この記事では、スラックラックについてわかりやすく解説しています。
スラックラックは自宅の室内などに自分で設置して楽しむことが可能な商品です。
DIY作業など、手間の掛かる作業は一切必要なく、簡単に設置することができるのです。
スラックラックの組み立て方と使い方、スラックラックの選び方、人気のおすすめ室内用スラックラック5選などスラックラックの気になる情報を紹介してきます。
スラックラックの購入を検討している方は必見です。
目次

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スラックラックとは

スラックラックとは、スラックラインを自宅の室内などで「いつでも簡単に楽しみたい」という方にうれしい、置くだけで簡単に設置ができ、すぐにスラックラインを楽しめるキットのことをいいます。
スラックラインは自宅や公園などで木などにラインを張って楽しむ競技ですが、場所を探してラインを張るというのはかなりの手間が掛かります。
そんな悩みを解決してくれるのがスラックラックなのです。
スラックラックは、スラックラインの準備で大変な作業であるライン張りの手間をかなり軽減してくれます。
スラックラックの組み立て方と使い方
ここでは参考までにGIBBONというメーカーのスラックラックの組み立て方を解説していきます。
組立に必要な工具は同梱されています。
まずは土台となる部分を組立てますが、右側部分と左側部分を接続して一本の真っすぐ土台が完成します。
至って簡単な作業ですが、真ん中にジョイント部分の上下に気をつけてセットしましょう。
ジョイントの上下の見分け方は、中央に出っ張りがある方が上になります。
上下を間違えると土台が真っすぐにならず、ガタツキが出てしまいます。
土台が完成したら、早速ラインを付けていきましょう。
ラインの端が円形になっているので、円の中にボルトを通し土台に固定します。
ラインが外れると危険なのでしっかり工具を使って締めましょう。
次に反対側も土台にラインを取り付けていきますが、土台の反対側はラチェットになっています。
ラチェットとは、ベルトのバックルのようなイメージで、このラチェットを使ってラインの張りを調整します。
ラインの張り方のコツは、ラインをラチェットにセットするときに、ラインの中央部分が地面に着く程度にたるんだ状態を目安にすることです。
ラインを張った状態でラチェットで締め上げてもラインとラチェットの噛み合わせが甘くなり緩みやすくなってしまいます。
スラックラックの使い方の注意点ですが、スラックラインを置くのが自宅や体育館の場合はフローリングなど硬い床になるので安全のためにパズルマットなどを敷きましょう。
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スラックラックの選び方

