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ソフトボールの守備の特徴や送球や捕球の上達するためのコツ【ポジション別に解説】

スポシル編集部

公開日 :2019/10/04

更新日 :2019/10/04

ロースコアの試合が多いソフトボールでは、1つの守備のミスが失点につながり勝負を左右することもあります。

もちろん得点しないと試合には勝てませんが、相手に点を与えなければ負けないのです。守備をレベルアップすることは勝利のためには欠かすことはできません。

この記事では、ソフトボールの守備のポイント、守備位置とその役割について詳しく解説しています。

ソフトボール初心者や守備に自信のない人、自分がどんな守備位置に向いているのか悩んでいる人にはぜひ参考にしていただきたい内容になっています。

目次

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ソフトボールの守備の位置と役割

ソフトボールの守備位置には9つのポジションがあり、それぞれ守備位置の番号も決まっています。

守備位置によって求められる役割や適性も違います。ここでは、守備位置とその役割、どんな守備が求められるかを解説しています。

守備番号①ピッチャー

ソフトボールの中心は間違いなくピッチャーです。一番求められる能力はピッチングですが、守備位置に目を向けた場合打者に一番近いポジションです。

そのため一番強く速い打球が飛んできます。速い打球を捌くためには反射神経の良さも求められます。

一方バント処理など内野手的な役割もあります。ピッチャーにはピッチング能力と合わせて反射神経がよく内野手的な能力も兼ね備えた人に適性があります。

守備番号②キャッチャー

キャッチャーはホームベースの後ろ、審判の前に座りピッチャーの投球を捕球することが一番大事な役割です。

ただキャッチングのうまさだけでなく、肩の強さ、ピッチャーの速球に反応する俊敏さも求められ以外に運動量の多いポジションで、フィジカルの強さがキャッチャーとして重要な要素です。

一方、ただ一人フィールドを見渡せるポジションで、他の野手の守備位置の指示や試合中の状況判断なども求められ、精神的な安定性や強さを持ち合わせた人がいいキャッチャーとも言われます。

キャッチャーは沈着冷静な人に適性があります。

守備番号③ファースト

ファーストは、一塁ベース付近で一塁ベースより前方に守備位置を取ります。内野ゴロを処理した他の内野手からの送球を受ける機会が一番多いポジションです。

一般にファーストは大柄で長身の人に適性があります。目標が大きい方が他の内野手が投げやすく、捕球範囲も広くなるからです。

内野手の送球は取りやすいボールばかりではありません。ショートバウンドや左右、高低にそれた送球もあるため、高い捕球能力がファーストには求められます。

また、ファーストは送球を受けるだけでなくバッターとも近い距離で早い打球も飛んでくるため、打球に対する反応の良さが必要です。バント処理の能力も求められます。

守備番号④セカンド

セカンドは一塁ベースと二塁ベースに中間に守備位置をとります。自分への打球の処理だけでなく、打球の処理以外のプレーが多いのが特徴的です。

バントの時の一塁のベースカバー、フォースプレーの時の2塁ベースカバー、外野からの送球カットなどそのプレーは多種多様で素早く、広い範囲で動く必要があります。

そのため「次にこうなったら、こうしよう」など、次のプレーを予想する状況判断能力も求められます。

セカンドには、体格的な大きさよりも器用で小回りが利く俊敏な人に適性があります。

守備番号⑤サード

サードはファースト同様、強い打球が飛んでくるポジションです。三塁ベース付近、三塁ベースとホームベースとのほぼ中間に近い位置で守ります。

サードの守備位置は野球をイメージするとかなり違和感があります。しかし、ソフトボールは塁間が短く内野ゴロは内野安打になりやすいため、かなりバッターに近い位置でサードは守る必要があります。

