あらゆるスポーツ情報をお届けするスポーツメディア
スポーツは誰のものでもない。みんなのものだ。
handball

【徹底解説!】ハンドボールのオフェンスの動きや戦術、攻め方を細く解説!

スポシル編集部

公開日 :2019/08/17

更新日 :2020/06/14

皆さんはハンドボールの試合をテレビなどで見たことはありますか?

ハンドボールは6対6で激しい接触を伴うスポーツで、シュートを入れるためのオフェンス(攻撃)とそれを守るディフェンスが交互に入れ替わります。

今回はその中でもオフェンスについて徹底解説し、まずは基本的な攻め方について説明してみたいと思います。その後、記事の後半からはオフェンスの時に取り入れてみたいプレーや戦術などを掲載していきます。

あまり目にすることのないハンドボールについて深い知識が得られるので、ぜひ目を通してみてください。

目次

スポンサードサーチ

ハンドボールのオフェンスで得点するためのコツ

まず基本的にオフェンスをする時のポイントはどこからどう攻めるのかを考えることです。

ハンドボールは6人のプレーヤーで敵陣のコートでボールを回すプレーヤーが3人、ゴールから6mを示すライン付近に位置するポスト、コート両端に位置するサイドがいます。

最初に狙うのはボールを回す3人のプレーヤーの誰かが長い距離のシュートを放つことです。

上の3人のプレーヤーが打つシュートは距離がゴールから遠いため、シュートが入ると相手に対するダメージも大きくなります。

もし上からのシュートが入りだせば、ディフェンスは上のプレーヤーを高めの位置で警戒します。すると今度はゴール付近に位置するポストにスペースが空きます。

上のプレーヤーを警戒しだすとディフェンスが高い位置で当たってくるため、1対1で抜くチャンスも多くなります。

抜いた人にはカバーが来るので、サイドのプレーヤーをマークできなくなる可能性もあり、次はサイドシュートを打てるチャンスが広がります。

このように相手がどのようなプレーを警戒しているか、またどこの位置にスペースがあるかなどを考えて動いていくと得点のチャンスが広がります。

ここまでの説明で基本のオフェンスが理解できてきたかと思います。

次に大切なのはパスやドリブルで緩急をつけた攻撃です。

パスやドリブルで緩急をつけるとはどういうことなのでしょうか?相手からボールを奪って攻撃権が突然移ることを想定してみましょう。

まずボールを奪ったらオフェンスは相手のディフェンスが準備できていないうちに攻めようとします。しかしここでディフェンスが戻ったとすると簡単には攻められません。

そこでオフェンス側は一旦大きく前進するパスをやめ、ドリブルをついてペースをゆっくりにします。ペースを緩めると多少ディフェンスはスピードを落としたと考え、一瞬の油断が生まれることがあります。

オフェンス側はその時に前を確認し、どこにスペースがあるかを確認します。相手が油断している間にそのスペースを見極め、そこにパスを送るもしくはドリブルで突っ込んでいきます。

そうすると相手のディフェンスは守るのが遅れ、オフェンス側は攻めやすくなるのです。

ポジションチェンジ

ハンドボールでよく使われる戦術の一つにポジションチェンジがあります。

実はハンドボールはポジション自体はあるものの、いつもその位置にいなければならないわけではありません。サイドの選手が上からシュートを打つことも許されれば、上の選手がポジションを変えて攻めることもできます。

ポジションチェンジをすると相手のディフェンスを混乱させることができるので、一気に得点のチャンスが増えます。

例えばパスを回しながら急にコート真ん中周辺にいるプレーヤーがポストの位置に入ってきたらどうでしょうか?

こうなると上のプレーヤーと一人のポストを守っていたディフェンスはマークしなければならない人が増えるので混乱しますね。

ディフェンスの形をポジションチェンジで崩し、ポストにボールが入ったりすると得点確率が上がります。

【ハンドボールのオフェンスの戦術】①クロスプレー

これから紹介する一つ目の戦術はクロスプレーです。

クロスプレーとは簡単に言えばオフェンスが交差するような動きを使って相手ディフェンスをかく乱させることです。

【戦術説明】
①まずオフェンス1をディフェンス3が守り、オフェンス2をディフェンス4が守るシチュエーションを想像してみましょう。(以下オフェンスを1・2、ディフェンスを3・4と表記)

