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相撲の仕切りに制限時間はあるの?番付によっても違うの?

スポシル編集部

公開日 :2019/08/22

更新日 :2019/08/30

この記事では相撲の仕切り時間について解説します。そもそも仕切り時間は何のためにあるのか。

番付によって違うのか。仕切り時間は昔はもっと長かった?など仕切り時間の意味や歴史について説明します。

仕切り時間とは、相撲の取組で力士が土俵に上がってから相手とにらみ合ったり(これを仕切りといいます)、塩をまいたり、という一連の所作を行う時間のことです。

人によっては力士が土俵にいるのになかなか取組が始まらずイライラする時間です。

ですが、力士にとっては呼吸を整えたり、相手の調子や作戦を探る貴重な時間なのです。

目次

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相撲に制限時間はあるの?

相撲の仕切り時間には制限時間が決められています。制限時間は番付によって違います。まずは時間を見てみましょう。


  • 幕下以下:制限時間2分(仕切り1回)

  • 十両:制限時間3分(仕切り2回)

  • 幕内:制限時間4分(仕切り3~4回)

相撲の取組進行は、NHKのラジオ・テレビ中継に合わせて進められます。
おおよそのスケジュールとして16時頃に幕内力士土俵入りおよび横綱土俵入り、17時頃に幕内前半戦終了し中入り(休憩時間)、18時に中継終了、となります。

一日の取組はもちろん幕内・十両だけではなく序の口から始まり序二段・三段目・幕下の順で行われます。
序の口・序二段だけでも約100もの取組があり、熱戦や取り直しによって時間が押すこともあります。
そうなると時間調整が必要となるので、上記の制限時間が短くなることもあります。
もちろん、取組がスムーズに進んだ場合も制限時間で調整します。

なぜNHKの中継に合わせる必要があるかというと、視聴者は時間に合わせて中継を見るからです。
つまり「16時だから横綱土俵入りをやっているはずだ」とか、「17時過ぎたから幕内後半戦だな」というように目安となる時間に目的となる取組を提供しなければならないのです。

さらにNHKでは15時や16時・17時といった時間にニュースを流す必要があります。
できることなら、取組が行われていない時間帯にニュースを挟みたい、という意図からも時間調整は重要となってきます。

ちなみに江戸時代の相撲には、制限時間がありませんでした。
力士が好きなだけ仕切りを繰り返し、観客はそれを見て「今立つか」・「次は立つか」とハラハラドキドキしていました。

そしていざ取組がはじまるのですから、じらされた観客は熱狂する、というわけです。

制限時間いっぱいの合図

制限時間いっぱいの合図は、2種類あります。

1・勝負審判による合図
土俵周りには、5人の勝負審判が必ず座ります。
土俵正面の北には審判長が座り、東西に各1名、南に2名が配置されます。
このうち南に座った審判2名のうち、1名が「時計係」として合図を送っています。テレビ中継画面でいうと左側に座っている審判が時計係です。

時計係の審判は制限時間になると軽く手を挙げ、行司と呼び出しに対し合図を送ります。
テレビ中継でもよくこの場面は映ります。行司は時計係からの合図に軽く頷き、半身に構えていたところを正面に向き直り、軍配を返して制限時間いっぱいであることを告げます。

ちなみにこの審判は、全て元力士である親方が努め、それ以外の一般人が審判を行うことはできません。

2・呼び出しによる合図
時計係から合図を受けた呼び出しは、塩を取りにきた力士に対し、タオルを差し出します。
これが呼び出しから力士に送る「時間いっぱい」の合図なのです。

緞帳に隠れていて見えませんが、実は土俵は四方からライトで照らされています。
テレビ中継のためでもありますし、なにより会場にいるファンが土俵上の取組を見やすくするためです。

力士ももれなく照らされますので汗をかきます。また、気合が入ったことにより自然と汗が吹き出てきます。
その状態で組んでは滑ってしまいます。

ですので取組前に汗を拭いて、相手と向き合う。そのために制限時間いっぱいとなった最後の塩のときのみ、タオルが用意されるのです。

ちなみに、タオルを使用できるのは十両以上に限られます。

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時間を計っているのは誰?

制限時間を計っているのは審判のうち「時計係」と言われる土俵南の東方に座る審判です。

時計係は力士が土俵に上がったときから計測を始めます。時計係は序の口から幕内まで全ての取組に必ずいます。

定員が決まっていない序の口・序二段は、その場所によっても取組数が違いますが、約100もの取組があります。そのため、本場所は朝の8時半頃から始まります。

最初のほうはあまり時間を気にすることはないでしょうが、三段目・幕下の頃からは時間調整が必要になり始めます。そして十両は幕内の土俵入りに合わせて、幕内は6時の中継終了に合わせて調整する必要があります。

当然ですが取組が後になればなるほど、時間のしわ寄せは迫ってくるわけで、幕内の時計係の審判は大変になってきます。

まとめ

相撲の制限時間についてまとめてみました。

普段何となく見過ごしている仕切り時間も実は重要な意味があること、また制限時間があることによってリズム・テンポよく取組が進行することがお分かりいただけたと思います。

相撲の仕切りこそ相撲の醍醐味と言われますが、まさにその通りですね。

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