あらゆるスポーツ情報をお届けするスポーツメディア
スポーツは誰のものでもない。みんなのものだ。
other

【現役医師監修】足首を捻挫してしまった時の治療はどうすればいい?治療方針や治療方法をご紹介!

東山礼治 先生

公開日 :2019/06/01

更新日 :2020/05/11

目次

スポンサードサーチ

足関節捻挫(足首の捻挫)とは?

足関節捻挫とは足首を強くひねった時に、本来の正常な関節可動域(ROMともいう。足首が動く幅、関節の可動範囲)を越えて、大きく曲げられてしまったときに発生する怪我です。

通常、関節包(関節を包む膜、関節のふくろを成す膜)と靭帯(骨と骨を結ぶ紐状・帯状の繊維)の損傷を伴いますので、靭帯損傷と同義語と考えてよいです。

大人の足関節捻挫=足関節靭帯損傷のことが多く、子供の足関節捻挫=足関節外果(外くるぶし)の剥離骨折(裂離骨折ともいう)のことが多いです。

共に初期治療のときにギプスなどのしっかりした固定をした方が、足首の安定性を維持できることが多いです。しかし、今まで過去に捻挫をしたことがある方は、ケガの前にすでに不安定性(ゆるさ)があったかもしれません。その場合はギプスをしても「不安定(ゆるさ)」は改善しないことが多いです。

足関節捻挫の原因

捻挫の原因に関しても多々あり、例えば運動時などに足首を内側に過度にひねることで起こると言われています。

ひねった足関節の靭帯には外からの衝撃がかかるため、必要以上に関節が伸長してしまうことが大きな原因の一つでもあります。

どちらかというと捻挫は「スポーツ外傷」といって、とりわけ運動時に起こるケガとして知られています。

バスケットボールやサッカーなどで、走る動作やジャンプする動作で誤って足関節をひねってしまうといった例が挙げられます。

他にも相手との接触が許されているスポーツではタックルを受けてひねる、ブロックのために足を出したところを蹴られてひねる、などの例もあります。

「スポーツ外傷」以外では、階段の下りで踏み外す、路上の段差に気づかずにひっかかる、などで受傷することもあります。

スポンサードサーチ

足関節捻挫の病態と分類

最初に説明したように、足関節捻挫の痛みの程度は多種多様で、軽い場合は痛みが出ることのない場合もあり、重症の場合なら予想以上に激しく痛んでしまいます。

そんな足関節捻挫の具体的な病態と分類は大きく以下の3つに分けられます。

【1度(軽度損傷)】
足関節の外側の靭帯に痛みとごく軽い腫脹を認めます。ただし、歩行時や関節運動に際して生活に支障をきたしてしまうような痛みは出ず、あったとしても非常に軽いのが特徴です。

【2度(中程度損傷)】
軽度のときに比べて足関節が著しく腫れます。そして、痛みが強いためスムーズな歩行が困難となり、足首も動かしにくくなることが多いです。

【3度(重度損傷)】
中程度のときよりもさらに激しい痛みと腫れを伴い、歩行や関節運動は大変難しい状況に陥ります。 皮下出血で紫になるような場合は出血が多いことを意味し、靭帯が完全に断裂していると考えた方が良いでしょう。自分で足を動かすことも他人に動かしてもらうことも非常に困難となり、正常の状態とは大きくかけ離れています。

足関節捻挫(足首の捻挫)の治療方針

足関節捻挫の治療は軽度から重度の場合までそれぞれ方法が異なります。 後遺症が残らないように治療することが必要です。

ここでは足関節捻挫の治療を程度別に分けて解説していきます。

ただし、軽度、中等度、重度の区別は1回の診察だけでは難しく、外見、徒手検査、いくつかの画像検査などから総合的に判断する必要があり、時間をおいてから評価することもあります。

テーピングやサポーター等の装着や数日間の安静を経て復帰することが可能です。

ギプスやシーネ(骨折した部位の臨時固定器具)固定、半硬性サポーターの着用を推奨します。

患部の安静期間も2週間以上に及びますが、骨や軟骨に損傷がなければ足への荷重をかけても良いです。

損傷初期はギプスで固定し、腫れが引いたら半硬性サポーターの着用へと変えます。

特に夜寝ている間に足首が伸びてしまうと靭帯のゆるさが永久的に残ってしまうため、就寝中の足首の角度にも注意が必要です。

人生で最初の捻挫(靭帯断裂)であり、なるべく良好な安定性を再獲得する希望がある場合は、断裂部がはっきりわかる数日以内に修復術を行うという選択肢もあります。

保存的な治療を行っても不安定感や疼痛が続き、サポーターやテーピングでも限界がある場合は靭帯の距離を正常に戻す(足首を安定化させる)ための手術が推奨されます。(この記事の監修者である東山先生は修復術より再建術を推奨しています。)

なお重度損傷から無理をして運動を続けてしまうと、軟骨に障害が残る可能性があり、将来的には変形性足関節症(足関節に存在する軟骨がすり減る)という足の病気になってしまうこともあるので十分に安静にすることが重要です。

痛みが強い場合は、重度損傷と考えて、ギプス、シーネ、硬めの装具などで外固定をしっかり行う方が、多くの鑑別疾患にも対応できるため安全です。

また、痛みが強い初期では細かい徒手検査はできないため、1~2週間の外固定をしてから再度評価して、その後の方針を改めて決めることも必要です。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

SPOSHIRUおすすめ情報!

こちらではSPOSHIRU編集部がおすすめするお得な情報をご紹介します!

ストレスフリーの超快適マスク!

すぐ乾くからムレにくい

スポーツメーカーの高い基準を合格した速乾性マスク。ムレを防ぎ、通勤・移動の道のりを快適にします。

何度も洗えるから臭わない

毎日洗濯できるから、においを気にせず使い続けられます。2ヶ月使えば1日33円。もう使い捨てマスクを買う必要はありません。

購入はこちら!

整骨院院長も推奨のインソール!足元から日々の疲労を軽減

崩れた足型を整え、悩みZEROの体ヘ

TENTIAL INSOLEは、従来の『土踏まずを持ち上げる』インソールとは異なり、足の外側にある『立方骨』に着目!

立方骨を支えることで、足の骨格を修正。直立姿勢での身体のバランスを整え、歩行時の推進力や俊敏性を実現したインソールです。

また、全面に『ポロン素材』を使用。衝撃吸収性と反発性の両方を兼ね備ているので、疲労を軽減することができます。

足に悩みのある方や疲労の蓄積を抑えたい方にオススメです!

購入はこちら!

監修アスリート

アスリートをもっと見る
スポーツエールカンパニー認定Sport In Life認定東京都スポーツ推進企業認定Fun Walk Project認定