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【ハンドボールのキーパーの極意!】ルールやコツ、練習方法など徹底解説!

スポシル編集部

公開日 :2019/08/17

更新日 :2020/06/21

突然ですが、皆さんはハンドボールというスポーツをご存知ですか?

ハンドボールはオリンピック競技としても採用されており、2020年の東京オリンピックでは日本代表が出場します。

ハンドボールは7対7で行われるスポーツで、ゴールの前には相手の得点を防ぐゴールキーパーがいます。

キーパーはディフェンスが抜かれてしまった時のための「最後の砦」で、キーパーがどれだけ得点を防げるのかも勝敗に大きく関わってきます。

ただ、キーパーの動き方には様々なルールがあり、なかなかすぐには覚えられません。そこで今回はキーパーに関する基礎知識を覚えるための内容となっています。後半ではシュートの止め方なども紹介するのでぜひ読んでみてください。

目次

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ハンドボールのキーパーにおけるルール

まずはハンドボールのキーパーを知るための第一歩として、キーパーの動き方に関するルールを紹介していきます。

少々複雑ではあるものの、ポイントごとに解説するのでぜひ覚えてみてください。

ゴールエリア外でもプレーできる

ハンドボールのゴールキーパーは基本的にはゴールを守っているので、ゴール前のエリアに立つことが多いポジションです。

しかし、実はキーパーがゴールエリアの外に出てプレーをすることも許されています。

この場合のゴールエリアの外というのは、ゴールから6mであることを示す線(6mラインと言います)よりも外にいる時のことです。

ただし、キーパーが7mラインよりも外に飛び出した場合、基本的にはコートプレーヤーと同じ扱いになります。

コートプレーヤーにはボールを持った時に3歩以内までしかステップを踏めないという決まりがあり、キーパーが外に出た場合はこのルールが適用されます。

ただ、ゴールエリアの外に出た時にコートプレーヤーと異なる点が一つあります。

そもそもハンドボールではキーパー以外の6人のプレーヤーは相手の攻撃を止める時に体での接触が許されています。

しかし、残念ながらキーパーは体で相手のオフェンスを止めてはいけないというルールがあり、もしこの規則を破ると1発で退場となります。そしてその試合には出れなくなってしまうのです。

つまり、キーパーがゴールエリアの外に出ることは大きなリスクを伴います。さらにボールを取られた時にゴールが空いてしまい、得点チャンスを与えてしまうことにもなります。

ゴールエリア内なら足を使える

通常ハンドボールはその名の通り「手」を使うスポ―ツで、コート上にいるプレーヤーは足でボールを扱ってはいけません。

それどころか足にボールが当たっただけでも相手ボールとなる厳しいルールがあります。

しかし、これに関してはキーパーは別です。キーパーは相手のシュートを止める時に足を使って止めることが認められています。

ただし、6mラインの外に出てコートプレーヤーと一緒にプレーをしている場合は足でボールを扱うと反則になるルールが適用されます。

とにかくキーパーは6mラインの外にいる時はキーパー独自のルールが適用されます。しかし、一旦ゴールエリアを離れるとディフェンスの面以外はコートプレーヤーと同じ扱いになることを覚えておきましょう。

マイボールの基準が独特

キーパーの独自のルールとして覚えておきたいのが、キーパーがボールに触ってエンドライン(ゴールから横に向かって引いてある線)より外に出てしまってもマイボールになるということです。

例えば、同じくキーパーのいるサッカーで考えてみましょう。サッカーはキーパーが触れて外に出ると相手のボールになってしまいます。

しかしハンドボールはキーパーが触って外に出た時はマイボールとなり、サッカーとは大きく異なります。

ちなみに相手選手が打ったシュートが味方のディフェンスにあたり、そのボールにキーパーが触れて外に出た場合もマイボールになります。ただし、キーパーが触れてサイドライン(コートの側面の線)の外に出た場合は相手ボールです。

キーパーと言えどもグローブはなし

サッカーのキーパーは両手に大きなグローブを付けていることが多いですよね。それではハンドボールのキーパーはグローブを付けているのでしょうか?