したがって、サードは打球をこわがらずガッツのある人に適性があります。もちろん素鵺で打球への反応の速さ、送球のうまさも求められます。

守備番号⑥ショート

ショートは、二塁と三塁との中間に位置したポジションになります。

ソフトボールでは、当たり損ねの打球から芯でとらえた鋭い打球まで様々な内野ゴロが一番多く飛んでくる守備位置がショートです。

広い範囲でなおかつ様々な打球を確実に処理する必要があるため、ショートはグラブさばきのうまさとフットワークのよさが求められます。

また、捕球だけでなく一塁への送球距離が一番遠いため肩の強さ、送球の速さも必要になります。

ショートには体力的な強さと軽快な動きを兼ね備えた人に適性があります。

守備番号⑦レフト

レフトはホームベースから見て左側、ショートの真後ろが守備位置の外野のポジションです。外野手は基本的には足が速く、フライボールの捕球能力が求められます。

レフトへ飛んでくる打球はレフト線に左打者のスライス、右打者のドライブが多いため、逆シングルで捕球するプレーが多くなります。

レフトは捕球技術、特に逆シングルの捕球の上手い人に適性があります。

守備番号⑧センター

センターは二塁ベース後方が守備位置で、文字通り外野のセンターに位置する外野手です。

センターは左中間から右中間まで広い守備範囲が求められます。また、広い範囲をカバーするため、当然遠投能力、肩の強さも必要です。

さらに捕球するだけでなくレフト、ライトへの打球のカバーリングも大事な役割で、センターは非常に高い能力が要求されます。

センターは、足が速く肩の強い人に適性があります。

守備番号⑨ライト

ライトはレフトと逆側、セカンドの真後ろが守備位置の外野のポジションです。もちろん外野手としての走力や捕球能力も必要ですが、内野手的な能力も求められます。

ライトは一塁に近いことから、しばしばライトゴロで一塁送球しアウトにするシーンがあります。したがってゴロを捌いて素早く送球する能力も必要となるのです。

もう一つ重要な役割は、内野ゴロの一塁のカバーリングです。これは地味ですが非常に重要な役割で、内野手が一塁へ悪送球した時にランナーの進塁を阻止することが出来ます。

ライトは素早く動けて、ゴロの処理の上手い人に適性があります。

守備の極意は”たった2つ”だけ

ソフトボールの守備の極意、基本は捕球することと送球することの2つだけです。簡単な打球でも捕球してから素早く送球するという一連の基本動作ができることが重要なのです。ここでは2つの守備の極意について解説していきます。

守備の極意 ①捕球

ソフトボールでは捕球することは、守備をするための基本中の基本です。どこのポジションでも、ボールを捕球することから守備が始まります。

例えば内野手が内野ゴロをうまい捕球できなければ、一塁へ送球できず打者走者をアウトにすることもできません。

ましてやフライを捕球しなければアウトにできないばかりか二塁、三塁とより多くの進塁を許すこともあります。

守備側は言うまでもなくアウトを取るためには、攻撃側の打球を確実に捕球して処理する必要があります。内野ゴロにしろ、フライにしろ、しっかり捕球しないとアウトを取ることはできません。

いくらいいピッチャーでも全て三振を取ることはできません。守備がしっかりしないことには試合が成り立たないと言ってもいいでしょう。そのためにはまず捕球をすることが大事だと言うことです。

守備の極意② 送球

ソフトボールの守備について捕球と同様に大事なのは送球です。内野手であれば内野ゴロを取ってすぐに一塁に送球しなければいけません。

外野手であれば、ヒットを処理して走者に次の進塁を許さないために内野に送球するシーンも多くあります。

内野手のダブルプレーの時の送球や、盗塁阻止のためのキャッチャーの二塁送球など野手間の送球も守備側の大事なプレーです。

送球は捕球してから素早くすることが大事で、時間がかかると内野ゴロを内野安打にしてしまったり、外野からの送球の場合には余計な進塁を与えてしまったりします。

また、素早さだけでなく味方の取りにくい送球や暴投をしてしまうと元も子もありませんから正確さも重要です。

捕球してから素早く、正確に送球することがソフトボールの守備のポイントと言えます。

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捕球を上達させるポイント

ソフトボールでは捕りやすい打球ばかり飛んでくるわけではありません。守うまく捕球するためには、捕球のための準備も重要です。

ここでは、ソフトボールの捕球について、どのようなことに注意すればよいか?捕球技術を上達するためのポイントはなにか?について解説しています。

低い姿勢を維持

ソフトボールで、打球を捕球するために大事な要素は捕球するための準備です。なるべく広い範囲で打球に追いつき捕球するためには、打球が飛んできたときに素早く動けるように低い姿勢を維持しておく必要があります。

低い姿勢と言っても、腰を曲げて上半身だけ低くするのはいけません。ひざを曲げて、上半身は曲げるのではなく腰を伸ばし上体を起こして構えるのが正しい姿勢です。

膝をなるべく曲げて前後左右、どこに打球が飛んできても素早く反応できるようにしておくのです。

この時、少しかかとをうかしてやや重心を前にしてしっかり下半身で踏ん張り、上半身は逆にリラックスして力を入れないようにするのがポイントです

特に内野手には早い打球が飛んでくることが多く、反応を素早くするためには低い姿勢は重要です。外野手も内野手ほどではありませんが、膝を曲げてある程度低い姿勢で構えて動きやすくしておく必要があります。

