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【新常識!】サッカーにおけるアジリティをあなたは正しく理解できていますか?

スポシル編集部

公開日 :2019/08/28

更新日 :2019/08/28

サッカーでアジリティが高いことは高パフォーマンスのためには重要な要素ですが、「素早く動ける」だけがアジリティではありません。

ある出来事に対して認知し、それを素早く行動に移せる能力があって、初めてアジリティが高いということになります。

より具体的なアジリティの定義をはじめ、どのような能力がアジリティに含まれるのか、そしてどのようなトレーニングが必要なのか本記事で解説していきます。

今までの「アジリティ」とは異なる考え方に触れてもらいたいと思います。

目次

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アジリティとは?

アジリティとは、日本語に訳すと敏捷性や俊敏性といった言葉・意味になります。

ただ足が速いということではありません。急激な方向転換や減速・加速の時にバランスを崩さずスムーズに動くことのできる能力のことを指します。

また、アジリティの高い選手をキレのある選手と表現することもよくあります。

そしてそれらをより専門的な言葉で表現すると、「刺激に反応する中で行われる、速度変換や方向転換を伴った素早い全身運動」
となります。それらの言葉を解説していきます。

サッカーに必要なアジリティとは?

サッカーに必要なアジリティは以下の2つによって構成される。

①認知→意思決定
②方向転換のスピード

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【アジリティ構成要素①】認知→意思決定

素早い動きを実践するためにはまずは刺激に対して素早く反応できなくてはいけません。状況を正確に素早く把握して、それをもとに決断していきます。

① 視覚による読み取り
②予想・予測
③パターンの認識
④ 状況の把握

この4項目が素早い「認知→意思決定」のための要素です。観ることから始まり、そこから様々な情報を読み取ることが大切です。

特に現代サッカーでは「認知」という言葉が盛んに使われ、脳・神経系に対する注目は高まっています。

認知能力が高い選手が活躍する傾向にあるため、この能力は極めて大切です。

【アジリティ構成要素②】方向転換のスピード

サッカーでは一方方向に長い距離を走るよりも、方向を変えながら連続した動きを行うことの方が多くあります。

直線がどんなに早くても、細かく連続した動きを鋭く行えない選手はアジリティという点では不十分です。

方向転換スピード(Cahnge of direction speed =CODS)は以下の要素で構成されています。

①テクニック(脚の位置やストライド調整など走る技術)
②直線走のスピード
③脚筋力の特性(筋力・パワー・反応筋力)

ここで注意する点は、「アジリティ=CODS」ではないということです。アジリティは知覚・意思決定能力を含んだ動作を指します。

反応スピードなども含め総合的に素早く動けることがアジリティなのです。

ですので構図としては、

「知覚・意思決定能力 + CODS → アジリティ」

となります。

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サッカーのアジリティを測る2つのテスト

サッカーにおけるアジリティとはどういうものかを理解できたところでそのサッカーのアジリティを測るためにはどうすれば良いのか?

以下の2つのテストを挙げて解説したいと思います。

①リアクティブ・アジリティ・テスト(認知→意思決定)
②プロ・アジリティ・テスト(方向転換)

①リアクティブ・アジリティ・テスト(認知→意思決定)

【方法】
①スタートと2つのゴールを専用の装置で作ります。
②スタートをして走っている最中にゴールどちらかの装置が光るのでその反対側のゴールに走り抜けます。
③できる限りトップスピードで行います。


【何を測るテストか?】
リアクティブアジリティは競技力と相関があるということが言われています。主に知覚・意思決定能力を測るアジリティテストです。

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②プロ・アジリティ・テスト(方向転換)

【方法】
①専用の機械を前後においてその間に立ちます。
②腰を落とし、片手は地面に触れるような体勢で準備します。
③機会が光ったら左右に引いているラインに走り出します。片方のラインを踏んだら逆側のラインまで行き、真ん中の線まで戻ってきたらゴールとなります。


【何を測るテストか?】
方向転換走のテストとして用いられます。

サッカーのアジリティ能力を高めるトレーニング4選

では、これらのサッカーにおけるアジリティ能力を高めるにはどういったトレーニングをすればいいのでしょうか?