②それではまず1が3と4の間を攻めていきます。そうすると4も1の動きを警戒し、抜かれないようにカバーをしようとします。

③4がカバーにいくということは2がフリーになっている状態です。そこで2は1の後ろを通ってパスをもらいます。つまり、この時点で1と2が交差しているのでこれでクロス自体は成功です。

④こうすると、2を3が守り、1を4が守る状態に切り替わりました。ただし、試合中はもっと速い動きになるので、混乱する可能性が高くなるのです。

ディフェンスがこの切り替えをできなかった場合、オフェンス側は一気に得点のチャンスとなります。

ただし、動きが遅いと相手も止めやすくなるので、まずはしっかりとスピードに乗って1対1を仕掛けることが重要です。

スポンサードサーチ

【ハンドボールのオフェンスの戦術】②スクリーン

2つ目の戦術はスクリーンプレーです。これは上のプレーヤー1人とポスト1人が連携して攻撃する戦術です。

【戦術説明】
①ディフェンスの2人をA・Bと表します。まず上のプレーヤーがディフェンスのAを抜こうと1対1を仕掛けます。するとAは抜かせたくないため、Aを高い位置で止めにいこうとします。

②そこにポストが例えば斜め左に向かって体を向け、Aのすぐ真後ろにポジションを取ります。Aは自分から見て右横にフェイントをかけると、Aは真後ろのポストに行く手を阻まれます。

③そうするとAが抜かれる形となり、次に上のプレーヤーを守ろうとBが止めにきます。この時、ポストがAの動きを止めたままなので、ポストの前にはもう誰もいない状態になりますね。

このような状況をつくり、ポストのところにあるスペースにパスを送ってゴール前でシュートさせるのがスクリーンプレーです。

まずは上のプレーヤーが大きく横移動してディフェンスを振り切り、もう一人のディフェンスにカバーさせる状況を作らなければ成功はしません。

【ハンドボールのオフェンスの戦術】③カウンター・速攻

3つ目に紹介するのはカウンター及び速攻です。速攻は成功すると相手のゴールに近づけるので、シュート成功確率も高くなります。

【戦術説明】
①ハンドボールはルール上相手のディフェンスの形が揃うのを待つ必要はありません。つまりボールを奪ってすぐに走り出し、敵陣にボールを運んでもいいのです。

②例えばゴールキーパーが相手のシュートを防ぎ、ディフェンスがボールを奪ったとします。そこで味方がすぐに走り出して空いたプレーヤーにパスを送れれば、一気に相手のゴール前でシュートを打つチャンスです。

③もしくはボールを奪った時に自分の前が空いていればそのままドリブルでゴール前へ持ち込むこともできます。

④なお、シュートを打つ時はゴールから6mのところに引かれたラインをシュート前に踏むと相手ボールになってしまうので、絶対に踏まないようにしましょう。

スポンサードサーチ

【ハンドボールのオフェンスの戦術】④ダブルスカイプレー

4つ目に紹介するのはダブルスカイプレーで、これまで説明してきた戦術の中でも最も難易度が高い戦術です。

【戦術説明】
①まず、上の3人のプレーヤーで積極的に1対1を仕掛け、ディフェンスにプレッシャーをかけます。その時左右のサイドにマークが外れた瞬間に、上のプレーヤーがサイドにボールを送ります。

②先ほど6mラインをシュートを打つ前に踏んではいけないと説明しました。しかし、6mラインは空中で超えることは許されています。サイドは空中で跳びながら6mラインを超えるようにゴールに向かいます。

③サイド―プレーヤーはボールを空中で受け取るものの、端からなのでゴールまでの角度が十分に取れずシュートが打ちにくいことがあるのです。そこで、サイドの動きにつられているディフェンスをよそに上のプレーヤーが走りこみます。

④そしてサイドプレーヤーは上のプレーヤーにパスを送ります。上のプレーヤーは空中でボールを受け取り、シュートを打つという離れわざです。このように空中でボールをもらってシュートまで持っていく動きをスカイプレーと言います。

