします。

何度も洗えるから臭わない

毎日洗濯できるから、においを気にせず使い続けられます。2ヶ月使えば1日33円。もう使い捨てマスクを買う必要はありません。

購入はこちら!

整骨院院長も推奨のインソール!足元から日々の疲労を軽減

崩れた足型を整え、悩みZEROの体ヘ

TENTIAL INSOLEは、従来の『土踏まずを持ち上げる』インソールとは異なり、足の外側にある『立方骨』に着目!

立方骨を支えることで、足の骨格を修正。直立姿勢での身体のバランスを整え、歩行時の推進力や俊敏性を実現したインソールです。

また、全面に『ポロン素材』を使用。衝撃吸収性と反発性の両方を兼ね備ているので、疲労を軽減することができます。

足に悩みのある方や疲労の蓄積を抑えたい方にオススメです!

購入はこちら!

監修アスリート

アスリートをもっと見る
スポーツエールカンパニー認定Sport In Life認定東京都スポーツ推進企業認定Fun Walk Project認定