ボールをしっかり見続ける

捕球する時は、しっかり打球を見続けましょう。特に内野手は最後までボールを見続けること、つまりボールから目を離さないことがエラーしないためには重要です。

早い打球が多いだけに初心者は特に「怖い」と感じて思わず目を離すのがはやくなりエラーをしやすくなってしまいます。

この「怖い」という感覚は初心者だけでなく誰でも感じます。この怖さを払拭するためには練習の時からボールをしっかりボールを見る習慣をつけて慣れるようにしましょう。

外野手の場合は、ボールをしっかり見続けてエラーをしないことが内野手以上に重要になります。

外野手の場合、エラーをしてボールを後ろに反らしてしまうと進塁を一つ許すにとどまりません。

ソフトボールの試合の場合、外野のフェンスがない会場もあるためランナーがいた場合は一度に大量失点につながってしまうこともあります。

素早く反応できるようになる

ソフトボールで守備をする時には、捕球技術だけでなく素早く打球に反応できるようになることも大事です。

ヒット性のあたりを、素早い反応で追いつくことでアウトにすればヒットでランナーに出すことと比較すると雲泥の差があります。

内野手の場合はゴロを捌く機会が多いのですが素早く体の正面で捕球できれば、送球もスムーズにできるため理想的です。

外野手の場合はフライの処理がポイントです。特に前後の打球の判断を素早くして反応よく落下地点に早く入らなければなりません。

左右の打球は打球の強さや方向は比較的分かり易いのですが、前後の打球は距離感が難しく一瞬の判断力を誤れば捕れる打球も追いつけなくなります。

外野手の場合は一瞬の判断力を磨くことが非常に重要で、球をよく見ることと合わせて打球音(芯にあたったか?それとも詰まった打球か?等)に注意を配る必要があり、経験を積むことも大事でしょう。

送球を上達させるポイント

ソフトボールの守備では捕球後、送球を素早くする必要があります。特にソフトボールでは塁間にあまり距離がないため内野手は送球の素早さが求められます。

ここでは送球の仕方、捕球から送球までの一連のプレーを素早くするためのポイントについて解説します。

体を一直線にする

スローイングの基本は、下半身をしっかり踏ん張ってテークバックした時に肩と肘、踏み出した左足(右利きの場合)が送球方向に一直線のなった状態が理想的と言えます。

テークバックした時のフォームはあまり大きくしない様にすることが素早く送球するコツです。

テークバックからスローイングする時は送球する方向にひじから前にだして、肘を支点に腕のしなりで最後に手首のスナップを利かします。

この一連の動作の内、スローイングの時に肘の使い方がポイントです。ソフトボールの試合ではいつも投げやすい態勢ばかりではありません。

どんなに態勢が崩れても、肘を送球方向に向けて送球することを心がけていれば正確なコントロールの送球が出来るようになります。

サイドスローで送球

サイドスローは、体の横から投げるスローイングの方法です。一番遠くに投げるためには頭より上へ腕を上げて投げるオーバースローです。

サイドスローの場合、オーバースロー程遠投できないのですがその代わり素早く投げることが出来るという利点があります。

特に内野手の場合、ゴロの打球が多いため捕球してから素早くスローイングしてボールをリリースする必要があります。

内野手は打球を処理した時の送球だけでなく、ダブルプレーの時の送球など至近距離で素早くスローイングする機会も多くなります。

素早くボールを投げるには送球自体の速さより捕球してからスローイングするまでが速いサイドスローが適しています。

サイドスローでスローイング出来るようになるのは内野手にとっては必須の技術ですし、外野手でも出来るようになれば言うことはありません。

日頃のキャッチアンドスローを疎かにしない

ソフトボールの守備の基本は捕球と送球で、いかにスムーズに一連の動作、キャッチアンドスローが出来るかが重要なポイントです。

この一連の動作を素早く、正確にするにはやはり日ごろのキャッチアンドスロー、ウオーミングアップの時のキャッチボールを疎かにしないことです。

日ごろの練習でもウオーミングアップだからといって、だらだらとキャッチボールするのではなく、
キャッチアンドスローのスピードを意識することが守備力の向上につながります。

素早く送球することはまず送球の基本をしっかり体に叩き込むことが上達への近道です。

捕球してから素早くスローイングすること、送球する時の体の使い方を常に意識して素早く送球できるように練習しましょう。

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まとめ

ソフトボールの守備を上達のためには、たくさん練習することはもちろん重要です。

しかし、練習量以上にどんな練習でも目的意識をもって取り組むことが一番重要です。

捕球と送球についての基本的な内容を理解したうえで、目的意識をもって練習に励みましょう。

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