1つのプレーで2回空中の動きが入っているので、ダブルスカイプレーと名づけられています。空中でのバランス感覚が必要になるので、高い身体能力が求められます。

【ハンドボールのオフェンスの戦術】⑤ポストプレー

ポストプレーはその名の通り、ポストを生かした形のプレーです。ポストは先ほども説明したようにゴールから6m付近にいるプレーヤーのことです。

【戦術説明】
①まずポストにボールを入れるためには当然上の3人のプレーヤーを相手ディフェンスに警戒させなければなりません。

なぜなら、ボールを回す3人のプレーヤーの技術があるとディフェンスは警戒しようとして高く出てくるので、ポストの所にスペースが空くようになります。

②その時、ポストも空いたスペースを見つけて動くなどの工夫を加えなければなりません。相手ディフェンスが高くなれば確かにポストへのチャンスは広がるものの、ポストが動かなければ相手を混乱させられません。

③ポストと上のプレーヤーが一緒に動かなければいくら上のプレーヤーがボールを回しながら攻めても相手からは怖くありません。

相手のディフェンスの形を見極めながら先ほどのスクリーンプレーなどでポストプレーにつなげてみましょう。

スポンサードサーチ

【ハンドボールのオフェンスの戦術】⑥パラレルアタック

パラレルアタックとは、2人または3人のオフェンスが平行になってフォーメーションを保ちながら、移動して攻めるオフェンス側の戦術のことです。

【戦術説明】
①オフェンス対ディフェンスが2対2や3対3の状況になったシーンで、かつ、相手ディフェンス2人が平行なラインを作っているシーンで特に役立ちます。

②例えば、相手ディフェンスCとDとEが3人いるとします。まずボールを持ったオフェンスAがボールを持ち、CとDの間を攻めていきます。

③攻めていくとボールをCとDのディフェンスが抜かれることを嫌がり、2人ともがAに寄っていきます。Aはこれ以上攻められないのでBにボールを渡します。

④すると次は何とか守ろうとしてDとEがBを守ろうとしますね。この瞬間、Cの前には誰もいなくなるので、Bがボールを渡せばCがシュートを打てるという仕組みです。

オフェンスは上記の動きを全員が平行にポジションを保ちながら実行していくことを意識します。

ハンドボールのオフェンスに必要なフットワークの練習

動画はオフェンス時に必要なフットワークの練習をしている様子を撮影した映像です。

例えば、実際にディフェンスに前に立ってもらい、そのディフェンスに対して大きく横にフェイントをかけて抜くといった練習方法があります。横に大きく動くのは相手のディフェンスを振り切る意味でも大変有効なテクニックです。

人が足りない時は何らかのポールをオフェンスプレーヤーの前に立て、そのポールをディフェンスだとイメージしながらフェイントをかけるといった練習法があります。

ただし、やはり試合では実際に目の前に自分の攻撃を守るプレーヤーがいるので、なるべく人を立たせて練習した方がいいでしょう。

また、ディフェンスを抜いただけでプレーが終わるわけではないので、必ずシュートまでいきましょう。

横に抜いた後は様々なコースに打てるよう、縦にまっすぐゴールへと向かい、なるべく体勢が崩れないようにすることが大切です。

スポンサードサーチ

まとめ

いかがでしたか?

ハンドボールのオフェンスは奥が深いものの、しっかりと戦術を立てれば相手のディフェンスを崩すことは十分にできます。

相手のディフェンスを見極める状況判断能力を身に付け、どのように攻めればいいかを日々考えながら練習してみましょう!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

SPOSHIRUおすすめ情報!

こちらではSPOSHIRU編集部がおすすめするお得な情報をご紹介します!

整骨院院長も推奨のインソール!足元から日々の疲労を軽減

崩れた足型を整え、悩みZEROの体ヘ

TENTIAL INSOLEは、従来の『土踏まずを持ち上げる』インソールとは異なり、足の外側にある『立方骨』に着目!

立方骨を支えることで、足の骨格を修正。直立姿勢での身体のバランスを整え、歩行時の推進力や俊敏性を実現したインソールです。

また、全面に『ポロン素材』を使用。衝撃吸収性と反発性の両方を兼ね備ているので、疲労を軽減することができます。

足に悩みのある方や疲労の蓄積を抑えたい方にオススメです!

購入はこちら!

監修アスリート

アスリートをもっと見る
スポーツエールカンパニー認定Sport In Life認定東京都スポーツ推進企業認定Fun Walk Project認定