結論から言うとハンドボールではキーパーはプロでもグローブを付けません。

まず、ハンドボールでは例えばキーパーがシュートを止めて攻撃権が移った時などにプレーヤーに向かってボールを投げる場面が多く見られます。

グローブを付けているとスローに安定性が出ないため、邪魔になってしまう可能性があります。

また、ハンドボールではキーパーが相手のシュートをキャッチしてしまう場面もあり、すぐに味方のプレーヤーが走り出すと速攻で点を取るチャンスとなります。

その時に大きなグローブを付けているとボールを投げにくいのでグローブはやはり必要とされません。

ハンドボールのキーパーの役割

ゴールを守る

そもそもゴールキーパーとは「ゴールを守る」という意味なので、ゴールを守るのはキーパーの中でも最も重要な役割です。

ハンドボールではまずはシュートを打たれることを防ぐためにキーパー以外の6人の味方が体を張ってディフェンスをします。しかし、ディフェンスがすべて相手の攻撃を止められるとは限りません。

そこで大事なのがキーパーがどれだけ相手の得点を守れるかどうかです。ハンドボールは手で投げるのでシュートスピードはサッカーと比べ物にならないほど速く、止めることは非常に難易度が高いです。

しかし、キーパーが相手のいいシュートを止めてくれるとチームの士気も上がり、一気に試合の流れも変えられる可能性があります。

指示を出してディフェンスを制御する

キーパーはゴールを守ることだけが仕事ではありません。

後ろからディフェンスに指示を出してどのように守るのかをコントロールする重要な役割があります。

キーパーはゴールエリアからコート全体を確認できるため味方のディフェンスの体勢がどうなっているかを見やすく、指示も出しやすいです。

例えば、相手の速攻の時などは味方のディフェンスも完全に準備ができていないことが多いので、得点を何としても与えないよう誰をマークするのかなどをすぐに指示します。

他にも相手にシュートコースを限定させてキーパーが取りやすくなるよう、味方のディフェンスがどちらのコースに合わせて手を上げるのかなども詳しく指示します。

指示が通れば左側を限定させてキーパーは右側のシュートを警戒するなどの工夫ができるようになります。

キーパーがゴールを守り、ボールを奪って速攻につなげるという作戦を取るためにもキーパーの指示が重要となります。

攻撃の起点になる

以下の動画ではキーパーが相手のシュートを防ぎ、キーパーが起点となって速攻につなげるような場面が紹介されています。

まず特徴として挙げられるのは、キーパーがゴールを守った瞬間に味方のプレーヤーがすぐに得点を取るべく走り出していることです。

その時、味方の走る場所にキーパーが正確にボールをスローしなければなりません。ボールが外に出て相手ボールにならないよう緻密なコントロールが必要になります。

このようにキーパーは守備としてだけではなく、攻撃での貢献もできるポジションです。以下の動画で詳しく見てみましょう。

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ハンドボールのキーパーの位置どり

では、キーパーはシュートシーンの時だけ構えていればいいのでしょうか?

いいえ、そうとは言えません。いつでも油断せず、シュートシーンでなくても位置取りを覚えておかなければなりません。

まずハンドボールでは基本的にパスを6人のプレーヤーが回しながらチャンスを伺います。この時からキーパーはプレーヤーに対してずれた位置を取らないようにします。

具体的にどうすればいいのかというと、相手がボールを回している時はボールの位置に合わせて動くようにします。

仮に相手のボールが自分から見て左側にいるプレーヤーが持っているのにゴール右側に立っていると大きくスペースが空いてしまいますね。

いつシュートを打ってくるかは分からないので、ボールを回している時でも相手プレーヤーとボールの位置からずれないようにします。

キーパーがゴールを守る上で大切なのはキーパーが立つ位置です。

自分が正しく立っていたつもりでも実は片側が大きく空いていたりすると、ゴールを割られやすくなります。

【理想の位置取りは、】シュートを打つ人を中心にして、シュートを打つ人とキーパーの右手、そして右ポストが一直線上になるように立ちます。同じように左手と左ポストが一直線上になる位置に立ちます。

こうすることでプレーヤーから見るとどのコースも消されているように感じるため、簡単には打てなくなり、シュートをしにくくなります。

また、キーパーと相手のプレーヤーが1対1になった時は前でプレッシャーをかけて打ちにくくすることは確かに効果的ではあります。

ただ、あまりにも前に立ちすぎると後方が大きく空き、ボールを浮かせて打つループシュートを簡単に打たれてしまう可能性があります。

1対1でもなるべく手を大きく広げて反応速度を速くできるよう膝を少し曲げ、相手の体の位置や打点が左右のどこにあるのかに合わせてシュートを打つ人に正対できるようにしておきたいところです。

