ボルダリングでは極めて重要となる「握力」。
そのことはなんとなくは理解していたとしても、「本当に必要な握力」について理解しているでしょうか?
単に握力計の数値が高ければいいというものではありません。そのような種類の握力だけではボルダリングは攻略できないのです。
ではボルダリングに必要な握力はなんなのか?それは「〇〇力」と「〇〇力」なのです。
その2つの握力に関して、それはどのような種類の握力なのか、そしてどのような場面で用いるのか、この記事で解説していきます。

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ボルダリングにおける握力の重要性

ボルダリングには握力は非常に重要となります。
急斜面を登って行く際には体全体の体重を手の力(握力)で支えなくてはいけない場面が多々有ります。
ただ、ボルダリングで必要となる握力は一般的に言われている握力とは異なります。
よく一般的に握力計などで計測されるのは「クラッシュ力」といい、拳を握りこんだ状態でどれくらいの力を発揮できるのかを表します。
ボルダリングにももちろんこのような力は必要ですが、完全に拳を握りこんだ状態で力を発揮する機会はそれほど多くはありません。
ですので後述しますが、ボルダリングにおいては「保持力」と「ピンチ力」という種類の握力が重要となります。
ボルダリングに大切なのは保持力とピンチ力

握力はすでに説明した「クラッシュ力」と「保持力」「ピンチ力」の3つに分類されます。
その中でもボルダリングでは「保持力」と「ピンチ力」が重要視されます。
「保持力」とは手のひらが半開きの状態でものをつかみ、離さない力のことを言います。
ボルダリングでは非常によく用いられる力の1つで、第二関節まで曲げた状態で保持する「ガバ持ち」などがその力に該当します。
「ピンチ力」は拳を開ききった状態で物をつまむ力のことを指します。
スローパー(丸っこくてツルツルしたホールドのことをいいます。)を保持する際には極めて重要な力となります。
「保持力」と「ピンチ力」がなければ、足の掛け場などが十分に得られない難易度の高い壁を登ることは困難となります。
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まとめ
今回はボルダリングと握力の関係について考察しました。
握力には種類があること、そしてその中で特にボルダリングに必要な握力について知ることは、よりボルダリングを楽しみ、競技力向上にも繋がるはずです。
今回の情報がさらにボルダリングを楽しめるきっかけになってくれればと思います。