ボールやポールを使った実践的なトレーニングをご紹介していきたいと思います。

①アジリティ鬼ごっこ

【方法】
①中心に四角形のエリアを作ります(2m四方ほど)。このエリアの中には入れません。
②その四角形のエリアを囲むようにマーカーを置きます(コーンから2〜3mほど)。
③この中で対峙するような形から鬼ごっこを始めます。


【何が鍛えられるか?】
相手を観て認知をし、素早い反応で逃げるトレーニングです。

アジリティ要素である「知覚・意思決定能力」と「CODS」を楽しみながら鍛えることができます。

相手の動きを見ながらプレーの選択を次々と変えていくサッカーの動きと非常に類似性が高く、実践のあらゆるシーンで適応が可能です。

②マーカーを使ったアジリティトレーニング

【方法】
①マーカーで直線走のスタートとゴールを置き(6〜7m)、その先に左右それぞれマーカー2つでゴールを1つずつ作ります。
②直線走のコースを走りながら、正面から向かってくるコーチの動いた方のゴールへ瞬間的にコースを変えて走り抜けます。
③直線走のコースを走りながら、正面でコーチが持っているボールの落ちた方向へ瞬間的にコースを変えて走り抜けます。


【何が鍛えられるか?】
まっすぐ走りながら相手の変化を見てコースを変えるランニングはサッカーでは頻発します。ランニング中、相手の変化を見ずに強引に突っ込んでいくような選手は良い選手とは言えません。

特に相手の状況を見ながらスペースに走りこむ動きなどに生かすことができます。

スピードに乗りながらも、変化を認知した瞬間に素早くアクションを変えることができるように意識しましょう。

③ボールを使ったアジリティトレーニング

【方法】
①マーカーでゴールを2つ作り、1人そのゴールの間にボールを持って立ちます。10mほど離れた場所からまっすぐ走ってきて、コーチがボールを転がした側の反対のゴールへと走り抜けます。
②ボールを3つおいてランダムにボールを蹴って奥に置いてある2つのゴール(7〜8m)にシュートします。多少ドリブルしてシュートコースを作っても構いません。
③ゴールを6箇所、囲うように置いて1vs1をしながらゴールを狙います。それほどスピードを出さないパスでゴールを狙い、DFはそのパスをカットしたら再びボールを相手に戻して1vs1を続けます。


【何が鍛えられるか?】
相手のアクションを見て即時に反応する能力が鍛えられます。特にDF時はリアクションになるので、このようなトレーニングで反応速度を上げることは重要です。

トレーニング中、正しくステップを踏み、どの方向にも素早く動くことができるようにしておくことがポイントです。

④ドリブルが鍛えられるアジリティトレーニング

【方法】
①マーカーで三角形を作りその周りを自由に移動します。
②鬼と逃げる役を決めます
③鬼は逃げる選手のボールか膝下を狙ってボールを蹴ります。


【何が鍛えられるか?】
ボールを使った実践的なトレーニングです。認知と予測を働かせて相手を追いかけます。

認知能力を高めるだけでなく、相手の動きに合わせて方向を変えることができるように細かなタッチが要求されるため、テクニック向上にも効果があります。

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まとめ

本文で解説したように、アジリティの捉え方はより複合的になってきています。ただ単純に動くスピードをあげるだけではなく、脳の情報処理速度を上げることでアジリティは向上します。

これまでそのような観点でアジリティを捉えることが一般的ではありませんでしたが、その分まだまだ伸び代があるということです。

この記事をヒントにアジリティの向上に努めることで劇的なレベルアップが望めるかもしれません。

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