ハンドボールのキーパーの基本姿勢

それではキーパーが俊敏に動けるようになるための基本姿勢を解説していきたいと思います。

まず、キーパーはシューターにプレッシャーをかけられるよう、手を広げてなるべく体を大きく見せるようにしましょう。

小さく縮こまったように姿勢を取ってしまうと、シューターが自信を持ってシュートに来てしまい、まったく威圧感を与えられません。

そして、なるべく次の動作が素早くできるよう、膝を軽く曲げておきます。直立してしまうとどうしてもボールへの反応が遅くなってしまいます。

最後に足を肩幅ほどに広げ、重心を少し前に取るようにします。足は大きく広げすぎると逆にバランスが取りづらくなり、足幅が狭いと取れないコースが出てしまうので、四隅などは対応することができません。

また、足をべったりと地面に付けてしまうと力が一点に集中せずに分散してしまい、すべての動きが遅れてしまいます。

重心をつま先側にかけることですぐに足を離し、迅速に対応できるようになります。

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ハンドボールのキーパーで相手のシュートを止めるためのコツ

シュートを止めるためにはまず正しい姿勢を取ることから始まります。最初に手を上げてつま先立ちをし、腹筋に力を入れます。

こうすることによって相手からはシュートコースを消されたように感じられ、より威圧感を与えられるようになります。

次に重要なのは立ち方で、ゴールとシューターを結ぶ線の真ん中に立ち、シューターに合わせてポジションを変えるように訓練します。

シューターの位置に合わせる練習をすることでコースを空けることがなくなるので、実戦でも有効です。

最後に大事なのは動き出しのタイミングのコツをつかむ練習をすることです。

基本はシューターの手からボールが離れる瞬間です。つまり、ループシュートが打てなくなった瞬間に動くことを意識するのです。

上記のタイミングより速く動いてしまうとコースが大きく空いてしまうため、簡単に点を取られてしまいます。

従って先に説明した基本姿勢を取りながら、ボールが離れた瞬間にキーピングをすること練習から心がけることで点を与えないキーパーになれるのです。

【簡単】ハンドボールのキーパーの基礎練習

ここからはキーパーの基礎練習のやり方を説明します。

上の動画では海外のチームで行われているキーパー専用のトレーニングを簡単に紹介しています。

一例を挙げると、チームメイトに左右に立ってもらい、まずはどちらかの人がシュートを打ちます。シュートを止めてからすぐに反対側にいる人がシュートを打ち、それに反応できるかを試す練習があります。

また、ゴール前で誰かに左右どちらかに引っ張ってもらい、チームメイトは引っ張られている方向と逆にシュートを打つという練習もあります。

重心がシュート方向と逆側だとしてもすぐに反応できるよう、俊敏に動くためのトレーニングをしています。これらは主にキーパーの反応速度を上げるための訓練です。

詳しくはぜひ動画をチェックしてみましょう!

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ハンドボールのキーパーのセーブ【スライディング】

キーパーは体全体を使ってシュートを止めることが許されるポジションであることはすでに説明しました。

そんな中キーパーがよく使うテクニックとしてスライディングでのキーピングがあります。

スライディングは主に自分の体より遠い場所(左右の下コースなど)にシュートが来た時に、滑るようにして体を移動させる方法です。相手の手からボールが離れた瞬間にコースを見極め、コースに合わせて体を横に滑らせます。

足を横に大きく出し、下半身やお尻の筋肉を使って同じく横に体を大きく動かしてシュートを防ぐのがコツです。

スライディングはただ足を広げるよりも動く範囲が広がるので、より様々なパターンのシュートを止めるためにも練習しておいた方がいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

ここまでキーパーにおけるルールや基本姿勢、役割などを説明してきました。最後の砦としてテクニックを身につけなければ得点を簡単に奪われてしまうので、非常に重要なポジションです。

ハンドボールのチームでキーパーを任されている場合は基本の姿勢や動き方を忘れず、練習に励んでいきましょう。

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