ここまで、「スラックラックとはどういうものなのか?」、「スラックラックの組み立て方と使い方」について解説してきました。
ここではスラックラックの購入を検討している方のために選び方のポイントを解説していきたいと思います。
スラックラックの選び方を以下の2つのポイントから解説します。
- 組み立てが簡単
- 3m以上あると便利
まず1つ目のポイントは、「組み立てが簡単」なことです。
シンプルですがかなり大事なポイントになります。
スラックラックを購入するメリットとして、「室内でもスラックラインが楽しめる」、「スラックラインを設置する場所やラインを張る手間を考えなくて良い」ということです。
ですからスラックラックを購入するときは、必ず組み立て方を調べて理解しておきましょう。
スラックラックは室内で使用する方がほとんどだと思うので一度組立てたらそのまま置きっぱなしでいつでも使用できるというのが理想的ですね。
2つ目のポイントは、「スラックラインの横幅が3m以上ある」ことです。
このポイントについては、大前提として設置するスペースがあるということが必須となります。
スラックラインの横幅が長いことによるメリットは、歩いたり跳んだりできるということがあります。
例えば2mのスラックラインの場合、ライン上に立ってバランスを取る練習などはできますが前進したり後進したりすることが長さ的に厳しくなります。
それでも初心者の方であれば、スラックラインに乗る練習から始められるので充分ではありますが、上達していくと横幅の長さが欲しくなると思います。
室内用スラックラックの人気おすすめ5選
ここではおすすめの室内用のスラックラックを5種類紹介していきます。
スラックラックを店頭で販売している店は少ないので、購入する場合はネットショッピングになることがほとんどです。
スラックラックを販売しているメーカーはいくつかあるので購入前に参考にしてみてください。
高さ | 30cm×300cm |
長さ | 3m |
GIBBONとは、ドイツ発祥のスラックラインブランドで正式名称は「GIBBON SLACKLINES」といいます。
もともとは登山家のトレーニングや遊びといったものだったスラックラインを誰でもセットアップできて、たくさんに人々が楽しめるように商品を開発して世界中にスラックラインを広めた歴史のあるスラックラインの大手老舗ブランドです。
決して購入しやすい価格ではありませんが、とにかく簡単手軽にスラックラインが楽しめます。
先ほどスラックラックの組み立て方を説明したのはこのモデルになります。
長さも3mあり組立も簡単な最も使われているスラックラックと言える商品です。
ライン幅 | 50㎜ |
重量 | 27kg |
GIBBON フィットネスラックは、上記で紹介したGIBBON SlackRack300の機能をそのまま網羅しつつ、全く新しいフィットネス機能を搭載した商品です。
GIBBON フィットネスラックの新機能とは、ストレッチバンド、ハンドグリップとエクササイズポスターが付属され、短時間で楽しみながら効果的にトレーニングをすることが可能です。
GIBBON社があなたのために、理学療法士と考えた筋力トレーニングを行うことができるのです。
また、これまでのSLACKRACK300に比べて、2kgの軽量化とパーツ分割を3分割にできるようになっており、コンパクトになり扱いやすくなりました。
また、長さもスペースに合わせて、2m、3mのいずれかを選ぶことができます。
まさにGIBBON SlackRack300が進化した商品なのです!
ライン幅 | 50㎜ |
重量 | 26kg |
スラックラッククラッシックは、さらに軽くてコンパクトです。
小さくまとまるので持ち運びに便利で、収納も簡単です。
フィットネスラックに採用された革新的なデザインをベースに、場所を選ばず自宅やレジャー先どこでも使用できる機能性と利便性を兼ね備えています。
また、雨にも強い皮膜塗装なので屋外での使用にも対応し、ラック専用に作られたオリジナルのクラシックライン(5メートル)も特徴です。
さらにラックと一体化した安全カバーを標準装備しているのもポイント高いです。
重量 | 18kg |
寸法 | 365.8 x 5.1 x 12.7cm |
スラッカーズのスラックラックの特徴は何と言っても3.6mと長さがあることです。
多くのスラックラック3m以内の長さのものです。
3m以内の長さだとラインに乗る練習やラインの上に立ってバランスを取る練習はできますが歩いて前に進んだり後ろに進んだりする練習をするには長さが物足りないのが正直なところです。
3.6mの長さは3mのスラックラックと比べると60cm長くなるわけですが60cmあれば2歩程度進む練習をすることができます。
ライン幅 | 50㎜ |
重量 | 46kg |
ついに長さ4mのスラックラックがGIBBONから出ました。
スラックラックは3m以内の長さのものがほとんどだったので、基本的に初心者向けのラインに乗る、ラインの上に立つ、バランスを取るといった練習をするのが限界でした。
4mのスラックラックであれば基本的な練習にプラスして、前に歩いて進む、後ろに歩いて進むなど歩く練習をすることが可能です。
その他にも端から端まで歩いてターンするなど、ターンの練習もとてもやりやすくなりました。
置くスペースがあるのであれば4mのスラックラックがおすすめです。
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木製のスラックラックもある?
スラックラインはスチール製のものがほとんどなのですが、なかには木製のスラックラックも存在します。
木製のスラックラックの良い所は、室内に置いたときにスチール製のスラックラックに比べ、インテリアになじみやすいといったところでしょう。
強度についてはスチール製に分がありそうですが木製スラックラックも強度テストを繰り返して開発されているようなので問題ないでしょう。
受注生産なので10日~2週間程度制作に日数がかかるようです。
木製スラックラック
スラックラックを自作する!
スラックラックを自作する人もいます。
ここでは単管パイプを使ってスラックラックを自作する方法を紹介していきます。
単管パイプとは、建物の外壁など塗装するときなどに、建物周りに足場を組むときに使用されている鉄製のパイプです。
単管パイプを利用することで1万円以内の材料費でスラックラックを自作することも可能です。(スラックラインの費用は別となります。)
単管パイプを使って四角い囲いを作り、囲いの端と端にラインを張るイメージです。
単管パイプ50cm×4本(柱として使う)
単管パイプ4m×2本(横向きで使う)
単管パイプ1.5m×2本(横向きで使う)
直交クランプ×8個(パイプ同士を接続する)
固定ベース×4個(柱の足元に使う)
単管キャップ×4個(柱の上部の穴にはめる)
上記の材料で長方形の柵を作ることができます。
高さ50cm、ラインの長さは4mのスラックラインが完成です。
4mもあればラインに乗るだけではなく前に歩いたり後ろに歩いたりできますし、ターンの練習もすることができます。
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スラックラックをレンタルや中古で安く手に入れる!
スラックラックは、購入するとなると決して安い買い物ではないので二の足を踏んでしまう方も多いと思います。
また自作でスラックラックを制作する方もいますが、これも少数派です。
ではスラックラック手に入れる方法は他にないのでしょうか?
実は他にもスラックラックを手に入れる方法はあります。
まず紹介したいのが「レンタル」です。
レンタルならば購入する費用に比べてかなり割安ですので、まずはスラックラックを試してみたい方やイベントなどで1日だけ使いたい方におすすめです。
レンタル料金は、1日9,000円、追加1日ごとに900円となっています。
3mを4mに延長したい場合は別途2000円(税抜)が必要となるそうです。
もうひとつ紹介したい方法が「中古購入」です。
メルカリやヤフオクなどで「スラックライン」と検索すると多くのスラックライングッズが売りに出されていますのでタイミング次第で破格のスラックラックと出会えるかもしれません。
但し、中古売買だとメーカー保証の対象にはならないと思われますので自己責任で購入しましょう。
スラックラックの売れ筋ランキングもチェック!
Amazon売れ筋ランキング楽天売れ筋ランキングYahoo!ショッピング売れ筋ランキングスポンサードサーチ
まとめ
ここまでスラックラックについて解説してきました。
スラックラインを自宅の室内で簡単に楽しみたい方に、スラックラックはとても便利な商品です。
手間のかかる作業は一切なく、簡単に組み立てて室内で手軽にスラックラインを楽しむことができます。