ソフトボールの盗塁は、コツを理解すれば簡単に行えるようになります。確かに、ソフトボールは野球とルールが異なり、野球と同じように盗塁することは難しいでしょう。
初めてのソフトボールで、いきなり盗塁を成功させることは困難です。しかし、ポイントを理解していれば、ソフトボールの盗塁を上手に行えるようになるでしょう。
そこで、今回はソフトボールの盗塁のルールや成功させるための3つのコツを紹介します。こちらの記事を参考にすれば、ソフトボールで上手く盗塁を行えるようになるでしょう。
目次
- 01盗塁とは
- 02盗塁のルール
- 03盗塁を成功させるためのコツ
- 04まとめ

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盗塁とは

盗塁とは、走者が進塁するための方法のひとつです。投手が投球したときに、走者が次の塁に向かってスタートします。そこで、投球を受けた捕手が送球してアウトが記録されるまでに走者が次の塁に向かうことができれば、盗塁の成功となるのです。
安打や四球などによらず走者が進塁できるため、野球やソフトボールにおいて重要な戦略となっています。ただし、アウトになれば走者がいなくなるため、攻撃側にとってリスクもある戦略です。
盗塁のルール
こちらでは、ソフトボールの盗塁のルールを解説します。ルールを知ることで、どうしてソフトボールの盗塁が難しいとされているのか理解できるでしょう。野球とソフトボールにおける盗塁の違い、離塁アウトというソフトボールならではのルールについてまとめました。
ソフトボールにおける盗塁のルールの主な3つの種類を解説します。
- ソフトボールと野球の盗塁の違い
- 離塁アウトが存在する

ソフトボールの盗塁が難しいとされる理由は、野球とルールが違うからです。
野球の場合は、投球前から走者がリードすることができます。一方、ソフトボールでは、投球後までリードすることができません。これによって、ソフトボールのほうが盗塁の成功率が低くなります。
自由にリードできる野球とは異なるやり方でスタートを切ることが求められます。特に野球の盗塁に慣れている人は、最初のうちは戸惑ってしまうことが多いでしょう。

離塁アウトとは、投手が投球するまえに走者が塁を離れるとアウトを宣告されるルールのことです。ソフトボールでは、投手が球を持っている間は、リードすることができません。
このルールに抵触した場合、離塁アウトが適用されます。ソフトボールは、塁間の距離が約18mしかありません。野球の場合は、塁間が約27mあります。
したがって、野球のように走者のリードを許してしまうと、ソフトボールでは容易に盗塁できるようになるため、離塁アウトというルールが生まれました。
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盗塁を成功させるためのコツ
この動画のように、上手く盗塁ができないと簡単にアウトになってしまいます。スタートのタイミングを意識することが重要です。
できるだけ早くスタートを切って、大きく離塁することを意識しましょう。タイミングが遅いと盗塁に成功できず、帰塁することもできなくなります。
何度も盗塁の練習を重ねることによって、コツをつかんでいくことが大切です。盗塁のやり方を見てもらい、上手くタイミングがつかめているのか確認してもらいましょう。

投手の球速とキャッチャーの送球が速ければ、盗塁の成功する可能性は低くなります。盗塁は無理にするべきものではなく、難しそうであれば諦めることも大切です。
盗塁は常にリスクが伴うものであることを意識して、成功しそうな場面で行うようにしましょう。
また、キャッチャーの送球については、投げるまでの早さがポイントとなります。モーションが大きくて投げるまでに時間がかかるキャッチャーであれば、盗塁を狙いやすいです。

盗塁はタイミングがすべてといっても過言ではありません。どれだけ足が速くても、タイミングが悪ければ失敗するのが盗塁です。理想は、投手の手からボールが離れた瞬間に離塁することです。そのために、投手の投球動作と自分の動きをシンクロさせるようにしましょう。
ソフトボールでは、セットポジションに入って、一度身体が沈んでから伸び上がり、その瞬間にボールを離します。この動きと連動させて、ボールが離れた瞬間にベースを蹴って離塁しましょう。よく投手を観察して、呼吸を合わせると成功しやすいです。

バッターによってキャッチャーから走者が見えにくくなる場合があります。このようなケースでは、盗塁を成功させやすくなります。仲間のバッターが、盗塁をアシストするために、立ち位置を工夫することもあるでしょう。
そこで、走者は、仲間のバッターを意識することが大切です。バッターがキャッチャーから走者を隠そうとしてくれたならば、盗塁を狙ってみましょう。たとえば、走者が一塁にいて、バッターが左打ちであれば、キャッチャーの視界を遮りやすくなります。
まとめ
ソフトボールには、野球とは異なり投手のボールから手が離れるまでリードできない離塁アウトというルールがあります。そのため、投球とタイミングを合わせて離塁することが大切です。投手をよく観察して、タイミングを上手くつかめば、盗塁を成功させられるでしょう。